12月 2008の頁
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12/31/2008

Gothic 3 - ひとりでできるもん

  LPをHP上昇に全振りし、650まで底上げしました。HPが増えたことであれほど痛かった敵の攻撃が怖くなくなり、戦闘は余裕ムードすら漂います。HP400の時は仲間が居ないと不安感がありましたが、いまは一人旅でも普通に進めるようになりました。

  やはり、このゲームではHPが鍵を握っているといっても過言ではありません。防具は効果がありますが、防具の入手が購入するしか方法がなく、評判が高くなければ装備品を買えないようになっているので序盤や中盤で質の良い物を手に入れられません。ゆえに同じ防具を使い続ける期間が長くなり、見た目的にも変化に乏しくなってしまう。

  「戦闘でハメ殺されてごらんの有様だよっ!」という方はHP上昇がおすすめです。HP500もあれば戦闘で毎回苦戦してしまうことはなくなるでしょう。多少の攻撃は気にせずにガンガン攻めていけるようになり、戦闘で爽快感も味わえるようになります。



  すべての街の踏破がようやく終わり、これから各地のオークと反乱軍の依頼をこなしていくことになります。これまでは自由気ままに進めてきたので作業感は否めません。ただ、それぞれのクエストにきちんとした背景が用意されていて、クエスト同士が絡みあい、選択によっては分岐していく多様性が存在していることによって作業感が多少救われていると感じます。

  今まで登場したクエストの総数は100近くありますが、各々にちゃんとしたストーリーが展開されているのに感心します。しかし、発売当初はその分量の多さが祟ったのか、クエストが進めなくなるようなバグがあったようですが…。パッチ1.6では今のところ目立ってそういうことはありません。

  ここまで反乱軍の味方をしてきましたがオークに寝返ろうかと思っています。反乱軍に関わっていく中で彼らが嫌な連中に見えてきたのがその理由。もしかしたら、一見悪そうなやつがちょっと良いところを見せると過剰に好感を持ってしまう法則がオークに働いているのかもしれません。

  しかし、街の開放や反乱軍壊滅の流れは毎回同じなのでしょうか。解放した後は特にクエストも起こらなくなり、画一的で面白みがありません。

 

12/30/2008

英雄伝説VI 空の軌跡FC - とうさんに似たもの

  ジュブナイル的、ライトノベル的なストーリーラインと演出は相も変わらず健在。出だしから展開が早く、グイグイと引っ張る力があります。思春期真っ盛りのエステルとヨシュアのコンビからは早くも甘酸っぱい展開を想起させ、先の展開が読めていても気になってしまう。いわゆるJRPGのノリが好きな人は楽しめそうなストーリーでしょうか。

  今回は主人公がエステルという女の子。英雄伝説で女の子が主人公というのは珍しい。もしかして、シリーズでは初めてではないでしょうか。男の子が主人公では表現できない物語を描きたいのではと開発陣の狙いが窺えます。



  戦闘システムは基本オートだった前作からうって変わって、アクティブターン性に変更。シンボルエンカウントで戦闘に入ると専用のマップへと移動し、速さと行動によって攻撃順が切り替わっていきます。戦闘マップはスクエア方式で一回移動するか、攻撃をするとそのターンは終了。

  攻撃順によってクリティカルやHP回復のボーナスが付きます。このボーナスは敵見方どちらにも効果があるため、なるべく敵には与えないように行動するのがベター。あらかじめどのターンにボーナスが付くかは表示されるので上手く狙って攻撃順を調整できると爽快です。

  攻撃を行ったり、ダメージを受けたりするとCP値が上昇し、一定値まで溜まるとクラフトと呼ばれるスキルが使えるようになります。クラフトは二回攻撃をしたり、補助を行えたりとお得な効果を持ったものが多く、上手く活用すると戦闘は格段に楽になる。CP値が100まで蓄積するとATブレイクをいつでも発動できるようになり、敵のターンであろうと無理矢理割り込めます。

  アクティブターンが鍵を握るシステムは戦略性が高く、歯応えのある戦闘が楽しめるようになっています。ただし、スクエア移動の重要性が低く、開始位置がパターン化しているのが残念なところです。戦闘マップは非常に狭い上に高低差がなく、ヒット&アウェイ等の戦術は発揮しづらくなっています。また、戦闘開始時の位置は2種類(背後を取られた場合と普通)しか用意されておらず、同じ敵と戦った場合は毎回同じ位置から始まるので新鮮味に欠けてしまいます。



  戦闘に勝利するとセピスという宝石を入手します。セピスを工房に持っていくとクオーツと呼ばれる魔法石を精製ができます。そして、精製したクオーツを各キャラクターのオーブメントにはめることでステータスアップや魔法の使用が可能になります。

  クオーツはいつでも付け替えることができるので場所に応じて付け替えるのが最適。苦戦した敵でもクオーツの組み合わせによっては楽に倒せるようになる可能性を秘めています。武器や防具などの装備の種類は少なく選り好みできなそうですが、その変わりにクオーツは色々と模索のしがいがありそうです。



  ジュブナイル的なシナリオは体のあちこちがこそばくなり、私の好みからは外れますが、アクティブターン性の戦闘は意外に手応えがあり、戦闘目当てで続きをやってみようかと思います。ガガーブトリロジーのような放置国家にならないといいのですが。

12/29/2008

積みゲータワーは標高4メートル

届いた。空の軌跡 コンプセットは積み甲斐がありそうだ。
ガガーブトリロジーを見事に放置している私は空の軌跡シリーズも放置することになると思う。

 

探しても見つからない自分のFPS 2009年版

探しても見つからない自分のFPSを改訂。
具体的に追加したのは以下になる。

・Brothers in Arms: Hell's Highway
・Crysis Warhead
・Far Cry 2
・Left 4 Dead
・S.T.A.L.K.E.R.: Clear Sky

また、来年のこの時期にでも更新しよう。

いじればいじるほど破綻する

 ディスプレイの解像度によって見え方や印象が結構変わるなぁ、とことでサイトいじり。触れば触るほど泥沼にはまる。

  最終的にThe Elder Scrolls: Arena Citadelのページからデザインを流用するに至った。右のメニューバーの配色が気に入らないが、面倒臭くなったので放置国家。また、気が向いた時にでも直す。そういえばTES1もほったらかしたままだ。

ARMA MOD - Nightstalkers: Shadow of Namalsk

・Nightstalkers: Shadow of Namalsk
・Nightstalkers: Shadow of Namalsk released - Armed Assault Info

  S.T.A.L.K.E.R.: Shadow of Chernobyl の世界観をArmed Assaultで再現するMOD - Nightstalkers: Shadow of Namalsk Ver0.3がリリース。

  今回のアップデートでプロローグキャンペーンが収録された。オリジナルのオブジェクトや建物も追加され、前回よりもS.T.A.L.K.E.R.らしさを増しているようだ。あとでちょっと試してみよう。

12/28/2008

ディスプレイ買ったよ



 以下の二つで迷ったがBenQ G2400WDはアマゾンに在庫がなかったので、すぐに手に入るiiyama B2403WSを購入。24インチが3万以下になってるなんてびっくりだ。

・BenQ G2400WD
・iiyama B2403WS



  ワイドに対応したゲームでは横の描画範囲が大きくなり、視界が広がった。5:4では見えなかったところが見えるようになる。これがワイドの醍醐味だろうね。

Gothic 3 - マジックナイトにはなれない

  ぶっ続けでプレイ中。正確に測ってはいないが正味30時間はゆうに超えているんじゃないだろうか。なかなか止め時が見つからず、ダラダラと遊び続けてしまう魔力は少なからずGothic 3にも存在している。

  立て続けにオークから街を開放したところ、中立状態だったオークまで敵対関係に変わってしまった。どうも街を解放し過ぎるとすべてのオークが敵対関係になってしまうフラグが立ってしまうようだ。

  しかしながら、中立だったオークたちまで問答無用で敵扱いになってしまうとオークからクエストを一切受けることができなくなり、途中のクエストもすべて消滅してしまうので非常に困る次第だ。得られるはずの経験値やお金が大幅に減少してしまうことになる。それは難儀なので街を解放する前のセーブデータをロードし、続行することにした。

  効率的に進めるのならすべての街を回り、オークの依頼を達成してから街を解放するのがベターだろうか。世界の情勢がダイナミックに変化するのは実感できるが、個人的にはあまり喜ばしくない仕様だ。面倒臭さの方が弥が上にも優ってしまう。

  LPが溜まっていたので生命力に全振りすることにした。するとHPは500に達し、開始時の倍以上の数値に。この状態でアニマルと一戦したところ、戦闘は実感できるほど楽になった。攻撃をくらってもHPのバーが前の半分しか減らないのは安心感がある。

  また、ポーションや肉の回復量はHPの何%回復という仕様なので、生命力の上限が高ければ高いほど回復量も高くなってお得感がある。回復量が50%の場合、HP100なら50しか回復しないが、HP200なら100も回復する。この差は非常に大きい。

  武器は自作のバスタードソードが使い勝手が良い感じだ。刃を研磨すると攻撃力が110になり、目に見えて強くなったのが実感できるようになった。

  イノスの術に炎の剣というのがあって、覚えてみたがこれは全くもって使えない。炎の追加効果を与えられるのは面白いが攻撃力があまりにも低すぎる。炎の太刀で戦う名無しのおっさんプレイをしたかったがそんな夢は無残に壊された。

 

12/27/2008

今日の特価情報

・【特価品】パソコンソフト :ビックカメラ.com

ぐるみん VISTA版 480円
イース VI ~ナピシュテムの匣~ VISTA版 480円
英雄伝説 VI ~空の軌跡~ 【DVD-ROM版】 通常版 480円
イース・オリジン VISTA版 880円
英雄伝説 空の軌跡 コンプリートセット 980円

ワゴン常連のファルコム製品が特価。
ぐるみんと英雄伝説 空の軌跡 コンプリートセットを注文。

12/26/2008

MHF×ファミ通TV 打倒ベルキュロスの回



 神谷さんと朋先生がモンスターハンターフロンティアに参戦。運営プロデューサーの杉浦さんと共に新モンスター「ベルキュロス」討伐に挑む。倒せたのかは見てのお楽しみ。お薬大好きな朋先生のエア回復もあるよ。

12/25/2008

Gothic 3 - 続・魔法ハメ殺し

  寒い地方にやってきた。徘徊するMobは今まで以上に凶暴化。さらに気が抜けない旅になってきた。スタート時からあまり成長の見られない名無しのおっさんは必死にならざるを得ない状況だ。

  防具を一段階上の装備に変えたが効果は薄く、攻撃を数発受けると死ぬのは同じ。Gothic 3の世界では俺Tuee感なんて一生味わえないのではないかと思ったりする今日この頃。特に近接戦闘においては絶望的ですらある。

  オークシャーマンやらゴブリンシャーマンやら、一丁前に魔法を使ってくる敵が登場。こいつらは非常に厄介な存在だ。その厄介さは鬼畜レベルに値する。例えるなら、「10人のヒロインが登場!」と宣伝しておいて、攻略できるヒロインが実は2人、後の8人はどう足掻いてもNTRされるというレベル。そういう鬼畜さを消費者は求めていないのだよ。

  シャーマンはマナ度外視で無限に攻撃魔法を放つ。この時点で卑怯以外の何者でもない。攻撃魔法が命中するとノックバックするため、場合によっては連発をくらう可能性がある。仲間NPCの場合は魔法くらう→ノックバック→魔法くらうでハメ殺されることが非常に多く、そのループに陥った場合は名無しのおっさんがどうにかして打開しなければならない。

  火魔法の場合は一定時間継続ダメージ、氷魔法の場合は一定時間フリーズすることがたまに発生。直撃ダメージが大きいことに加え、追加効果がとても嫌らしい。

  また、魔法は微妙に追尾する機能を持っていて、サイドステップで避けたと思ったら、命中していたなんてことも。シャーマンに近付くことができればこちらのターンだが、敵は必ず複数居るのでなかなかそう上手くはいかないのが難点だ。

  やつらに対処できるように強力な魔法を早く習得したい。魔法使い専用の装備で身を固め、魔法でゴリ押しできる日が来るのはいつになるだろう。魔法使い専用のローブがあるらしいが今のところは見かけない。売っているのは戦士用の鎧ばかりだ。

12/24/2008

Gothic 3 - 頭の中を視覚化

 祝日だったので、ずっとGothic 3をプレイしていた。もっと早く遊んでおけばと後悔している。ただ、2006年のゲームにしては動作は重量級であり、パッチ1.6がリリースされるまではバグ満載だったようなのでタイミング的にはいま遊ぶのがちょうどいいのかもしれない。


クリックすると大きくなるよ

  Gothic3の現状の雑感を視覚化してみた。感じたことを洗いざらいメモリーツリー化することで、感想をまとめる(言語化)際に楽になるのではと思った次第。マインドマップの記法としてメチャクチャなのは百も承知だ。もともとマインドマップなんて日本語の言語思考的にそぐわないものだし、個人使用に限る場合は記法なんてどうでもいいことだと割り切っている。

  マインドマップが目的じゃなくて、正しい記法に沿ったマインドマップを書くことが目的になってしまったらダメだと思うんだ。目的さえ達成できれば手段なんてどうでもいい。そうは思わないかい碇シンジくん?というか、魚の骨を書くのは苦手だ。手癖でどうしても冗長になってしまう。

  今までマインドマップを書く際にはFreeMindを使ってきたが、調べてみると色々なソフトがリリースされていて驚いた。aiNoteはアイコン周りがグラフィカルで触っていてなかなか気持ちが良い。ただ、FreeMindのように枝のクラウド化や可視化された注釈を自由に挿入できないのは惜しい点だ。

12/23/2008

そろそろ2008年を振り返ってみようか

2008年も残すところ後数日となった。例年通り、一年を振り返ってみたい。

・GameSpy - PC Awards Recap
・G4 - X-Play - Gphoria 2008
・Eurogamer Readers' Top 50 Games of 2008 Article
・GameSpot's Best Games of 2008: Year in Review
・The Edge Awards 2008 | Edge Online
・IGN PC: Best of 2008

  今年はとにかくRPGが強い年だった。それに比べてFPSはいまひとつという印象が強い。Crysis:WarheadやS.T.A.L.K.E.R.: Clear Skyは確かに良くできていたものの、前作のリソースあってこその内容でインパクトにやや乏しい感は否めない。

  というわけで、個人的に気に入った作品を以下に挙げてみよう。なお、今年リリース及び発売されたものに限る。

Fallout 3

 Bethesda Softworksらしい安定感のある仕事振りが発揮された一作。多少、旧作のネタを食い散らかした粗さはあるが、RPGとしての内容は期待値通り。ターン性ストラテジーだったシステムをよくリアルタイム性のアクションゲームに落とし込んだものだと感心する。アイロニズムに富んだ演出と一貫したテーマもお見事。The Elder Scrolls IV:OBLIVIONで不満を抱いた冗長なコピー&ペースト的マップを改善した点は高く評価したい。今年を代表する一作として異論の余地はないだろう。

Mass Effect

  これまた老舗BioWareの力を見せ付けられた一作。どの選択しても破綻せずに話が続いていくスムーズなダイアログシステムと写実的なキャラクター表現は“映画的なゲーム”を定義をしなおしたと言っても過言ではない。謎が徐々に解き明かされ、終盤に向けて一気に畳み掛けるストーリー展開には思わず引き込まれた。三部作ながら起承転結をしっかり用意し、気持ちの良い区切り方をしていて一つのゲームとして完成している点はポイントが高い。続編もこの調子で期待したいシリーズだ。

Mount & Blade

  コツコツとここまでバージョンアップを継続しているトルコ人の情熱に思わず惚れた。見た目は大金を投じた大作と比べると見劣りする部分は否めないが、国盗ストラテジーと剣戟アクションRPGの融合という新感覚なゲーム内容を評価したい。活発なコミュニティと今後の発展への期待を込めて注目したい作品だ。

8bit killer

  古き良きオーセンティックなFPSスタイルを強襲し、様々な作品へのオマージュを盛り込みながらもしっかり方向性はまとまっていて非常に洗練されている。その完成度の高さは市販ソフトを上回る出来映え。カッティングエッジなインディーズの底力を感じた一作。

やり残したことと来年に向けて

 今年中に遊びたかったが時間的制約により遊べなかったタイトル。来年は絶対に遊んでやるぞということで挙げておく。

・Gothic 3: Forsaken Gods
・Hinterland
・King's Bounty: The Legend
・Sins of a Solar Empire
・X3: Terran Conflict

  来年は期待しているタイトル群がリリースされるか楽しみ。今年はこれぞというFPSに欠けていたので来年こそは期待したいところだ。なお、このサイトは今まで通りにテキトーに日記を書きながら継続していく予定です。諸兄、諸姉共に来年もよろしく。

12/22/2008

Gothic 3 - オークはお友達

  アリーナでオークに勝利すると仲間にしてくれないかと誘われる。今までカッパーさんのような反乱軍の仲間は居たが、オークのお誘いはなかった。オークが仲間になってくれるとは思いもしていなかったのでこれには驚きだ。さすがフリーダムな作りのGothic 3と賞賛せざるを得ない。

  この世界ではオークに協力して、人間共を奴隷にすることも可能だ。単元的なRPGと一緒にしてもらっちゃ困る。誰が良いやつで悪いやつなのか、どの勢力が仲間で敵なのかを決めるのは自分自身。善や悪の定義なんて見方次第で180度変わる。

  「仲間にしてよ」とお願いしてきたオークの名はトロンポクという。つぶらな瞳が可愛いオークさんだ。消費者金融のCM犬よりもよっぽど可愛い。彼は大きな斧を振り回し、当たり判定が大きい。カッパーさんの剣術よりもよっぽど頼りになる印象だ。

  トロンポクさんを囮にしながら、名無しのおっさんは弓を射る。この戦法は効果的で単独戦に比べると生存率はグンと上昇した。やはり、戦闘する際は仲間が居た方がベターだろう。一人でやるもんじゃない。自殺行為以外の何物でもない。

  現在、世界を踏破すべく、地図上の街を探して歩き回っている。それぞれの街のどこかに落ちているテレポートストーンを入手すれば一瞬で移動が可能になるので、全ての街を巡ってからクエストに本腰を入れるのも一つの手だろう。

  ただ、先に踏破してしまうと「どんな世界が広がっているのだろう」という期待感がなくなり、クエストを作業的に感じてしまいそうなので悩むところだ。底を見てしまうと一気に醒めるタイプの私はそうなる可能性が高い。クエストをほどほどにこなしつつ、気分転換に冒険するくらいのスタンスでないと厳しいか。

  Gothic 3のクエスト管理で素晴らしいのはクエストに関する会話ログは残るが、クエストマーカーが表示されない点だ。「なんでクエストマーカーが表示されないのが素晴らしいの?」と思う諸姉はいらっしゃるかもしれないが、クエストマーカーがあると「どこそこまで行って○○してね」と一から十まで指示されてるようで、私なんかはどうも作業的に感じてしまう。

  確かにマーカーがあるとクエストを進める場合は便利なのだが、その便利さが達成感を奪い、単調さを際立たせるように思う。会話ログから解決方法を推理していった方が達成感やカタルシスは得られるはずだ。マーカー通りに進んでしまうと自分で答えを解いた感動は生まれない。

  もちろん、目標を達成させるためには「どこでなにすればいいのかわかんねーよ」というクエストではストレスが溜まるが、Gothic 3では今のところそのようなことはない。会話中にきちんとヒントが掲示されることで何をすればいいのか明確にしている。

  評判が芳しくなかったのであまり期待していなかったが、オープンエンド系のRPGとしてはよく出来ている。唯一、戦闘のバランスに癖があるところが難点だが、慣れてしまえばこれさえも味の一つに思えてくるのが不思議だ。これは買い被りでは決してない。

12/20/2008

Rise of the Argonauts - 想定の範囲外

 アクションRPGというよりはアクションADVの趣が強いか。定められたリニアなレールを歩かされ、クエストをこなしていくタイプのゲームだった。

  プレビュー記事で読んだ通り、冒頭で悪いやつらの襲撃に遭い、ジェイソンの恋人アルセミーは速攻殺害される。展開がいきなり過ぎて、ややゲームに入りにくい印象を受けた。

  キャラクターの造形は男性、女性共に洋ゲー的なイモ臭さは少なく、洋ゲーキャラが苦手な日本人にも受け入れやすいのではないかと思う。アルセミーにしても、一般女性にしても可愛らしい顔立ちをしている。

  クエストはどうにも単調だ。目的地まで行って、二言三言の会話をして完了ということも多く、断続的なゲームプレイになりがち。会話中に4つの選択肢から1つを選ぶ場面があるが、どれを選んでも予定調和の結果になり、選択の重要性は低い。

  クエストをこなすことで経験値を獲得し、スキルに振り分けられる。スキルの種類は大きく分けて、メイスのアレス、ソードのエルメス、シールドのアポロ、スピアのアテナの4つが存在。それぞれのスキルツリーにはスキルが30個程度用意されている。

  戦闘はお手軽にコンボが発動し、難易度は低め。攻撃時はエフェクトが掛かり、当たり判定もしっかりしているので爽快感は高い。フィニッシュムーブでは敵をブッ飛ばしたり、首を刎ねるシーンがスローモーションで再生され、なかなか気持ち良い。

  敵の持っている盾はメイスの強打で殴ると破壊しやすく、動作が遅い敵はスピアやソードの素早い攻撃が効果的。武器を切り替える点はそこそこ機能していると言えよう。仲間は自動的に戦い、いちいちプレイヤーが指示することはない。

  戦闘はイベント的なもので敵を狩って楽しむという余地はない。ライフの回復は戦闘終了時に自動的に行われる。また、インベントリーはなく、アイテム収集の要素もない。武器と鎧はたまにクエストで入手し、船の中で装備変更が行える。

 

  想像していたものとは異なった。クエストは作業感が漂い、やらされている印象が強い。あまり好きなタイプの作りではなかったため、他のやりたいゲームをしてからにしようかなと思う。

12/19/2008

Gothic 3 - 自殺願望

  色々試してみようということで錬金術に傾倒してみる。様々なポーションの調合方法を教わり、自作してみることにした。レシピが分からないポーションは作れないので、錬金術師からいくつかのレシピを購入しておく。ちなみに、ポーションはフィールド上に生えている薬草を拾い集め、それらを組み合わせて調合することで作ることができる。

  ステータスが上昇するポーションはかなり美味しい。薬草をそのまま食べてもステータス+1されるものはあるが、ポーションにするとステータス+2や+4になって大変お得だ。

  今まで薬草はそのまま頂いていたが、今度からはポーションにしてから飲むことに決めた。ステータスの上昇にはコストが掛かるため、こういった機会を逃さないようにしたい。

  これまでは気が向いたら薬草を拾うことにしていたが、ポーション=ウマーを知ったので見つけたら必ず採取するようにしている。山を歩きながら薬草をむしり取るプレイはこれはこれで楽しいものだ。この点は環境描写が大変優秀な本作ならではといったところだろう。もちろん、ポーションによるステータス上昇が原動力としては一番大きいが。

  人間は美味しいご褒美があると、多少の作業も苦痛にならずに楽しむことができる動物だ。ご褒美無きところに楽しさは見出しにくい。

  NPCをエスコートするクエストがはいくつかあるが、先導するNPCの後を追うクエストは厄介だ。NPCがプレイヤーの後ろを付いてきてくれるのなら障害を上手く取り除ける自信があるが、NPCが先を歩いていく場合はそうはいかない。

  ルーファスという奴隷の脱走を手伝い、あるところまで護衛するクエストを依頼されたが、このルーファスさんは大変空気が読めない人で困った。明らかに前方に敵の大群が居るのにもかかわらず、ど真ん中へ突っ込んでいく。度胸試しもいいとこだ。護衛する身にもなって欲しい。ルーファスさんは自殺願望があるのではないかと疑わざるを得ない。

  ルーファスさんはオオカミのグループに突っ込み、予想通りに襲われた。仕方なくオオカミ退治を手伝うわけだが、これまでにも散々説明したようにこのゲームはハメ殺しマンセーでゲームオーバーを味わうことになる。

  しかも、オオカミを退治したとしても、どこからともなくトロールの団体さんが現れてこんにちわ。もはや、嫌がらせとしか言いようがない。だが、このようなハプニングこそがGothic 3の面白さだと言いたい。筋書きに左右されないダイナミックなドラマがここにはある。

 

12/18/2008

Cryostasis PhysX Tech Demo - 残留思念読取

・Cryostasis: The Sleep of Reason PhysX Tech Demo
・Cryostasis PhysX Performance Preview
・Cryostasis: DirectX 10 tech demo of the Physx shooter reviewed

  Cryostasisのテクノロジーデモがリリース。最先端の流体シミュ、クロスシミュがリアルタイムで体験できる。水の表現はBio Shockを彷彿とさせるが、Cryostasisでは水滴が計算されて動いているのが異なる点だろう。レビュー記事によると高設定で30fpsをキープするにはGTX260以上は必要とのこと。

  技術面が凄いのはよく分かったが、ゲーマー的にはサイコメトリー能力を取り入れたゲーム内容に注目したいところだ。主人公は物に触れると、そこに残った記憶や残留思念を読み取ることができる。

  たとえば、精肉に触れると牛が精肉に変わるまでの記憶、死体に触れた場合はその人が死ぬまでの記憶がフラッシュバックで再生される。

  このようなサイコメトリー能力を使って、謎を解いていくのがCryostasisのキーポイントとなっているようだ。人の思念は水に残りやすいとよく言われるが、Cryostasisの舞台が極寒の砕氷船なのはそういう意図があるのかもしれない。なんにせよ、ちょっと風変わりな内容で楽しみだ。

 

12/17/2008

Rise of the Argonauts - 今年はこれで打ち止め

 2008年も残すところあと半月となった。今年はRise of the Argonautsで最後となりそうだ。

  Rise of the ArgonautsはLiquid Entertainmentが開発したアクションRPG。Liquid EntertainmentはこれまでにThe Lord of the Rings: War of the Ring、Dragonshardなどを手掛けている。どちらかといえばアクションよりもストラテジーに強い印象のあるメーカーだった。

 Rise of the Argonautsはギリシャ神話をテーマにしており、主人公は若き王ジェイソンとなる。ジェイソンには愛する妻アルセミーがいたが、ある時何者かに暗殺されてしまう。その亡き妻の復讐を遂げるのがメインストーリーとなるらしい。

  ジェイソンには4人の仲間が存在する。ヘラクレス、アキレス、アタランタ、パン。いずれも聞き覚えのあるギリシャ神話の英雄達だ。この仲間達は一度に二人まで同行させることが可能である。

  戦闘は特に力を入れた部分らしく、デビルメイクライやニンジャガイデンを意識しているようだ。敵の攻撃をシールドバッシュで弾いた後に槍で突き刺し、そのまま放り投げるなど多彩なコンボが繰り出せるのを特徴としている。

  RPGというとアクション要素は二の次になってしまうことが多々あるが、Rise of the Argonautsの戦闘はそれらとは一味違った爽快なアクションを楽しめそうだ。

  ゲーム進行はリニアなのか、オープンエンドなのか不明。動画で見る限りではそれなりにフィールドが広そうな印象を受けた。クエストや会話には選択肢が用意され、ロールプレイを楽しめる作りになっているとのこと。

  発売は12月16日。海外では既にリリースされている。日本にも今週中には入荷されるのではないだろうか。アクション要素がしっかりしているRPGということで期待したい作品だ。

リンクさせて頂きました

・見てるか、B級!?

PCゲーム+B級映画を扱うサイト様です。
ピータージャクソンはゾンビ映画を作っていた頃が一番輝いていたと信じて止まない諸姉は要チェックだ!

12/16/2008

ファミ通TV プリンス・オブ・ペルシャの回



青二の先輩のような雰囲気を漂わせるルパン小島さんがゲストの回。
「プリンスオブペルシャ  12月18日 でる予定」
とりあえずこれだけは覚えておこう。試験に出ます。

Gothic 3 - ゼロサムゲームで栄光をつかめ

 反乱軍の準備は整った。今こそCape Dunを解放する時だ。聖騎士のウェンゼルさんに反乱発起を促し、オークとの火蓋が切って落とされた。ひ弱な名無しのおっさんはウェンゼルさんのサポートをしながら戦うことにする。

  格好を付けて、オークや傭兵と街中でチャンバラしてもブチ殺されるのがGothic 3のルール。時には卑怯に、そして抜け目なく戦うのが生き残るコツである。街中でバカみたいにチャンバラして助かるのは暗殺できない暗殺者の世界だけだ。世の中そんなに甘くはない。

  やはりオーク達の戦闘力は高く、反乱軍の数はみるみる内に減っていく。強者であるウェンゼルさんは数人と渡り合っているが決着が着くまでには時間がかかりそうな雰囲気だ。そして、手持ち無沙汰のオーク達はターゲットを名無しのおっさんに変更し、集団で襲ってきた。いつかこうなると思っていたんだ。

  近接戦闘に勝機がないのは百も承知。一旦、敵との距離を開けて、各個撃破していくのがベターだろう。街から出れば距離が取れるかなと思い、勢い良く外に飛び出したがオーク及び傭兵は電車ごっこで執拗にストーキングしてくる。彼らにゲットアウトヒアストーカーは通じなかった。

  しょうがないのではらぺこオオカミさんのところへ行き、三つ巴作戦を決行する。オオカミさんのガブガブハメ攻撃で瀕死になっていくオーク達。名無しのおっさんは丁度良いタイミングで射撃を行い、美味しいところだけ頂いた。このような自由すなわちフリーダムな作戦が行えるのはGothic 3の利点だ。

  そして、残党を蹴散らすべくウェンゼルさんのところへと帰還し、この戦いに決着を付けた。Cape Dunは今回の争いで荒れてしまったが、今後はウェンゼルさんが街を復興させていくらしい。

 街をオークから解放したことで経験値を獲得し、レベルアップした名無しのおっさん。早速ファイアーボールを覚えることにしよう。イノスの神像にお賽銭とお祈りをして、ファイアボールを習得する。

  魔法は期待していた通りの強さだった。ファイアーボールを三回当てればオークを倒せる。魔法なら近接ハメ攻撃を受ける心配がなく、安全に戦えるだろう。しかし、マナを全く成長させていなかったため、すぐにガス欠を起こすのは問題だ。

  現在、マナを回復させる方法はポーション、睡眠、雑草の3つがあるが、ポーションと雑草は数に限りがある。金銭的にもあまり余裕がなく、むやみやたらな乱用は禁物だ。そうすると適度に睡眠しながら魔法を使うことになるが、そんな都合の良いようにフィールドにベッドやキャンプは用意されていない。

  というわけで、現在は魔法オンリーで戦うのは難しいというより無理という結論に至った。いまは魔法戦士的に臨機応変に戦う必要があるだろう。知識250になるとマナ自動回復のスキルを覚えられるらしいので、それまでは剣を手放すのは厳しいか。

  私はRPGをプレイする場合、基本的に脳筋タイプに育ててしまうが、このゲームは近接戦闘が鬼バランス故にウィザードに育てる決心が簡単についた。本来なら魔法をジャンジャン使用して戦うのを理想としているが、色々と面倒なのでこれまでのRPGではなるべく脳筋タイプにして、魔法は敬遠してきたわけだ。Gothic 3では念願のウィザードプレイができそう。今からワクワクすなわちロマンティックが止まらない。

 

繋がりは大切に

相互リンクして頂いたので報告をば。

・BaNaNaBoNaさん
・月と空の浜辺さん

どちらのサイト様もPCゲームの話題を中心に扱っておられます。
PCゲーマーな諸姉は要チェックだ。

あまりリンクして頂くことなんてないので嬉しい限り。
今後ともよろしくですね。

12/15/2008

Gothic 3 - 100万回死んだ名無しのおっさん

  はらぺこのオオカミに食い殺され、なんとかフライに刺し殺され、スカベンジャーに突き殺され、ゴブリンに撲殺され、オークに惨殺されて幾星霜。武器や防具、ステータスを改善しても全く状況は変わらず、近年稀に見るゲームオーバー回数を記録中だ。

  以上の経験から、戦闘前や10分毎にクイックセーブする習慣が付いてしまった。チキンと笑われても別に構いやしない。

  ゲームオーバーのオンパレードに他のRPGならクソゲーと叩きつけているところだが、そうならないのがGothic 3の強みだろうか。自分の不注意はともかくとして、ハメ殺しにあっても、「だがそれがいい!」で済ませてしまうから不思議だ。

  人生は理不尽なことばかり。Gothic 3はゲームプレイを通じて、そう教えてくれる。理不尽な出来事に出くわしたら一度潔く退き、再びチャレンジすればいい。初めから全て成功なんてできるわけがないのだ。ちょっとしたことで躓いたとしても諦めないことが肝心。名無しのおっさんには無限の可能性が広がっている。

 オークに支配されているCape Dunに到着。いきなりオークの大群と戦闘になるのかと危惧したが、ここのオークは意外に話の分かるやつで助かった。変な行動を取らなければ自由にしてよいとのこと。

  とりあえず街中の人やオークに話しかけ、クエストを頂く。しかし、この街での評判は低いせいでオークのリーダーであるウルク、捕虜になっている聖騎士との謁見は認められなかった。先にクエストをこなして評判を高めろということなのだろう。

  脱走した奴隷を捕まえるというクエストには二つの選択がある。指示通りに奴隷を捕まえて、再びオークの下で働かせる。もう一つは脱走を手伝い、安全な場所まで連れて行く。少し迷ったが反乱軍(原住人)の肩を持つ私は脱走を手伝うことにした。街での評判は上昇しないが、他のクエストで代用できそうなので大丈夫だろう。

  そんなこんなで他のクエストをこなし、オーク達の信頼を獲得。ウルクと聖騎士との謁見が認められた。ウルクに話しかけると反乱軍のアジトを殲滅するクエストを依頼され、聖騎士に話しかけるとこの街をオークから解放するクエストをもちかけられる。

  オークに加担するか、反乱軍として行動するか。まさに両極端の選択で非常に迷うところだ。これまではオークから世界を救う勧善懲悪ストーリーかと思っていたので、これは良い意味で裏切られた。選択次第でオーク様バンザイの世界を築くこともできるのだろうか。

  初回プレイは故郷を取り戻すべく反乱軍プレイを目指しているので聖騎士の話に乗ることに。しかし、聖騎士と名無しのおっさん二人でオーク及び傭兵達を抹殺すなわちジェノサイドするのは至難の技だ。

  ということで、この街に潜伏している反乱軍のスパイに手伝ってもらおうかと思っている。ちなみに、聖騎士と二人でオークと戦うこともできるが結果は言わずもがな。集団リンチでブッ殺された。

 

12/14/2008

Fallout 3 - 念願のGECKを手に入れたぞ!

意外に早くGarden of Eden Creation Kit(Mod Tool)がリリースされた。さすが有限実行を守るBethesdaと賞賛せざるを得ない。

  ということで、面白そう&便利そうなMODをいくつかピックアップだ。

・Laser Sword Light Saber V1-5
これで暗黒卿プレイもバッチリ。刃が接触した時の「 ピシューン」サウンドも再現されているぞ!

・Megaton Re-Done Texture Tune-up
テクスチャの解像度が残念なことになっているFallout 3。このテクスチャセットを入れればメガトンの街が詳細な部分までハッキリと表示されるようになるぞ。もう、昔のメガトンには戻れない!

・Artillery Marker Gun
迫撃砲の支援要請が可能に!気分はまさにWWIIだ。

・Ion Cannon Beacon
エイサットすなわち衛星攻撃の使用権は君の手に委ねられた。これで向うところ敵無し。鉄雄なんて怖くない!

・BFG9000
みんなご存知Doomの最強兵器。ビッグファッキンな時はこれを使って、敵をビッグファッキンな気持ちにさせちゃえ!

・Clear Skies
たまには青空を眺めてボーッとしたい時もある。そういう時はこのMODが最適だ。

・Crowbar
FPSの武器といえばバールのようなものだろJK!そんな不満を抱いていた諸兄も安心してほしい。これで念願のバールのようなもので戦うことができる。ゴードンフリーマンMODと合わせると、さらに気分は盛り上がるかも。

Grand Theft Auto IV - 仮想体験と実体験の狭間

  ローマン関連のミッションはメインストーリーであろうことから、電話が掛かってこようとメールが送られてこようと無視を決め込む。現在はボーッと街を散策しながら、たまにサブミッションをこなす毎日だ。ミッションの内容はバリエーションに富んでいて作業感が少なく、今のところ楽しんでいる。

  サブミッションを成功させたことでお金が結構貯まってきた。しかし、Grand Theft Auto IVでの主なお金の使い道といえば、ファッション、食料、武器くらいなもので寂しい。旧作のように不動産は買えないようだし、部屋に飾る家具の購入もできない。

  そんなのどうでもいいじゃんと思われる諸兄がいらっしゃるかもしれないが、そういうどうでもいいことがゲーム世界を豊かにすると私は思う。ことGrand Theft Auto IVのようなゲームにおいては。遊べる要素はたくさんあった方がいい。どうでもいいような作り込みの蓄積により、生活感にさらなる説得力を生み出せるのではないだろうか。

12/12/2008

Grand Theft Auto IV - リバなんたらシティでリア充体験

 仕事仲間をアッシーする時に出会ったミシェルさんからデートのお誘いが来た。思ってもいない吉報に胸をときめかせ、早速ミシェルさん宅へ直行だ。ミシェルさん宅はローマンから借りたボロアパートと違い、綺麗なお部屋で羨ましい。

  とりあえず車に乗ってドライブしながら「どこへ行こうか?」などと会話を交わす。ミシェルさんは体を動かすのが好きということで、デートはボーリングに決定。ガーター王の異名を持つ、私の腕を試す時が来たようだぜ。

  ボーリングは投げる位置を決めてから、↑↓キーで投げるスピードの強弱を決め、投げた後は←→で球筋が調整できるという仕様だ。ボーリングのゲームなんて今までプレイしたことはないが、このゲームのボーリングは意外に楽しいんじゃないかと思う。ピンが倒れるか倒れないかの微妙なもどかしさ、ストライクを決めた時の爽快感が見事に再現されていて、ボーリングの雰囲気を味わうことができる。

  ちなみにボーリングのスコアは私ことニコの勝ち。ミシェルさんはあまり成績がよろしくなかった。途中で下手に出た方がいいんじゃないかなと思ったりしたが、大人気なくマジで挑んだ。男らしくストライク連発した方がかっこいいのか、それとも接待さながらにミスをした方がいいのか…女心ってのは難しいんだぜ。ケースバイケースすなわち時と場合と人による問題に答えはない。

  ただ、冷静に考えてみると初デートでKYなスコアを叩き出すのはやはりマズかったと思われる。勝ち負けが目的じゃないとしても僅差でワイワイと遊んだ方が楽しめるのではないだろうか。

 ボーリングが1セット終わったところで帰宅のお時間になった。楽しい時間はあっという間に過ぎ去っていくのはどこの世界でも同じだ。

  ミシェルさんは帰り際に「楽しかったわ、また遊びましょ」と言う。それからバイバイをして、お別れ。そして、帰宅しようと思ったが、ローマンから面倒な連絡が入って余韻はブチ壊し。

 Grand Theft Auto IVはリア充体験ゲーだ。変わり映えのしないさもしい日常を送る私からすると、ニコさんの日々は非常に魅力的に映る。ニコさんはアメリカンドリームしたんだぜと仰るが、使いきれないほどの大金を手に入れ、大豪邸に住むことが幸せなんだろうか。

  だらしのないローマンの世話をして、たまにミシェルさんやらそのお友達とデートする。私にはそんな日常でも十分充実していて、楽しそうに見える。

  Grand Theft Auto IVはクライムゲームに分類されるが、その中でも特に“生活”に焦点が当てられているゲームだと思う。リバティーシティーにはニコとして生活するための仕掛けが様々な角度から用意されており、プレイヤーを楽しませる。

 

12/11/2008

Grand Theft Auto IV - 品質が疑われるレベル

 左ボタンがアタリ、右ボタンがハズレ。

  インストール画面に運試しゲームを仕込んでいるGrand Theft Auto IV。さすが作り込みと品質に定評のあるRockstar Gamesが製作したゲームだと絶賛せざるを得ない。

Gothic 3 - アニマルに篭絡される日々

 Gothic 3ではレベルアップするとラーニングポイント(以下LP)を獲得し、それを消費してステータス上昇やスキル習得が行えるようだ。レベルアップしてもステータスやスキルに変化がないからおかしいと思っていたのが解決。

  ただし、LPはいつでも使えるというわけではないので注意だ。戦闘術や魔法に長けたトレーナー、イノスの神像にLPを払うことでスキルアップやステータスアップが行える。

  ちょっと変わっているのがLPと同時にお金も支払わなければならないという点だろうか。たとえば、体力を5上げるためにはLP1と250G、大型武器のスキルを習得するにはLP5と2500Gなど、 今の私にとっては高価な額を要求してくる。

  LPに余裕があっても、資金的な面で涙を呑んで我慢せざるを得ない状況もしばしば。トレーナーに授業料を払い、神像にお賽銭を供えるという意味だと理解はできるが、なんともシビアな設定だ。このゲームではこのようなシステムに関しての説明がプレイ中にはほとんどされないので、マニュアルは一読しておいた方がベターだろう。

  とりあえず近接攻撃関係のスキルを中心に上昇させてみたが、あまり向上したようには感じられない。近接戦闘が鬼仕様のこの世界では魔法の方が優位な気がしてくるがどうだろうか。今度、レベルアップしたら攻撃呪文を覚えようと思う。

  あと、5000Gもする軽装備セットを購入したが、受けるダメージは特に変化がなかった。前と同じように数発くらうと死ぬのは健在だ。装備は本当に意味があるんだろうか。気休め程度にしか思えない今日この頃。皮のよろいから、くさりかたびらに変えた時のような劇的ビフォーアフターを実感したいんだぜ。

  現状、オークや山賊よりもアニマル(特にオオカミ)の方が凶暴に感じる。ハメ殺しはアニマルの専売特許と化しており、オオカミにリンチされているオークの姿をしばしばお見掛けする次第だ。リンチされている姿を見ていると「ああ、自分もあんな感じにレイプされたんだな」と苦い思い出が蘇る。これすなわちトラウマもとい思い出ぽろぽろ。

 

12/10/2008

Gothic 3 - ロシアンルーレットファイティング

 難民の兵士とアリーナで勝負。彼に勝利すると「旅にお供してやってもいいぜ」と言ってきた。こいつは役に立ちそうなおとり役もとい仲間だ。喜んで承諾し、同行させることにする。ちなみに彼の名はカッパーというらしい。

  一人の敵相手ならカッパーさんをタンク役にして、名無しのおっさんは援護射撃を取るのが安全策かもしれない。カッパーさんはそれなりに頑丈で、極度のハメ攻撃にも遭わないので安心感がある。カッパーさんの体力が危なくなったら加勢するくらいで構わない。その頃には敵も瀕死になっている。

  AIのパスワークには不安が残る出来だ。カッパーさんは移動速度がそれほど早くない上に、たまに障害物に引っかかることがあった。目を離した隙に行方不明なんてことも起こりうるので常に目が離せない。

  散策に夢中になってしまい、カッパーさんから目を離してしまったのが運命の別れ道。彼の姿はそれ以降見かけなくなった。もしかしたら、この地には地方妖怪神隠しが存在しているのかもしれない。迷い子になり易い人は注意が必要だ。気を抜くと「千」という源氏名を付けられて、風俗に売られてしまうぞ。

  ハメ殺しに四度遭遇。上手くいく時はスムーズに敵を倒せるのだが、一度タイミングが狂うと死に繋がる。近接戦闘はもはや運頼みといった方がいいだろう。プレイヤーは「当たれ、当たれ」と祈りながらクリックし続けるしかない。ハメループに入ってしまったら運が悪かったと諦めろ。それがGothic 3のルールだ。私はすでにこの奇妙な感覚を受け入れてしまい、ハメがないと物足りない身体になった。

  初期の村の周辺を散策しているがクエスト数は豊富そうで安心した。いくら世界は広くても中身がスカスカでは意味がない。また、クエスト同士に繋がりが多いのも嬉しい点だ。

  たとえば、奴隷になっている鍛冶屋を解放するクエストは鍛冶屋を必要としている兵士のクエストに繋がっていたりと、それぞれのクエストに関連性があることで世界に奥行きを感じさせる。鍛冶屋を助けた→クエスト終了ではやっぱりつまらないでしょ、でしょ?

 

12/09/2008

Gothic 3 - ハメ殺しオンパレード

 待ちに待ったGothic 3: Forsaken Gods Collector's Editionが届いた。私は以前にGothic 2をプレイしたことがあるが、序盤の街で投げ出した苦い思い出がある。今回はそうならないように願いたいものだ。というわけで早速プレイ。

  イントロムービーはお馴染みの名無しのおっさん(Gothicシリーズの主人公)が仲間を引き連れ、故郷へ戻ってきたところから始まる。しかし、黄色い声援に迎えられての凱旋帰国とはいかず、のっけからオークに故郷の土地が占領されて大ピンチという状況だ。これは名無しのおっさん頑張れと言わざるを得ない。

  ちなみに、この名無しのおっさんには名前を付けられず、顔や性別も変更することはできない。つまり、ゲーム開始時にニヤニヤしながらキャラクターメイキングすることはGothic 3では不可能。これはGothicシリーズのトラディションすなわち伝統である(旧作でも名前すら付けられなかったと思う)。 Gothic 3は名無しのおっさんになりきって、名無しのおっさん活劇を楽しむヒロイックファンタジーすなわち英雄幻想伝なのだ。

  しかしながら、日本でGothicシリーズに人気が出ないのは翻訳されない点と名無しのおっさんによるところが大きいのではないかと私などは邪推してしまう。いや、私個人としては名無しのおっさん大好きだが。世界を救う幼女とか、ガキとか、もはや見飽きた。

  デモ版でも感じたことだが、戦闘が非常にもっさりしている上にハメ殺しに遭うのは勘弁して欲しいものだ。パッチ1.6で変わっているかと思いきや、デモ版からのもっさりアクションが健在だった。Gothic 2の方がシャキシャキ動けていたように思うがどうか。

戦闘の気になるところを列挙すると、
・攻撃モーションに無駄が多い上に長く、キャンセルできない
・一部の敵は先読みジャンケンしているかのごとく攻撃を避けまくる
・当たり判定が曖昧で当たっているのかいないのか分かりづらい
・敵の攻撃を受けるとノックバックし、立て続けに攻撃を受け続ける
・敵の攻撃を受けると転倒し、起き上がった瞬間にまた転倒させられる

  戦闘時に困るのが後者の二点だ。運が悪いと無限ループが発生し、死ぬまでリンチが続くこともしばしば。これが街を出てすぐの雑魚敵が仕掛けてくるから困る。いうなればスライムやゴブリンに即死させられるような状況を思い浮かべてもらえると分かり易いだろう。名無しのおっさんには銅の剣を買う余裕も、レベル上げをする余裕もないのだ。

  しかしながら、Gothic 3ではこのような理不尽に値する出来事が一種の緊張感を生み出すのに繋がっている。一度、攻撃を受けるとハメ殺しされるかもしれないという緊張が常に付きまとい、戦闘に手応えを感じさせ、勝利した時にカタルシスすなわち快感を呼ぶ。

  近接戦闘ではハメ殺しに遭う可能性が高いため、弓で射った方が序盤はスムーズに進めるだろう。敵はずっとストーキングしてくるわけではなく、一定の距離を離れると住処へ帰っていく傾向があるので、弓→逃げる→弓→逃げるのヒット&アウェイが有効だ。

  もしくは敵をトレインすなわち電車ごっこして、他の敵に擦りつけ、美味しいところだけ頂くのが賢い戦法かもしれない。種族が異なる敵同士は喧嘩を起こすようだ。

 環境描写はほんと素晴らしい。最近ではTwo Worldsの世界にうっとりとさせられたが、Gothic 3もそれに通じるものがある。Gothic 3はキャラクターのディティールがやや残念ではあるが、うっそうと茂る草花や遥か彼方まで続く木々の描写はTwo Worldsよりも美しく感じた。

  ただ、動作はやはり重い。デモ版よりは動作が改善されたように感じるが、それでもスクリーミングロードでスワップを起こすのは相変わらず。これはメモリ不足のせいなんだろうか。64bitOSにしておけばよかったと思う今日この頃。

  今月はじっくりGothic 3をプレイしたいと思う。付属の紙マップを見てみるとエリアは広そうなのでwktkしている。有志の方の日本語パッチのお陰で本編は日本語で楽しむことができ、ミッション内容もしっかり把握して遊ぶことができそうだ。

12/07/2008

スリードッグだ、わおーん!じゃないぜ

・Enclave Radio(音出ます)
http://www.enclaveradio.com/

Brotherhoodのサイトはないのかな

12/06/2008

キモオタの他愛もないケンカ


シナリオの出来云々は置いといて、いたる絵はこの頃が一番好きだな。
それ以降は受け付けない。

今日は姉の日なんだぜ

12月6日はの日です。

普段からお姉さんもしくはお姉ちゃんあるいは姉様またはねぇねぇはたまた姉貴にお世話になっているクンは感謝の気持ちとプレゼントを捧げましょう。

12/05/2008

Games for Windows LIVE 2.0クライアント版が突貫工事すぎる件について

・Games for Windows - LIVE 2.0

 LIVEの機能(フレンド、チャット等)をゲームを起動せずに使用できるというクライアントがリリース。しかしながら、フレンド、チャット、実績機能は搭載されておらず、遊んだLIVEゲームの表示も全く機能していない。

  このクライアントをホームページで例えるならば「工事中」ページばかりという状態だ。せめてゲーム中で使えるLIVE機能ぐらいは搭載してからリリースするのが普通というか基本であり、常識すなわちJKだろう。GFWLの中の人は頭が腐っているのではないかと疑わざるを得ない。

  というか、そもそもこのクライアントはLIVE機能をデスクトップ上で使えるようなものではなく、ゲイシマーケット専用のアプリケーションなのか?

 

12/04/2008

Mount & Blade - 国盗合戦はまだ早い

 村が盗賊に襲われているのを発見。放っておいたら今後、この村を活用できなくなる可能性が出てくる。可哀想なので救出してあげることにした。

  戦闘が開始すると近くに村人が登場。しかし、この人数が非常に多い。20人以上は居るのではないだろうか。対する盗賊は5人程度で多勢に無勢もいいところだ。

  村人は盗賊に向って「ワー」と攻めていくが、その光景は戦争というより集団リンチと呼ぶ方が相応しい。小学生のサッカーのごとく集まった村人達に囲まれた盗賊はフリーザに騙されたバーダックのようにして散っていった。もしかして、こちらが助けにいかなくても自衛できたのではないか、と思わざるをえない。

  開催中のトーナメントに全て優勝し、名声は120を超え、国に仕官できるようになった。ただ、仕官をしてしまうと色々と忙しそうな気がするので、いまのところはブラブラ一人旅して、自由気ままに過ごしている。村長やギルドマスターのクエストを達成しつつ、盗賊を狩って装備品を漁る…そんな生活が楽しい。

  もちろん、100人以上の合戦とか、攻城戦は魅力的だが、城主となって常に追われる立場になるのは疲れそうだ。

 

ファミ通TV モンスターハンター フロンティア オンライン



 トリ=トリケラトプスを家政婦が見た。

 モンスターハンターを遊んだことがあるという朋先生。その真相は朋ちゃんのケツ拭きコーナーで明らかに。

12/03/2008

Mount & Blade - 戦闘民族魂を揺さぶられ

  二つのユニットが争っているところに接触すると、友好的な軍に加勢ができた。友好的なユニットは戦闘力50の中規模の軍、敵対しているユニットは戦闘力10の山賊だ。

  戦闘が始まると友軍が大勢登場し、まさに戦争という名に相応しい光景が広がる。これだけ人数が集まると壮観だ。友軍達と歩調を合わせながら山賊の方向へと向う。彼らが発する雄叫びを聞いていると、自然に気分が高揚してくる。

  そして、山賊と接触。こちらの方が圧倒的に人数は多く、山賊を取り囲む形となった。多勢に囲まれた山賊は身動きが満足に取れず、友軍の攻撃に成す術もなく倒れていく。私は足を止めている山賊にクロスボウを叩き込み、二人だけ始末することができた。

  戦闘はあっという間に終了。すると、友軍の隊長がこちらに謝辞を述べてくる。何ももらえなかったが、良いことをした気分を味わえたので満足。

  あれくらいのユニットをいつかは率いてみたいものだが、軍を束ねるには何かと費用が掛かる。国に仕官できる名声を得るまでは我慢すなわち忍耐だ。

 

Bet on Soldier - 利潤と効率だけを求めた先は…

 B.o.S戦にはミサイルランチャーが最適だった。ミサイルランチャーは直撃すれば大ダメージを与えられ、直撃を外したとしてもスプラッシュダメージと炎による継続ダメージが期待できる。照準にチャンピオンを合わせ、カウントゼロと共にミサイルランチャーを連射すれば大抵は数秒でカタが付く。

  ウォーショットガンの攻撃力も捨てがたいが、ショットガンの場合は遠距離まで攻撃が届かず、命中したとしてもダメージが低い。カウントの間に近距離戦に持ち込めなければ長期戦と化すのは必死だ。その点、ミサイルランチャーは遠距離まで確実に攻撃が届く。

  B.o.S戦にはミサイルランチャーさえあれば問題はないだろう。ただ、ミサイルランチャーの連射では簡単に決着がつき過ぎるので味気なさを感じてしまうが…。

  次のリーグにチャレンジ。3つの新たなリーグが追加され、迷ってしまう。とりあえず難度の低いものからプレイすることにした。序盤でケチったお陰で資金には余裕があるので上位装備で挑む。コンパニオンはエンジニアとトルーパーを選んだ。

  このリーグから敵が重装備化し、フルフェイスが目立つ。ヘッドショット狙いだとしても、時間と弾丸を大量消費することが多くなってきた。上位のコマンドガンを使用しているが、なかなかアーマーを破壊できず、弾薬不足が常に気に掛かる。幸いなことにターミナルは数多く用意されているので補給は問題ないが、いかんせん火力不足という感が否めない。

  ここでは雇った仲間の他に二人の傭兵が自動的に同行するが、こやつらは独断専行したがるので非常に扱い辛い。勝手に突っ込んでいって、中途半端に敵を呼び寄せるのは厄介なだけなんだぜ。後始末する方の身も時には考えて欲しい。

12/02/2008

特価情報 - 積むのが趣味

セブン-イレブンネットに掘り出し物があったので注文した。
これで正月まで十分遊べると思う。

・Tom Clancys Splinter Cell Double Agent 1,890円
・Neverwinter Nights 2 2,180 円
・DRIVER PARALLEL LINES 1,970 円
・Heroes of Might & Magic V 2,180 円

あと、Yes Asiaに安い品がいくつか。

・Medal Of Honor - 10th Anniversary 1,855円
・Gothic 3 (Game Of The Year Edition Bonus Extras)  1,522円
・You Are Empty  903円

Mount & Blade - 俺は岩窟王になる

 デモの続きから始められるが、せっかく製品版なのだから新キャラでやり直すことにした。とりあえず名声が上昇するまでは好き勝手遊ぶ。というわけで盗賊狩りで生計を立てることにしたが、戦力が20以上のユニットに襲われて全滅。

  全滅によってそのキャラでプレイする気が起こらなくなり、新たなキャラを作り直す。そして、また鬼ユニットにブチ殺され、やり直し。計3回作り直し、きっちり3度全滅を味わった。

  難易度設定は変えていないはずだが、すいすい進めていたデモの時とは雲泥の差だ。今日は悪いロールばかりが出る。このまま101回やり直すのかと悪い予感が過ぎった。

 なぜか製品版では盗賊狩りに悪いジンクスがあるようなので方向転換だ。まず、アリーナトーナメントで着実に腕を磨き、名声を得ることにした。基本的な装備が整うまではコロッセウムに明け暮れようかと思う。

 数人とチームを組んで戦うトーナメントは意外に面白い。だだっ広いマップで戦う通常戦闘とは異なり、狭い範囲で争うトーナメントには息苦しい緊張感が常に付きまとう。ここでは乗馬状態で狭いマップを駆け回ることになり、操作が非常にしづらい。スピードを付けて槍を突き刺そうとするが、なかなか上手く命中させられないのだ。

  しかし、そのもどかしさに独特の面白みがあり、グルグルと弧を描きながら旋回した後に敵を刺し殺せた時の快感といったら感無量だ。命中させづらいからこそ味わえるカタルシスが乗馬+槍にはある。

  自キャラは片手剣スキルを中心に上げているが、トーナメントを遊んでみて、槍(ポールアーム)も悪くないかなと思い始めた。ただ、槍は突き刺すことしかできないため、剣に比べるとアクションに自由がないのが気になるところだ。左右に切り裂き攻撃ができる剣の方がやはり便利ではないか。

 

12/01/2008

Bet on Soldier - ボコスカウォーズ

 2つ目のリーグをクリア。最後のB.o.Sだけは苦戦を味わわされた。ハンドガンとスナイパーライフルという軽装で挑んだツケがここに来て回ってきた感じだ。B.o.Sは時間制限があるため、チマチマ作戦が通用せず、チャンピオンの攻撃を食らうと雪盲を起こしてエイミングどころではない。

  これでは埒が明かないのでダメージ覚悟の近接作戦を決行する。雪盲を起こしながらチャンピオンが居るであろう位置にカッター振り回し、なんとか決着をつけることができた。しかし、あまり気持ちの良い戦いではない。

 B.o.S戦用にショットガンかロケラン、もしくはガトリングガンを用意しておいた方が無難だろう。一番効率的な戦い方としては、カウント中にチャンピオンに接近し、B.o.S開始と共にショットガンをブチ込むのが手っ取り早いのではないかと思う。これでは味気ない戦いになってしまうが、世知辛いBet on Soldierの世界では時にこういった戦術を取ることも必要である、と自分に言い聞かせたい。

  3つ目のリーグを始めてみたが、ここは2つ目のリーグよりも簡単な印象だ。賞金額が低かったので後回しにしてしまったが、先に選んだ方が良かったかもしれない。資金に余裕がない時にランクの高いリーグを選ぶと地獄を見る。

  あと、開始前にどういったステージなのか分からないのは困る点だ。開けた場所なのか、インドア中心なのか、それによって装備の選択に大きく影響してくる。かといってスタートしてから装備の選択を後悔し、やり直すのは面倒極まりない。面倒なことは大嫌いだ。ご飯は流動食で構わない。

Left 4 Dead - ワイワイやるのが醍醐味

 誘って頂いたフレンド二人とCoopをしてみた。私がローカルホスト役になったが、支障はなくプレイできたようだ。ただ、ホスト役をする場合は余計に処理に負担が掛かる為、設定を下げて多少の余裕を持たせた方がいいだろう。私はギリギリまで設定を上げてプレイしているのでフレームレートの低下が顕著だった。

  全員がボイスチャット有りということで三人で会話しながら進んだ。連携が取れるのもそうだが、地声でワイワイ言いながらプレイした方が何倍も楽しいことを実感する。テキストチャットだけではもはや味気ない。

  ボイスチャットで浮かれた状態になった私はウィッチに追われて落下死など、普段なら有り得ないほどの情けない失態を見せてしまった。フレンドのみなさんには迷惑を掛けてしまい、正直スマンかったと言わざるを得ない。

 しかし、そのようなアクシデントすなわち不慮の事故がCoopの面白さであり、醍醐味の一つなのだと言いたい。スムーズにクリアするだけでは面白みがないでしょ、でしょ?たまには開き直ることも人生には必要だ。

  プレイ時間は20時間を超え、そろそろ遊び尽くした感がある。やはり4キャンペーンだけでは物足りなさが残ってしまう。とはいえ、仕事の遅いValveに追加コンテンツを期待するのは難しい。ここはModコミュニティに期待したいところだ。

  Left 4 Dead Modsのサイトでは早くもMod活動が行われているので要チェックしておきたい。日本家屋のマップは本編とは異なる雰囲気を醸し出していて、一味違ったプレイができそうだ。