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10/21/2007

Fallout 1 - ミューたんと夢

今日もFallout 1をプレイ。以下、ネタバレ注意。

下界の恐怖に怯えながらも、核シェルターVault13で安穏とした生活を送っていた主人公。しかし、そんな平和な日々が長く続くはずもなく、浄水器のコントローラーチップが故障してしまったから、さぁ大変。このままでは、Vault13はいずれ核シェルターの意味を成さなくなってしまう。事態を重く見たコマンダーは、若き青年である主人公一人に望みを託し、ウォーターチップ捜索の任を命じたのであったー。以上が前回までのあらすじ。

東に存在するVault15に予備のウォーターチップがあるかもしれないというコマンダーの情報を頼りにして向かってみましたが、残念ながらVault15は既に灰燼へと帰した後。ネズミが住み着く廃墟と化し、肝心のウォーターチップも見当たらない状態でした。

がっくり肩を落としながら、情報を求めて下界を旅しているとShady Sandsの街でサソリに困っている人を発見。牛歩戦術で、洞窟に住み着いたサソリの軍団を退治したところ、IANという方が仲間になってくれました。IANさんは精密なマシンガン射撃と多い行動回数で非常に心強い方。今まで苦戦続きの戦闘も一気に楽になりました。


・混戦もIANさんと一緒なら安心

IANさんと旅をしながら、様々な街を巡っているとThe HUBでウォーターチップに関する重要な情報を獲得。The HUBで使用しているのは新型の浄水器装置で、Vault13のものには部品の代用は効かないが、なんでもNecropolisという街では同一の浄水器装置を使用しているとのこと。望みが沸いてきました。

おまけにThe HUBの水商人が、Vault13に一時しのぎの補給の水を送っておこうかと打診してきましたが、要求金が2000capと足元見過ぎなので却下。その時点で主人公がVault13から旅立ってから数ヶ月が過ぎ、Vault13からクリティカルシチュエーションのメッセージが頻繁に送ってこられて、危ない状態というのは理解していましたが、世知辛い世の中を生きるためには少しのお金が必要。背に腹は変えられません。Vault13崩壊によりゲームオーバーなんて情けない末路を辿らないためにも、早速Necropolisへと向います。


・グールがカオスに暮らすNecropolis

Necropolisは放射能の汚染が深刻な街。まともな肌をしている人間なんて居ません。居るのは、肌が腐り、グールと化した住人のみ。主人公がNecropolisに到着するやいなやグールの皆さんが臭気を漂わせながら手厚いお出迎えをしてくれました。こちらもそれに応じます。Falloutの世界では、会話で平和的解決を望めそうにない輩とは拳で語り合うのが常識。


・肌が緑色のお友達がたくさん

街の中心部にはガトリングガンを装備した、いかにもリーダー的なマッチョが居て、主人公が傍によると「お前はグールなのか?それとも一般人か?」と強制的に尋問。しかし、見た目どおり頭が悪く、「うん、君達と同じグールだよ」と答えるとあっさり納得されました。

選択肢は他に「実はボクはロボットさ!」とか「ボクはスーパーミュータントなんだ!」等もあり、初めはロボットを選択すると容赦なくガトリングガンで蜂の巣にされてしまいました。このゲームは会話で展開が変化するので、セーブは必須ですね。例えば「こんにちわ。ちょっと聞きたい事があるんだけど…」の下に「おいコラ低脳!有り金全部渡さないと脳天かち割るぞ!」なんて選択肢が平然とあったりするから困ります。


・危険な選択肢が紛れ込み、死神は常に傍に

マンホールから地下に降りてみると、会話の出来るグールがNecropolisとウォーターチップに関して教えてくれました。NecropolisにはVaultがあり、そこにウォーターチップがあるとのこと。先程、和解したリーダーの部屋にある入り口からVaultへと進入。


・まだ知性が残っているグールさんも居ます

NecropolisのVaultには、グールよりもさらに危ないグールが蔓延り、もはやシェルターでもなく廃墟。住人がグール化してしまった原因もここに隠されているのでしょうか。途中でIANさんがグールに囲まれて、撲殺天使されたりしましたが、無事3Fへと到着することが出来ました。


・レアな白グールだよ

3Fにはグールが数体居ましたが、なんとか主人公だけで撃退。野党に比べると、グールはそれほど脅威ではありません。3Fの奥には今も稼動している浄水装置が存在しました。表の通路にはグール化していない一般人の肢体があり、なにやら事件のきな臭いがしますが、こちとら「そんなの関係ねぇ」ですので、ウォーターチップを有難く頂戴します。


・朽ちた今も働き続ける健気な機械たち

手に入れたウォーターチップを持って、急いで故郷Vault13に帰ります。入り口には新しい屍が転がっていましたが、主人公の他にもコマンダーから理不尽な扱いを受けたVault13出身者が居るのでしょうか…と考えながら、コマンダーにウォーターチップを渡しに行きます。そういえば今まで内部に入ったことが無かったなと思いつつ。


・死体が過去の惨状を語りかける

ウォーターチップを渡し、運用テストを行うと無事稼動。「お前は英雄だ!」とコマンダーに賞賛され、Vaultの人々も喜んでくれました。また安穏とした生活へと戻れるかと思いきや、主人公に課せられたカルマは機会を逃しません。コマンダーの次なる命令はVaultを狙う新手のミュータント軍団及びミュータントを作り出す組織の消滅。主人公に全てを任したと言い、彼は手も貸さずに、また立派な椅子に座り、沈黙を守るのでした。どんだけぇぇぇー。


・「ミュータント怖いから倒してこい」