FPS UnKnown

人は見かけによる

階級の高い敵キャラが明らかに人外の色をしているJagged Alliance 2。見た目でヤバイことが判断できるのは良いのだが、適度にリアリズムを組み込んでいるゲームでさすがに紫色は無いんじゃないかと思う。Falloutの世界にモンスターとして登場してもおかしくはない。それとも建物に擬態する為に全身に紫色のクリームを塗っているとか、そういう設定があるんだろうか。

確かに紫のやつは危険な者が多く、脚を撃ちぬいて仰向けに倒れさせても次のターンで起き上がってライフルで反撃してくるぐらいの人外っぷりをたまに発揮してくる(普通は脚を撃たれて倒れたらAPを消費して次のターンでは立ち上がれないか、反撃するほどの余力はない)。ちなみに自分の民兵も鍛えれば紫色の人外キャラに進化したりする。

私は不確定要素があまり好きではないのでI.M.Pキャラの性格は「無し」にしているのだが、雇ったキャラに関してはそういうわけにはいかず、性格が行動に様々な影響を及ぼしていく。一番わかり易いのはDimitriの健忘性だろう。「忘れた!何したらいいのか忘れた!」としょっちゅう言い出し、指示した命令が破棄される。戦闘中は無駄にAPが消費されたりすることも。あとはMaddogのサイコが発生しやすい。シングルショットのはずがバーストショットに切り替わって乱射することがあるのだが、その乱射が全弾ヒットしてラッキーということが何度かあった。

Dimitriの健忘はデメリットが強く、初めはウザく感じていたが、長年付き合うことでだんだんキャラに愛着を持つようになり、許せるようになってきた。性格の要素はメリットよりもデメリットの方が目立つが、キャラクターに個性を持たせる意味ではきちんと性格付けしておいてもよかったかもしれない。命令通りに従うロボットよりもポカミスするくらいの方が人間味があり、存在感を感じられる。実直なロボットはパーティーに一人くらい居てもいいが、そればかりでは味気なく、不揃いなものたちがお金という繋がりで同盟を結んで力を合わせて困難に立ち向かって行くこのゲームでは個性の強いデコボコメンバーで組んだ方が面白いんじゃなイカ?

The Darkness II – 誰が望む続編(Demo)

・The Darkness II

前作は「客観的に見ると悲惨極まりないが、当人にはまだ救いが残されているかもしれない」的な虚淵エンドで幕を閉じ、陰鬱なストーリーの割にスッキリとした終わり方で好印象だったのだが、あれの続編を作るという時点ですでに拒否感がある。前作経験者にはきっとこの感情を理解してもらえると思う。締め方がものすごく良かったから、あれ以上余計なものを付け足して欲しくないというのが正直なところ。ちなみに前作を知らない人の為におさらいというかネタバレしておくと・・・

孤児院で暮らしていたジャッキーはポーリーというマフィアのボスに引き取られ、裏社会で生きていくことになる。ジャッキーが21歳の誕生日を迎えた日に見知らぬ集団に襲撃されるが撃退に成功。その襲撃の黒幕はジャッキーが邪魔になったポーリーの仕業だった。再度、マフィアに襲撃され、追い詰められるジャッキー。しかし、謎の超能力「ダークネス」が発動し、なんとか逃げ延びる。ジャッキーは恋人のジェニーの元へと向かい、二人で誕生日を祝った後、ポーリーの後を追うがジェニーを誘拐され、挙句の果てにマフィアによって彼女が殺害されてしまう。生きる希望を失ったジャッキーはダークネスの制止を振り切り、自殺するがあの世で目覚める。そこにはジャッキーの先祖が悪霊(的なもの。戦争の比喩表現かもしれない)と争っており、ダークネスは先祖代々受け継がれてきた能力だと知らされる。ジャッキーは先祖の力を借りて、悪霊たちと戦い、自分自身と向き合い、ダークネスの力を覚醒させる。再び現世へと復活したジャッキーは数少ないマフィアの仲間たちと力を合わせ、ポーリーのアジトヘと突入。最終的にポーリーを殺害し、目的を果たしたジャッキーはダークネスに同化(宿主乗っ取り)されるところでフェードアウト。ベンチに座ったジェニーに膝枕をしてもらいながら、彼女へ悔恨を告げ、慰められるところでエンディングを迎える。

The Darkness IIでは前作の設定を引き継いでいて、Demoでは前作ありきの展開になっている。製品版ではこの辺りがきちんとゲーム内でフォローされていないと、前作をプレイしていない人にはキツイ。「ジェニー、サラおばさん?何それ美味しいの」状態だろう。

戦闘はタクティカル色が薄れ、アクション要素が強くなっている。前作は銃弾を数発くらうとすぐ死んでしまうので遠距離戦になりやすく、ステルス&シャープシューター寄り(Riddickが近い)であり、ジャッキーがひ弱だからこそダークネスのパワーが活かされ、しっかり対比ができていたのだが、今回はガンガン前に出て銃撃戦を行う展開になっており、ダークネスも強力なのだがジャッキー自体が強すぎるので前作ほどの有難みが感じられない。俺TUEEE要素が強くなっているので爽快感重視の人には今作の方が合っているかもしれない。ダークリングの召喚は全自動になっているようで、いちいち召喚しなければならなかった手間も減っている。

グラフィックはリアル調からカートゥーン調に変わり、前作をプレイしていると違和感を覚える。カートゥーン調への変更は原作を意識してのことだと思われるが、前作のリアル調とシリアスな展開がマッチしていて大人な雰囲気を醸し出しているところが魅力的に感じたので、個人的には続編ものとして考えた場合、「無いわー」という感が強い。ただ、キャラクターのディティールが細かく描写され、被写界深度が強めにかかっているがプレイを阻害しない絶妙な絵作り(ベクシルを思い出す)は単体で見た場合は美しいと思うし、「ゲームプレイはさっぱりだが絵作りは超一流のDigital Extremes」が作っているだけある。

徒歩にSay Goodbye

アイスクリームトラックに乗って紛争地帯を駆け抜けられるJagged Alliance 2。ついにアイスクリームトラックを発見し、Hummerも購入した。アイスクリームトラックは常にどこかを走り回っていて自力で見つけなければならないのが難点。私の場合は今の今まで遭遇することができなかった。一方、Hummerは10,000ドルかかるが確実に入手できる。Drassen後はBalimeを攻めてそのついでにHummerを入手すると効率良く進めるんじゃないかと思う。Balimeを制圧してもここはLoyalが上がりづらいのですぐにはMilitiaを作れないし、速攻で女王の精鋭部隊が送られてくる為、序盤で迎撃するのは厳しそうだが、事前に通販で装備を整えていたら防衛できるはず。

乗り物は舗装された道しか走れないが、徒歩よりも圧倒的に早く、キャラがエネルギー消費もしない。おまけに走る武器保管庫のごとくアイテムを詰め込めるので輸送も楽チン。あまりに便利すぎて、徒歩と比べたらもはや別ゲー。こんなことならもっと早く入手できていれば・・・。ただ、乗り物には燃料が必要であり、これが入手しづらいのでむやみやたらに使うわけにはいかない。きちんと便利の裏には代償が用意されているのが流石JA2といったところ。

ここ数日はずっとJA2漬けで、アイテムを整理しているだけであっという間に時間が過ぎていくので日記更新もままならない。まだまだ全然飽きていないし、むしろ進めるのがもったいなく感じるほどだ。残る街は二つだが、このままクリアしてしまうのが惜しい。

犠牲の対価

プレイヤーが街を制圧していくと通販の商品が増えるよ、やったね!たえちゃんなJagged Alliance 2。四個目の街を制圧した所でアサルトライフルの項目にSCARとF2000が追加された。SCAR-Hは性能的に優秀なのだが、7.62×51弾使用なのが辛い。一方、F2000は5.56×45弾使用でC7A2と同等の性能だが、グレネードランチャーを扱えるので使い勝手良し。装備はM4とC7A2で統一してきたが、F2000に取り替えるべきかもしれない。あと知らない間にスナイパーライフルが続々と増えていて、多すぎてどれを使うべきか迷う。今は敵からもらったドラグノフを修理して使っているが、HK系のデザインがシブくて、ちょっと惹かれている。

JA2ではアタッチメントの種類が豊富で、取り付けると様々な補正効果が付くが、重量も圧迫するのでゴテゴテ付け過ぎるのも考え物。重量制限はSTR依存だが最大の99でも持てる量は限られており、重量が行動に影響を与えるので、キャラクターが歩く武器保管庫にはならないようにデザインされている。尚且つスロット式も採用していて、複数のアイテムを持つ場合はポーチやバックパックを装備する必要があるのだが、バックパックも結構重く、重量を圧迫するという徹底ぶり。防具に関してももちろん重量が設定されており、強力なベストなどは武器並に重いので、機動性重視の場合は防御力を犠牲にして軽装にしなければならない。重量制限と言えばFalloutもそうだったが、インスパイア元のJA2はFalloutよりも細かく、その造り込みに圧倒される。

たくさんの武器を持って俺TUEEEするのも楽しいが(色んな武器を状況に応じて使い分ける楽しさ)、そればかりでは味気なく、時にはシビアな取捨選択を求められるものも欲しい。個人的にはそういうマネージメントが必要なゲームが好きで、その点JA2はかなり好みなデザインだ。強大な力や便利さにはそれ相応の犠牲が伴うと管理する面白さをグッと引き立てる。

Jagged Alliance – Back in Actionもマニュアルを見るかぎりではスロットや重量制限は健在のようで一安心。

しかし、BiAは今まで情報収集していなかったのだが、完全な新作というよりかはJA2のリメイクなのに驚いた。ストーリーはEnricoがArulcoを独裁者のDeidrannaから救うために主人公を雇うという内容で、序盤の流れはDrassen Airportの確保→Drassen制圧→解放軍リーダーとFather Walker探し。しかも、登場する街もDrassen、Estoni、San Mona、Grumm、Cambria、Almaは確定。どう見てもJA2です、本当にありがとうございました。

A.I.Mも続投でほとんど同じ傭兵が出てくるようだが、残念ながらI.M.Pは廃止ぽい。ただ、I.M.Pのキャラは初回以外料金不要であり、お金の心配がなくなってしまうので、金銭管理のバランスを重視するつもりならI.M.P廃止も頷ける。とはいえ、自分の分身となるキャラ一人くらいは作れてもいいかなとは思う。JA1はI.M.Pがなく、キャラにあまり愛着が持てなかったので。

その他のシステムも概ねJA2準拠なのだが、懸念要因としては戦闘システムが7.62 – High Calibre系のタイムライン形式になる点だ。触ってみるまではなんとも言えないが、なぜここまでJA2を丸パクリしているのにわざわざAP制ターンベースを廃止するのかが理解不能。タイムライン形式の場合はAIを鈍感にするなりしないと近接戦闘は完全にネタプレイになりそうだ。AP制の場合は自分のターンで敵に急接近して殴るというターンベースだからこそ可能な戦術が行えたのだが、タイムラインではそんなことは無理。

あとはレベルアップすると自分でアトリビュートを振り分けられるようになるそうだが、これは個人的に歓迎。熟練度式もアリだが、好きな風に振り分けができると成長が楽しみになるし、キャラにも愛着も湧くだろう。それとレベルアップ毎にFalloutのようなスキルを一つ習得するというのも面白いかもしれない。

ただ、世界設定やストーリーはJA2そのまんまな感じなのを知って、ちょっぴりガッカリしたのも事実だ。現在、JA2を絶賛プレイ中なのでBiAには新鮮味をあまり感じられそうにない。どうせならオリジナルでやればいいのに・・・。

ユーモアという選択

プレイヤーが街を制圧すると、女王と部下の漫才が見られるJagged Alliance 2。漫才の内容は、部下のエリオットが「女王様、不覚にも○○街が傭兵にとられてしまいました・・・」と女王に告げ、女王が「Elliot!You idiot!」と説教しながらビンタし、エリオットが「今度こそちゃんとやります・・・サーセン・・・」という流れで行われる。日本の特撮や漫画などでもよくある表現だ。

これが熾烈な戦闘後に流れるので、ちょうど良い息抜きになる。女王のビンタシーンが見たくて、街を制圧する速度も上がるというものだ。しかも、街の制圧数が増えていく度にエリオットの顔にもみじマークや青たん(青あざ)が増えて、芸が細かい。

生死をリアルに描き、なおかつシリアスな背景を持つJA2だが、ちょっとした漫才シーンを取り入れることでミリタリーものによくある暗い雰囲気にはならず、独特な陽気も感じさせる。洋ゲーではなかなか見られない表現であり、このゲームの魅力の一つといっても差し支えないだろう。しかし、Sir-Tech亡き今、そのユーモアを再び見ることは叶わない。

Jagged Alliance 2 – 進撃の五人(3)

GraceにDrassen空港のMilitiaを頼み、他の五人でDrassen奪還を目指す。敵がどこに潜んでいるか分からない為、建物に沿いながら慎重な移動を心がける。

道路をうろついている敵をYamanekoが発見。敵との距離が近く、反撃されたら不味いことになりそうだ。Yamanekoを伏せさせ、命中率を最大まで高めて射撃。敵の肩に見事に命中。しかし、致命傷には至らない。Yamanekoの残りAPを全消費して、足を狙わせる。再び命中し、敵は前のめりに倒れた。これなら次のターンに反撃されない。他のメンバーが仕留めにかかるが、敵が倒れているせいで狙いづらく、地面への誤射で終了。

次のターンのYamanekoの一撃で敵は死亡。すると、Yamanekoが北の方から異音を聞きとる。もしかしたら他の敵が今の銃撃戦に気付き、接近しているのかもしれない。他のメンバーは前方の建物へと移動させておく。

建物の両側から攻めると、建物の入り口で敵とバッタリ遭遇。至近距離だったがこちらが先制をとることができた。IraとMDがハンドガンで敵を仕留める。

辺りからは敵の気配がなくなったが、まだ敵が潜んでいそうだ。一度みんなを集合させ、五人組で索敵を行う。街の外れで身を隠している敵を発見した。こちらも木に隠れながら近付き、射程距離内に入ったら狙撃を行う。敵の弾はすべて木で阻まれて命中せず。その間にGrizzlyが近付き、ヘッドショットを決める。これにて殲滅成功。

街の中を散策し、建物の中もくまなくチェック。大したものは見つからなかったが、酒屋で神父と出会う。神父にこちらのことを説明すると、解放軍の為に食料を手配してくれるようになった。Miguelとの約束はこれで果たせそうだ。

Jagged Alliance 2 – 振り向けば死屍累々(2)

食料を確保すべくDrassenへ進撃。道中でも女王の傭兵と何度か出会う。建物がないので遮蔽物は茂みと木が頼りだ。こちらはハンドガンとSMGの軽装な為、迂闊に進むのは危険極まりない。ちょっとした気の緩みが大打撃に繋がる。敵が射程距離まで近付くのを待ちぶせ、全員で集中攻撃する。GrizzlyとMDの調子がすこぶる良く、死体の山を築いていく。一方、GraceとYamanekoのSMG組は命中率にバラつきがあり、ここぞという時に頼りにならない。敵の所持していたハンドガンは消耗が酷く、性能も低い為、今の装備の代換えとはいかなそうだ。だが弾薬や迷彩ヘルメット、レザージャケットは有難く頂戴し、持っていない者へと配る。まさに自給自足。レザージャケットも使い古しではあるが、Tシャツ一枚よりかはよっぽどマシだ。というか、戦地にTシャツ一枚でやってきている傭兵は何を考えているのかと問いたい。

Drassenの飛行場へ到着。飛行場の外から攻めていくが、フェンスで周りが囲われている為、容易に中へ入れない。残念ながらワイヤーカッターの類を用意してこなかった為、迂回するしかなさそうだ。

木々に隠れながら入口前に移動すると、建物付近で敵と遭遇。木の後ろに隠れながら敵を迎え撃つ。ここでもGrizzlyは絶好調で確実に敵を仕留めていく。敵の攻撃は木で防ぐことができ、一方的に事は進行していく。そして無傷で飛行場の奪還に成功した。

飛行場の人達と会話を交す。Pabloという作業員によると、ここに空輸の荷物が届くようだ。傭兵の装備品は貧弱な為、ここらでもう少しマシなのを見繕う必要があるかもしれない。

AIMページのリンクからBobby Ray’sページへと飛び、通販内容をチェック。敵よりも有利に戦わせる為、アサルトライフルを持たせたいところだがなかなか高価で、先行き不安な今の財政状況では厳しい。ひとまず収入を確保するのが先決のようだ。

飛行場を敵に奪われないようにGraceにMilitia(民兵)育成を頼む。現在の状況なら5人でも問題はないだろう。というわけで残り4人でDrassenの街と鉱山の奪還を目指すとしよう。

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