6月 2009の頁
トップページ | 5月 2009 »

06/22/2009

Server移転連絡

本日、サーバー移転作業を行う予定です。
深夜はサイトに繋がらなくなるかもしれません。

ServerとWordpressと私

 このサイトはさくらインターネットのライトプランを使わせて頂いていますが、スタンダードプランに移行しようか迷っています。

  スタンダードプランへの移行の最大の理由はPHPが使えること。

  つまり、PHPを使ってWordPressMovable Typeでサイト構築をやりたいわけです。残念ながらライトプランはPHPに対応していません。

  現在はThingamablogを走らせて、ブログの体裁をとっていますが、Thingamablogにも不満が出てきました。

□Thingamablogの不満点

・英語圏が主なため、一部の文字に対応していない
(たとえば「波形文字」が文字化けする)

・たまに全記事・全画像を更新しなければ、記事の投稿が反映されない場合がある
(更新に時間が掛かる。どういう条件化で発生するかは不明)

・Webファイル欄をいじる際に時間がかかる
(ファイル一覧を表示するのに時間が掛かる)

・記事の折りたたみ機能がない
(全内容をずらずら表示してしまうため、画像を大量に使用した場合トップページが重い)

・Haloscanの使い勝手が悪い
(最新コメント欄をページに反映する場合は外部プラグインを使わなければならない。Haloscanのサーバーが重くなった場合、サイトの表示にも問題が出てくる。コメント欄を読むためにいちいち別ページに飛ばなければならない)

  断っておきますが、Thingamablogは普通にブログを運営するだけなら十分な機能を持っているツールです。PerlやPHPは必要ありませんし、ローカル環境に記事を保存しておくのでサイト上のデータが消失した場合も安心。初心者にはおすすめなツールだと思います。

  私がThingamablogを使っていた理由は「ローカル環境への記事保存機能」があることでした。ただ、WordPressやMovable Typeでもxfy Blog Editorなどのツールを併用すれば、ローカル環境へ記事がバックアップできるとのこと。これならThingamablogから移行しても問題はありません。

  WordPressやMovable Typeはテーマが豊富ですし、スパム対策もしっかり搭載されています。Thingamablogが抱えていた問題点もありません。WordPress.com(無料ブログサービス版)を触ってみましたが、痒いところに手が届く機能が満載でした(無料ブログサービスなので制限はありますが)。それならWordPressやMovable Typeを試してみようと思った次第です。

  とことで、現在サーバー移行を考え中です。移行したとしても「fpsunknown.com」の独自ドメインはこのまま継続するつもりですが(独自ドメインの反映で数日サイトが見れなくなる場合があります)、日記や各ページのアドレスに若干の変更が必要になります。その時はまた連絡をしたいと思います。

06/21/2009

Stonekeep - 3D Dungeon RPGが隆盛を極めていた頃

 とことでStonekeepを開始。Dungeon MasterやUltima Underworldの影響が窺える3DダンジョンRPGだ。

  舞台はシャドウキングによって闇に包まれた世界。主人公のドレイクがシャドウキングを倒すため、地下要塞「Stonekeep」へ挑むというストーリー。ゲーム起動時にイントロムービーが流れ、物語の説明が行われている。



  恰幅の良いおじさんのカメラ目線がナイスだ。



  街の人々にリンゴを配っていくリンゴお姉さん。今日も胸の谷間をちらつかせて街の人々を誘惑するのに忙しい。



  リンゴを貰おうとするおじさん。しかし、リンゴお姉さんはリンゴを渡す振りをして、おじさんを翻弄。おちょくられたおじさんはしょぼんとした表情を浮かべる。かわいそうなおじさん。

  これにはガムパッチンをされたような後味の悪さを感じざるを得ない。日頃から、こんな悪行を繰り返していたら、近いうちにSATSUGAIされてもおかしくないだろう。



  ドレイク少年には素直にリンゴを渡すリンゴお姉さん。もしかしてリンゴお姉さんはショタコンなのでしょうか。だから、おじさんへの風当たりが強いのでしょうか。ショタコン疑惑が深まる。



  その後でおじさんにリンゴを「ポイッ」と放り投げるリンゴお姉さん。リンゴお姉さんの不敵な笑みとガッツポーズが憎たらしい。おじさんの「信じられない」という表情には深い悲しみと遺憾の意を表さざるを得ない。



  犬相手に剣の練習を行うドレイク少年。「貴様はなんとかドラゴン!覚悟しろ!」光速の異名を持ち重力を自在に操る高貴なる騎士を熱演するドレイク少年、それを意に介さない犬の態度がシュールな雰囲気を醸し出している。


 不穏な雲行きを感じ取った村人A。必死で街へと走っていく。



  空は暗雲に覆われ、人々はガイコツへと姿を変える。先程のおじさんもガイコツに。さよならおじさん。



  ドレイク少年の前にマントの人物が現れた。不審人物の登場に混乱するドレイク少年。謎の人物はマントを広げ、闇の攻撃からドレイク少年を守る。



  わざわざ街の前までやってきたシャドウキング。こいつが諸悪の根源だ。



  驚愕しているおじいさん。鬼気迫る迫真の演技だ。街の外には敵の軍団が迫っていたのだ。



  それから十年後。この間の説明が一切ないが、そこは諸姉の皆様の類稀な想像力と妄想力を駆使して補って頂きたい。ドレイク少年は立派に育っていた。ベストは薄汚れているが、シャツはまっさら。まるでクリーニングから返ってきたばかりのように見えるが、他人の事情に詮索は無用だ。



  妖精さんがドレイク青年の前に現れる。「私の名前はフェアなんとか」ドレイク青年は妖精さんに案内され、Stonekeepへ侵入した。


  そして、ゲームスタート。ゲームの流れはリアルタイム性。前後移動はW・Sキー、視点変更はA・Dキー。照準はマウスで移動し、オブジェクトにはクリックで干渉できる。

  石やガイコツを拾い、投げつけることが可能。敵に命中させたらダメージが与えられる。逆に敵が石を投げてくる場合もある(うまく回避すればダメージは受けない。ただし、一本道が多いので避けるのは難しいが)。こういうところはDungeon Masterのシステムが踏襲されている。



  左クリックで左手、右クリックで右手攻撃。両手に異なる武器を装備していれば、武器の使い分けができる。武器の種類は剣・斧・ハンマーなどがあるようだ。

  武器はそれぞれリーチや攻撃速度が異なる。剣は素早い攻撃が可能でリーチは長いが威力は低め。斧やハンマーは攻撃速度が遅く、リーチも短いが威力は大きい。時と場合により使い分けていくのがベストかもしれない。ここはUltima UnderworldやArx Fatalisを彷彿とさせる。

  攻撃するときはちゃんと敵に照準を定めなければ命中しない。FPSのような照準判定が採用されている。敵が現れても慌てて攻撃を連打せず、確実に狙うことが重要だ。



  敵はダンジョン内を徘徊している。ただし、敵は扉を開けれないようだ。敵の足音が聞こえるようになっており、足音が聞こえている間は緊張感が走る。足音が急に止んだら、真後ろに居るかもしれない。

  敵は体力が少なくなると命乞いをし、逃走する場合があるようだ。プログラム的には簡単だろうが(体力が低い場合は逃走とか)、「逃走すること」に感動を覚える。これは生物的な行動や思考を再現する上で大切なことだと思う。攻撃一辺倒、逃走一辺倒というのは至極ゲーム的でつまらない。

  最新ゲームのAIでもStonekeep程度の行動パターンしか持たないものも多い(行動が複雑化されることで一概に面白くなるとは限らないし、また複雑な行動をプレイヤーがきちんと観測できるとも限らないが、複雑な行動をシミュレートしつつ、それをプレイヤーに直感的に伝え、ゲームとして面白く表現するのが次世代の課題だと思う。つまりS.T.A.L.K.E.R.やTrespasserがやろうとしていたことね)。単純な行動をインスタンス化された群集に適用するので精一杯のレベルだ。まだまだこの分野は発展の余地がある。

  このゲームでは逃走以上の行動発展はないのでゲーム的リアリズム(小説や映画では表現できない体験。ゲームでしか味わえない体験)は低いのだが、逃走した敵を深追いしていくことで他の敵グループにバッタリと出くわし、逆にこっちが危うくなる可能性はある。単純な戦闘から一歩プラスアルファされた攻防が起きる点は評価したい。



  ヘルスは薬草のようなものを食べて回復できる。薬草はあまり落ちていないため、体力回復が満足にできない。特に武器を所持していない序盤の戦闘は難関である。TES:Arenaの冒頭に次ぐ鬼畜さだ。何度かゲームオーバーを繰り返し、最適解を見つけるしかない。

  ステータスは行動に応じて自動で上昇していく方式が採用されている。重量の武器を使用するとStrength、軽量の武器を使用するとAgilityが上昇していく。ヘルスはStrengthとAgilityを合わせた数値になるようだ。武器毎に熟練度が用意されており、使い込んでいくことでそれぞれの熟練度が上昇する。



  マップ機能が搭載されており、オートマッピングしてくれる。迷い子には有り難い機能だ。マッピングマニアはマップを見ずに、自分で方眼紙にでも描いていけばいいだろう。



  ダンジョン探索の緊張感がたまらない。気を抜いて油断していたらゲームオーバーになってしまうシビアさも良い。いわゆる3DダンジョンRPGが好きな人は楽しめそうな一品だ。ただし、ハック&スラッシュ(アイテム収集とレベリング)の要素は薄く、冒険要素が重視されているので注意。

06/19/2009

ファミ通TV2009612 - Bionic Commandoの回



カプコンの輪唱に爆笑。
さすが朋先生。金朋地獄は伊達じゃありません。
36歳児になられても、金朋地獄健在で嬉しい限りです。



声優業はもちろんのこと、ココロオアシスのような名曲にも期待せざるを得ませんね。

06/18/2009

Face Expressions and Eye Contact - 目は口ほどにものを言う

・ニコニコチャンネルGTV/渡辺浩弐さんとジャンクハンター吉田さんがMass Effectを実況プレイ

  ニコニコ動画や実況動画は初めこそ目新しさで見ていましたが、最近は飽きてしまい、まったく見ていませんでした。ついこの間、渡邊浩弐さんがチャンネルを開設されたので久しぶりにニコニコ動画を覗いてみると、ためになる貴重な動画が配信されていました。

  渡邊浩弐さんとジャンクハンター吉田さんのMass Effect実況プレイ動画はゲームについてのウンチクが多く、ゲーマーなら聞いておいて損はありません。冒頭ではジャンクハンター吉田さんのお得意なシネマゲームについても話をされています。

  動画を見ていて、特に印象に残ったのは「目の演技」について。Mass Effectのフォトリアルな演技に関しての説明を端的に表現されていました。以下、引用。

渡辺さん:すごい。顔の表情がすごいですよね。
吉田さん:あと、このゲームはキャラクターの目を見てください。目の動きがすごいんすよ。役者さんたちが目の動きだけで演技してるんですよ。
渡辺さん:ほんとだ。目玉が揺れたりする。
吉田さん:このゲームは目のところを見てもらいたいんですよ。
渡辺さん:実写の映画では目の演技って、すごい大事じゃないですか。その領域までゲームが入っていったってことですよね。
吉田さん:普通のゲームって、目が一点にしか集中しないんすよ。でも、ちゃんと動くんですよ。このゲームはムービー中でも、左行ったり、右行ったり、上行ったりとか。それがすごいんですよ。



  この話を聞いて、バイオハザード5不気味の谷を感じてしまう理由が分かりました。バイオハザード5のキャラクターはどんなに顔面の演技を凝っていようが、眼球の動きが単純で目が死んでしまっています。そのせいで生気が感じられず、お人形さんのように見えてしまうのではないでしょうか。これはLost Planetにも同じことが言えて、主人公のイ・ビョンなんとかさんは死んだ魚のような目をしていました。

  目は口ほどにものを言う。こんなことわざがあります。目は心の窓とも言われますね。そして、目は脳と直接繋がっていることから、目を脳の鏡、頭の外に出た脳という人もいます。我々の感情を司っているのが脳だとすれば、脳が目に直接感情を反映させることで、外部に情報を伝える役目を果たしているように感じます。

  目はアニメやコミックでキャラクターの感情表現をする時も活用されています。感情を一番簡潔に記号化できるのが目だからなのでしょう。うずまきのような目や><のような目を見ただけで、そのキャラクターの状態が明確に分かりますよね。


  不気味の谷を越えるには目の表現がキーポイント。いくら顔面の筋肉を駆使しても、目が死んでいては元も子もありません。吉田さんの解説を聞いて、なるほどと思った今日この頃。みなさんはどうお考えでしょうか。


06/17/2009

Vivisector Beast Inside - すべては想像力に委ねられた

 クリア。敵が動物なのとゴア表現がグロテスクな以外はオーソドックスな内容だった。CarnivoresのマップにCHASM:The RiftのB級シューティング感覚を足した感じが近いだろうか。マップが広大なので冒険している感覚はあるが、その広さがあまり戦闘に活かされていないのが残念。CarnivoresのようなA-Lifeが含まれていれば、さらに良かったのだが…。

  動物の種類は多く、戦闘は変化に富んでおり、ロケーションも豊富だったので最後まで楽しみながらプレイできた。他のロシア産FPSのようなバランスの悪さやクセはないので、爽快なアクションを楽しみつつ遊べるだろう。ロシア産FPSが持っている陰鬱な雰囲気や世界観が好きな人にはおすすめしたい一品。



  ストーリーもオーソドックスな内容で特別優れているわけではない。しかし、最後のエンディングムービーの演出は私の琴線に触れるものがあり、印象的だった。以下、若干ネタバレ。

  遺伝子が子供に受け継がれ、主人公が故郷を去っていく姿はBioshockを彷彿とさせる。博士の手の平から蛾が解放され、空へと羽ばたいていくシーンはKurtの成長を表しているように感じた。



  次はStonekeepで遊ぶ。Ultima Underworld風のRPG。実写やプリレンダCGを取り入れた写実的なグラフィックがウリらしい。

 

06/16/2009

Vivisector Beast Inside - 思えばLong Way

ようやく画像の場所まで着ましたよ。
かなり後の方だったんですね。

 

Home of the Underdogs - 帰ってきた日陰者

・Home of the Underdogs

  アバンドンウェア(*1)を取り扱っているUnderdogsがアドレスを移転し、復帰したようです。文化的価値の高いサイトだけに、復帰は喜ばしいことですね。

(*1)アバンドンウェア
  販売終了し、入手不可能なソフトのこと。そういったソフトを文化財とみなし、収集、保存、公開する仕組み。ただし、アバンドンウェアと認定しているのはユーザー側であり、メーカー側ではない。ソフト自体の著作権が消滅しているわけではなく、法律的に考えれば「黒」。

・アバンドンウェアに対する個人的な見解

  文化財を保存しようとする試みは素晴らしい。しかし、著作権保護期間が過ぎていないものを公にするのは問題があるだろう。著作権を有しているメーカーが何らかの意思表示をしてくれると、ユーザー側は胸の痞えが取れるのだが、なかなかそういうわけにはいかないのが大人の世界だ。

  だからこそGOG.comのようなサイトの活躍が望まれる。GOG.comの中の人(CD Projekt)は本当に素晴らしい運営をされている。前々から言っているが、これからも運営を頑張ってほしい。 みんながクリーンなゲームプレイをできることを願っています。

06/15/2009

Vivisector Beast Inside - 適正なVolume

 チーター、ヤギ、オオカミ、タケコプター。新種の敵がどんどん登場し、戦闘に変化があるのが良い。チーターやハイエナがシリアスサムのカミカゼのように大量に攻めてきたシーンは燃えた。



  銃持ちの動物が増えてきた。一番ウザイのはへレックスだ。ヤツはプロペラで空中を飛び回り、的確に銃撃してくる。飛び回っているせいで狙いづらい。その上、死角に隠れてもすぐに回り込んでくる。厄介な敵だ。



  M60の上位武器「ガウスライフル」の使い勝手が良い。倍率スコープ付きで連射性に優れている。弾の減りは早いが、M60の弾は大量に配置されているので問題はない。ここからは主力武器として使っていけということなのだろう。

  Pistolの上位武器「PPSh」も使い勝手が良いのだが、だんだん弾が入手しづらくなってきた。ガウスライフルが登場したのでお役御免なのかもしれない。PPSh好きにとっては残念だ。



  ロケーションはかなり豊富だ。アウトドアとインドアが巧みに使い分けられており、変化に富んでいる。マップの構造は実際に存在していそうな説得力がある。また、地味で枯れた色調はS.T.A.L.K.E.R.に共通するものを感じた。ロシア(東欧)ゲーの雰囲気が琴線に触れる方は、体験しておいて損はないと思う。



  動物はすべて敵と思っていたが、ライオンリーダーだけは別だった。彼は人語を理解し、言葉を話す。主人公とは目的が一致しているようで、なにかと協力してくれる存在だ。様々な動物さんと色んな意味で触れ合えるのがVivisectorの魅力である。それと肉片が削り取れていくゴア描写も特徴の一つだろう。ゴア表現は銃撃の爽快感を高めるのに役立っている。



  長い。かなりの時間を費やしているはずだが、まだ終わらない。前の日記で「そろそろ終盤だろうか」なんて書いてしまったが、甘く見過ぎていたようだ。数年前のFPSはクリアするまでに20時間、30時間程度を費やすのは当たり前だった。2004年…、いや2005年くらいまでは長大なボリュームのFPSが主流だったはずだ。

  昨今のFPSはコンテンツの肥大化(その他もろもろ)に伴い、クリアまでの時間は減少傾向にある。そういった刹那的な感覚に慣れてしまったせいか、長大なボリュームのゲームを続けるのがいつしか辛くなってしまったようだ。

  クリアまではまだ時間がかかるのでしょうか。GOG.comの棚がどんどん拡張していく。早く崩したい…。

06/14/2009

FPS Creator Bonanza - 作るまでの過程がゲーム

・FPS Creator Bonanza!

 FPSを簡単に製作可能な開発キット「FPS Creator」。現在、FPS Creator本体とチュートリアルビデオやモデルパック付属のセットが$29.99で販売されている。安いのでネタとして購入してみてもいいかもしれない。

  ちなみにFPS Creatorで製作したゲームはユーザーが自由に販売可能だ。今までにMob Ties TokyoLegacy of CthulhuCry of the InfectedサークルMMxのTokyo Night(東京夜)シリーズなどが発表されている。それぞれの作品には体験版が用意されているので、試してみて欲しい。FPS Creatorの底力が理解できるだろう。

 

Download販売を使ってみて - Part 1

ダウンロード販売を利用してから、早3週間が過ぎた。そこでダウンロード販売の利用感を書きたい。

・利便性
購入→ダウンロード→プレイの流れがスムーズ。欲しい時に買うことができ、遊びたい時に遊べる。パッケージの場合、品切れしていたり、ゲームが届くまでに一日または数日を要する。
レアなゲームでもダウンロード販売では扱っている場合がある。
ディスクレス。CD読み込みの爆音や入れ替えの面倒臭さから解放される。
メディア(CD、DVD)破損、シリアルキー紛失がない。リアル神隠しに遭わない。
・価格変動
セールが頻繁に行われる。Steam、GOG.com、Gamers Gateでは毎週のように行われる。プチ祭り気分→毎週が楽しみ。
新作ゲームの値下がりが早い。物にもよるがパッケージゲームよりは値下がりが早い。
レアなゲームでも安価で入手できる。クソ転売業者に足元を見られずに済む。
・所有感
すべてデジタルなので所有感が薄い。
マイアカウントの所有ゲームが増えていくことで満足感はある。現在、私のSteamでの所有ゲームが49本→目標100本を目指す→ダウンロード購入自体がゲーム感覚=収集ゲーム感覚。
GOG.comの棚システムは秀逸。
・散財率
購入した実感がなく、ついついポチる→パッケージゲームのようなセーブがきかない。
ダウンロード販売は全体的に値段が安い為、金額面では有利。古いゲームなら10本買っても1万弱で済んだりする。パッケージの場合はそうはいかない。結果的に賢い買い物。
・危機感
ダウンロード販売業者が倒産した場合のサポート。
アカウントハックの危険性。Steamではすでに問題になっている。
アカウント紛失の恐れ。
 大体こんなところだろうか。現在はSteam、GOG.com、Gamers Gateを使っているが、非常に満足している。クレジットカードを作るのが面倒で今までダウンロード販売は避けてきたが、もっと早期に始めるべきだったと後悔。気に入っている(気になっている)ソフトはパッケージで買う予定だが、それ以外はダウンロード販売で購入していくつもりだ。

  個人的にお気に入りのサイトはGOG.comだ。値段が安かったり、レアなゲームを扱っているのはもちろんのこと、サントラやゲームガイドを用意していたり、マニュアルを完備している点に好感が持てる。また、所有感をくすぐる棚システムも最高。おまけにDRMはFreeで、私的複製OK、余計なインターネット接続はなしで遊べる。GOG.comはゲーム以外のサービス面での付加価値が高く、ユーザーの目線に立ったサービスだと感じる。一ユーザーとして、これからも応援していきたい。

06/13/2009

Curse Episode 1 - 西暦1999ファラオの復活

・Half-Lifie 2 MOD:Curse Episode 1



  Half-Life 2のトータルコンバージョンMOD。エピソード方式になっており、今回は3つのマップが収録されている。コンテンツはオリジナルのものが使われており、Half-Life 2らしさを微塵も感じさせない。

  左クリックで吹き飛ばし。オブジェクトを吹き飛ばすことができる。右クリックでモーニングスターを召還し、マウスを左右に振ると攻撃が可能だ。

  青色のビンはヘルス回復、赤色のビンはアーマーを回復できる。



  敵はマミー。走るタイプや弓を使うタイプもいる。基本的に一撃で倒すことができるため、モーニングスターをブンブン振っていれば倒せてしまう。戦闘は駆け引き性が薄い。

  それにHalf-Life 2と違って、オブジェクトの吹き飛ばしが戦闘に活かせない。これが単調さを強める要因だろう。



  パズルを解いて、閉ざされたゲートを開いていく。マップの構造は直線的。パズルの難易度は低く、迷わずに進めるだろう。

  ピラミッド(エジプト)の雰囲気はよくできており、遺跡探索ゲーが好きな人にオススメだ。一方、戦闘はもう一工夫が必要だろう。敵が攻撃を盾で弾いたり、防御したりすると、駆け引き性が生まれるかもしれない。そこらへんは今後のエピソードに期待するとしよう。

06/11/2009

Vivisector Beast Inside - AIが欲しかったZoo

 ようやくデモのステージに到着。ここまで結構な時間を要した。なかなかボリュームがありそうだ。

  ここまででボス戦は2回。デカイボスとの一戦はワクワクする。一匹目のボスはサイ、二匹目は牛のような生物だった。ボス戦はガチンコ勝負で煩わしいパズルはなし。パターンを読んで攻撃を叩き込めば万事OKだ。

  ただし、サイは鋼鉄の装甲に覆われている為、弱点を突かなければならない。また、牛は合体ロボットのようなギミックを持っているので注意が必要。



  テスラガン装備のハイエナ、M16装備の兵士が主な敵となってきた。そのためスピードキルやマルチキルが狙いづらくなってきている。動物と兵士は喧嘩するので、放っておけば敵数は減少し、戦闘は楽になる。だが、そうすると得られるポイントも減ってしまうのが悩みどころだ。

  ゲーム性は序盤が発奮系アクション、中盤はタクティカルアクションといったところか。序盤はSeisous Samのようなスタイルで、敵の打撃を避けながら応戦していく。近距離戦が中心である。

  中盤は銃を装備した敵が多い為、中距離や遠距離戦が中心となる。遠距離戦の場合、スナイパーライフルの弾がないと地獄だ。ハンドガンやM16では弾がバラけるため、なかなか命中させられない。そのくせ敵はガシガシ命中させてくる。

  基本的にスナイパーライフルは超遠距離戦のために温存しておくのが無難だろう。M16やショットガンの弾は容易に補給できるが、スナイパーライフルの弾は貴重。取捨選択を間違えると、余計な苦戦を味わうことになる。

  テスラガンは弾速が遅く、簡単に避けられてしまう。何か上手い使い方はないだろうか。



  アビリティの割り振りは、レジスタンス 1、エイムスタビリティ1、ライフリミット1という状況。アップグレードすると確かに効果は感じられるものの、劇的な変化というわけではないのが残念なところ。目に見えて実感できるのはライフリミット(ヘルス上限+25)くらいか。

  やはり面白い。戦闘はバリエーションがあるし、バランスも取れている。いわゆるロシアゲー(ウクライナ)にしてはクセが少なく、遊び易い作りだ。もうそろそろ終盤だろうか。

 

06/10/2009

Americas Army 3 - PreLoad 開始

・Steam:America's Army 3

America's Army 3がSteamでプリロードを開始しています。
6月18日にリリース予定とのこと。

CD WOW! Japan - ポンド安再来願う

・CD WOW! Japan

イギリスの大手CDショップ「CD WOW!」が日本語に対応。
新作ゲームが結構安めです。

余談ですが、トボけた顔のマスコットキャラ(モグラ?ハムスター?)が可愛いですね。

06/09/2009

ポチらざるを得ない症候群で目指せカード破産その3

・Gamers Gate / 1C Company Week! 25-75% Discount!

Gamers Gateで1C Companyの製品が25-75%割引。
お値打ち価格になっています。

私は以下を購入しました。
・Mortyr 2093-1944
・A.I.M
・A.I.M 2
・Borderzone
・7.62 - High Calibre

06/07/2009

Download販売で破産宣告その2

・Alienware
品揃え:B  価格:B
ゲーム用PCで有名なAlienwareが運営。サイト構成やラインナップがDirect2Driveに似ている。

・Ubisoft Digital Store
品揃え:C 価格:A
Ubisoftが運営。メーカー直販にしては価格が安め。ラインナップは有名タイトル中心。マイナーゲーの充実を願う。

・EBGames.com
品揃え:A  価格:B
ゲームショップ大手のGameStopが運営。品揃えが豊富、値段も安め。

・Metaboli
品揃え:A  価格:-
料金体系は定額制。値段は£(ポンド)表記なので注意。月額£6.95で225タイトル、月額£12.95で356タイトルが遊び放題。定額制は所有欲が満たされないのが難点か。

・Gamesplanet
品揃え:A  価格:B
Metaboliが運営。こちらは定額制ではなく、買いきり。値段は£(ポンド)表記なので注意。品揃えが充実しており、古いソフトは値段が安い。

・Trygames
品揃え:B  価格:B
ラインナップはインディーズやマイナーゲーが中心。

お兄やんとCOOPしたよ7

  Vegasはネットワークのイニシャライズエラー多発により、プレイ不可。もしかして、このゲームは呪われているんじゃないでしょうか。とことで、今回はVegasを諦めた。次はクリアしましょうね。

  その後、Left 4 Deadを難易度エキスパートでプレイ。敵の湧きが尋常ではなく、タンク湧きでゲームオーバーになることもしばしば。やはりフルメンバーじゃないとエキスパートは厳しいですね。

  それと誤射連発してスイマセンでした。特にZOEお兄ちゃんを親の仇のように殺害してしまいましたね。ワザとじゃないんですよ、ワザとじゃ…。



  そして、次は念願のMercenaries 2をZOEさんとプレイ。前にも書きましたが、このゲームは物理効果の同期がきちんと取れているのが素晴らしい。今回は序盤だったのでマゾい戦闘になりましたが、もう少し進むとドカーンボカーンで爽快(大味?)な戦闘が楽しめますよ。



  それにしてもハイジャックのクイックタイムイベントは不親切ですね。アイコン表示がどのキーに対応しているのかが分かりづらい!失敗の連続に苦笑しながら、十数回もリトライする場面がありました。ちなみに、パーがE、グーがF、キックがSpace、マガジンがRですよ。

06/06/2009

Killing Floor SDK 進捗その2

 予定よりもかなり遅れています。マップの間取りは決定したので、現在は部屋のデザインを作りこんでいる状況です。そこそこ見れるデザイン、そして戦いやすいマップを目指しています。オブジェクトの配置は結構手間取りますね。

  二階オフィスの隣は研究所になりました。ここはなるべく壁を排除し、窓ガラスをたんまり用意しています。窓ガラスを破壊するのが好きな人のために割りたい放題できるようになっています。



  マップの構造はKF-WestLondon+KF-BioticsLab+KF-Officesの複合になってきました。外はKF-WestLondon、中はKF-Offices、そして二階にKF-BioticsLabがあるという感じ。

  残る工程は部屋のデザイン、アクター設置、ライティング、最適化…。まだまだ時間が掛かりそうな印象です。

06/05/2009

Vivisector Beast Inside - 魅惑のB級ゲー

  主人公は特殊部隊の一員。主人公一行は怪しげな孤島を調査しに出かけたが、謎の生物に襲われ、仲間は皆殺しにされてしまう。この孤島には独自の進化を遂げた機械化動物が生息しており、訪れた人間へ容赦なく襲い掛かるのであった。主人公はこの孤島から脱出するため、そして隠された秘密を探るために島を冒険する。

  開発元はAction Forms。このメーカーは古くはCarnivoresやCHASM: The Rift、最近ではCryostasis: Sleep of Reasonなどを手掛けている。個人的に「ライクじゃなくて、もはやラブなメーカー」の一つだ。



  ヘルスはメディキットで回復する方式。最近は何でもかんでも自動回復な風潮があるため、メディキット回復に懐かしさを感じる。

  照準はしゃがむと収束する。フルオートで銃撃すると多少バラける感じか。残弾管理はDoomやSerious Samのような方式でリロードなしで全弾を発射可能。



  敵の出現方法はトリガーが多い。プレイヤーがある場所に到着すると敵が現れる。機械化動物たちは瞬間移動して現われるため、DoomやSerious Samのようにいきなり四方八方を囲まれる状況が起きることもある。

  「何かありそうだな」と感じたら、間違いなく「何かある!」ので気をつけるべし。



  マップは一本道なのだが、やたらと広い。まるでFar CryやCarnivoresのようだ。そのお陰で孤島を冒険している雰囲気は十分出ている。

  しかし、敵が定点スポーン方式なので広い空間が戦闘には有効に活かされていない。S.T.A.L.K.E.R.のA-Lifeは難しいだろうが、Far Cryレベルの敵の巡回はあった方がよかったのではないだろうか。今の状態だと単に無駄歩きをさせられている感が否めない。Carnivoresでは見事に恐竜の生態系を表現していたのだから、Action Formsならもっとやれたはずだ。


  敵を倒すとポイントを獲得する。このポイントを使って、アビリティを上昇できる。アビリティはスピード(速度)・レジスタンス(耐性)・エイムスタビリティ(命中)・ヘルスリミット(体力)の四つ。各必要ポイントは高いので何から上昇させようか迷う。初めはレジスタンスを上昇させるのが無難だろうか。

  ちなみにポイント獲得方法は敵を普通に倒す他に、連続して倒す(スピードキル)、まとめて倒す(マルチキル)、ヘッドショットで倒す(フェイタリティ)、死体を破壊する(ビビセクター)などがある。できれば狙うようにしたい。



  敵の体は部位毎に破壊できるようになっており、弾がどこに命中したかが一目瞭然。銃撃の爽快感を高めてくれる。ゴア度はかなり高い。

 

  銃撃感が小気味良く、モンスターとの戦闘は一味違った駆け引きがあって楽しい。ずっと前から気に掛けていたゲームだったが、待っていた甲斐はあった。これはなかなか楽しめそうだ。

06/04/2009

物欲週間 - Nvidiaざるを得ない

 GTS250(GS-250X-YDFC)を購入。Zeno Clashを試してみたが、エラーは見事に起こらなくなった。やはり9800GTX+に問題があったのか。

  GTS250のバンドルソフトは3DMark Vantage Advanced Editionのライセンスキーだった。また3D Markか。これで二枚目だ。

  3DMark Vantage Advanced Editionのライセンスキーが欲しい方は私宛にメールを送って下さい。先着一名にプレゼントします。

06/01/2009

nvlddmkm - 速度より安定を

 

  最近、ゲームをプレイしているとエラーが多発する。エラーが発生すると数秒間はブラックスクリーンになり、サウンドループが発生する。ドライバを入れ替えたりしてみたが、症状はあまり改善されない。

  もしかしたらグラボ自体に問題があるのかもしれない。もういっそのこと新しいグラボを購入してしまおうか。グラボは先日換えたばかりなので、新しいグラボを買うのは気が進まないが、ゲームを快適にプレイできないのだから仕方ない。

  いま買うとすればGTX250が無難だろうか。少し前ならATIでもよかったのだが、最近はPhysx採用のゲームが増えているのでnVidiaを選ばざるを得ない。

Kane and Lynch: Dead Men - その男達、凶暴につき

  主人公は元傭兵のケイン。ケインが死刑囚として護送されている途中で事故が発生し、リンチという男と共に逃亡する。事故を起こしたのは傭兵組織の「The 7」。

 The 7はケインとリンチの弱みを握っており、それをネタに脅迫してくる。弱みを握られた二人が犯罪行為に手を染めていくというストーリー。



  ゲームシステムはFreedom Fightersに酷似している。しかし、戦略性はFreedom Fightersよりも低下しており、カジュアルなアクションゲームの趣が強い。

  スカッドベースの要素はあるものの、それはあくまで雰囲気程度のものでしかない。主人公一人でも問題なく進められてしまう。

  リンチやその他の仲間に特徴はなく、どれも似たり寄ったりの性能。ここらへんがFreedom Fightersよりも戦略性が低いと感じてしまうところだろう。

  仲間への命令は三種類。「付いて来い」「攻撃しろ」「迎撃しろ」で単純化されている。命令内容は漠然としていて、細かく指示はできない。また、仲間には別に命令を下さなくても自動的に行動してくれる。



  このバランスを「いちいち命令しなくてもいいからラクチン」と考えるか、「的確に指示できなくてイライラする」と考えるかで本作に対する評価は変わってくるだろう。命令しなくても勝手に付いてきてくれるので煩わしさを感じないのは事実だが、仲間がアホな行動をしていてもそれを上手く制御できないのにはもどかしさを感じる場面もある。

  ただ、本作はヌルめのアクションゲームであり、仲間の重要度が低いお陰でゲームプレイにあまり影響を及ぼさない。仲間が居れば弾丸避けになるが、別に仲間が居なくてもケイン一人で進められてしまうバランスだからだ。



  ヘルスは自動回復方式。ヘルスがゼロになると倒れるが、仲間が近くに居る場合は蘇生してくれる。仲間が倒れている時は主人公が蘇生を行える。蘇生は一回まで。二回目の蘇生時はアドレナリンの大量摂取で死亡してしまう。



  クラブでの銃乱射、ビル内での銃撃戦、刑務所からの脱走、カーチェイスなど、映画にありそうなシチュエーションが取り入れられている。チャプター毎にシチュエーションがガラッと変わるのは良い。



  ただ、チャプター毎の繋がりが分かり辛い。アメリカでドンパチやっていると思ったら、次は日本のステージだったり。まるで話が飛び飛びになっているような…重要なシーンだけ切り取ったようなダイジェスト感がある。チャプター間にはケインとリンチの会話(文字だけ)があるのだが、とてもそれだけでは説明が足りない。

  また、ケインと家族の関係性、リンチの人間性も掘り下げが足りないと感じる。プレイヤーがゲーム世界に入り込めず、傍観しているような気持ちにさせるのは多分そのせいだろう。


 マップの構造は開放感があり、ゲーム的な窮屈な感じがない。街並の描写はなかなか凝っている。本作では日本が登場するのだが、ここでIO Interactiveクオリティ(Hitman 2など)がいかんなく発揮されている。



  「車」や「投資しなさい」という看板には思わず噴いた。あまりにも直球過ぎる。いくらなんでも「投資しなさい」は露骨過ぎるだろう。



  また、日本のクラブで人がゴミのように集まっている光景は一見の価値あり(Hitman:Blood Moneyでもあったが)。これだけ人間を描画してもフレームレートに影響がないのは素晴らしい。インスタンスの描画処理が上手いのだろう。



  20ドルならそれほど悪くないかなという印象。タクティカル性もアクション性も中途半端な出来だが、めちゃくちゃ悪いというわけではない。サクッと遊びたい時には最適なゲームかもしれない。