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08/31/2008
Civilization 4 - 確かにこれは不眠生成機
まったりとコツコツプレイできるゲームがしたくて、Civilization 4を購入してみた。噂にはその評判を聞いていたが戦略シミュレーションということで、なかなか手を出せなかった作品である。
マニュアルの分厚さに思わずたじろぎ、インストールする前から少し憂鬱気分を味わう。100ページをゆうに超える分量は頭に入りそうになかったので、インストール中にパラパラと流し読みして理解した気になる。プレイしている内に、内容も理解できるだろうというのが私の考え。説明書の類はまともに読んだ試しがない。良い製品とは、得てして機能美に優れるというのが自論である。人間でも、ゲームでも、自分の特徴や長所の説明がままならないようなものはそれだけで欠陥品。
そんな具合で手探りしつつ、軽く遊ぶつもりだったが、いつの間にか6時間ぶっ続けでプレイしているから困る。時間とは不確定なり。いや、時間知覚とは曖昧なものなり。Civilizationが恐れられている理由がよく分かった。確かに、これはハマるゲームだ。止め時がなかなか見つからず、ズルズル続けてしまう典型のようなゲームだ。
Civilization 4を簡単に説明すると、文明創造シミュレーションだ。紀元前4000年から21世紀までの間、プレイヤーは一つの国家の主となり、他国と戦争や交渉を行いながら、最終的な目標(宇宙船を完成させる、他国を滅ぼすなど)を果たすのが目的となる。
どういった文明を開花させ、どのような都市を開発していくかは全てプレイヤー次第。ドイツが世界を席巻し、モスクワに自由の女神が建造され、イムホテプが名古屋で誕生する世界だって創造が可能だ。なんたって歴史を紡ぐのは自分自身なのだから。
ただし、この世界には自分の国以外も存在しているため、国を発展させていく見極めが重要となってくる。文明や工業の発展ばかりを行えば都市の成長も著しく進むが、他国に攻めいれられてはひとたまりもない。簡単に落とされないためには自衛する為の設備や兵力も用意する必要がある。
このようなジレンマと常に海面下に潜んでいる危険性、1ターンで世界が大きく変わってしまうかもしれない怖さがゲームをズルズル続けてしまう動機となって働く。「あと1ターンだけ…あと1ターンだけ…」というように、気付いたら数時間夢中になってプレイしているわけだ。
しかも、ゲームをクリアしたとしても、すぐに新しいゲームで始めたくなる。それはプレイスタイルやステージの環境を細かく設定できる柔軟性によるところが大きい。難易度は9種類、ゲーム進行速度は4段階。地図の形は12種類だが、その大きさや気候が変更可能。文明は20種類近くあり、それぞれ指導者によって得られる恩恵が異なってくる。例えば、日本代表の徳川家康なら攻撃志向、組織志向で固有ユニットは侍のように。それぞれの指導者は経済や戦力、宗教や交渉など、得意なものが違うわけだ。
このようにスタート時に選択できるセッションの幅が広く、それに加え地形はある一定のランダム性が含まれるため、リプレイしても同じ状況になることはまずあり得ない。隣国が攻撃的な国か、それとも社交的な国かだけでも状況は全く違ってくる。これらの偶発性が生む歴史を追っていく&作っていくのがたまらなく楽しい。
今回はガンジー的人類皆兄弟プレイで、今度はドイツでロシアをメッタ撃ちに…このようなシチュエーションを妄想しながら実現に向けてプレイ中。なかなか上手くはいかないが、それはそれで面白いので一興。今はフリープレイモードしか遊んでいないが、細かく定められたシチュエーションのシナリオプレイなどもあるようで遊び甲斐がありそうなゲームだ。ちょっとこれはマズイのをチョイスしたかもしれない(睡眠不足的な意味で)。
08/29/2008
Code of Honor 2: Conspiracy Island - Company of HeroesでもなければCity of Heroesでもない
クリア。終盤の室内戦は四方から敵が攻めてくるようにルートが整備されており、裏を掛かれたりして駆け引きを楽しむことができる。このクオリティで全編が構成されていたら…と惜しまずにはいられない。序盤のレベルデザインはAIのポテンシャルを殺した愚行以外の何者でもない。
序盤の印象は最悪だが、ゲームが進むにつれて内容が良くなっていくため、クリア後感はそんなに悪くはない。行きはよいよい、帰りはつまらないゲームはよくあるが、CoH2はその逆パターンを行っている。例えるなら、前菜は吐き気を催すほど不味かったが、デザートは結構美味しかったので満足してしまう感じ。
序盤の印象が悪ければ悪いほどプレイヤーの価値観の基準が低くなり、後で巻き返せれば取り返しがつく。逆に、序盤でハードルを思いっきり上げてしまった場合、後半にヘマをしてしまうと取り返しがつかず、最終的な印象は悪いものとなる。並のゲームの場合、序盤になるたけ出来の悪いシーンを配置し、後半にマシなシーンを配置するのも一つの手かもしれないと思った。
Code of Honor 2は良くも悪くもバリューゲー。毎度のごとくCity
Interactiveクオリティ全開の内容で、City
Interactiveマニア以外には薦められない出来だった。だが、時間が永久に存在する限り、まだ勝機はある。いまはまだ小さな翼だけれど、いつか大空へ羽ばたいてくれることを願い、その日まで私はCity
Interactiveを応援し続たい。
Code of Honor 2: Conspiracy Island - CoDでもMoHでもないんだぜ
みんな大好きコードオブオナー。というわけでボチボチプレイしている。予想していた通り、Terrorist Takedown
2から大きな変化は見られず、舞台を中東から孤島に変えただけのエコ仕様。ひとつのものを大事に使うことは地球環境において大切な事だが、ゲームは生活用品と同じではない事をCity
Interactiveには理解して頂き、猛省願いたい。
難易度はTerrorist Takedown
2よりも低めで手応えが薄い。敵はよく動くものの、あまり積極的に攻めてこようとはしないため、自動回復でまたーりしながら攻撃していれば楽に進めてしまう。また、主人公のライフが高めで死ににくく、ガンガン突っ込んでいっても耐えられるレベル。バランスをもう少し煮詰めるべきだったと感じる。
仲間と共闘するところは何箇所かあるものの、それほど多くはなく、基本的に個人行動が中心。仲間に命令することはできず、勝手に付いてくるだけで共闘しても面白みは感じられないので別にこれはいい。仲間はかなり強めに設定されており、プレイヤーの手柄を横取りしていくのが目立つのも共闘がつまらない要因の一つ。
現在、工場のレベルまで進んだ。序盤の洞窟や刑務所のレベルはキャンパー体質の敵が多く、戦闘に張り合いがなかったが、工場からはガンガン攻めてくるようになり、駆け引きに面白みが出てきた印象。マップの作りは相変わらず雑で安っぽく、見るべきところがないのが残念だが。バリューゲー(20ドル以下のゲーム)としてみれば、Terrorist
Takedown 2と同じくそれなりに楽しめる内容ではあると思う。
08/28/2008
探しても見つからない自分のFPS 2004 - 2008 改訂版
・FPSリスト(探しても見つからない自分のFPS
2004 - 2008 改訂版)
前回の日記ではてぶを頂いたので、さらに充実させてみた。一気に作業したのでカテゴリでおかしいところが多々あるかも。まぁ、気が向いた時にでも修正を加えます。2009年くらいに。
08/26/2008
BulletZORZ - 指が追いつかなくて夏
・BulletZORZ
フリーウェアのアクションゲーム。プレイヤーができるアクションはジャンプと発砲(上下左右)のみだが、弾の上に乗れるのが変わっていて、これがパズルを解くための鍵となる。このパズルがなかなか凝っていて、解いていくのが楽しい。
例えば、このステージなら開始地点の上下に青色のトゲが付いていてジャンプだけでは超えられない。そこでその場で一度ジャンプした後に、下に向かって銃を撃ち、その銃弾の上に乗ってちょうどトゲとトゲの間を通る。次に右上に赤色のトゲ、下に緑色のトゲがあり、下からは絶え間なく弾が飛んできている。飛んできた弾の上に乗った後に、すぐにジャンプして、銃を撃ってその弾の上に乗り、よきところで下りることで緑色のトゲが超えられる。
下方に連続して銃を撃ちながら、その弾に乗って上を目指したり、タオパイパイのごとく自分が放った銃弾に乗って移動していくステージもある。
文章では説明しづらいが、BulletZORZは微妙なタイミングとトリッキーなアクションが必要となるゲームだ。クレヨンで書いたようなゆるーいタッチの絵はチープに見えるかもしれないが、ゲーム内容は意外にしっかり作られている。8MBとサイズは小さいので試してみてほしい。ちなみに私は後半で挫折した。指が追いつかない。腕に覚えのある人は是非。
・操作方法
↑↓←→
移動
Shift ジャンプ
Ctrl
銃を撃つ
Enter ステージリトライ
ESC
終了
08/25/2008
STALKER:Priboi Story MOD - その3
・Priboi
Story 1.1
今日もPriboi
Storyをプレイしながらダラダラと過ごした。これだけ遊びたくっても、まだまだ遊び足りない。STALKERの懐の深さには感嘆を禁じえないばかりだ。もはやゾーン徘徊症候群に掛かっているのかもしれない。これがSTALKERの中毒性。5時間そこらプレイしたら終わりのジャンクフードFPSが目立つ昨今、STALKERのような存在は貴重だ。風変わりなゲーム内容からしても、天然記念物的価値がある。
とりあえず、X16とX18を攻略し、そこにあるフラッシュドライブとドキュメントは回収できた。これでもかなり歯抜けがあるようで同じ場所を徘徊する時間が続いている。ただ、この反復作業自体が楽しいので苦にはならない。自力で探索していく様は子供の頃に夢見た宝探しのようなロマンを感じる次第。数少ない手がかりをもとに行動していくアナクロ感が新鮮で心地良い。
いつから起きるようになったのか厳密には分からないが、ストリーミングの遅延が目立ってきた。NPCの登場やアイテムの発生が遅く、なかなか読み込んでくれない。バーに誰も居ない状態があったり、木箱なんかを壊してもアイテムが飛び出してくるのは30秒後など非常に困る。
メモリは3GBあるので問題はないし(システムで700MB・STALKERで1.3GB使用)、再インストールやドライブのデフラグを試みたが改善しない。この症状について検索してみたが大して情報は得られず。私の環境だけに起こっているのだろうか。どなたか改善方法を知っていらっしゃったら教えてください、ぺこり。
今日のネコバス情報。バスだけじゃなくて、トラックも浮く様子。これがアノマリーのちからっ!普通自動車は今のところ地に足をつけている。
08/24/2008
STALKER:Priboi Story MOD
・Priboi
Story 1.1
・Priboi_1.1_eng_full_texts
会話するとクラッシュしてしまうのはテキストに不備があったかららしい。修正用のテキストを上書きするとNPCと会話してもクラッシュしなくなった。バーの親父と会話すると毎度クラッシュで困っていたが、これで解決だ。
ドキュメント探しは相変わらず難しいと思う。昨今のゆとりゲームに慣れ親しんだ私にとっては無理ゲーに近い。Wizの方眼紙マッピングを彷彿とさせる難解さ。それは言い過ぎか。
空中に浮いているバス。おそらくネコバスの友達なのだろう。
借金姉妹 - 踏み切れない心
借金姉妹2を注文したので、前作を再プレイ。一気に全ルートを回収してしまった。ERGをクリアした時は大抵、夏休みの終わりや親しい友人と別れる時のような空虚な感覚に囚われてしまうのだが、今回も案の定そんな虚しさを味わった。始まりがあれば、終わりがあるのは必然だけれど、やっぱり終わってしまうのは寂しい。その時間が楽しいものであればあるほど、気持ちは強まらざるを得ない。
陵辱物としてはかなりヌルい部類なのだが、宮森姉妹の境遇や主人公の心境を踏まえると、序盤の展開はハードな陵辱物よりも辛い。ヒロユキは善意で行い、香純はそれを倫理的に考えて断った。どちらに非がある訳でもなく、心を鬼にできないヒロユキの葛藤は心苦しい。調教シーンに入ると相思相愛となり、そんな感情も薄れていくのだが、金の力で堕とした前提があるため、すっきりしない部分が残る。彼女らがどうしようもないビッチなら、鬼畜モードにすんなり入り込めたのだろうが…。
アナルファックやスカトロプレイがフィーチャーされ、そういう嗜好がある私は歓喜だったが、純愛仕様の借金姉妹2ではどうなっているのだろう。Selen基準だとスカや放尿は厳しそうか。和姦のみだとしてもバリエーションがあって、ハーフプライスにしてはなかなかのボリュームだった前作と同じくらいの尺があると嬉しい。
Selenと川田まみの組み合わせは鉄板すぎ。燐月しかり、兄嫁然り。借金姉妹2ではカオリンが歌っているが、こっちも可愛らしくていい。しかし、雰囲気はまるで別物で変貌振りに驚く。
08/23/2008
STALKER:Priboi Story MOD
・Priboi
Story 1.1
新たなストーリーが楽しめるMOD Priboi
Storyの新バージョンがリリース。アイテムの追加やドキュメント探しがやりやすくなっていたりと細かな修正が行われているとのこと。試しにやってみましたが、一部のNPCと会話したり、クイックロードするとクラッシュしてしまうため断念。バージョン1.2に期待することにしましょう。
借金姉妹2 - 純愛と鬼畜の狭間で揺れて
・借金姉妹2 体験版
6月27日に発売されているが、なぜか今更体験版がリリース。あくまで前作ファンに焦点を当てているからなのだろうか。時期を誤ったとしか言いようがない。
借金姉妹2とは銘打っているが、前作を純愛向けに再編集したディレクターズカット的な内容らしい。体験版をプレイしていても純愛風の雰囲気が感じられ、コミカルなカットの追加やえちぃシーンがやんわりとなっており、前作のような陵辱色は薄れている。恐らくアナル調教や羞恥プレイ、性奴隷ルートはなく、和姦メインなのだろう。
もともとキャラクターデザインが可愛らしいタイプの為、前作の陵辱シーンに少なからず違和感を覚えたのも事実(そういう嗜好がある人も居るだろうが)。今回の路線変更はアリな選択かもしれない。一つの材料で二回料理するのはもはやSalenの慣習となりつつあり、純愛メインの方が評価が高い経緯があるので今回も当たりが期待できる。
今月は宮森姉妹で借金しまざるを得ない!
08/22/2008
探しても見つからない自分のFPS 2004-2008年版
・FPSに興味を持ったが何から始めるのかがいいか分からない。
・面白そうなものを探しているが見つからない。
そんな貴方に役立つかもしれないタイトル羅列表。今までの経験の中からチョイスしてみた。昔を遡ると際限がなくなってしまい、入手も難しくなってくるので2004年以降のタイトルに絞っている。
●入門用
・Bioshock
・Call
of Duty 4
・F.E.A.R
・Half Life 2
・Halo 2
・Quake
4
●美麗なグラフィック
・Bioshock
・Call
of Duty 4
・Crysis
・S.T.A.L.K.E.R.: Shadow of Chernobyl
●派手な演出
・Call of Duty 4
・Crysis
・Half
Life 2
・Halo 2
●凝ったストーリー
・Bioshock
・Condemned:
Criminal Origins
・Call of Juarez
・Halo 2
・S.T.A.L.K.E.R.:
Shadow of Chernobyl
・XIII
●大量の敵を相手するシンプルなアーケードシューター
・Nitro
Family
・Painkiller
・Serious Sam 2
・Starship
Troopers
●こっそりこそこそして戦うステルスゲーム
・The
Chronicles of Riddick:Escape From Butcher Bay
・Crysis
・Far
Cry
●剣や棒で戦う
・Condemned:
Criminal Origins
・Dark Meaaiah of Might & Magic
●魔法や超能力で戦える
・Bioshock
・Dark
Meaaiah of Might & Magic
●車両に乗れる
・Armed Assault
・Boiling
Point:Road to Hell
・Far Cry
・Crysis
・Frontline:
Fuel of War
●戦闘機に乗れる
・Armed
Assault
・Boiling Point:Road to Hell
・Crysis
・Frontline:
Fuel of War
●夜中にプレイしたらおしっこちびる
・Call
of Cthulhu: Dark Corners of the Earth
・Condemned: Criminal Origins
・Doom
3
・Penumbra: Overture
・Penumbra: Black Plague
・F.E.A.R
・S.T.A.L.K.E.R.:
Shadow of Chernobyl
●友達と協力(COOP)プレイができる
・Armed
Assault
・Ghost Recon Advanced Warfighter
・Ghost Recon
Advanced Warfighter 2
・Land of the Dead:Road to Fiddler's Green
・Rainbow
6 Vegas
・Rainbow 6 Vegas 2
・Serious Sam 2
・Swat 4
●スナイピングが楽しい
・Armed
Assault
・Crysis
・Far Cry
・S.T.A.L.K.E.R.: Shadow
of Chernobyl
●AIが賢い
・Armed Assault
・Crysis
・Far
Cry
・S.T.A.L.K.E.R.: Shadow of Chernobyl
●RPG的な要素がある
・Bioshock
・Boiling
Point:Road to Hell
・Dark Meaaiah of Might & Magic
・S.T.A.L.K.E.R.:
Shadow of Chernobyl
●パズルが面白い
・Call
of Cthulhu: Dark Corners of the Earth
・Penumbra: Overture
・Penumbra:
Black Plague
・Portal
●部隊を指揮できる
・Armed
Assault
・Brothers in Arms: Road to Hill 30
・Brothers in
Arms: Earned in Blood
・Clive Barker's Jericho
・Ghost Recon
Advanced Warfighter
・Ghost Recon Advanced Warfighter 2
・Rainbow
6 Vegas
・Rainbow 6 Vegas 2
・Star Wars:Republic Commando
・Swat
4
●ゾンビが出てくる
・Clive
Barker's Jericho
・Condemned: Criminal Origins
・Half Life 2
・Land
of the Dead:Road to Fiddler's Green
・Painkiller
・S.T.A.L.K.E.R.:
Shadow of Chernobyl
●エイリアンと戦う
・BlackSite:
Area 51
・Crysis
・Half Life 2
・Starship Troopers
・Star
Wars:Republic Commando
●恐竜と戦う
・Peter Jackson's King
Kong
・Turok
●スローモーションが使える
・F.E.A.R
・Time
Shift
●幼女が出てくる
・Bioshock
・F.E.A.R
●空を飛んで戦う
・Tribes:
Vengeance
●MODがたくさんあって、長く遊べる
・Crysis
・Doom
3
・Far Cry
・Half Life 2
・S.T.A.L.K.E.R.: Shadow
of Chernobyl
●西部劇、マカロニウエスタン
・Call
of Juarez
●アメコミっぽい
・Crimes
of War
・XIII
●バイオパンク
・Bioshock
●サイバーパンク
・Project:
Snowblind
・Quake 4
●SF
・Alpha Prime
・Clive Barker's Jericho
・Crysis
・Doom
3
・Half Life 2
・Halo 2
・Pariah
・Prey
・Quake
4
・Starship Troopers
・Star Wars:Republic Commando
・Time
Shift
●WWII
・Brothers in Arms:Road to Hill 30
・Brothers
in Arms Earned in Blood
・Call of Duty 2
・Medal of
Honor:Airborne
●現代、近未来戦
・Armed
Assault
・Call of Duty 4
・Ghost Recon Advanced Warfighter
・Ghost
Recon Advanced Warfighter 2
・Rainbow 6 Vegas
・Rainbow 6
Vegas 2
・Swat 4
●オリジナリティの高い世界観
・Bioshock
・Half
Life 2
・S.T.A.L.K.E.R.: Shadow of Chernobyl
●モダン
・Bioshock
・Call of Cthulhu:
Dark Corners of the Earth
・You Are Empty
●ベトナム
・Vietcong 2
・Men of
Valor
●ゴシック
・Clive Barker's Jericho
・Dark
Meaaiah of Might & Magic
・Painkiller
●ファンタジー
・Dark Meaaiah
of Might & Magic
●南国、ジャングル
・Boiling
Point:Road to Hell
・Far Cry
08/21/2008
GRAW2 - マゾであることを誇りに思う
Nvidia Physxの真価を問うべく、GRAW2をプレイ。木が風に揺れたり、ゴミのような破片が飛び散る効果を薄く実感できたが、ゲームプレイ自体にはなんの変化も齎さず、ただいたずらにフレームレートを消費する結果に終わった。Physx
Islandの木は衝撃を加えると幹が折れて、逃げ場を失うような面白さが稀にあったのだが(逆も然り)、本編の木はPhysx
ONでも折れない。
GPUで物理演算を行うことにより、処理が軽くなるというよりも、ゴミのような破片処理が追加されることで逆に重くなっているという印象。どうせやるならゲームに支障が出るくらい派手な効果を起こし、視覚的に訴えかけてもよかったのではと個人的には思う。
GRAW2は細かな調整が加えられ、フラストレーションの軽減が成されていたがミッションのスケールが小ぶりだったのが残念であった。GRAW1は理不尽、歪なバランス、詰め将棋的なプレイを余儀なくされるなど色々と難点はあるのだが個人的にはこちらの方が好みだったりする。振り返ってみると、理不尽で歪なバランスで詰め将棋的なプレイは私にとってはむしろプラスに働いていたと言えるのかもしれない。
Vip2 Downの戦車ラッシュは未だに鮮烈に記憶に残っている。倒壊した建物に張り付けにされ、砲弾や銃弾が雨のように降り注ぐ、あの瞬間の光景を忘れはしない。例えあそこから逃れたとしても、気を抜いてしまうと屋上のヘリにたどり着くまでにやられてしまう。注意一秒、怪我一生、命の儚さをGRAWは教えてくれた。
絶対絶命に追い詰められた逆境だからこそ、クリアできた時にカタルシスが生まれる。我々は簡単に爽快感や達成感を求めてしまいがちであるが、本物の爽快感や達成感はこれまで積み重ねた努力の果てにあるものなのだ。見せ掛けの底の浅い快楽に身を委ねてばかりではいずれ飽和がやってくる。その点、GRAWは心を鬼にしながらプレイヤーに鞭を振るい、容易に飴を与えず、努力することで見える“何か”を伝えようとした数少ないFPSである。GRAWをクリアしたキミにも、きっとその気持ちが伝わり、メッセージを感じとれたはずだ。
無論、伝わらない人も居たかもしれない。それは仕方のないことなのだ。万人に気持ちを伝えるというのは容易ではない。恋はいつでも両想いとは限らないのだから。だから、これだけは心に留めておいてほしい。
The
only good Masochist is a dead Masochist!!
08/20/2008
Xfireでキャプチャー
・Xfire
サーバーブラウザやパッチャー機能を備えたゲームクライアントXfireにキャプチャー機能が追加された。動作パフォーマンスはFrapsにやや劣り、対応しているタイトルでないとキャプチャーできない欠点はあるが、無料で使用できるのは大きなメリットと言えるだろう。また、Xfireにアカウントを作ると、自動的に動画をアップロードしてくれる機能があるのも嬉しい。
・キャプチャーの設定
・キャプチャーした動画を選択し、アップロードボタンを押すと自動的にエンコードを行い、Xfireのサイトにアップロードしてくれる。
GRAW2
PhysX Island
・試しにキャプチャーした動画。
Far Cry 2 Map Editor
・Far
Cry 2 PC Games Interview - Map Editor Interview (X360 Direct-Feed)
ゲームに内蔵されているマップエディターの機能紹介動画。パッと見た感じ、Far Cry
2のゲーム内マップエディターは同じアウトドア特化型のCrysis(Sand
Box2)に匹敵する機能を持ち合わせていることが伺える。これがXbox 360でも行えるのは驚き。
・Environment
Setting(環境設定)
時間、水、嵐の設定が行える。各スライダーを動かすだけで瞬時にゲーム内環境が変化し、朝から夜へシチュエーションを切り替えるのも容易。
・Terrain
Brush(地形生成)
粘土細工のような直感的な地形生成が可能。ブラシの適用範囲と高さはスライダーで調整できる。
・Road
Brush(道路生成)
線を引いていく感覚で道路が生成できる。道路の幅もスライダーで調整可能。
・Collection System(オブジェクト配置)
プリセットされている草や木などは地面をクリックするだけで生成。建物、箱、車などのオブジェクト、AIや武器などのエンティティーも手軽に配置できる。
・Test
Play
エディターからゲーム内へとシームレスに移り、テストプレイが簡単に行える。
このマップエディターはシングル、マルチプレイ共に対応しているようだ。AIのパスやノード設定の説明はなかったが、あらかじめAIにルーチンワークが仕込まれているのだろうか。そのルーチンワークが優れているのなら、Modderの負担が軽減されるのは間違いないのだが…。
ゲームに内蔵されているマップエディターではあるが、行える内容はかなり優秀。これだけできれば十分だ。MOD文化の繁栄に繋がることを願う。
08/19/2008
SMOD Tactical Delta 5.56
・Half
Life 2 MOD - SMOD Tactical Delta 5.56
Half Life 2のMOD「SMOD
Tactical Delta 5.56」を遊ぶ。このバージョンでは方向性がはっきりと現れ、HL2のプラスアルファではない独自のゲームスタイルを確立しているように思う。シューティングの快楽性と駆け引きはHL2を凌駕しており、良質なタクティカルアクションが楽しめる。HL2のシューティングに不満を覚えた人でも、このMODの銃撃戦なら満足できるかもしれない。
銃器はCSSのものになり、クロスヘアは表示されない。腰溜め撃ちでは狙いが定まりづらいため、アイアンサイトを用いた銃撃が基本。HL2に比べて敵の攻撃が激しくなっているが、リーンができるのでタクティカルFPSのようなクリアリングで戦うのが望ましいだろう。
体力は自動回復方式に変更されている。以前のバージョンではHL2と同じくヘルスパックでの回復方式だったが、詰み易い箇所があったため、これはバランスを調整するために仕方のない処置なのだろう。なお、調整マップというものが用意されており、ここで敵の強さや登場する量、ゴアの有無などが各自で設定できるようになっている。
HL2のSPに対応している他、このMODオリジナルのマップが6つ同梱されている。FAQにマップ名が載っているので、コンソールを開いて「map
dm_motel 」という風に入力すればいい。dm_motelでは、Left
4 Deadのようなバタリアン(走るゾンビ)が登場し、一味違った戦いが楽しめる。HL2のゾンビとは違う緊張感があっていい。ショットガンとゴードンキックを使えば、それほど強敵ではないのだが…。
HL2は合わなかったが、このMODの銃撃戦は私好みだ。リプレイしてみたくなった。
S.T.A.L.K.E.R. : Clear Skyは9月5日発売
・Gold
- S.T.A.L.K.E.R.: Clear Sky
まさかのGold発表。発売日は計画されていた8月29日から一週間遅れた9月5日に決定したとのこと。発売が目前まで迫っていることが未だに信じられません。「延期して1年遅れます」と言われた方が、まだリアリティがあります。GSCは初産の苦しみを身をもって教えてくれました。
08/17/2008
Fallout 2 - 偶然を装った必然
Miriaという女性を口説いていたら、いい感じになる。争いに追われていた昨今、この出会いは新鮮な刺激となった。出会いは偶然でどこにでもあること(*1)だとしても、この瞬間は大切な記憶の一つだ。
しかし、そんな束の間の休息もすぐに終わりが訪れる。男がいきなり怒鳴り込んできて、望んでもいない戦いへと引きずり込まれた。そのどさくさでMiriaさんは倒れ、後には血塗れた自分だけが残った。War,
War never changes...
Vault Cityの情報を聞いたので、そこへ向かうことにする。Vault
Cityは頑丈なバリケードに覆われた、警備の厳しそうな街だった。門番に挨拶すると暖かく迎え入れてくれる。そして、ある女性からInner
Cityエリアに行ったきり帰ってこない夫の話を聞く。
Inner
Cityエリアへは旅人は立ち入れないようになっているようだ。パスがあれば入れるらしいが、いかんせんそんなものは持ち合わせてはいない。200ドルを支払えばパスを分けてやるぜと言われたので、その通りにしたら偽物をつかまされる。この世界に親切にしてくれる人など、ほんのわずかしかいない。みんな自分のことに必死でなりふり構っていられないのだ。
懐かしい格好をしている男がいたので、Vault13スーツに着替えて話しかけてみる。「そ、それはオリジナルのスーツじゃないか!」と男は驚いた様子。「そうなんだ。だけど、みんな私がVaultの住人だと信じてくれなくて、中へ入れてもらえなくて困っているんだ」と口からでまかせをいうと、男はゲートパスをくれた。こんなところでVault13スーツが役に立つとは。Vault
Dwellerの伝説は偉大だった。良心が痛むがここではVaultの住人として徹した方が話がスムーズにいきそうだ。これは地っ球の平和をまもるためっ!(*2)には仕方のないことなのである。
とある建物に行くと、あの女性が探していた夫のJoshua氏を発見する。管理している男にJoshua氏を開放してくれないかと尋ねると「では、それ相応の代金を払ってほしい」と返される。250ドル、500ドル、750ドルと交渉したが、私のネゴシエート能力不足のせいか、最終的に1000ドルで決着が付いた。高い買い物だったが、これで幸せをひとつ取り戻せたのだからいいのだ。お金で買えないのは愛と信頼のみ。
大仰な建物のCentral
Councilへと行く。ここでGECKのことについて聞いてみると、それについて知っている人物がいた。かつてGECKと呼ばれるものがVault13というシェルターに存在していたが、いつの間にか失ってしまったという話。Vault
CityのVaultにはGECKに詳しい人がいるかもしれない。「ここのVaultに入るためにはどうすればいい」と尋ねると「試験を受けて通れば入れるよ」と教えてもらう。しかし、試験管に試験を受けたいと言ってみるも、書類が見つからないやらで受けることができなかった。
Vaultスーツのまま散策していると、こちらの姿を見て驚く女性がひとり。背中のVault13の印を見て、どこから来たのと声を掛けてくる。「私はとある村の生まれで、このスーツは村に祀られていたものだ。これはVault
Dwellerが身に着けていた本物さ」と答えると、「確かにオリジナルだわ」と興奮しながら話しかけてくる。彼女からGeckoという村のパワープラントの調子が悪くて、困っていることを聞いた。彼女の頼みをきいておけば、ここのVaultへ進入できるかもしれない。
Geckoの街へ行く。ここの住人は環境が悪いせいなのか、グールに近い容姿をしていて不気味だ。恐々としながらも、ここでも聞き込み調査を行う。
頭に木が生えたグールに出会う。彼の名はHarold。木について尋ねると「この木の名前はHerbertさ。寂しいときはこいつに話しかけるんだ。へへへ、冗談さ。こいつの名前はBobさ」と、なかなか面白い人物だ。見た目で判断してしまったが、意外にいい人かもしれない。ついでにGECKについて聞いてみると、彼は遠い目をしながら「そーいえば、どこかのVaultにあったっけなぁ」と呟く。
主人公の姿を見て、Vault
Dwellerのことを思い出したグールがいた。「どこでVault
Dwellerとあったんだ?」と聞くと「遠い昔、Necropolisという街だった。そこにはグールがたくさん住んでいたんだ。ある日、その街を訪れた人物がいた。私はその人物のことを知っていた。だけど、グールの私は走り去っていく彼に追いつけなかった。望むことなら一緒に旅をしたかったんだ…Vault
Dwellerと呼ばれるその男と一緒に。彼はそのときに私達の浄水器を直してくれた。信じられるか?私達グールを彼は救ってくれたんだ。後で聞いた話だが、彼は一人でミュータントの大軍を滅ぼし、人間とグールを死の恐怖から救ってくれた。付いていくことができなかったのが心残りだ。」と語った。
「それなら私と一緒に旅をしないか?」と話を切り出す。「わ、わたしでいいのか?」という彼に「一緒にいこう!」と促した。Lennyが仲間になった!(ここで感動的なBGM)これでパーティは3人。やはり仲間はたくさんの方がいい。
(*1)出会いは偶然でどこにでもあること
出会いは偶然のように見せかけて必然だったのかもしれない。だが、これだけは断言できる。貴子さんはおれの嫁。
(*2)地っ球の平和をまもるためっ!
地っ球の平和をまもるためっ!。君が生きている一瞬一瞬はかけがえのないものだから、一生懸命生きよ。
ロールプレイすることに夢中だったあの頃
Falloutをプレイしていて、TRPGの匂いを孕んだRPGはやはり面白いなと再確認。CRPGでは一般的にD&Dルールが主流、珍しくGURPSを採用しているFalloutには新鮮味が感じられてよろしい。物語を追ったり、レベルを上げたり、アイテムを収集したり、お金の掛かったムービーを見たりするのもRPGの楽しみの一つだが、私がCRPGに必要としていたのは役割を演じるための柔軟なシステムとそれを反映する作りこまれた世界だったのかもしれない。
・セガ,「ネヴァーウィンター・ナイツ」に新クラスなどを追加するパッチを公開
/ 4gamer
セガがローカライズしていたD&Dシリーズ8作品は今年の5月に販売終了していたようだ。いずれの作品も一度は楽しませてもらっただけに感慨深いものがある(正直に言うとBGやNWNはあまり好きではない)。ライブドアと同時に沈没したLionHeart:SagaやThe
Temple of Elemental Evilに比べれば、まだ優遇されてはいたのだが、今後入手が不可能になることを思うと悲しくなる。
骨太なRPGがローカライズされることはもう二度と訪れないのだろうか。市場の衰退ぶりは驚くほどに激しい。
STALKER - FN2000探して
・Oblivion
Lost MOD 2.2
Oblivion
Lostの新バージョンがリリースされていたので試してみることにした。今回から派閥に加入したり、ヘンチマンが雇えるようになったようだ。OLは少し前にプレイしているのだが、再びやろうと思ったきっかけはFN2000のプロトタイプバージョンでプレイしている画像がフォーラムに載っていたから。そう、STALKERの開発初期の画像によく登場した方のFN2000のことである。
頭に円盤が乗っかった、あの異様なフォルムに惚れて幾星霜。発売前はSTALKERの情報を聞きながら、まだ見ぬ世界に妄想を馳せ、「おれ、STALKERが発売したらFN2000でゾーンを徘徊するんだ!」と心に決めたものだった。
しかし、待ち焦がれたSTALKERにはFN2000は確かに登場したものの、あの見慣れたFN2000ではない別物で心の底から落胆した。1GBを超えるERGの体験版をDLしたのに、それらしいシーンが一切ない時くらいガッカリした。武士に抜いた刀を納めろと申すのか。納める鞘なぞ元からござらん!
そんなこんなでOblivion
Lostに期待に胸を膨らませつつ、あの憧れのFN2000探し。これはある意味初恋に似た感情、すなわち純情。プラトニックで切ない恋物語なのだ。
←これ
ご存じない方にOblivion Lostの特徴を説明しておこう。
銃の集弾率が高く、バニラに比べて難易度が高め。敵が手榴弾を投げてきて、キャンプ封じを行ってくる。本編では登場しないバケモノ(手長おじさんやゾンビ)が配置されており、カオス感が増加。そして、ザコキャラのわんわんが侮れない存在に。
アイテムの画像が一新。回復アイテムの仕様が変更されており、絆創膏は出血止め、メディキットは体力の回復、食い物は空腹を満たすのみ、それぞれの効果が明確になっている。回復アイテムは本編に比べて入手しづらく、サバイバルはよりシビアに。
敵から拾う武器は損傷が激しく、そのまま使うのは難しい。トレーダーに金さえ払えば、アーマーと武器の修理をしてくれるので、愛用の装備が長期間に亘って使用可能。修理費用は結構高く、溜まりやすい金のバランスがここで取られている。
一度バニラをクリアした人でも楽しめるのではないでしょうか。
・Blow
Out(Zone特有の災害)時のNPCの反応は見ていて面白い
08/16/2008
Fallout 2 - 永遠でいて儚いもの
奴隷売買を生業としている悪徳集団Slaver's
guild。他人の人生を我が物とするやつらの行いは万死に値し、このまま野放しにするわけにはいかない。奴隷にされている人達は今すぐ解放すべきだ。相手は10人を超す大所帯で勝ち目は薄いが黙って指を咥えてはいられない。私は英雄Vault
Dwellerの意思を継いだ選ばれしものなのだから。
ハンドガンで門番を狙い撃ちし、宣戦布告する。こちらに気付いた連中は怒り狂った様子でアジトから続々と出てきた。その光景を見ていた一般市民はクモの子を散らすかのように逃げ惑う。壁を巧みにカバーとして使いながら、まずは一人集中で攻撃していく。小火器のスキルを鍛えていただけあって、クリティカルヒットが上手いようにキマり、勝負が付いた。
その間に敵はこちらを囲むような陣形を取ってくる。行く手を遮られた主人公はものの見事にやつらに追いつかれてしまった。敵は一箇所に固まっている状態だったのでショットガンをブチ込むが、こういう時に限って狙ったようにクリティカルは出ず、致命傷には至らない。
相手のターンへと移り、先にSulikさんが凶弾に倒れる。続いて主人公もハチの巣のごとく鉛弾を味わう。もはやこれまで。いかなる時も正義とは無常。我が生涯に百片の悔いあり(*1)。賛美歌が鳴り響き、撲殺天使(*2)が目の前に現れた。安らかに眠れChosen
One。
二度目のゲームオーバーを拝み、今の主人公ではSlaver's
guildに挑むのは力不足だと思い知る。今回は自分の力量を過信したのが全て諸悪の根源。己を信じるのは大切なことだが、腕が優れていたイカロス(*3)だって調子に乗って太陽に叩き落されたように、過信しすぎると失敗を招く。奴隷のみなさんには申し訳ないが、力を付けた後にもう一度挑戦することにしよう。そう決心し、Denの街を後にする。
今度はどこへ行こうか。Geckoのことは散々知っているが、未だGECKについては情報がひとつも得られていない。もしかして、GECKとは長老の認知症が生み出した空想の産物ではないかと疑い始める。生きている猫、死んでいる猫について議論する前に、そもそも箱の中に猫(*4)なんていなかったのではないか。しかし、いずれにせよ箱を開けない限り、猫の所在は確かめられない。今の主人公には猫が不在である証明(*5)なんてできないのだ。
旅の途中でエンカウント。大仰な装備をしたミュータントが丸腰の一家を脅している光景に出くわす。ミュータントたちは物騒な言葉を吐いた後、一家をガトリングガンで容赦なくミンチにした。なんと卑劣な連中なのだろう。だが、今の主人公ではさきほどの一家と同じようにミンチにされるのがオチだ。悔しい思いで亡骸を見つめ、ミュータントが去るのを待った。
Denの周辺を旅しているとModocという街に着く。GECKについて聞き込みを開始する。Balthas夫妻は息子のJonnyが行方不明なことに気を病んでいる。しかし、どこへ行ったのか見当がつかないので後回しだ。Farrelは畑がネズミに荒らされて困っている。そこで害虫駆除を頼まれた。どこかで見た光景だ。もはや相手にならないネズミたちを懲らしめ、この問題は解決。
次にCorneliusが時計を探している話を聞く。Corneliusはきっとこの街のどこかにあるはずだと言っている。いろいろと捜索した結果、裏の便所が怪しい雰囲気だ。もしかしたらCorneliusは肥溜めに落としたのに気付かなかったのかもしれない。それすなわち、キャラクター消しゴム(*6)、ラブレター(*7)、ケータイ電話(*8)。
あまり気が進まなかったが便所下へ降りると不自然な岩を発見する。時限爆弾を仕掛けて、岩を除去できるか試してみた。やはり狙いはビンゴ。岩は吹き飛び、新しい道が開ける。しかし、便所を破壊し、肥が吹き上がって辺りに散らばってしまったのは申し訳ない限りだ。周辺住民のみなさま、すいません。これも人助けなのです。
肥溜めの奥で金の時計を発見。Corneliusが言っていたのはきっとこれだろう。彼に渡すとEXP1500を得る。なかなか美味しい仕事だった。いいことをすると気持ちがいい。だが、お使いは飽きてきた。そろそろ冒険がしたい気分だ。戦いが呼んでいる。
(*1) 我が生涯に百片の悔いあり
悔いなど数え上げたらキリがないほどある。後悔とはしてなんぼのものだ。ラオウだって作品中で後悔していたじゃないか!
(*2)撲殺天使
謎の呪文を唱えればミンチだって元に復元可能。撲殺天使の前では実質的にゲームオーバーは存在しない。
(*3)イカロス
調子に乗った人間の典型。現実世界ではセーブ&ロードはできないので注意しよう。好きな女の子の赤白帽のゴムの部分を吸ったことが周りにバレた事実は消せやしない。
(*4)箱の中に猫
シュレディンガーの猫。観測することで初めて現象が確立するというお話。コペンハーゲン解釈と並んでペテン師の常套句。
(*5)猫が不在である証明
悪魔の証明。物事が絶対にないと証明するのは難しいこと。例に挙げると、冤罪やUFOなど。日本の痴漢事件などはこれの典型といえる。
(*6)キャラクター消しゴム
便所に落としやすいものその1。このキャラクターが何かで年代が判明する。ちなみに私は「噛みつきバーちゃん」でした。
(*7)ラブレター
便所に落としやすいものその2。よく落としました。
(*8)ケータイ電話
便所に落としやすいものその3。胸ポケットにケータイを入れている人は結構よくある出来事。
08/15/2008
夢のつまった弾痕
【ニコニコ動画】half-life2
実況プレイ part14-1
変態トークとニートトークに定評のあるタッタン氏のHL2実況プレイ。
今回は恐ろしくハイクオリティだったので紹介。
今まで数多くの男根を見てきたけど、こんな男根初めてだわ。
08/14/2008
Fallout 2 - 生まれてこのかた聖人一筋
長靴の脆さをまざまざと味わった昨日。長靴をはいた夢見がちな童話(*1)とは違い、人生とはうまくいかないものだ。むしろ、人生とはうまくいかないように設計されているのかもしれない。長靴の耐久性を考慮するとSulikさんを同行させるのはリスクが高いと考え、主人公一人でこの洞窟を調べることにした。
Golden
Geckoとはタイマンに持ち込むように調整し、ハンドガンはフル稼働で挑む。ナイフの威力では対抗できなくなった。戦法は基本的に撃ち逃げ。銃撃でAP5を消費し、残りのAP5で移動する。そうすれば反撃は一度しかしてこない。先日、購入したレザージャケット効果は抜群で5ダメージ以下しかくらわないようになっている。やはり購入しておいてよかった。
Toxic cavesの最奥でSmileyさんはヒキこもっていた(*2)。どうも彼はGolden
Geckoに恐れて、出るに出れない状態だったようだ。ここに住み着いていたGolden
Geckoは先程片付けておいたので、一緒に帰ろうと促す。Klamathに戻り、Ardinさんに報告し、この件は無事に解決。Denという街の情報を得たので次はそこへ向かう。
Denに着くとBeckysの看板が目に入ったので寄ってみる。そこには念願のカジノの光景があった。しかし、ここにはダイスを使ったギャンブルしかない。ルールが面倒で時間もかかりそうだ。どうしても金欠に陥りそうなときに興じるとしよう。このカジノのボスRebeccaさんに話しかけると仕事を勧められた。彼女はFredという男に金を貸しているのだが、未だに返金してこなくて困っている。そこで主人公に集金係を請けおってほしいとのこと。別に断る必要もないので了承することにした。
Fredさんのもとを訪ね、早速交渉に入る。彼は200ドルの貸しをRebeccaさんに作っているが、手持ちは100ドルしかないらしい。そこで主人公に残りを支払ってくれないかと相談を持ちかけてくる。手持ちは確かにあるが、あまりにも図々しい。こういう自堕落で計画性のない生き方には反吐が出る。どういう理由があったにせよ、当てのない人間がローンや借金をしてもその場しのぎにしかならない。
脅すような選択もあったが、ないものはしょうがないので彼の不足分はこちらが埋め合わせて、Rebeccaさんに支払っておいた。今のところ秩序にして善はまっとうできているはずだ。もはや聖人君子といってもいいかもしれない。次にRebeccaさんは紛失した本の捜索を依頼してきた。
みんなからMomと呼ばれている人物と話す。Smittyという人物に食事を届けてくれないかしらとお願いされた。なんだかいいようにコキ使われているような気もするが、きっと気のせいだろう。Smittyさんに食事を配達する。彼は自動車の修理工らしい。2000ドルとパーツがあれば、故障した車を修理してアンタにやると仰っているが、2000ドルなんて大金は持ち合わせていない。この話は覚えておくことにしよう。
そうこうしている内に辺りが暗くなり、闇に包まれた。すると、廃屋からすすり泣く声が聞こえる。調べてみるとそこには幽霊が寂しそうに佇んでいた。恐々、アプローチしてみると幽霊は語りだした。幽霊はアンナという名前でロケットをなくしたことが気がかりで成仏できないらしい。幽霊のロケット探しからトイレのトラブル(*3)まで請けおうのが選ばれしものの使命である。きっと見つけてやるよと約束し、ロケット捜索を開始する。
聞き込みを行った結果、ロケットをゴロツキが持っていたことを知る。そのゴロツキにロケットのことを尋ねると、確かに持っているがこれはオレのもんだと強気に言い張った。こういう輩は厄介だ。ここは街中だし、あまり強行策は使いたくない。下手に出ながら懇願すると50ドルで売ってやると言い出した。お金で解決するなら安いもんだと交渉成立。ロケットにはアンナさんのチャーミングな笑顔の写真が収められていた。アンナさんにロケットを渡すと、彼女の霊は消えて、後には屍が残った。
霊が成仏できてよかったが、この屍をここに放置するのはマズイ。街を散策している時に墓場があったことを思い出し、そこへ埋めてあげることにした。墓標を調べているとアンナさんの墓を発見する。スコップで土を掘り、屍を埋めた。これで心身共に成仏できたはずだ。
この街で大きな権力を持っているSlaver's
guildの話を小耳にはさむ。どうも奴隷を売買しているあくどい連中らしい。しかも、Vaultのことに詳しいVicという男もやつらに捕まっているらしい。もしかしたら、VicがGECKの情報を何か知っているかもしれない。だが、相手は大所帯だ。今の主人公たちでは勝ち目は薄い…。
(*1)長靴をはいた夢見がちな童話
長靴をはいた猫。典型的なサクセスストーリーを描いた童話。世の中こんなにうまくはいかない。
(*2)ヒキこもっていた
別名:自宅警備員。原因は周りの環境によるところが大きい。部屋の前にご飯を置いておくからと声を掛ける母親に対して、うるせークソババアと返せたら免許皆伝となる。
(*3)トイレのトラブル
基本料金八千円。高いのか、安いのか分からない。
08/13/2008
Fallout 2 - 熱しやすく、冷めやすいもの
閉ざされた扉を開けると、早速ネズミがお出迎えしてくれる。ただし、ネズミはナイフ一本で軽く倒せる相手。苦労せずに奥へと進む。廃墟の北では地下へと通じるマンホールが口を開けて待っていた。
地下はまさにネズミの巣窟。ところ狭しとネズミが徘徊している。さらに進むとPig
Ratが現れた。こいつらはネズミよりも体力が高く、素早いのが厄介だ。Sulikさんと協力しながら撃退する。彼はスレッジハンマーを使った近接戦闘が得意で頼りになる。
さらに奥にはRat Godがいた。見た目はネズミの数倍の大きさのバケモノで、いかにもここのボスという感じだ。近付かれる前にパイプライフルをお見舞いする。想像していた通り、ダメージが痛い。Sulikに擦り付けようとしたが、Rat
Godはこちらを一点集中で狙ってくる。やつからすると弱そうに見えるのだろうか。
それならばと、AP10をすべて移動に費やし、距離を取る。すると、相手も移動でAPが尽きてターンが回ってくる。そこへSulikさんが攻撃を加える。このルーチンワークで一切手を汚さずにダメージを重ねた。Rat
Godは瀕死になってきたからなのか、Sulikさんへとターゲットを移したので、一気にパイプライフルを叩き込み、終幕。いやぁ、手強かった。これで害虫駆除も大体済んだはずだ。
この地下で死体をいくつか発見。無残に倒れた死体の姿を見ていると、暗黒舞踏(*1)のような違和感を覚える。一応、死体を調べてみるとハンドガンを持っていた。これで遠距離戦も十分にこなせる。使い勝手の悪いパイプライフルとはおさらばだ。後は、大したものも無かったので帰還。
不要になったパイプライフルを売り、レザージャケットを購入する。Vault13スーツではやっぱりハクが付かない。この荒廃した世界にはレザージャケットがお似合いだ。
次はSmileyを探すためにToxic
cavesへと出発する。確かにToxic cavesという名の通り、中には毒々しい色の沼が存在している。街で拾った長靴は何に使うのか分からなかったが、きっとここで役に立つはずだ。2足所持していたのでSulikさんに分けてあげる。Sulikさんを入り口に置いておくのも一つの手だが一人では不安だ。
Toxic cavesにはGolden Geckoが住み着いていて、こちらの行く手を阻む。Golden
Geckoは現在の主人公たちにとってはなかなかの強敵だ。こいつらも主人公をマークする傾向にある。今回も主人公は逃げ回りながらSulikさんの追撃でダメージを与える作戦に出る。ただし、あまり距離を取りすぎた場合はSulikさんにターゲットを切り替えるため、近からず遠からずが戦闘のコツ。SulikさんのHPはこちらから分からないのでそこが不安要素だ。
Golden Geckoを着実に一匹ずつ片付けながら洞窟を進む。すると、小規模なシェルターが見えてきた。だが、間の悪いことにここで悲しいお知らせ。長靴が毒沼に汚染されてしまい、使い物にならなくなってしまったのだ。HPが危うくなっていた主人公は毒沼に犯され死亡。初めてのゲームオーバー画面を拝む。安らかに眠れChosen
One。
(*1)暗黒舞踏
肉体を道具として使い、抽象的な概念を表現する芸術。サブカル界隈ではセンチメンタルグラフィティのオープニングも一種の暗黒舞踏として有名。何を表現しているのかは理解できないが、ほのかは俺の嫁。
GeForce Experience Pack
・GeForce
Experience Pack
これまで専用の物理演算ボードが必要だったPhysXのテクノロジーをGPUで処理できるドライバとデモソフトの詰め合わせパック。なお、対応しているGPUはGF8以降とのこと。
当方は8800GTSだったのでWarmongerを試してみた。以前プレイした時はガクガクでプレイもままならなかったが、確かに今回はフルオプションでも60fps付近でスムーズに動作する。ただ、Warmongerに限って言えば、ゲーム内容が物理効果によって面白くなっているかは微妙。ゴミのような破片が飛び散る光景やオブジェクトの壊れ方もなんだか安っぽさが漂う。
流体シムのFluid demo、ソフトボディシムのThe Great Kulu、クロスシムのNurien
Alphaなど、これまでプリレンダの専売特許だった領域がリアルタイムで行えるようになってきた意義は大きい。この技術がおっぱいとチラリズムの繁栄に活かされることを願う。
PhysXはライセンス料が破格で東欧系の小さなソフトハウスに採用されやすい。確かSilverfallやGothic
3がPhysXを採用しているが、そのせいでパフォーマンスがどうたらこうたらと聞いた覚えがある。果たして今回のアップデートで少しは効果があるのだろうか。
08/12/2008
Fallout 2 - 冷たくて、暖かいもの
今日から夏休みだ、みにゅみにゅぴょーん!(*1)というわけで、放置プレイ中だったFallout 2を再開。前回までの軌跡はこちらを参照のこと。なお、基本的に浜村(*2)120%仕様のため、未プレイの方は注意願いたい。
長老から課せられた試練を見事に突破し、Chosen One - 選ばれしもの として認められた主人公。伝説的な英雄『Vault
Dweller』(*3)の持ち物だったVault
13スーツを身に付け、ようやくGECK(楽園創造キット)探しの旅に出る。しかし、いまは砂漠でオアシスを求める遭難者のごとく手がかりもなければ当てもない。長老によると、西にKlamathという街があるらしいので、とりあえずそこを目指すとしよう。
その前に、この村で困っている人が居たので手を貸しておく。秩序にして善(*4)の私にとっては当然の行いである。因果応報、良いことをしていれば、必ずどこかで報われるはず。善行を見てくれている人がきっとどこかに居るはずなのだ。窮地に陥ったとき、カルマ(*5)はあなたを泥沼から救い出してくれる。
困っている住人に話を聞いてみると、愛犬のSmokeが行方不明とのこと。どうやら、Smokeはこの村のWildernessエリアの方へ行ったらしい。だが、そこにはGeckoという爬虫類生物が生息しているらしく、迂闊には近づけないようだ。選ばれしものの実力を舐めてもらっては困る、ということで単身Wildernessへと出発(*6)する。
Wildernessには確かに爬虫類がうようよと存在している。北西の方から犬の遠吠えが聞こえるので、Smokeもここに居るようだ。Geckoを避けて捜索してもいいが、帰り道にGeckoに捕まってしまうとSmokeに危害が及ぶ可能性がある。安全な道を確保するためにも最低限は掃除をしておく方が無難だろう。手持ちの武器はナイフと肉体のみ。近距離戦で殺(や)るしかない。
まず、Geckoの傍まで近付き、こちらに気付くのを待つ。気付いた相手が接近してきたところをナイフで切りつけ、また距離を取る。その繰り返しでGeckoを倒していく。これはAG10(*7)のAP10(*8)だからこそ成せるヒット&アウェイ作戦である。ナイフで一回切りつけるのにAP3を消費し、残りのAP7で7歩移動する。すると、相手は7歩移動でAPが尽き、こちらのターンが回ってくるのでワンサイドゲームが展開できる。
あらかたGecko退治が終わった後、北西の方角へ向かうとSmokeは無事生きていた。「よーし、よし」と動物王国の国王(*9)ばりにスキンシップを行い、飼い主の元へと急ぐ。飼い主は喜んだ様子だったが、報酬はなにもなかった。人生においてこういうことは日常茶飯事だ。だが見返りを求めた打算的な善行ほど愚かなものはない。カルマが上昇し、100Expの経験を積めただけでもよしとしておこう。
もうひとり、この村には困っている人が居た。村で唯一の医者は、畑に奇妙な植生成物が住み着いているのが悩みの種らしい。核の灰はこんな所にも影響を残す。こちらの頼みも聞くことにする。植生成物は移動ができないため、近付き→攻撃→距離を取る、を繰り返せば反撃はくらわない。しかし、楽に倒せそうな相手だったので反撃覚悟で一気に方を付けることにする。思ったとおり相手は脆かった。
植生成物を片付けた後、ドクターと話すとまた100EXPを得た。あまり美味しくはないが骨折り損のくたびれもうけより、得られるだけ数倍マシだ。ドクターが傷付いた体を無料で治療してくれたのが有難かった。
Arroyoの村から出て、西のKlamathを目指す。ようやく旅らしくなってきた。Klamathの位置は地図に表示されているのでワンタッチ移動で楽々到着。街の住人にGECKについて聞き込みすることにしよう。その前に、お宅拝見が先だ。この世界では棚、デスクは宝箱と同義。これからの旅に役立つアイテムを入手できるかもしれない。
しかし、勧善懲悪な勇者の物語(*10)と違い、この世界では人の家の物を調べようとすると注意される。もしくは問答無用で戦争勃発の恐れがある。そりゃあ他人の家なのだから、不審な行いをしていれば喧嘩腰になるのは当たり前だ。そこだけは注意しながらコソ泥のごとく調べていると、パイプライフルを発見した。あまり性能はよさそうではないが、遠距離攻撃の手段が出来ただけでも心強い。
GECKについて聞き込みを行っていると、借金に苦しむSulikという男性を発見。外見はこの街に不釣合いで、どこかの部族のような格好をしている。彼によると、350ドルの借金で拘束されている状態らしく、その借金さえ支払えれば自由になれるらしい。空き家を漁ったお陰でちょうど手持ちがあり、彼に親近感が沸いたので助けてあげることにした。すると、自由の身となった彼はこちらの都合がよければお供をしたいと申し出てくる。一人旅は寂しいと感じていた頃だし、仲間になってもらうことにした。
Sulikが仲間になった!(ここで感動的なBGM)
Ardinという人妻は夫のSmileyがtoxic
caves方面に行ったきり帰ってこなくて心配している。Smileyさんを探さなければ。その前にTrapper
Townの北は凶暴なネズミの温床となっており、住人が困っている話を聞いたので害虫駆除することにした。しかし現在、北方面は扉や有刺鉄線で封鎖されている状態。そこで管理人のお爺さんに事情を話し、扉の鍵を頂く。
次回:ネズミ駆除
(*1)みにゅみにゅぴょーん!
半径50MにKTフィールドを形成する合法ロリ珍獣の合言葉。
(*2)浜村
関西方面に生息するネタばれ妖怪。
(*3)Vault Dweller
愛するものや仲間を救うために自らを贄とした英雄。
(*4)秩序にして善
原語でLawfulGood。アライメントのひとつ。ChaosEvilと対を成す。
(*5)カルマ
業。Falloutの世界ではいい人度。
(*6)出発
でっぱつ。死語。うちの姉やレディースは未だに使っている。使用例「よーし、でっぱつするよ!」
(*7)AG
素早さ。これが高いほどAPも多い。Falloutでは重要なステータス。
(*8)AP
Action Pointの略。攻撃、移動でそれぞれ消費するAPが異なる。持ちAPがなくなると相手のターンへと移る。
(*9)動物王国の国王
動物基地外のようなイメージが強いが、素晴らしい随筆家で才人。
(*10)勧善懲悪な勇者の物語
魔王を倒すという大義名分のもと、平穏な日々を暮らす罪のない人々から金品を巻き上げる盗賊集団の物語。物語ではタンスあさりが定番の光景。
海外から見た日本
・RPS
/ Tokyo PC: Pasokon Gemu!
日本のパソコンゲームはえちぃなものが氾濫していて、アーケードゲーム(ゲーセン)が発達しているよ、という記事。記事に載ってるERGをパッと見て、どんなゲームか分かってしまう人はちょっとダメかもしれません。私はSweet
Home、ディープボディ、車輪の国、聖なるかな、あやかしびと、しか分からなかったので普通です。よかったね。
人は低きに流れる。人類が文明に開花して以降、常に人々は安直を求め続けた。敢えて面倒を喜び、選択するものは時間が経つにつれて淘汰されていく。それは人間として至極当然の傾向であり、得てして大衆とはそういうものだ。彼らは常に卑劣で残忍で残酷である。
頭が夏休みの子供たちは新大陸を発見すると我が物顔でそれらを自分の物とし、愚劣で下劣で低俗で俗悪で醜悪な習慣を先住民たちに無理矢理押し付ける。通俗的な悪魔が荒らしまわり、既成の文化を破壊した後にかつての先人たちの居所はもうどこにもない。
厄介なのは彼らが悪意を持っているわけではないということだ。その無邪気さゆえに小市民たちの矛先の定まらないジレンマは自身の心の闇に鬱積し、精神的な破滅へと追いやっていく。魂をついばまれ、翼をもがれ、住処を奪われた者たちには服従の道しか残されていない。声を上げようにも喉はとうに枯れている。
いつの頃からか、私は背後に気配を感じるようになった。姿形は見えないがそれらは着実に私に近づいている。
08/10/2008
Drakensang: The Dark Eye - ドワーフ萌え
本国ドイツでは好調な売り上げらしいDrakensang:
The Dark Eye。それならば、やらざるを得ない!というわけでドイツ語版のデモをプレイしてみた。なお、当方はドイツ語は分からない上に、このゲームの原作となったTRPG「The
Dark Eye」を読んだこともないので雰囲気を掴む程度のプレイとなる。
デモで選択できるクラスはドワーフ、エルフ、人間のみでステータスは予め設定されている。スキルは多様に枝分かれしていて、キャラメイキングの面白さがありそうだ。
キャラの造形はカートゥーン色が強め。女性キャラが意外に可愛らしく、日本でも受け入れられそうな絵柄。ドワーフはチョコチョコした歩き方がキュートなので一見の価値ありだ。男性キャラは全体的にイモ臭い感じが拭えない。
ドイツだと思って甘く見ていたが環境描写はよく出来ていて驚いた。温かみが感じられる世界で居心地が良い。オブジェクトも丁寧に作られている。初めからどこへでも行けるノンリニア系ではないようだが、マップの広さはなかなかのもので動作も軽い。クエストは豊富に用意されており、手当たり次第に話しかけたらどっさりともらった。目標ポイントや重要なNPCはマップにマークされる。迷いやすいプレイヤーにとって有難い仕様だ。
戦闘はリアルタイムタクティクス形式。敵を選択すれば後は自動で攻撃したり、避けたりを行ってくれる。プレイヤーはその状況を見守りながら、適時スキルを使用していけばいい。仲間をクリックすると主人公と同様に操作することが可能。最終的にパーティーは4
- 5人になるらしい。操作していないキャラは自動で働いてくれるが、仲間を全てマネージメントしようとするとせわしくなりそうだ。
狼のボスを退治するクエストの途中でフルボッコに遭って不貞寝。このデモはドイツ語ということもあって、Drakensangの特色がいまいちつかめなかったが、RPGのポイントはしっかりと押さえている作品のように思う。個人的に美しい景観がとても気にいった。英語版の時にまた挑戦したい。
08/09/2008
STALKER - さて、みなさん
帰宅後、一気にクリア。これだけリプレイしていても、高いテンションが持続するFPSなんてそうそうないのではなかろうか。プリチャピからチェルノブイリのルートはまるで我を忘れてしまったかのようなトリップ状態だった。これがSTALKERの魔力。延期に延期を重ねた血と汗と野望と怨念の結晶。
トゥルーへの道は開いていたが、敢えて俺はこの青い石を選ぶぜ!というわけで、毎度のごとく成金エンドを選択。STALKERには5つのバッドエンディングが存在するが、私がプレイすると大抵の場合は成金エンドだ。バニラはどうしてもお金が溜まってしまうので仕方がない。もちろん、私が守銭奴という理由もある。そこで今日はSTALKERのバッドエンド(願望機エンド)について感じたことを書き連ねたい。なお、完全に浜村淳仕様なので未プレイの方は注意願いたい。
その前に『願望機』に登場したエピソードを一つ紹介しておく。
ヤマアラシというストーカーが居た。彼はストーカーとして確かな腕前の持ち主で、ゾーンへと進入しても必ず生還する手練れである。ある日、ヤマアラシは弟と一緒にゾーンへと出かけた。しかし、帰ってきたのはヤマアラシ一人だけだった。ゾーンでなにがあったのかは本人以外は誰も知らない。彼はしばらくしてゾーンのあそこを目指すといって出かけた。その後、彼は無事に帰宅し、大金持ちになった。その二週間後に彼は首を吊って死んだ。
ヤマアラシの自殺原因について、こう推察した者が居る。ヤマアラシは弟が亡くなってしまったことに責任を感じ、弟を生き返らせる為にあそこを目指した。そして、うまく到着することが出来た。だが、ヤマアラシは願望機に弟を生き返らせて欲しいと頼んだが、叶ってしまったのは大金持ちになる願いだった。ヤマアラシは自分自身の人間性に絶望し、自殺を選んだのではないかと。
ここで注目してほしいのは願望機の仕様。STALKERをプレイ済みの方はご存知だろうが、STALKERの願望機はマークドワンが口にした願いを叶えている。一方『願望機』に登場する願望機は建前を完全に無視して、本人の心の奥底に眠る本物の願望を投影する違いがある。
ただし、マークドワンが口にする願い事とはこれまでプレイヤーが歩んできたプロセスから決定された結果であり、こちらもある意味では本性を投影する能力が働いていると言えよう。STALKERの願望機で面白い点は確かに願い事を叶えてくれるものの、人間の常識から外れた叶え方をしている点である。どれも皮肉が効いていて実に痛快だ。
・I
want to be a rich.
「お金持ちになりたい」頭上から金貨が降り注いできた。マークドワンはその光景にうっとりとする。金貨は見る見るうちに増え、最後はそれに押しつぶされてしまう。しかし、マークドワンが金貨だと思っていた物はただのナット。他人から見れば、すべてガラクタに過ぎない。価値観や感覚は人それぞれ。いまならゴミ屋敷の主の気持ちも理解できるような気がする。
・I
want the zone to disappear.
「ゾーンが消滅してほしい」目の前には美しい草原の風景が広がる。しかし、なにかおかしい。目を開けようとしても、白目を剥いたままのマークドワン。そう、彼の感覚は遮断されてしまった。これでもうZoneを見なくて済む。
・I
want to immortality.
「不死になりたい」マークドワンの体は未知の物質に覆われていき、最後は彫像のようになった。これならば決して死なない。文字通り、彼は不死の存在へと変わった。でも、死ぬという感覚とはそもそもなに?
・
I want to rule the world.
「私がこの世界を支配する」願望機に肉体を吸われるマークドワン。これで彼は願望機となった。ゾーンはもはや自分の支配下だ。
・Humanity
is corrupt, mankind must be controlled.
「堕落した人類は統制されるべき」次々と終末世界の光景が浮かび上がり、堕落した人々が現れる。もしかして、マークドワンも堕落した人間の一部ではないか。ならば、統制された方がいい。暗幕。
08/08/2008
STALKER - マルチストーカー
ドクターと秘密基地で再見し、レッドフォレストに突入。今日はここまでとする。効率的な進行が身に付いているので、明日にはクリアできそうだ。やはりSTALKERは何度やっても面白い。
前々から思っていたが、ドクターと会話して、Strelok(以前)とはどういう人物なのかが気になった。Strelok(以降)と同じような性格なのか、それともまったく異なる人物だったのか。Strelok(以降)はゲーム進行の制約上の理由で仕方ない部分もあるが、寡黙で神経質そうな印象。ゲーム中に挿入されるムービーを見ると、どうもStrelok(以前)は『願望機』や『路傍のピクニック』で、Strelok(以降)は映画『ストーカー』を意識しているように伺える。
この世に発表されたストーカーに関連する作品は全部で3つ存在する。まず、根幹となった『路傍のピクニック(第4章)』。タルコフスキイに依頼されてストルガツキイ兄弟が執筆した数種類の映画用脚本のうちの一つで後に単行本化された『願望機』。ストルガツキイ兄弟の脚本を参考にしながら、大幅に改変を加えたタルコフスキイの映画『ストーカー』。
この中ではいずれもストーカーを生業とする人物が登場するわけだが、ストルガツキイ兄弟とタルコフスキイが思い描いたイメージはかなり異なっている。ストルガツキイ兄弟のストーカーは無骨で人間的にはお世辞にも褒められない人物として、一方タルコフスキイのストーカーは思慮深く少し人間離れした印象がある。その性格の違いにより、『願望機』と映画『ストーカー』では似ているシナリオではあるものの、ラストで『願望機』のストーカーは救済されたようにとれるのに対し、映画『ストーカー』は呪縛から抜け出せない救いがたいストーカーの悲哀を残していて興味深い。映画『ストーカー』は撮影の事情で一度没となり、現在のものは一から作り直したものらしいが、出来ることなら初めのバージョンも見てみたかったものだ。
試写室で『ストーカー』をみせてもらったときは仰天した。なにしろ肝心の主人公の性格がまるで違っているのだ。原作のレドリック・シュハルト(ストーカー)は、映画のようなインテリではない。いくら良心的で人間的な悩みを抱えているとはいえ、ストーカー(<獲物にこっそり忍びよるもの>という意味の英語Stalkerをそのまま使っている。一九七八年に一部を訳したときは<密猟者(ストーカー)という訳語を当てた)という職業は、原作では、まともな人間はけっして近づかない<ゾーン>へ、体をはって入りこみ不可解な得体の知れない代物を運び出してくる、いうなればタフなワルとして描かれている。それが気弱なインテリとして登場しているとは、どうしてこんなに違っているのだろう。だが、『願望機』が発表されたので読んでみると、やはり原作と同じような人物がストーカーとして登場している。読みちがえていたのではないことがはっきりわかって安心した。やはり、タルコフスキイのストーカーは、彼のストーカーであってストルガツキイたちの主人公ではなかったのだ。
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願望機 あとがきより
08/07/2008
STALKER - 1000回味わえるスルメ
また、性懲りもなくSTALKERを再びプレイ中。プレイ回数はもはや二桁に及ぶかもしれない。STALKERは近年稀に見るスルメゲーだ。初めこそとっつきの悪さが若干あるが、一度この味をしめてしまうとやみつきになる中毒症状に襲われ、何度も何度もプレイを続けてしまう。
この原因はSTALKERがフリーローム形式であることに加え、やはり肝心のシューティング性がPCゲーマーが望む秀逸なシャープシューターに仕上がっている点が大きい。ゾーンを徘徊しながら、性能の悪い銃のアイアンサイトを覗き、見事なパスワークを取るAIとサバイバルゲームを繰り広げる。この銃撃戦が楽しくてしかたない。
今回は何も入れずにバニラ味でプレイ。真エンディングルートを目指そうと思う。もう何度もクリアしたのに、リプレイする時はいつも胸が高鳴る。新鮮味がこれだけ長期に渡って持続するのが不思議。
ゾーンを徘徊しているとなぜか懐かしさを覚える風景に癒される。ストーカーを見た時はその風景描写に呑まれたが、STALKERの描いた写実的なゾーンの空気も素晴らしい出来だ。プレイを始めるとあっという間に没入させられる。
STALKERをクリアしたら、Fallout
1の頁の作成へと移るつもり。とりあえずウォークスルーが目標。デザインが決まらず、放置の場合もなきにしもあらず。記事を書くよりもレイアウトの方が問題なんだ。
08/05/2008
Far Cry MOD:The Delta Sector
・The Delta Sector
MOD Ver1.1
Ver1.0では2つのミッションが追加されている。ベータ版から少しは変えてくるかと思ったが、仕様はそのまま。ハイテク望遠鏡がなく、敵の姿が背景に溶け込み、索敵が難しい。近代技術の有り難味をまざまざと味わうことになるだろう。このMODでは己のカンのみを頼りに戦況を打開していかなければならない。
片手に石を持ってホイホイ作戦を取ろうにも、AIは木の陰にキャンプするノード設定らしく、本編のような誘導は不可能。ルート的に敵を回避するのが困難でトライ&エラー性が強い。地道にスコープを覗きながら索敵し、敵を各個撃破していくのがベターだろう。伏せながら草に隠れて進めば見つかりにくいので、ゴキブリのごとく進んでいくのも一つの手。ただし、見つかってしまうとルート上に逃げ場が少ないため、蜂の巣にされる確立が高く、リスキーである。
自然描写は素晴らしい。Far
Cryの南国の風景とはうって変わって、雪山の雰囲気が見事に表現されている。雪のちらつきも美しい。しかし、よく作りこまれているだけに索敵のし辛さに拍車を掛けている感は否めない。
ヘリやエイリアンが登場し、三つ巴戦に発展するところがあるものの少なく、敵兵との戦いが中心。だが、シチュエーションや敵の配置が似たり寄ったりで平板な感じが強いのが残念だ。Far
Cry的な地形を活かしたゲリラ戦術が発揮できるようなバランスではなく、ごくごく普通のFPSになってしまっているのが惜しい。
・エイリアン銃。まったく役に立たない。
STALKER - 世界で一番欲しいもの
昨日に引き続いてArsenal MODをプレイしていた。野を超え、山超え、電波を超え、発電所をブッ壊し、プリチャピに到着。ここからは一直線でゴールする流れなので、この辺で終了としておく。
Arsenal
MODにはバニラでは見られない武器がたんまりあり(色違いも多いが)、新鮮味を感じながらプレイできた。個人的に扱いやすかった武器はHK
416。倍率スコープ付きで取り回しもスムーズなスグレモノ。お姉ちゃんの3乗で例えるならば八坂天剣のごとく強い!うん、同意してもらおうとは思っていない。きゅ、きゅ、きゅーぶ。
08/04/2008
stalker - まさに底なし沼
・Arsenal
Mod
新武器が83種類も追加されるというミリタリオタには涎物のMOD。FAMASにM4、GALILもあるよ。STALKERのMODコミュニティには驚かされるばかり。Modderの皆さんには感謝の念が尽きない。
これだけの銃が追加されることもあって、新しい武器にお目にかかる度に胸が高鳴り、取っ替え引っ替えがとても楽しい。武器の配置も上手く調整されているようで、奥地に進むと性能の良い銃が手に入るようになっており、ゲームを進めさせるためのモチベーションに繋がっている。武器の性能はバニラに比べて高く設定されているため、SFPSほどではないが一発の被弾が痛い。うっかりしていると、いきなり致命傷を負わされるので注意だ。
このMODはミッションには手を加えておらず、あくまでバニラの状態で銃ライフを満喫してほしいというスタンスのようだ。これだけあれば、きっと自分好みの銃が見つかるはず。探さなきゃ見つからない自分のメガネとはもう言わせない!お気に入りの銃でゾーンを思う存分に徘徊しよう。
・Arsenal
MOD3分間導入ワーキング
1.ARSENAL_Mod_RC1.7zをダウンロードし、解凍します。
2.解凍してできたgamedataフォルダを\THQ\S.T.A.L.K.E.R.
- Shadow of Chernobyl\gamedataにそのまま上書き。
3.\THQ\S.T.A.L.K.E.R.
- Shadow of Chernobyl\gamedata\config\localization.ltxを削除します。
4.ストーカー!
ちなみに日本語化と共存が可能。
08/03/2008
Devil May Cry 4 - 面白かったよ
・Devil
May Cry 4 感想
はい、久しぶりに感想です。マジメ腐った感想ゆえに読んでいても面白くないよ。もう少しネタを散らばらした方がよかったかもしれない。感想頁のレイアウトをいじるのに時間がかかった。しっくりとは来ないが現在の形で妥協中。気が向いた時にでもいじりなおします。
08/02/2008
Devil May Cry 4 - 常時腱鞘炎
LDKモード始めました。のっけから大量のデビールお出ましに歓喜。序盤から上級デビルが登場するのは当たり前として、現れる数が尋常ではない多さ。一度に登場する量はデビルハンターモードの3、4倍は軽く超え、無双のごとく一騎当千を味わえる。一戦一戦が完全燃焼試合。私が求めていたのはこれだったんだ。食い足りないとはもう言わせない。
場所によっては冗談のような寿司詰め状態に陥ることもあるが、意外に戦っていける。ザコ敵の強さはデビルハンターモードと同等か、それ以下(柔らかくなっているような気がする)でサクサクと殲滅可能。魔人化の溜まりも早いので暴れたい放題だ。敵の山を一気に崩していく光景は爽快の言葉に尽きる。
ボスはサンオブスパーダモード(ハード)相当なのか、デビルハンターモードに比べて攻撃が容赦ない。完全にザコと化していたベリアルに意外に苦戦して困った。攻撃の間が縮まっており、避けるのも一苦労。デビルハンターモードの時はもっと余裕があった。また、ノックダウンからの立ち直りも早くなっており、デビルバスターのフルボッコが一回しか食らわせられないのも辛い。
敵がゴミのように沸いてくるのはよろしいのだが、以前よりも視界の悪さがさらに目立つようになった。ネロが敵の山に隠れてしまうのはしょうがないとしても、カメラが自由自在に動かせない仕様はやはり問題があると感じる。ある意味DMCの一番の敵は半固定の定点カメラアングルから発生する死角ではないだろうか。レジデントなんたら4同様にモデルチェンジを図る必要があると思う。
08/01/2008
Devil May Cry 4 - ヒューヒューだよ
というわけでクリア。最後は以外にあっけない。ネロのジュブナイル的恥ずかしさは相変わらずだが、物語として一応完結させているので目を瞑ることにする。DMCのシナリオはダンテさんのB級っぽい馬鹿馬鹿しさ(褒め言葉)と演出で大分救われているように思う。これがマジメ腐っていたら、ロストなんたらのごとく真性の痛々しさを感じたはずだ。
一通りクリアしただけでは全てのスキルを習得することができなかった。DMCにおける一回目のプレイはまぞふさんが仰るように操作に慣れるためのチュートリアルと言ってしまっていいかもしれない。敵の攻撃パターンやスキルの使い方をマスターし始めた二回目のプレイからが本領発揮の時。高難易度に挑戦し、Sランクを目指していく、古き良きやりこみが真骨頂。いうなれば宣伝文句通りのスタイリッシュなアクションの追求こそがDMCの醍醐味なのだ。
もちろん一回クリアするだけでも十分楽しめるようにできており、やりこみを強制しているわけではないので誤解なきよう。初回プレイ時は緩やかなペースで出し渋りしている感は否めないが、少なくとも私は初回プレイだけでも小気味良いアクションを享受することができた。どこまで出して、どこまでを二回目に出すかのバランスに優れている。それにより次なる目標を求めるユーザーに対して、ちゃんと用意されている底の深さを表現することに成功しているのではないだろうか。
LDKに挑戦しながら、よきところで感想にまとめることにします。
American McGee's Grimm:A Boy Learns What Fear Is
アメリカン・マギー監修のユニークなアクションゲーム「American
McGee's Grimm」のエピソード1「A Boy Learns What Fear
Is」が7/31のみフリーで公開されている。8/1(北米時間)になればダウンロード販売に切り替わるので、興味のある人は急いでダウンロードしておこう。
・Download:A
Boy Learns What Fear Is(193MB)