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11/30/2008
Bet on Soldier - メックウォーリアー萌え
2つめのリーグは資金を温存する為に装備をケチることにした。ハンドガンとスナイパーライフルの軽装で重火器は持たずに挑む。スナイパーライフルで索敵をして、遠くからヘッドショットで着実に倒し、いい感じに進めていたのだが、中盤から慢性的な火力不足に悩まされることになった。
ここではパワードスーツが何台も登場してくる。パワードスーツは見た目に反して装甲がそれほど硬くはない。また、機動性が低いため、ハメ殺しが可能だがロケランやショットガンを持っていないとチマチマした戦いに終始してしまう。
主人公がパワードスーツに乗り込むこともできて、ゴミのように敵を薙ぎ倒せるのは爽快感があってよろしい。パワードスーツのプライマリはランチャー、セカンダリがガトリングになっていて、前者は対パワードスーツ用、後者はザコ敵用に使うのがベターだろう。
ただし、武器の弾薬は少なく、無駄弾を消費すると弾切れを起こしやすい。また、前述したように装甲が硬くはない為、ロケランを数発食らうと黒煙を上げて壊れる。
パワードスーツはそこそこ無双状態が味わえつつ、下手な行動を取ると破壊されてしまうというバランス配分になっている。私は完全なワンサイドゲーム展開が嫌いなので、このくらいの塩梅が適度だと感じた。一方的に無双するだけではやはり面白みがない。
雇える仲間はエンジニアが一番有用そうだ。F3キーを押すと修理命令を下せ、アーマーを修理してくれる。修理してくれる回数は無限のようなので、戦闘が一段落した度に修理すればいい。
エンジニアのお陰でターミナルでお金を支払って修理する必要がなくなり、資金面に余裕ができた。ただ、さすがに修理無限というのはエンジニアに雇う値段に対して使い勝手が良過ぎる面は否定できない。
このゲームはAgeiaの物理エンジンを搭載しており、主にドラム缶や箱の破壊に使用されている。諸兄の想像している通り、効果としては薄く、別になくても問題のないレベルの処理だ。ただ、物理エンジンを搭載しているが為に発生する問題があって、イライラさせられた。
とある通路に大きな箱が置かれていて、そこを無理矢理に横を通ろうとしたら挟まれて即死。セーブをしていなかったので、だいぶん前からやり直しでゲンナリさせられる。
また、仲間がオブジェクトに引っかかって付いてこなくなることもあるので、セーブポイントではしっかりセーブしておくのが無難だろう。セーブする度にお金を消費するのは癪に障るが…。
11/29/2008
Bet on Soldier - この世界は世知辛いことばかりだらよ
Bet on Soldierは傭兵達の争いが娯楽と化した世界が舞台。そして、主人公もまた戦いに身を投じることになる。
ゲームがスタートすると世界地図が表示され、どのリーグで戦うかを選ぶ。それぞれのリーグには賞金が設定されており、クリアすると賞金を獲得できるという寸法だ。
リーグを決定するとブリーフィング画面に変わり、ここで装備を整えることができる。装備は武器、アーマー、手榴弾に分かれ、それぞれの装備にはいくつかのグレードがある。グレードが高ければ性能が良いが、それに応じて費用も掛かってしまう。序盤は所持金に余裕がないため、資金のマネージメントが重要である。
そして、ブリーフィング画面のB.o.Sで挑戦するチャンピオンを選択する。ランクの高いチャンピオンほど賞金が多く得られるが、戦闘力も高いので注意が必要だ。
ブリーフィングが終わると試合が開始する。ここでは一般的なFPSと同じように一本道を進みながら目標を目指すことになる。敵を倒す毎に若干の賞金が得られる。ヘッドショットキル、ドラム缶の爆発に巻き込んだオブジェクトキルを行うと賞金額が上昇するので狙っていきたい。
敵はこちらと同じようにアーマーに身を包んでおり、耐久力が結構高い。敵を攻撃するとアーマーが剥がれて、生身にダメージを与えられるようになるので、一点集中で攻撃するのがベターだろう。リアルタイムに敵のアーマーがボロボロ剥がれていく様は見ていて気持ちが良く、銃撃に爽快感を齎している。
ゲーム中での回復や補給はステージ内に設置されているターミナルから行う。回復は部位毎、武器は弾薬の補給を行えるが、それに応じて資金が掛かるため、計画的な運用が大切だ。ダメージ食らいまくり、弾丸消費しまくりのような無計画な戦術では資金が尽きて、詰んでしまう可能性が高い。
しかも、セーブするのにもお金が掛かるのだから、このゲームの徹底振りには感心させられる。何をするにもお金が必要…それがBet
on Soldierの世界だ。
ステージを進んでいくと途中でB.o.Sエリアが用意されていて、「ウェルカムトゥビーオーエス!」という掛け声と共に格闘技の試合のようなカットインが入り、ブリーフィングで選んだチャンピオンとのタイマンが始まる。この時、ご機嫌なBGMが挿入され、思わず気持ちが盛り上がる。
ゲームの進行は普通のFPSという感じで冴えない印象があるが、このB.o.Sというシステムにより一味違った特徴を生み出されているように感じた。敵を倒すと賞金が得られるという明確なやりがいが用意されていることでゲーム的に面白みがあり、自分のレベルに応じてボスが選べるのも良い。微妙なイメージがあったが、これは意外に楽しめる作品かもしれない。
Left 4 Dead - タイ人恐怖症
二段階目の武器はアサルトライフル、オートショットガン、スナイパーライフルとあるが、使い勝手の面ではアサルトライフルが一番万能だと感じた。アサルトライフルは遠距離もそこそここなせつつ、ラッシュ時にも対応できて優秀な武器だ。
オートショットガンは一度に複数を薙ぎ倒せ、一発当たりのダメージが高いメリットはあるものの、リロード時間が長いのがたまにキズ。長いラッシュ時には息切れを起こして、攻められる可能性がある。
スナイパーライフルは開けた場所なら真価を発揮できるが、このゲームは基本的にショートレンジからミドルレンジ中心のゲームなので重要性がそこまで高くない。また、スナイパーライフルではラッシュ時に対応ができず、結局ハンドガンで戦うことになる。
プレイヤー全員がアンテナ3本状態だとしてもLaggyな時があり、これはちょっと困った。数秒に一回、操作が引っかかるような違和感が入り、それのせいで誤射してしまうこともしばしば。また、離れていたはずの敵が目の前に迫り、重症を負わされることも…。アンテナ2本とか1本ならまだ理解できるのだが、3本でもこういうことが発生するのは問題だ。
とはいえ、まったくラグが発生せずにスムーズに進める場合もあり、何が原因なのか分からない。サーバー側の問題なのか、それともゲーム側の問題なのか。ゲーム側の問題だとしたら、早急に修正願いたいものだ。
11/28/2008
Left 4 Dead - 出来の悪い人間ですから
シングルプレイは終了。1番目の屋上戦が最大の難所だったように思う。というわけで、今夜はちょこっとだけCoopもすることにした。
オンラインはサーバーへ勝手に繋いでくれる方式で手軽に加われるが、個人的にはブラウザも用意して欲しかったところだ。理想と違う場所へ繋がってしまった場合、何回も繋ぎ直さなければならない。これならブラウザ一覧から手っ取り早く一瞥できた方が融通が利く。
オンラインはやはり人間同士だけあって、Botよりもスムーズに進める印象。ある程度を理解している人が集まるとトントン拍子でテンポ良く進む。
また、人間らしい挙動は味気ないBotの動きに比べると見ていて楽しい。もちろん、このゲームの仲間Botの出来は決して悪いわけではなく、むしろ他のシングルゲーに比べれば優秀な方だが、やはり生きた人間との協力は別の面白さがある。規範に縛られない生きた反応や返事が返ってくるのは嬉しいものだ。
オンラインでちょっと困るのが現在の難易度が分かりにくい点だ。ノーマル(普通)でマッチングして遊んでいたはずが、序盤で全滅を数回味わい、「おかしいなぁ」と難易度設定の投票をしてみると、難易度がいつのまにかエキスパート(最高)になっていた。投票画面まで開かなければ難易度が確認できないのは面倒だ。Escキー一回か、休憩ポイントのローディング時に難易度が表示されると分かり易いのだが。
難易度はいまのところアドバンスド(高)が最適だと感じた。ノーマル(普通)では簡単すぎて手応えが薄い、エキスパート(最高)では何度も全滅を味わうほど難しく、場合によっては進めない。程好い手強さがあるアドバンスド(高)が丁度良い。もう少し時間が経過してプレイヤー同士のレベルが上がるまでは、それが無難なところだろう。というか、私もアドバンスド(高)で情けないことになっている始末で、エキスパート(最高)ではついていけない。
しかし、Left 4
Deadは協力させることが本当に自然で感心させられる。シングルでも感じていたが、オンラインでプレイして余計に実感が強まった。Coopゲームなんだから協力するのは当たり前じゃんと思われるかもしれないが、これまでのゲームではそれが上手くいっておらず、ぎこちない協力プレイに終始していた。
これまでのCoopゲーはえてして独断専行を許してしまったり、難易度の上下が激しすぎたりで協力プレイの面白さというより、コミュニケーションに大きく依存した面白さが優っていた。おおげさにいうとゲームとしては破綻しているものが大半を占めていたが(特にアクション系FPSは)、Left
4 Deadはゲーム部分がきちんと成立しており、完成度の高い協力プレイを味わわさせてくれる。協力プレイさせるためのバランスやさじ加減、工夫が本当に行き届いている。
今までちゃんとできていなかったことを、ちゃんとしただけで偉い。そんな当たり前のことが今まで出来ていなかった。これはアクション系FPSのCoopをプレイしてきた諸兄なら理解して頂けると思う。Left
4 Dead以前とLeft 4
Dead以後で後々語られるんじゃないかと思わせるくらい画期的な作品なんです。
11/27/2008
Left 4 Dead - 101体ゾンビちゃん大行列
DEATH TOLLクリア。ここは開けた場所が多く、視認性が高い。ボートハウスでのフィナーレは一ヶ所にゾンビを誘導できて、NO
MERCYに比べると易しいマップだと感じた。
Witchの対処は「火炎瓶で燃やしてから→攻撃もしくは逃走」が最適だろうか。発火させれば継続ダメージを与えられ、時間が経過すれば勝手に燃え尽きる。Witchは慎重に行動すればスルーできるようだが、進路上に配置されていることが多く、なかなかそう上手くは避けられない。
Left 4 DeadはValveのゲームにしては銃撃感が気持ち良く、攻撃するのが爽快である。しゃがむと照準が収束し、動きながら銃撃するとそれに応じて弾がバラけるのが気持ち良さに繋がっているのだと思われる。
常に一定で弾がバラけ、思い通りのところへ命中させられず、爽快感の欠片もないHalf
Life 2とは比べ物にならない。ここらへんのさじ加減はTurtle
Rockチームの開発によるところが大きいのかもしれない。
実績の名前が面白くて、解除時に思わずニヤリとさせられる。Witchを倒した時の「魔女狩り」はブラックな笑いを誘い、ゾンビ101体を発火させた時の「101体ゾンビちゃん大炎上」は馬鹿馬鹿しくて好きだ。英語ではどうなっているのか知らないが、日本語訳した中の人は偉い。
11/26/2008
Left 4 Dead - ゾンビにだけはモテモテ
これまでおまけ扱いだったCoopを中心に据えたスタンスは新鮮味があり、なおかつゲームバランスも上手く調整されている。Coopの基準を定義したFPSという形容がLeft
4 Deadには相応しいのではないだろうか。
これまでのアクション系Coopにはいくつかの問題点があった。
-
一人だけ特攻してもゲームが進行する
- プレイヤーが散り散りになりやすい
- プレイ人数が定まっていないため、バランス調整が難しい
シングルプレイを中心に据えたゲームの場合、シングルの内容をCoopできるとしてもバランスはちぐはぐになりがちである。いつでも適正人数が全員揃うことは難しく、人数が多すぎても少なすぎてもサーバー側で難易度を調整してやらなければならない。また、基本は一人で遊べるようになっているため、協力を促す仕掛けに欠け、プレイヤー間の繋がりが希薄であった。
Half - LifeのCoopではしゃがんだ仲間の背中に乗って、もう一人がスイッチを押して扉を開くようなギミックが用意されていたが、これはプレイヤーが仕組みを知っていないと進行が中断し、テンポの悪さに繋がる。また、必要な人数が揃っていないと先に進めなくなる可能性がある。
Serious Samでは裁ききれないほどの大量の敵を登場させることでプレイヤー同士を協力させようとしているが、敵の出現にインフレが起こり大味になりがち。マップが広すぎてプレイヤー同士を集合させるのが難しく、点々とした争いが起こりやすい。
その点、Left 4
Deadはプレイヤー人数が4人と定められていることでバランスの上下が発生しにくい。このゲームにはプレイヤーの進行具合によって、敵の数を可変するシステムが搭載されており、適正な難易度へゲーム側が調整を行う。ゲームバランスは4人で集まって進まないとすぐにゾンボ狩りがゾンビに変貌する難易度で、意識せずとも協力し合って、勝手な特攻プレイを防いでいる。
プレイヤーはヘルスがなくなると瀕死状態に陥るが、制限時間内に他のプレイヤーが蘇生を行えば復帰が可能になっており、これも協力させるための仕掛けとして働いている。他のプレイヤーにとっては一人でも失うと戦力は大きく減退してしまうため、蘇生を促される。この即ゲームオーバーにならないシステムのお陰でゲームのテンポが中断されず、他のマルチのゲームオーバー時のような定点カメラをじっと見つめて待ち、合流するまでに時間を要することが減少している。
また、瀕死→死亡の二段階を用意し、いずれも他者に救出してもらわないとならないシステムは自暴自棄なプレイを抑えているように感じた。ヘルスがなくなると死亡してしまうゲームの場合、「またリロードしてやりなおせばいいや」的なスタンスが生じやすいが、このゲームでは瀕死時も復活時も誰かに助けてもらわないと生き返れないため、プレイヤーに勝手な行動を自重させやすいのではないだろうか。
このようにプレイヤーにそれぞれの役割を理解させつつ、他者に依存しあわなければならないバランスによってCoopゲームとして大切な協力プレイをLeft
4 Deadは形成している。
一般的なゾンビは普通は突っ立っている状態で、こちらに気付くと突進してくる。普通のゾンビ以外にタンク、ウィッチ、ハンターなどの独自の攻撃方法を持つゾンビが存在し、ゲーム中に程好く登場してくる。
状況はスローな展開から、いきなりスピーディな展開へと切り替わることがしばしばでゲーム進行に波があり、平板な印象を与えない。展開に起伏があることで一定の緊張感を持たせ、単調さを感じさせないことに繋がっている。人間は緊張と緩和が交互に訪れることによって、快感を得る動物である。緊張させすぎても、緩和させすぎてもダメなのだ。すぐに慣れと飽きが同時に訪れる。
能書きはこのへんにしといて、明日からプレイ日記。
11/25/2008
ファミ通TV ギャル国志の回
今回は残念ながらギャル国志の回なのでカオス分があまり補充できないけど、終盤の朋先生とのジャンケンタイムは要チェック!
ついでに「金田朋子さんっぽく歌ってみました。/ニコニコ動画」
朋先生っぽくTwenty-Two。頬にエサ袋を作りながら、歌詞をハッキリ発音すると、さらに朋先生っぽくなるかも。
原曲のTwenty-Two/ニコニコ動画。
11/24/2008
Flash Doom 1 - いつでもどこでもマスターピース
・Flash
Doom 1
Doom
1のファーストエピソード(シェアウェア版)を再現したFlash。ブラウザでオリジナルのDoomが遊べる。
つまり、学校のPCであろうと、会社のPCであろうと、厳しくインストール制限されたPCであろうと、Flashさえ入っていればどんなPCでもDoomをプレイできるというわけだ。
先生に隠れながらDoom、上司に隠れながらDoom、背徳感とスリルを味わいながらプレイするDoomはいつもとは一味違ったものになるかもしれない。それすなわちプライスレス。
※動かすにはFlash
Player 10が必要です
11/22/2008
Icewind Dale - ツンデレイエティ
ツンドライエティ。その単語が目に入った瞬間に二律背反な感情の狭間で揺れ動く毛むくじゃらの怪物を想像し、一瞬ドキッとさせられた。ツンドライエティをツンデレイエティへ勝手に脳内変換してしまうおめでたい桃色の頭脳には困ったものだ。
「あれ、こんなに簡単だったっけ…」と拍子抜けしながら、スムーズな進行で二章へと到着した。初めてBGとIWDに触れた際は難雑そうなD&Dのルールと馴染みが薄いリアルタイム性の戦闘がとっつき難いハードルとなり、一筋縄ではいかない手強さを感じたものだが、システムに慣れた今となってはどちらかといえば簡単という印象が強い。
D&D系ゲームの一番の難所はプレイに取り掛かるまでだろう。見慣れないものに対して人間は及び腰になってしまうものだ。ACだのTHAC0だの、長ったらしい名前のスペルだの、聞きなれないタームがゲーム中にはしばしば登場して、頭を混乱させられる。
しかしながら、別にそれらの原理や計算方式を100%理解する必要はなく、ここは数値が低ければ低いほどおk的なスタンスで遊んでも支障はない。メラは炎の魔法、ホイミは回復魔法、その程度のアバウトな認識で構わない。ダメージ量や回復量、その他諸々はプレイしていれば必要な物は後から身に付いてくる。
簡単とはいえ、戦闘はいつもそれなりに緊張感が伴う展開で楽しい。前衛と後衛キャラの特性を把握し、きちんと操作しなければすぐさま窮地に追いやられるバランスは駆け引き性をしっかり感じられ、毎回手応えを味わえる。ここは某国のRPGに考慮して頂きたい部分だ。Aボタン連打していたら勝利できるような消化戦や下らないレベル上げを押し付けるベルトコンベアー作業は単調以外の何物でもない。
Black
Isle開発だけあって、小説を読んでいるかのようなダイアログは健在で、街で情報収集するだけでも思考が満たされた気分になる。IWDは一本道色が強いが、会話に捻りが利いていることでお使い系のクエストをやりがいのあるものにしている。荷物を運ぶだけのクエストでも、途中に会話による駆け引きが用意されているだけで単調だとは感じさせない。
他のゲームのお使いクエストが単調に感じさせる理由は「これを目的地にもってけセーラー服→セーラー服もってきました→よくやった褒美をやろう」だからだ。このセーラー服には4000年の歴史があってうんぬんかんぬん…、そしてこのニーソックスに纏わるエピソードはうんぬんかんぬん…といったバックボーンを用意し、それに対する多様なリアクションさえあれば作業感は最低限に抑えることが可能である。
メインストーリーを練るのは大切だが、それ以外のサブの部分も同様に大切。そこを疎かにすれば世界に奥行きは生まれない。たとえるなら、重要人物は水を得た魚のごとくしゃべくりまわし、幼稚な思想をオナニーするくせに、村人Aは「ハロー、こんにちわ」しか言わないような軽薄さ。少年少女が世界を救うRPGは得てしてそういうことになりがちである。
11/20/2008
Fallout 3 感想
・Fallout
3 感想
風邪により瀕死になりながらIWD。Fallout 3は一応の区切りとして感想を書いておいた。今回は敢えて原作厨的なスタンスを取っている。また、リプレイ時にちゃんと書き直そうと思う。
11/18/2008
Icewind Dale - イモエンは萌えキャラだよね?
はい、というわけでアイスウィンド・デイル(以下IWD)始めました。本当はイモエンと…は法律的に禁則事項なので、ジャへイラ姉さんとラブラブしたかったわけだが、肝心のバルダーズゲート(以下BG)がいつものごとく見つからない。必要な時に限って全然見つからないのは人間の常だ。
テンション的には新品を買いたい気分なのだが、残念ながらセガのD&Dシリーズは生産終了というわけでどこもソールドアウト。おまけに中古も見つからないし、見つかったとしても値段が原価よりも高いプレミア価格でハンマープライス。それは流石に手を出しにくい。そういうことで唯一発見できたIWDをプレイすることにした。
主人公だけしかメイキングできなかったBGと違い、IWDでは仲間もメイキングできる。ゲームはキャラメイキングから始まるわけだが、これがほんと迷ってしまう。
エディットできる項目はポートレート、種族、クラス、アライメント、ステータス、アバター、声質、生い立ちなど多岐に渡り、これだけでも幅広いのに6人分のキャラスロット(6人作る必要はない)が用意されているから、どんなキャラを作ろうか悩みに悩むわけだ。
もうね、エロゲーの選択肢並みに悩む。これを間違ったらフラグが折れちゃうレベル。憧れのセンパイとの赤い糸が切れちゃうよ。このウェルテムばりの悩みが理解できない人は、DQ3のルイーダの酒場が複雑になったバージョンを想像してほしい。ほら、悩みそうでしょ?
マルチクラスキャラで一人旅にしようか。ネタキャラでグルーピングしようか。近接ダメージディーラーだけで組もうかと色々悩んだが、D&D系のリアルタイム戦術シミュレーションは久しぶりだったので無難なユニットで組むことにした。
・ファイター
・ファイター
・クレリック
・シーフ
・メイジ
・バード
こんな構成だ。再ロールだけはいやらしいほど粘ったが、メイジやクレリックのスペルはテキトーに選んでいる。経験上、パラディンとドルイドが使い辛い印象があり、今回はバードを加えてみることにした。バードはBGでもほとんど使ったことがないだけに未知数のクラス。まぁ、IWDは基本の4人(ファイター/クレリック/シーフ/メイジ)が居れば攻略に差し支えはないので大丈夫だろうと思う。
IWDはこのようにパーティーを自分の思い通りに構成できる点に一つの魅力があるが、残念ながらそのせいでBGのようなドラマチック性が薄れることになる。BGにはギャルゲーも真っ青になるような甘酸っぱくてシニカルな恋愛シミュレーション要素がふんだんに盛り込まれているがIWDには存在しない。
ここでも想像がしにくい人はIWDはDQ3、BGはDQ4と考えてもらえばいいだろう。つまり、そういうことなんだ。IWDには幼馴染と見せかけて実は…とか、セックスレスの人妻が言い寄ってきて奥さんとか、そういうシチュエーションがありません。
しかし、その反面でダンジョン巡りや戦闘が重視されているため、会話やロールプレイは面倒臭いわいという人にはIWDがおすすめなのではないかと思う。また、難易度は抑えられているので入門用にはこちらの方が向いているだろう。
そういうわけでIWD開始。
11/16/2008
The Swarm - 侵食
・The
Swarm Russian Demo
昆虫エイリアンと戦うサバイバルアクションアドベンチャー。主人公は昆虫と部分的に融合しており、特殊な能力が扱える。その能力を使って戦い、パズルを解いていくことになる。
武器は近接用と遠距離用に分かれていて、1キーで昆虫ブレード、2キーで銃。銃はアサルトライフルとショットガンが用意されている。アサルトライフルは威力は弱いが集弾率は高く、ショットガンは威力は高いが弾がバラけやすい。人間相手にはアサルトライフル、昆虫にはショットガンが最適か。
Fキーでサーマルビジョン的な視点へと切り替え。この視点では生命体がオレンジ色に光って表示される。ゲーム中は暗い部分が多く、かなり見辛くなっているので結構な頻度で視点切替を行うことになるだろう。この視点でなければ、いやらしいところに仕掛けられたセンサー爆弾が発見しにくい。
また、パズルに関わってくる仕掛けはこの視点だとハイライトされる。ゲーム進行で迷った時は視点を切り替えると解決策が見つかるだろう。
Shiftキーでシールドの使用。このシールドは銃弾や昆虫の放つ玉を跳ね返すことができる。反射した弾を敵にぶつけるとダメージが与えられる。
セントリーガンに対処する時はシールドを使うといいだろう。ただし、跳ね返す時に多少のダメージを受けるので油断は禁物だ。
特殊能力を使用するとエネルギーが消費されてしまう。このエネルギーは敵の死体や昆虫の巣らしきものから回復できる。昆虫の巣らしきものからは体力とエネルギーの回復の他に細胞が入手可能で、この細胞を使って各能力を強化が可能だ。
能力の強化はEnterキーの能力画面から行える。形がバラバラの細胞と細胞をうまく繋げて(Bioshockの配水管パズルのような)、能力アップのマスに繋げさせると強化となる。
敵は人間と昆虫が登場するが、AIは数年前の出来。人間はこちらを発見しても積極的には攻めず、同じ場所でキャンプすることが多々ある。昆虫は同じ攻撃ばかりを繰り返して単調。昆虫ブレードや銃を使ったアクションは前時代的で古臭さが漂う。
The
Huntと同じく、戦闘部分は改善の余地有りだと感じた。ソ連や北欧系のゲームはグラフィックは時代に追いついているが、ゲーム内容が後追い(というか時代遅れ)なのが今後の課題だろうか。彼らは欧米連中には出せない個性的な世界を作り出すのに長けているだけに、ゲーム内容が引けを取らない出来ならば十分化ける可能性がある。例えばS.T.A.L.K.E.Rのような。
メインストリームは既に大衆迎合化し、コアゲームの分野にもその波が訪れ始めた昨今。短絡的な快楽へと人々は流れ、それに応えるように各ゲームは安直な方向転換をし、個性は去勢され、無難な内容で無難に楽しめる作品が蔓延している。どこにでもあるようなハリウッド映画的ゲームの飽和。
もはや私にとっての希望はインディーズ、ソ連や北欧のデバロッパーしかないと感じている。例え洗練されてなくてもいい、ざらついていていいから見たことのないものが見たい。センスオブワンダー、異質な存在への新鮮でいて熱いときめきを感じたい。ロシア系のゲームにはそんな希望が残されている。
11/15/2008
The Hunt - ソ連のFPSはパンドラ最後の希望
今年、一番期待しているThe Huntのデモがようやくリリース。
デモの序盤はナイフ、マチェット、バールのようなもの、鉄棒などの近接武器で戦うことになる。戦闘はCondemnedのスタイルにかなり近い。左クリックが攻撃(長く押し続けると溜め攻撃)、右クリックで防御。間合いの取り方や敵AIのモーションなどCondemnedを彷彿とさせる部分が多々ある。
ただ、攻撃の感触が微妙でCondemnedより爽快感が薄い。AIの挙動はバリエーションに乏しく、デモをプレイしただけでも戦闘の単調さが目に付いた。
Condemnedと違って武器の性能が分からないのは不便な点か。振りの速さや間合いは一度手に取って確かめないと分からない。武器は一つしか持てないため、取捨選択のタイミングは重要。
デモの後半で手に入るショットガンは強力だ。敵にぶち込めば一撃で倒すことができる。ただ、反対にこちらが敵の銃撃を食らうと、大きくダメージを受けるので注意。回復アイテムは頻繁に入手できるが、ダメージバランスがシビアなので余裕はない。
暗闇に姿を隠すとステルス状態になり、敵を欺くことができる。この状態だと敵は近距離まで寄ってこないと、こちらの存在に気が付かない。ステルス状態からの攻撃は大ダメージを与えられるようになっている。ただし、デモのマップではあまりスニーキングする機会には恵まれなかった。
マップのあちこちにお金が落ちていて、自動販売機でアイテムが購入可能だ。自動販売機では防弾チョッキ、回復アイテム、暗視ゴーグルなどが売られている。
PDAを使うことでカメラやドアのセキュリティにアクセスできる。ゲーム進行に関わってくるので、画面右上にPCのイメージが点滅していたらPDAを逐次確認した方がよさそうだ。
戦闘は垢抜けないCondemnedという感じだが、ゲーム中に漂う雰囲気はまさにソ連ゲーのごとき異質さを放っており、世界観に惹かれる部分があった。人間狩りというシナリオ設定やデザインはすでに十分な個性を感じられるので、戦闘の内容がもう少し洗練されることを願う。
11/14/2008
Fallout 3 - 争いは決してなくならない
クリア。やや呆気ない幕引き。最後のリニアな展開は見ていて楽しいことは楽しいが、俺っちにやらせろよと不満を覚える部分もある。旧作に比べて戦闘がヌルくなったのに加え、マスターミュータント的な圧倒的なボスキャラの不在が物足りなさを与える要因か。
ノーマルでプレイした限りでは、難しいと感じるシーンはほとんど存在せず、プレイヤーのインフレに敵キャラが追いついていない印象があった。物足りないと感じた時点で難易度を上げておくべきだろう。Veryhighにすれば敵の体力がかなり高くなる。ただ、それでも回復アイテムや弾の重量制限がなく、ゴリ押し可能なシステムのため、自分で縛らない限りシビアさを味わうのは難しい。ベッドで全回復、放射能除去機を家に設置できるので回復アイテムが腐るほど余り、回復手段に困ることがない。
V.A.T.Sは個人的にはアリ。リアルタイム性に切り替わったが、旧作の雰囲気を共存させることに成功していたんじゃないだろうか。V.A.T.Sのスローモーション中に「当たれ、当たれ」と思わず念じてしまう点は旧作を彷彿とさせた。敵の部位を攻撃する戦術的なシステムは旧作以上に活かされていると思う。Bethesdaが言っていたようにエイミングが苦手な人でもV.A.T.Sのお陰で上手く立ち回れる。V.A.T.S使用→隠れてAPリチャージは使い勝手が良すぎる部分はあるものの、個人的にはこれくらいでも許容範囲。
ストーリーはFalloutのテーマである「何かを救う為には何かを犠牲にしなければならない」が見事に掲示されていた。これは最後までしっかり貫かれている。それゆえプレイの端々で様々な選択に頭を悩ませることになるだろう。自分の信じた道を進んで、時には後悔しつつ、ロールプレイを楽しんで欲しい。やたらとお金を掛けたムービーや凝ったカットシーンはゲーム中に存在しないが、キャラクターに成りきって遊ぶための仕掛けは随所に用意されている。Fallout
3はロールプレイの楽しみ方を知っている人ほど楽しめるはずだ。
今作では両親との絆が描かれていることで納得のいく、救い甲斐のある幕引きで後味は良い。Fallout
1のような「どう見ても救われません、本当にありがとうございました。俺って一体なんだったんだ」的な絶望的終幕ではない。そのため万人が受け入れやすいと思われるが、逆に、絶望マニアは物足りなさを覚えるかもしれない。
40時間で初回クリアとなったが、まだまだ遊びつくしていないと思う。とにかくメインクエスト以外の作り込みが尋常ではなく、あちらこちらに仕掛けがあって探索が非常に楽しい。Oblivionよりもマップの範囲は狭くなったかもしれないが、範囲当たりの密度としてはこちらの方が濃い。地下もコピーアンドペーストはなく、ちゃんと作られている。2週、3週は軽く遊べそうな印象だ。2周目を始めるか、一区切りして感想を書くか考え中です。
泣ける
11/13/2008
Fallout 3 - Mungo, Mungo, smells like dungo
起動したら更新のお知らせ。ただし、Fallout 3ではなく、Liveの更新だった。
この更新でインターフェースが見易くなり、実績がゲーム内から確認できるようになった(確か以前はLiveのサイトに行かないと実績は見れなかったと思う)。取って付けたようなやる気の感じられない以前のクソインターフェースに比べれば、だいぶんマシになった印象だ。
だが、実績厨ではなければ、フレンドも一人も居ない私にとってはほとんど無関係な話。人間が生まれてくるときは1人、そして死んでいくときも1人だ。だから、別に寂しくないし、馴れ合いが欲しいとも思わない。
(´;ω;`)
アイソメトリックは懐古じゃねぇ
最萌は誰か。
それは本当の意味で“悩ましい”問題。D&D系RPGにおいて、一番の難所となるのはキャラクターエディット(グループエディット)と言っても過言ではない。孤高のダークエルフDrizzt
Do'Urden一人旅もよし、または女性キャラで固めたハーレムチームで進めるのも悪くないだろう。正味、キャラクターエディットだけで一ヶ月は余裕で暮らせる自信がある。
11/12/2008
Fallout 3 - 蝶の羽ばたきで台風を起こす
Falloutに登場するグールは基本的に良いヤツが多く、憎めない存在だ。人は見かけによらない。だから、外見のことで一般ピーポーに虐げられたりしているグールにはなるべく手を差し伸べることにしている。これは旧作からの共通事項。禁則事項♪ではありません。
今日もそんなこんなでグール寄りの立場になってプレイしていたら、またまた欝な結末を迎えることになった。セーブ&ロードでやり直すのは癪なのでそのまま続けているが、ありとあらゆる選択を悪い方向に進めているように思えてならない。
円満な解決ができないのなら、いっそのことトラブルに遭遇しないようにするのが一番だ。NPC達のトラブルはあらかじめ用意されているものだが、主人公が出会わなければ発生しないし、変な方向に発展して最悪の結果を招くこともない。つまり、問題を起こしたくないのなら主人公はアシュトン・カッチャーになるしかない。
知らないことと存在しないことは観測者にとっては同義だ。出会ってしまったから、知ってしまったから悩むことになる。無知のまま過ごせば、このような問題に悩まされることもない。TRPGの流れを汲む海外製CRPGに触れる度に色々と考えさせられる。
11/11/2008
Fallout 3 Tweak
・Fallout
3 Tweak Guide
・Fallout
3 graphics performance in-depth
Tweak GuideはコンソールコマンドやINIの詳しい説明が入っているので便利。
現状はUltra Highで問題なくプレイできているので、2周目のプレイでは色々といじってみようか。
Massive Entertainment買収
・Ubisoft,「World
in Conflict」のMassive Entertainmentを買収 / 4Gamer
一つの時代が終わりました。Epicと並んで地上最低のデバロッパーUbisoftがMassive
Entertainmentを買収。つまり、見た目だけ体裁を揃えた口八丁宣伝の底が浅いRTTが出来上がるわけですね、分かります。
Ubisoftの特徴
・原作レイプで続編物はことごとくク○
・見た目は凄いが中身はク○
・キャラゲー以外はク○
・外注作品は良作が多いが自社開発はク○
・近年の自社開発はほとんどク○
・宣伝と内容が異なっていてク○
・凄そうなことを言っておいてまともに実現しておらずク○
・宣伝が誇張しすぎていてク○
・優良デバロッパーを買収してク○化
←New!
Fallout 3 - 後悔はする為にある
AかB、もしくはCという答えが用意されていて、どれを選ぶかはプレイヤーの自由。しかしながら、どの選択も円満とは言い難く、なにかしらのリスクや犠牲を背負わなければならない。人生とは得てして思い通りにはいかないことをVault
101関連のクエストを通して味わわされた。
純愛ゲーと謳いつつ中身は鬼畜ゲーだったり、登場するヒロイン全員を攻略できるように見せかけて実はその半分しか攻略できなかったり、処女だと思い込んでいたら非処女だったり、世の中すべてが都合良く行くと思っていたら大間違いだ。
幼馴染属性のある方はFallout
3をプレイするに当たって、ちょっとばかし辛い現実を知る可能性があるので留意願いたい。少なからず感情移入していた部分があった私は夕陽が目に染みる思いをすることになった。人生ってビターだよね。
お金が溜まってきたのでマイハウスの内装を購入することにした。内装はVault、Pre-War、Raider、Love
Machineなど、いくつかの種類が用意されている。そこで一番面白そうなLove Machineを選んだ。
Love
Machineにするとマイハウスがピンク系に変わり、あゃしぃ雰囲気が漂う部屋に変貌した。オレンジとピンクの装飾が散りばめられ、天井にはレズビアンのオブジェ。玄関前にダブルベッドが敷かれていて、すぐに寝ることができるのは便利だと思ったが日本人的には衛生面に関して突っ込みたくなる部分がある。
また、玄関前ということは「こんばんわー、○○急便です。○○さん居ますかー?あら、昨晩はお楽しみでしたね」的なシチュエーションも有り得て、「もう、ほんとうにびっくりしましたね。頭が」ということになりそうで考えさせられる。アメリカ人的にはよくあるシチュエーションなのでしょうか。
まぁ、マイハウスの広さ的に玄関前しか設置する場所がなかったのでしょうね。
11/10/2008
Fallout 3 - 規制
・マイクロソフト、「Fallout
3」プレス・ユーザー向け体験会を開催 / Game Watch
・核戦争後の崩壊した世界で,キミはどう生きる?
Xbox 360版「Fallout 3」プレス体験会の模様をレポート/4Gamer.net
日本発売に当たって規制される対象となるのは「人間の敵の部位欠損」、「核爆弾を起爆させて街を吹き飛ばす」の2点とのこと。前者の部位欠損は仕方がないとは思うものの、後者は物語のテーマに関わってくるイベントだけに残念だ。やはり反社会的な行動に加担できるのが争点だろうか。他にも倫理的にマズイ表現は存在しているが、それらが削られなかったのは驚き。カニバリズムは日本のルール的にグールをゾンビと表現すれば切り抜けられそうだが…
こういう問題は境界線が曖昧で難しい。こんにゃくゼリーはダメでも、餅はおkなんて世の中なんて。
・12月4日発売予定のXbox
360用ソフト「Fallout 3」日本語版と北米版(オリジナル)の表現および内容の違いについて
公式発表。Mr. バークの存在を削除とのこと。
11/09/2008
Fallout 3 - ブリキのロビーはお友達
廃墟と化していたヌカコーラ工場でヌカコーラ仕様のプロテクトロンを発見。敵ながら可愛らしくて、家に持ち帰りたくなった。プロテクトロンはブリキの玩具っぽいノスタルジズムが漂っていて惹かれるものがある。
幼少の頃に買ってもらったロビーザロボットの玩具を思い出し、あれどこにいったかなぁと感慨深くなった。懐かしくなってAmazonでロビーを探していたら貯金箱を発見し、ちょっこっと購買意欲をそそられる。5000円もするけど欲しい。
旧作と同じく、今作でもエネルギー系の武器はとんでもない強さを誇る。特にエンクレイブの連中が扱うプラズマライフルの火力は半端じゃない。今回は弾薬が豊富に手に入るため、これ一丁持っていれば火力的には十分な気がする。
ちなみにエネルギー系の武器で敵を倒すと溶けるようになっているので四肢損壊やゴアが苦手な人にはおすすめかも。
タロンカンパニーに雇われた傭兵が頻繁に襲ってくるようになった。しかも、今日は豪勢なことにヘリでのお出ましだ。やつらはエンクレイブパワーアーマーで身を固めている連中も居るのでなかなか侮り難い。やつらの雇い主はどこに居るんだろうか。
Fallout 3 - ファン泣かせな続編(良い意味で)
メインクエストを頑張って進行中。特殊な訓練という名の瞑想を経て、念願のパワーアーマーを装備できるようになった。パワーアーマーは防御力が高く、STR+2されるのは嬉しいが、AGI-2されてしまうのが困ったところだ。これならEnclave仕様のSTR+1、AGI-1のパワーアーマーの方がバランスが良い。
ブラザーフッドの皆さんと協力関係になり、スターパラディンのCrossさんを仲間にすることができた。人間の仲間は彼女が初めてだ。彼女は近距離ではハンマー、中距離以上ではレーザーピストルを用いるので、特攻一筋のミート君に比べれば扱い易い。なかなか体力も高いようなので、安心して共闘できるかなという印象。仲間が居ると、やっぱり心強いね。
興味本位で取得したミステリアスストレンジャーのPerkが面白い。このPerkはV.A.T.S使用時に一定確率でトレンチコートのおじさんが現れ、援護してくれるというもの。どこからともなくギターの音色と共に颯爽と現れたおじさんが、どんな敵をもピストルでブチ殺していく。これでV.A.T.Sを使う楽しみがまた一つ増えた。
旧作に登場したハロルドことボブことハルバートに出会う。そう、旧作ファンならご存知の「頭に木(ボブ)を生やしたグール」のことだ。今回、彼に関連するクエストは3つの解決方法が用意されているのだが、どの選択をしても救いようがない。正直、メインクエストよりも重々しく、胸が締め付けられる思いを味わった。旧作のファンなら余計にそう感じることだろう。
旧作のハロルド
11/08/2008
Fallout 3 - 正反対のモラルの狭間で
いつものごとくレイダーと戯れていると、やつらが見慣れない文書を持っていた。
その文書のタイトルはその名も「Private Contract: Kill unk!」。
文書にはこう記されている。
Name: unk
Race: Asian
Sex: male
こいつの首を取れば1000capsの報酬を支払う。
人生を変える為にやってみないか。
グッドハンティング!
このように書かれていた。
unkとは私のPCの名前だ。
遂に私も追われる側になったということか。
物騒な世の中になったものだ。
賞金首になった要因はおそらくカルマの上昇にあると思われる。
近頃、NPCが積極的に話しかけてきて、アイテムをくれたりする。
悪人はそのような善人が気に入らないのだろう。
現実的に考えれば私も気に入らない。
11/07/2008
Fallout 3 - まさに底なし沼
チビチビと遊んでいるつもりだったが、プレイ時間が25時間を越えていた。飽きる様子が微塵もなく、さらにハマッていく自分が怖い。私はメインクエストをサクサクッと進めるタイプなのだが、Fallout
3はメインクエストそっちのけでブラブラするのが楽しいから困る。メインクエストをちょっこっと進めたら、ブラブラと散策し、荷物が一杯になったらマイハウスに戻って終了するのが最近の日課だ。
アウトドアに登場する敵はプレイヤーの強さに応じて変化するようだが、メインクエストに関係するエリアの敵の強さは固定のようなので、あまり育てすぎるのはマズイと思った。これは旧作からの伝統なのだが、強い装備でガチガチに固めているとメインクエストの張り合いがなくなってしまう。緊張感を持ちつつ、戦いたいのなら適度にメインクエストも進めていくべきだろう。この問題はバニラの状態だとレベルの上昇が早すぎるせいもあると思う。レベルキャップが20らしいが、すでに私のキャラは13になっている。
これについてはレベリング関係のMODを導入して、調整するのがいいかもしれない。
・Level
Cap Increaser (レベルの上限を40)
・XP
Reward Hotfix (XPの調整)
・Slower
Levelling (XPの調整)
いま一番厄介な敵と言えば、スーパーミュータントベヒーモスだ。あの巨体からして恐ろしいが、体力も攻撃力もハンパじゃない強さ。やつが手に持っている消火栓の一撃を食らえばHPの半分近くを削られてしまう。しかも、スピードが速いから一気に距離を詰められる。
ただ、おつむがあまりよくないのが幸い。巨体が攻めてこれない場所や障害物の多い場所へ逃げながらヒット&アウェイをすれば割と楽に倒すことができる。近くを通りかかったレイダー達に擦り付けて、美味しいところだけ頂くのも良いだろう。
しかし、漁夫の利作戦を狙おうとしてベヒーモスと追いかけっこしていたら行商が襲われてしまい、彼らがベヒーモスにブチ殺された時は罪悪感に包まれた。この世界のNPCはユニークキャラが多く、死んだらそのままなので気を付けた方が良い。
メガトンに居たジャンク大好きの配水管おじさんが街の真ん中で死んでいることなど日常茶飯事。たぶん、おじさんは飛び降り自殺されたと思うのだが、あの光景を見た時は唖然となった。というか、一部のサブクエストはNPC達の勝手気ままな生活のせいで詰む可能性がなきにしもあらず。余程重要なNPCは不死設定になっているようだが…。
手榴弾を投擲したら、爆発の反動で空高く舞い上がるベヒーモスの図
11/06/2008
Fallout 3 - Update 1.0.0.15
Update 1.0.0.15が来ていた。
・Fixed occasional crashes when exiting the game or using Alt F4 to exit.
・Fixed crashes when using Alt-Tab while binks or credits were playing.
・The game now restarts properly after title updates finish installing.
ゲーム終了時に発生する不正終了、Alt-Tabでタスクを切り替えるとクラッシュする件が修正されたようだ。
プレイ中に突然CTD&フリーズする件、時間毎にフレームレートが落ちていく現象はまだ未解決の様子。この二つはフォーラムで頻繁に取り上げられている問題なので一刻も早く対応して欲しい。
Fallout 3 - マーズアタック!
帰宅するのが大変楽しみな今日この頃。誰のお陰だ?Fallout
3のお陰だ!ゲームしていて、生きていて良かったと心から思える時間を過ごさせて頂いている。
アウトフィールドが作り込まれているので、今日も目的のない旅を行った。Fallout
3は遥か彼方に見える場所へ本当に到達できるのが素晴らしい。Voult 101から豆粒のように見えていたワシントンDCの中心部だって、記念塔だって、歩き回ることができるんだぜ。
ワシントンDCの写真を見ると現物に近い形で再現(廃墟だけども)されているようなので、住人や行ったことのある人はさぞ感動するのではないかと思う。私は行ったことがないし、行く気力もない。だから、ゲーム上で観光を楽しませてもらっている。
広範囲に放射能汚染されている区域があり、なんじゃらほいと探索してみると宇宙船を発見した。どうも現場を見る限り、不時着のショックで宇宙人は亡くなられたようだ。ご遺体に黙祷を捧げつつ、傍らに落ちていたエイリアンブラスターをそっと頂く。攻撃力が55もあって結構強くて驚き。
ただし、エイリアンのブラスターは専用の弾薬を使用しており、使用に限りがあるのが難点か。それともこの世界にはもっとたくさん宇宙人が侵略していて、マーズアタックされていたり?
「ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいた ら、あたしのところに来なさい。以上!」
11/05/2008
Fallout 3 - 変身!マスクドアントアゴナイザー
スーパーミュータントと戯れるのに疲れたので、少しだけ放浪の旅に出ることにした。お父さん、親不孝な息子でごめんなさい。
とある街に到着すると、変身ヒーローショーが開催されていた。
ロボットを従えてる人:「お前の好きにはさせんぞ。この街はメカニストが守る。私のロボット達が貴様など空き缶のように潰してくれるわ。ムハハハハハ!」
アリを従えてる人:「バカなやつだ。人間の作ったものなど、所詮ガラクタに過ぎない。信用などできるものか。この世界はアントアゴナイザーの物になるのだ。行け!しもべ共!やつのブリキの玩具を破壊しろ!」
しかしながら、アントアゴナイザー率いるアリ軍団はメカニストのロボットに容易くやられてしまう。「今日はこの辺にしておいてやるわ!」と捨て台詞を吐きながら逃亡するアントアゴナイザー。
そこへ、困った顔をしながら現れるおじさん。先程の変身ヒーローショーについて尋ねてみる。彼によると、ロボットを従えているメカニストはスコット・ウォリンクシさんという名前で、たまに現れるアントアゴナイザーの襲撃から町を守ってくれているらしい。
ただ、スコットさんが助けてくれるのはいいが、アリの始末が大変で困っているとのこと。そこで、あの基地外のアントアゴナイザーを説得して、襲撃してこないようにしてほしいと頼まれた。
その後の経緯は省くが、アントアゴナイザーを説得して、ヒーローから卒業させることに成功した。人間がどうのと言っていたが、彼女なりに事情があったようだ。ヒーローを卒業した彼女は「これもういらないから」と私にアントアゴナイザースーツをくれた。
ねんがんのアントアゴナイザースーツをゲットしたぞ!
これで変身ヒーローショーし放題だ。というわけで早速アゴナイズする。
説明しよう!
Vault 101 Dwellerは悶え苦むエネルギーを糧にマスクドアントアゴナイザーへと変身することができるのだっ!
信じるやつがジャスティス 真実の王者
夢を見続けることが 俺のファンタジー
生きることが好きさ 蒼く光るコスモ
世界観ブチ壊しかと思いきや、意外にマッチしているから困る。北斗プレイに続き、仮面ライダープレイもできそうだ。Falloutシリーズはロールプレイ、キャラクタークリエーションが楽しすぎる。
11/04/2008
Fallout 3 - インフレの波に流されて
ミートはとっても可愛いやつだが戦闘中は制御ができないため、マイハウスの番犬になってもらうことにした。HPがゼロになるとほんとに死ぬのか、それとも瀕死扱いになるだけなのか、死ぬ姿を見たくないから試してはいない。だが、たぶん旧作と同じく死んだらそのままという予感がするので置いていく。
仲間の存在は心強いが死なせてしまっては元も子もない。心強さを得る代わりに死のリスクを負わされるくらいなら、心細くても一人で旅をした方がマシだ。何かを得るためには何かを犠牲にしなければならない。友達、仲間、家族、大切な人を守るためには自分の身を危険に晒す必要がある。相反するものを同時に得ようなんて甘い考えはこの世界では通用しない。Falloutシリーズはそんな自然の摂理を教えてくれる。
モイラさんのサバイバルガイド作成を手伝っていたが、そろそろメインも進めておくかというわけでダディ探しを始めることにした。あんまりダディを放置しておくのも可哀想だ。イントロの感動もだいぶん薄れてしまったし。ダディに向ってハイハイしたり、誕生日を祝ってもらったことが遥か昔のように感じられる。私にもそんな時代があったはずなんだよね。
マーカー通りに進んでいるとスーパーミュータントに突然出くわし、焦りながら戦闘態勢に入る。すると、ブラザーフッドオブスチールの連中が加勢して助けてくれた。時系列がどうなっているのか不明だが、Fallout
3でもちゃんと彼らは存在したようだ。お馴染みのパワーアーマーが3Dで表現されていることに感動する。
そんなこんなでメインをグングン進めていると、スーパーミュータント祭りすなわちオンパレード。スーパーミュータントの集団に襲われる事態に陥る。ただし、やつらは懸念していたような最強キャラではなく、今の有り合せの武器でも十分対処できる相手で拍子抜け。
ミニガンを持っているやつは機動性に欠け、ライフル持ちはあまり命中率がよくない。スレッヂハンマーで追いかけてくるやつもカモネギという感じで容易く料理できる。素早く移動して的確にエイミングしてくるレイダー連中よりも弱いかもしれない。旧作の鬼畜っぷりが嘘のような脆弱さだ。ミニガンで即死を決めてくるあいつらはどこに行ったんだ。
旧作でも終盤で発生していたインフレが、すでに起こり始めているようでバランスに危惧を感じる。この先の展開が心配なところだ。旧作に比べて戦闘はヌルくなっているが、これは武器変更や回復が自由にリアルタイムで行えるせいだろう。
旧作はターン性でリロードや武器変更でもAPを消費し、自分のターンで何を行うかが非常に重要となっていたが、今作ではリアルタイム性になっているのでそういう心配がない。手榴弾投げまくり、武器変更しまくりで戦えてしまい、ゴリ押しができてしまう。
また、今作では弾丸や回復アイテムの重量がゼロになっているため、際限なく持ててしまうのも問題点の一つか。旅に出る前にたんまり買い込んでおけば、弾丸切れや回復アイテム切れの心配がない。弾薬と回復アイテムはどれくらい持っていこうかと悩む必要がなくなった。旧作ファンが敢えて今作を叩くとしたら、この辺のバランスだろう。
V.A.T.Sは爽快感のある素敵なシステムだが、全体的にストラテジックな部分が旧作と比べると落ちていて、普通のアクションRPG化してしまっている。
だからといって、私個人としてはクソとかいうつもりはない。ターン性とリアルタイム性は性質の異なるものであり、同じものが再現できるわけがない。旧作のような戦闘に入ると強制的にターン性に切り替わるシステムは3Dゲームで行うと大変テンポが悪そうだ。
今作にもあったBloody
Mess。これは敵が死んだ瞬間に四散するというトンデモPerkだ。ヘッドショットを決めると経絡破孔を突かれたようにして敵が爆発する。素手と合わせれば救世主伝説的な「お前はもう死んでいる」プレイが行えるぞ。V.A.T.Sを併用するとスローモーションで楽しめるので、じっくり鑑賞したい時はV.A.T.Sがおすすめ。
11/03/2008
Fallout 3 - 仲間がいると心強いね
レイダーの抗争を高みの見物し、美味しいところだけ頂く漁夫の利プレイで小遣い稼ぎ。Oblivionよりも放浪しているNPCが豊富で、彼らと出くわす頻度が高くなっているのが嬉しい。こういう出会いがあると旅をしている雰囲気がより強まる。
NPCは体力が低くなると逃走し、敵に見つからないように物陰へと隠れる習性があるようだ。レッドスコーピオンと戦っていたレイダーが追い込まれてくると、そそくさとトンズラしたのには笑ってしまった。逃げるレイダー、レイダーを追うレッドスコーピオン、それを見つめる私。そして、頃合を見計らって漁夫の利を頂く。漁夫の利おいしいです。
スクラップ置き場を探索していると、レイダーと懸命に戦う犬を発見。「ワンちゃん、いま助けるぜ!」と加勢しようとしたら、犬がレイダーを殲滅して噴いた。犬に負ける男の人って…。
こいつは勇敢な犬だと感心しながら話しかけてみる。「ご主人様とはぐれちゃったのかい?実はおいらもダディが行方不明なんだ。同じだね」と言うと「くぅーん」と懐いてくるワンちゃん。「そうか、じゃあ一緒にくるかい?」と尋ねると「わぉーん」と良い返事をして、付いてくるようになった。
ミートが仲間になった!
Dog Meatと聞くとFallout 1やFallout 2を思い出す。旧作でもミートは仲間になる心強い存在だった。そういえばFallout
1ではジャンクヤードに居たっけ。PipboyがFalloutの看板キャラだとしたら、ミートは名脇役だと思うのです。
11/02/2008
Fallout 3 - 消毒マニア歓喜の一品
クエストを進めようとするが、目的地への道中で探索癖をくすぐる廃墟があって、なかなか辿り着けない今日この頃。「わー廃墟だー」→「レイダーが襲ってきたー」→「戦利品ウマー」→「重量制限」→「メガトンに戻って売りさばく」→「エンドレス」てな具合。探索が楽しすぎてクエストを進めることができないという嬉しい問題に悩まされている。
Fallout3の世界はほんと豊かだ。マップがだだっ広いだけで何もすることがない貧乏なフリーローミングゲームは教本にすべき。ただ広いだけじゃダメなんですよ。そこにちゃんと内容が伴っていないとね。
Shishkebabのお陰で戦闘が格段に楽になった。近距離戦相手ならバックステップ踏みながら斬りつけているだけでマキシマム無双状態。汚物は消毒マニアには是非Shishkebabを作成することを推したい。ShishkebabがあればE×Eし放題だぜ!
地雷撤去作業がなかなか美味しい。地雷を撤去すると地雷が入手できる上に経験値も得られる。たまに不注意で地雷を踏んだらサヨウナラと四肢が吹き飛ぶことがあるが、部位を回復するか、セーブ&ロードすれば問題ない。これがゲームでよかったね。
地雷撤去はエクスプロードスキル、ハッキングはサイエンススキル、武器の修復はリペアスキルが必要になっており、スキルがゲームプレイにちゃんと活かされているなと実感できるようになっている。武器が消耗する要素は今作からだが、用意して正解だっただろう。
旧作はリペア、サイエンスなどのスキルは必要になるところが局所的で別に上げなくてよかった。というか、武器のスキル以外は上げなくても問題がほとんどなかった。それに比べてFallout3は各スキルが必要になるシーンがちゃんと用意されていて、どのスキルを上げようかと悩まさせてくれる。Bethesdaはほんと上手いことやっていると思います。
Fallout 3 - 念願のファイアソードをGetしたぞ!
クエストほったらかしにして散策を続けている。あちらこちらにレイダーのアジトが存在していて、手当たり次第に破壊していくのが楽しい。財布の中もホクホクになるわで一石二鳥だ。
レイダーのアジトから入手したアイテムを売る為に行商と取引していると、その行商が武器の設計図を持っていたので思わず購入。800capsほどの高値だったが、面白い武器が作れそうな誘惑に負けた。
設計図を読んでみると必要なアイテム(ガラクタ)が記されていて、これを組み合わせることで作成ができるようだ。Shishkebabを作るにはパイロットランプ、モーターサイクルガスタンク、モーターサイクルハンドブレーキ、ローンモウワーブレードなどが必要と書いてある。散策をしていたこともあって、必要なアイテムはちょうど持ち合わせがあった。
しかし、どうやれば武器を作成できるのだろうと少し悩む。
どうも武器を作るにはWorkbenchというものが必要なようだった。では、Workbenchはどこにあるのかしらと探していると、メガトンのMoiraさんが売ってくれるとのこと。しかし、Workbenchの値段は750Capsでこれまた高い。だが、武器を作りたい誘惑に負けた私は購入してしまった。もう、お金がないお。
Workbenchはマイハウスに設置されたようなので早速マイハウスに向う。すると、フィギュアケースの横に見慣れぬ工具台らしきものが置いてあった。工具台を調べると武器作成画面が表示され、すぐに作成が完了。
インベントリの中を探ると、念願のShishkebabが!うきうきしながら装備する。
Shishkebabは火炎をまとった剣だった。刃の部分には常に炎が放射され、ファンタジー世界でいうところのファイアソードぽくなっている。実に世紀末らしい、もの凄くイカしてるトンデモ武器だ。造形を良く見てみると、刃はローンモウワーブレード、掴むところがハンドブレーキ、主人公が背中に背負っている燃料タンクがガスタンクか。ガラクタから作り出したことが分かる造形で細部まで凝っていて感心する。
試し斬りをしてみたが結構使えそうな感じ。斬りつけると対象が炎に巻かれ、継続ダメージを与えられるのでヒット&アウェイが有効になっている。ただ、このゲームでは銃を使う敵が多いので、近距離戦に持ち込むには戦い方を考えなければいけないのが最大の問題だろう。グラマトン=クラリックのように統計的回避で銃弾を避けるとか、世紀末覇者のように弾丸を素手で掴むわけにはいかない。
Fallout 3 - 黄金水おいしいです
旧作と同じようにプレイ日記を書こうとしたが、ネタバレを避けようがないので自粛することにした。最新ゲームはこういうところが扱いづらいね。
現在はメガトンのクエストをこなしている。パイプのトラブル8,000円を請け負うと、業者がガラクタを高値で買ってくれるようになった。ガラクタは売る以外に、武器作成時に必要になるため、売るか、保管しておくかを迷うところ。
ただ、ガラクタを保管する最適な場所がなかなか見つからない。ガラクタを所持していては重量を圧迫してしまうので持ち運ぶのは厄介だ。どうしようかと考えながらクエストをこなしていると、都合良く家をもらうことが出来た。念願のマイハウスをゲットしたぞ!と早速訪れてみると、執事のロボット君がお出迎え。このロボットはヘアスタイルを変えてくれたり、ジョークを言ってくれるナイスな執事だ。
マイハウスにはPipboyフィギュアを並べるケース、ロッカー、ベッドなどが置かれている。ここにガラクタを保管するのが最適だろう。各アイテムは普通にオブジェクトとして扱えるので、これをどこに置こうかなと配置を考えるのも意外に楽しかったりする。ここは武器置き場、ここはアイテム置き場ってね。
自分のベッドで休むと体力が回復するので、便所の放射能汚染された水を飲んで「トイレの水おいしいです^o^」と言いながら体力回復する必要がなくなり、心体共に楽になった。トイレの水は回復量が高いのだが(トイレは放射能+3、回復+30。食い物は放射能汚染が高い癖に回復量が少ない)、トイレの水をガブガブ飲むという行為は屈辱的だ。中学生時代の便所飯を思い出すお!今はベッドでゆっくり休めば全快できるので、スチームパックの節約にもなる。
マップを走破しようと思い、散策してみたが結構広そうな感じだ。荒廃した街並や廃墟がしっかりと作られているため、Oblivionのような「広いが草原や荒野ばかりでスカスカ」というわけでもなく、散策するのが楽しい。Bethesdaのゲームは総じて「どこを撮っても絵になる」が、今回もTESシリーズと同様にうっとりさせられる光景に溢れている。廃墟マニア、世紀末マニアにとってはまさに涎物。Fallout
3は廃墟だらけの荒んだ世界を自由に歩き回れるゲームです。
Gothic、TES、マイトマなど、フリーローミングなRPGはこれまでにも沢山あった。しかし、大抵は剣と魔法のファンタジー世界が舞台であり、食傷する部分も少なからず感じた。剣や魔法の世界も悪くはないが、そればっかりでは飽きてくる。たまには銃を振り回しながら、荒んだ世界に暮らす人々の心の温かみにも触れたい。私がこれまで夢に見てきた「銃が武器の近未来世界」を舞台にしたRPG。Fallout
3では、それが再現されている。
Smallgunのスキルが60になり、普通のFPSライクに命中するようになった。V.A.T.Sは距離が離れると命中率がガクンと下がってしまうため、V.A.T.Sを使用せずに戦った方が効率が良かったりする。また、ライフルはしゃがみながら射撃するとロングレンジでもスナイプが可能で、スニーキングしながらヘッドショットすれば一撃でブチ殺せることも。ただ、ガチなFPSと比べるとやはりシューティング部分は見劣りが否めない。あくまでRPGと割り切るべきだろう。
スーパーミュータントに何度か遭遇したが、全てスルーしている。スーパーミュータントと言えば、旧作では最高ランクの敵だったし、怖くて手が出せない。でも、やつらの持っている武器が魅力的なんだな。→殺してでも奪い取る?
11/01/2008
Fallout 3 - 飴をやろう
いやー、面白い。帰宅後、ぶっ続けで4時間程プレイしてしまった。RPGファン、Falloutファン共に満足させるような大作感が漂っているゲームだ。ゲームの作りに安定感がありつつ、驚きやトキメキにも満ち溢れ、センスオブワンダーを刺激させられっぱなし。トキメキが味わえるのは伝説の木の下だけじゃないということを痛感させて頂きました。
ゲームは主人公が誕生した直後から始まり、キャラクター作成画面に入る。ここではOblivionのようにレース(アジア、ヒスパニック、ネイティブなど)の設定や顔の造形を弄れる。次に、よちよち状態の赤ちゃんとなり、移動操作の習得とステータスの決定を行う。
次のシーンでは主人公の10歳のお誕生日会が開かれ、みんなから祝福される。幼馴染の女の子も「おめでとう」と祝ってくれるぞ。根暗な人はリアル充実乙と僻みっぽくなってしまう可能性があるので注意が必要だ。ここで悪ガキが難癖をつけてきて、選択肢が表示される。ここは話術の練習シーンのようだ。そして、お誕生日プレゼントにPipboy3000とBBガンをもらい、ゴキちゃん相手に射撃の練習を行う。射撃後はダディと記念撮影。なぜか知らないが、ここで目から汗が出てきた。
次は青年のシーン。適正試験を受けて、スキルの割り振りをする。試験の結果からオススメのスキルを勧められるが、好きに割り振って構わない。道中で幼馴染のAmataちゃんがバッドボーイに絡まれて困っているので助けてあげよう。
それから、最後はゴキちゃん退治。ネタバレになるといけないので展開は伏せておくが、Vaultに現れたゴキちゃんをファッキンコックローチし、Vaultから脱出することになる。Vaultから抜け出した後はジョインフリーダムだ。世紀末救世主になるもよし、メルギブソンになるもよし。君の自由だ。
○軽い雑感
戦闘がターンベースからリアルタイムに変わり、その点を危惧していたがV.A.T.S(Vault-Tec Assisted Targeting
System)によってGURPS(Generic Universal RolePlaying
System)の特徴を失わずにターンベース性の雰囲気を残すのにも成功していると思う。
このV.A.T.Sというのは読んで字の通り、照準をサポートするシステムになっていて、いつでもVキーから発動できる。V.A.T.Sを起動させると時間が一時停止し、画面が敵の全体像を映し出した状態になり、各部位を選択して攻撃が行える。各部位には命中率が表示され、この命中率が高いほど命中させやすい。命中率は攻撃スキル、距離、敵の姿勢から算出されているようだ。攻撃を実行するとAPが消費され、むやみやたらなV.A.T.Sの乱発はできないようになっている。
従来のFPSのように銃撃を行うことはできるが命中率はスキルに依存される形となっているので、照準通りに弾が飛んでバシバシ命中するわけではない。銃のスキルが低い内は特に当たらないだろう。そこでV.A.T.Sの出番となるわけだ。V.A.T.Sが銃のスキルや関係するステータスから命中率を計算し、自動的に射撃を援護してくれるのでFPSが苦手な人でも安心して戦える。
このゲームはキャラクターのスキルやステータスによって物事が判定されるところが特徴の一つとなっており、見かけはFPS(TPSも可能)でもあくまで本質はRPG。普通のFPSのような戦闘を期待することが見当違いであり、「弾が当たらないからクソ」とかいうやつは旧作で勉強してこいと言いたい。ただし、スキルが50を超えると命中率はかなり向上するので、普通のFPS的に戦うことも可能である。
旧作と同じく、身体の部位がハジケるようになっている。V.A.T.Sでクリティカルを決めればスローモーションで「あべしっ!」を楽しむことができるぞ。部位破壊、四肢切断マニアに大変オススメだ。
しかし、V.A.T.Sによって消費したAPの回復速度がかなり速いため、連発できる点が気にかかるところか。メレー武器相手のタイマンなら、V.A.T.S起動→逃げる→V.A.T.S起動でハメ殺せてしまう。また、足の遅い素手ミュータントも同様。
今回は全てのNPCがフルボイスで嬉しい。NPCのスピーチはスローペースで聞き取り易いのは日本人に有り難い点だろう。サブタイトルを追っていれば、内容が頭に入りやすい。今のところ、旧作のようなクスッと笑うダイアログに出会っておらず、そこが気になるところか。
テクスチャの解像度が低いのが引っかかるが、廃墟の雰囲気は抜群でFalloutらしいカオスさが滲み出ている。アウトドアの地形はOblivionと異なり、かなり細かく作りこまれている印象。探索していて楽しく、ワクワクさせられる。スーパーミュータントとレイダー達が喧嘩している光景を高みの見物するのも面白い。フリーローミングタイプのゲームにはこういう感覚が大切だよね。
○Fallout度
スキルシステムは旧作をそのまま受け継いでいるが、その他の部分はどうか。
●Pipboy
Falloutのアイドル。今作でも端々に登場。
●Targeted
shot
V.A.T.Sで忠実に再現。
●War.War
Never Changes.
Falloutの代表的なキメ台詞。今作でもイントロで聞けます。
●双頭牛
放射能の影響を受けた牛。旧作の画像は見つからず。
●Vaultスーツ
今回はVault101バージョン。
●話すグールさん
今回は仲間になるグールさんがいるのでしょうか。
○これまでのFallout日記(基本的にネタバレ)
・Fallout
1 - アルカリイオン水が飲みたくて
・Fallout
1 - ミューたんと夢
・Fallout1
- この世で一番大切なものは
・Fallout
1 - いつだってアウトランダー
・Fallout1
- いざThe Glow
・Fallout1
- 不変の事実だけが追憶を物語る
・Fallout1
- 殴り込み
・Fall
Out1 - 最終回:さよならは突然に
・Fall
Out 2 - 守るべきもの、失うもの
・Fallout
2 - 冷たくて、暖かいもの
・Fallout
2 - 熱しやすく、冷めやすいもの
・Fallout
2 - 生まれてこのかた聖人一筋
・Fallout
2 - 永遠でいて儚いもの
・Fallout
2 - 偶然を装った必然
Fallout
2はいつかクリアする。いつか。