1月 2009の頁
« 2月 2009 | トップページ | 12月 2008 »

01/30/2009

ログインサーバー障害



Saints Row 2をインストールするためにスチムーにログインしようとするとイジワルされる件について。



ログインサーバー  ナオタ

Fallout 3 Operation: Anchorage - アラスカ購入?

・Fallout 3 Operation: Anchorage



  Fallout 3のDLC第一弾。アラスカを再現したシミュレーション装置の中で仮想戦争を行うらしい。戦車やら中国兵やらがワラワラと登場するのでFallout 3の戦闘が好きな人なら楽しめるが、本編のような散策要素は用意されていないため、フリーダムな冒険好きには向いていない内容とのこと。ちなみに北米アカウント北米版ゲイシポイントを使えば遊べるようだ。

・Fallout 3 Operation: Anchorage Review - Page 1 // None /// Eurogamer - Games Reviews, News and More
・Destructoid review: Fallout 3 Operation: Anchorage DLC
・Review: Fallout 3 Operation Anchorage |
・GameSpy: Fallout 3 -- Operation: Anchorage Review
・N4G.com : GameSpy: Fallout 3: Operation Anchorage Review

  評判がなかなか良いので体験してみたいが、北米版ゲイシポイントを中途半端に買うのは癪に障り、躊躇している。DLCは第三弾まで予定しているようなのでパッケージセット(どうせ出すんだろう?)になってから購入した方が賢いんじゃないかなと思ったり。

DLC購入手順としては、
MSN Hotmail米国/ハワイのアカウントを作成する
Games for Windows - LIVE 2.0のアプリケーションをインストール
・LIVE 2.0を起動し、作成した米国アカウントでログイン
・北米版ゲイシポイントを追加
・LIVE 2.0のマーケットプレースから購入


01/29/2009

Puzzle Quest - あと一パズルの誘惑

  前の時は戦士でプレイしたので今度は騎士を選択した。魔法使い系は補助や回復を用いたチマチマ作戦が基本戦術ゆえにエンドオブ眼中。体力と火力でゴリ押しするのが私のプレイスタイルだ。テクニカル(繊細)よりもクルード(粗雑)。ローテクと呼ばれても構わない。



  基本的なゲームの流れはクエストを請け負い、敵を退治したり、荷物を届けて報酬を獲得し、そのお金で装備品を買い、また新たなクエストに挑戦していくことになる。

  ボードゲーム風RPGのシステムを採用しているが、Puzzle Questの変わっているところは戦闘や障害の解決方法がパズルな点だろう。敵との勝負はパズル、アイテムを作成する時もパズル、孫にあげるのはもちろんヴェルタースオリジナル。この世界ではパズルで何もかもが決まるといっても過言ではない。勘のいい諸姉なら名前で察しているかもしれないが、Puzzle QuestとはRPGとパズルを融合させたゲームなのだ。



  Puzzle Questで採用されているパズルのルールはBejeweledを強襲したものとなっている。三つ以上のジェムを並べると消えて、上から新たなジェムが降ってくるというアレだ。順番は敵と一ターンずつ交互に切り替わっていく。

  Puzzle Questで登場するジェムは赤・青・緑・黄・ドクロ・お金・スター。赤・青・緑・黄はマナになっていて、マナが一定数溜まると便利な呪文が使用できる。ドクロは敵に攻撃、お金は所持金増加、スターは経験値獲得だ。ドクロを最優先で狙い、敵にダメージを与え、マナを溜めて呪文で有利な効果を得ていくのが基本的な戦い方となる。



  クエストを完了したり、敵と戦うことで経験値を獲得し、経験値が一定数に達すると主人公はレベルアップする。レベルアップすると呪文を覚え、ステータスの割り振りが行える。ステータスはマナが溜まりやすくなる地火風水、攻撃力が上昇するバトル(攻撃力)、経験値やお金の獲得量が上昇するカニング、体力と防御が上昇するモラルが用意されており、レベルアップ毎に4ポイントを振り分けるのだ。

  ただし、職業によって各ステータスを上昇させるために必要なスキルポイントが異なり、たとえば戦士やナイトはバトルを1つ上昇させるには1ポイントだけでいいが、魔術師やドルイドは1つ上昇させるのに3ポイントも掛かってしまう。スキルポイントは次に持ち越すことはできないため、ステータスの割り振りには頭を悩ませることになる。

  主人公は頭、体、武器、アクセサリーの各部位毎にアイテムを装備することができる。アイテムはダメージを追加したり、防御力を高めたり、マナを溜めやすくなるなどの効果が得られるので必ず装備しておいた方がいい。組み合わせによって思わぬ効果をもたらすこともあり、装備選択は重要な戦術の一部となっている。

  都市を占領することで城をもらえる。城には様々な建築物を建造することが可能。建造物は、捕獲した敵を入れておく牢獄、捕獲した敵の呪文を覚えるマージタワー、アイテムを作成する工場、税金を増加させる貯蔵庫、スキルを上昇させる寺院などがある。ただし、建物を作るにはそれ相応のお金が必要だ。



  クエストは選択によって分岐する箇所がある。たとえば、お姫さまを政略結婚相手のところまでエスコートしろというクエストの場合、王様の命令通りにお姫さまをエスコートするか、結婚に反対のお姫さまを逃がすかを選べる。どちらかを選択したかで報酬や展開が異なってくるので慎重に選びたい。場合によっては仲間が増えることがあり、戦闘時に恩恵をもたらしてくれる。

  「あと一パズルだけ…」と言いつつ、ついつい時間を忘れてプレイしてしまうPuzzle Quest。少なからず麻薬的要素を持っているゲームゆえに時間を決めて遊ばないとまずーいことになるのでご注意を。

・パズルクエスト体験版
・Steam:PuzzleQuest: Challenge of the Warlords
・Puzzle Quest 日本語化

01/28/2009

グラボ届いた

赤シマさんに愛着が沸いてきたが残念ながらお別れだ。

 

付属ソフトは3DMark Vantageのライセンスキー。
つまり、ベンチマークでテストしまくってグラボを熱暴走させ、また新しいの買ってねということですね。

8800GTSと比べて、パフォーマンスは20%程度上昇している感じだ。
これならGTX260にした方がよかったかなと微妙にアフターフェスティバルしている。
1920×1200の解像度で最新ゲームを遊ぶには力不足の感が否めない。

01/27/2009

3Dゲームはできないけどエッチなゲームはできるから大丈夫なんです

Puzzle Questを遊ぼうとしたらこの有様だよ!
グラボさんがお亡くなりになったみたい。


しましま(しまぱむ的な意味で)は好きな方だけど、こういうサービスはいりません。

【これまでの経緯】

OSを立ち上げるとブルースクリーン。強制再起動

BIOS画面の文字が乱れている

セーフモードで起動

画面に縦線がいくつも表示される

C、D、Jドライブのチェックディスク

問題なし

メモリテスト

問題なし

復元ポイントで数日前の状態に戻す

状態変わらず

Windowsを起動させてみる

OS立ち上がらず、黒い画面のまま数分後に再起動

セーフモードなら起動できる(ただし、縦線あり)

DriverSweeperでForcewareドライバー削除

Windows起動

起動できた(ただし、縦線あり)

Forceware181.20インストール

再び黒画面

どうみてもグラボさんが原因です。本当にありがとうございました

新しいグラボを購入する言い訳できたー\(^o^)/

ということで9800GTXを注文。これで縦線が直るといいんですが。
次世代のグラボまではミドルレンジで待つつもり。

01/25/2009

Crysis MOD: PREDATOR - THE HEAT OF THE JUNGLE

・PREDATOR - THE HEAT OF THE JUNGLE

  みんな大好きプレデターを題材にしたMOD。シュワちゃんになって落ち武者と戦え!

  仲間には「付いて来い」、「ここで待て」の二つの命令が下せる。仲間の一人がミニガンで武装しているところがポイント(ブレイン役?)。 



  マップは一本道構造になっている。これはプレイヤーに演出を見せたいためだろう。「フォフォフォ」と雄叫びを挙げるプレデターやレーザーサイトで狙われる演出が登場。映画の印象的なシーンを再現していて感心する。ただ、それでもアルマちゃんのごとく見逃してしまうこともしばしばだ。



  ラストにはプレデターとのガチンコ勝負が待っている。ぎこちない殴り合いなのが残念だが、そこはプレデターファンなら妄想力で補いたい。



  荒削りな部分が目に付くが映画の特徴はきちんとつかめている。今後のブラッシュアップに期待したいMODだ。

Puzzle Quest: Galactrix - 今度は宇宙だ

・Puzzle Quest: Galactrix Demo

 パズルとRPGを見事に融合させ、中毒者を量産したPuzzle Questの新作がついに登場。前作は剣と魔法のファンタジー世界だったが、今度は宇宙を舞台にしたスペースオペラ。これはワクワクせざるを得ない。



  基本的な流れは前作のPuzzle Quest: Challenge of the Warlordsと同様。街でクエストをもらい、敵とパズル勝負したり、障害をパズルで取り除き、報酬でアイテムや装備品を購入し、また新たなクエストに挑戦していく。

  今回は宇宙が舞台ということでワープによる星間移動が用意されており、各惑星のサイズは小さめ。前作は大きな一つのマップ上を移動していく形だったので印象が異なる。



  パズルのタイプは前作と同じくBejeweledのシステムを強襲しているが、ジェムの補充される方向が上からではなく、ナナメ四方向からに変わった。また、ジェムの仕様も変更されており、赤・黄・緑がスキル、青がシールド、黒が攻撃、白が経験値、紫が超能力スキルとなっている。シールドは体力をカバーしてくれるので、瀕死になったとしてもシールドをきっちり確保しておけば起死回生できる可能性もある。

  レベルアップ時の仕様も変更されており、今回上昇させられるステータスは赤・黄・緑・青(体力)だけ。前作でいうところの攻撃力やカニングはなくなっている。それぞれのステータスに必要なポイントは1ポイントずつになっているので、前作のようにどれに割り振ろうかと考える必要がないのが残念だ。



  ワープゲートを開くためにはハッキングをしなければならず、ハッキングは時間制限ありのパズルになっている。右上に掲示されたジェムと同じ種類を消していき、全部で12個消せばハッキング完了だ。時間は2分程度しかないのでパニック症候群の私はかなり焦った。普段のパズル勝負は時間制限がないだけに、良い変化になっていると思う。

  このデモは5レベルまでしかプレイできないので派閥要素や資源の使い道を触れられなかったが、Puzzle Quest好きなら今回も楽しめそうな印象だ。ただ、個人的に前作よりもとっつきにくい感じを受けた。Puzzle Questシリーズ未プレイの方は前作から触れた方がいいだろう。



  諸事情により前作を途中で停止したままなのでそろそろ再開しようと思う。

01/24/2009

Mirror's Edge - トップを目指せ

 クリア。巷で言われているように早ければ5時間、6時間程度で終わってしまうボリューム。どうも腑に落ちないというか、大して満足感が得られないのはおざなりなストーリーに問題があるか。



  管理社会だの、情報統制だの言われているが、そんな描写は一切なく、現実味に乏しい。シナリオライターの頭の中だけで完結してしまっている。ライターの頭の中には政府によって管理されている世界が思い描かれているのかもしれないが、そこをきちんと描かなければユーザーには伝わらない。冒頭で情報が検閲・操作されているシーンやフェイスがメッセージを届けるミッションが用意されていれば、まだ実感は湧いたと思うのだがどうか。

  ランナー=善玉のようなヒロイックな描かれ方をしているが、私には他人のビルに不法侵入し、器物損壊を行う犯罪者連中にしか見えなかった。政府が情報を操作することで犯罪や悪行を未然に防ぐことができるならばそちらの方が断然良い選択だと思う。大半の市民が情報操作されていることに自覚がなく、幸せに過ごせているのならそれでいいのではないだろうか。わざわざ事を荒立てて、平和を乱す必要はあるまい。

  「政府の行いにも一理あるが…」というスタンスなら物語に深みを与えられたかもしれないが、政府=悪というランナー達の思想は至極プロ市民的というか、青臭いアナーキズムが満ちていてシラけてしまう。妹がハメられたのもフェイスの自業自得で救いようがなく、仲間ランナーの言い分の方が正しい。アジア女がヒステリーを一人で起こしているような痛々しさが漂ってしまっている。それゆえ感情移入もできず、テンプレート通りの展開も盛り上がらずに淡々と終わってしまった印象が強い。



  私はアクションアドベンチャータイプのゲームは苦手なのだが、最後までストレスを感じずにクリアすることができた。鮮やかな色を使った視線誘導、適度に配置されているリトライポイントなど、なるべくイライラを生ませないように作られている配慮には好感が持てる。

  アクション、パズル共に難易度は高くなく、こういうタイプのゲームが得意な人は物足りなさを覚えるかもしれない。しかし、このゲームはアクションの難易度を競うというよりも、どれだけ早くゴールすることができるかという点を中心にしていて、レースゲームのような競争がメインになっている。それはタイムトライアルやスピードランといったゲームモードが用意されているところからも察することができるだろう。



  ストーリーモードでは道が分からないこともあって、アクションのテンポの悪さが目に付いたが、タイムトライアルに何度も挑戦していくとテンポ良く進めることができ、次第に爽快感が得られるようになる。タイムトライアルやスピードランの記録はオンライン上で管理されており、他ランナーのゴーストを表示しながら遊ぶことが可能だ。上位ランナーのゴーストを読み込んで競争するのは白熱し、「そんなところにルートがあったのか!」と感心させられたりする。

  ただ、オンラインで生身の人間とレースできたりするとなお良かった。あるいはデスマッチ形式の対戦も意外に面白そうだと思う。ビルを飛び移りながら銃を乱射したり、体術を活かして戦ったり…想像するだけでワクワクしませんか?

  主観視点によるアクロバティックアクションに真っ向から挑み、無難にまとめた点は評価したいが、内容は古典的なアクションアドベンチャー然としており、もう一押し“何か”が欲しかったのも事実だ。ボリュームは短めだが、レースゲームライクなタイムアタックが好きな人は結構楽しめる作品だと思う。感想はどうしようかなぁ。

 

ファミ通TV 二本立て

・悪魔城ドラキュラ ジャッジメント

朋先生が新ジャンル「吐血ドラキュラ」を考案されています。

・ファイナルファンタジー・クリスタルク ロニクル エコーズ・オブ・タイム

「残念な神谷さん」
まとめに神谷さんが居ないことをいいことに「神谷残念」を連発する朋先生。

次回から有料化されるらしく、どのようにリニューアルを行うのか楽しみですね。

ファミ通販



今回はファミ通販で販売されている商品を紹介。

「あなたもわたしもこのバッグで今日からスター」
ランドセルを買ってもらった幼稚園生のような朋先生が見れます。

01/23/2009

F.E.A.R. 2 - 血と硝煙と幼女

・F.E.A.R. 2: Project Origin Demo

 幼女ハズビガン。待ちに待ったF.E.A.R 2のデモ。



  荒廃した街並、ざらついたフィルター効果、灰色の色調はCondemnedぽい雰囲気。ただ、ゴチャゴチャし過ぎていて、敵が風景に紛れて戦いにくいところもある。エフェクトやテクスチャはリッチになったが、パフォーマンスは快適。最近のゲームをプレイする人ならマキシマム設定で問題ないだろう。

  武器は前作と似たようなラインナップが揃っている。武器の集弾率は全体的に悪くなっていて、弾がバラけやすい。敵のAIは前作よりも積極的に前進してくる。ゲームバランス的に近距離戦が中心になりそうだ。

  スローモの使用時間が長くなり、回復時間も早い感じがする。今回はリーンがなくなったので、積極的にスローモを使用していった方が良さそうだ。このデモに関していえば、銃を乱射しながらスローモでゴリ押ししていけばクリアできるバランスで、いかにもコンソール向けに作られたFPSという印象が強い。PCゲーマーの常套句「マルチプラットホームによる弊害」と言われそうな内容になっていそうで心配だ。



  テーブルのちゃぶ台返しが可能になっているが、あまりお世話にはなりそうにない。こんなのもできますよ、という程度の機能だ。また、今回からPDA機能が搭載され、様々な情報が追加・閲覧できるようになっている。

  ロボットはメックウォーリアー系の重厚な動作感覚。Shogoのようなピョンピョン飛び跳ねながらキラーン☆ではないので注意しよう。このロボットは左右にガトリングガンを装着していて、プレイマリが左クリック、セカンダリが右クリックに対応。バラバラと弾をバラまくのは気持ちいいが、大味すぎるきらいがある。かといって、ロボットに乗らずに戦うのは難しいバランスだ。まぁ、ここはイベント戦と割り切った方がいいだろう。



  サウンドはくぐもった感じで臨場感に乏しく、撃っていてあまり気持ち良くないのはマイナス。サウンドは前作の方が数倍良かったと思う。EAXはどこいった。

  前作のナイトメアシークエンスは( ´_ゝ`)フーンという感じだったが、今回は思わずびっくりさせられるところがあった。ただ、演出の導入の強引さは相変わらず。いや、それが狙いなのかもしれないが。

 
このシーンでEva劇場版を思い出した。

  あまり良い印象ではないがデモで判断するのは早計だし、期待せずに製品版を待つことにする。

Mirror's Edge - ホップステップグシャ

 チャプター5まで進行。日本語版は音声+字幕が日本語化されている。翻訳の質に関しては問題なし。声優さんはフェイスが甲斐田さん、セレステが雪野さん、ミラー刑事が立木さん。かなり気合いの入ったキャスティングになっている。どこぞの棒読みクソヒロインとは大違いだ。

  チャプター毎の冒頭にアメコミライクなアニメのムービーシーンが流れる。ゲームと同じ3Dでムービーシーンを作らなかったのは主人公(フェイス)とプレイヤーとの距離感を開けないための趣向かと思われるがどうか。べちゃくちゃ喋る3Dの主人公を客観視点で眺めると、私なんかは仲間外れにされた気分を味わうのだが、Mirror's Edgeのようなアニメならゲームとは別物という感じでそこまで置いてけぼり感をくわない。



  ステージはビルの屋上とオフィスが中心。極彩色を効果的に使用しているデザインとグローバルイルミネーション風の柔らかなライティングが独特のビジュアルを生み出している。「オサレ」とか「センス」といった単語が好きな人には受けそうな感じだ。

  テクスチャの解像度は高く、プレイヤーの見える範囲は作りこまれていて、CG的なフォトリアル感を与える。道路には車が走っていたり、人が歩いていたりするが、生活観に乏しい無機質な感じは否めない。政府に管理された世界が舞台という話だが、そういった面がほとんど伝わってこないのはマイナスだ。



  主観視点のアクションは思っていたよりもしっかり作られており、主人公とのシンクロ感を高める。着地時のローリング、三角飛びなどのアクションも違和感はない。キー判定は少し甘めに作られていて、そこまでシビアなキー操作を今のところは要求されていない。半自動的にアクションが展開していくところはソニック辺りを彷彿とさせる。

  難易度ノーマルでは進行方向が赤くハイライトされるようになっていて、迷わせない配慮が成されているのは好感が持てる。方向音痴の私でも「どこ行ったらいいのかわかんねーよクソが」にはならず、ストレスが溜まらない。難易度ハードではハイライト表示がなくなるので「ヒントなんてイラネ」という人はハードで望むといいだろう。



  ゲームの作りはオーソドックスなアクションアドベンチャー然としていて、良い所や悪い所をそのまま引き継いでいる感じだ。すでに「失敗したらリトライ」を何度も味わっている。リトライポイントは細かく配置されているが、アドベンチャーゲームが苦手な人はイライラする可能性大。

  ゲーム進行は基本的に一本道。自由度は障害を越える為にジャンプして乗り移るか、三角飛びを使用するか程度だ。敵に追われて逃走するシーンが多く、ここは好みの分かれるところか。じっくり風景を楽しみながら進めていける場所は半分程度しかなく、弥が上にも急かされる。このゲームは背景が作りこまれているので、ちょっともったいない気もしてしまう。

  Half Life 2のような逃走シーン、Tomb Raiderのようなアクションアドベンチャーが嫌いな人は向いていないゲームだと思う。

 

  操作方法や外見は十分ユニークなのだから、ゲーム内容にもう一つプラスアルファが欲しいところ。飛んで跳ねてのありきたりなアクションで占められていて少しばかり肩透かし。

01/22/2009

不自然

下を向いたら普通はおっぱいが見えて然るべきである。

 

参考おっぱい

 

01/21/2009

Ghost Recon - さわやかにグッバイ

  今度は夜のミッション。視界が制限されるため、索敵に力が入る。とはいえ、敵の認識範囲も低下しているのでおあいこだ。ナイトビジョンを使うと敵の姿が発見しやすく、ハンデはあまり感じられない。むしろ真昼間よりも先手を打ちやすいように感じる。



  Ghost Reconにはフラッシュグレネードや催涙系のアイテムが登場しないため、室内戦が難しくなっている。できることといえば、せいぜいハートビートセンサーで位置を把握できるくらいだ。ここは室内戦における対処法の豊富なRainbow SixやSum of All Fearsと比べると落ちる。

  今回のミッションには室内に捕らわれている人物を救出しなければならないオブジェクティブがあったが、目標人物を傷つけてしまう可能性があるのでグレネードなどで牽制はできない。ハートビートセンサーで敵の位置は分かったものの、不意を突かれてリトライを要することになった。やっぱり室内戦は嫌いだ。

  ギリースーツを着用されている方がやたらと武器を持ち替えるのが気になる今日この頃。慎重に行動している時でもお構なしにガチャガチャと武器を持ち替え、敵に音が聞こえるのではないかとヒヤヒヤさせられる。これは室内に突入する際でも同様。「スナイパーライフル使うな。ハンドガンを装備しろ」という命令が欲しい。

 

01/20/2009

Chaos;HEAd

・Chaos;HEAd 第一話配信 / GyaO

  キッズステーションで一通り見ましたが、こうやって改めて見返せるのはいいですね。アニメ版はかなり原作に近い形で再現されていますが、副ヒロインの存在感の薄さ、後半の急ぎ足なところまで同じだったのが個人的には残念なところでした。ネタを積み込みすぎて散漫気味だった原作を1クールによくまとめたとは思いますが。

  アニメ版は主人公のキモヲタ度が薄れて(これでも薄れてるんですよ)、わりと万人向けにとっつき易くなっていると感じます。しかしながら、キモヲタ的共感ポイントはしっかり押さえていて、“あるある”と頷いてしまう点は流石と言わざるを得ません。

  「フヒヒ…」とか「星来たんは俺の嫁」とか「これなんてエロゲ」とか「三次のクソが見るんじゃねぇよ」とか、イイ線を突いていますよね。拓巳が生き写しのようにすら感じます。

  ただし、拓巳の妹であり、拓巳の妹ではない七海=ε=のような可愛い妹なんて現実には居ませんがね。妹なんてクソだ。姉こそ至高!

Ghost Recon - 威嚇物制圧

 1月22日はMirror's Edge、1月30日はSaints Row 2。コンスタントに新作がジャンジャン登場するため、積みゲーに取り掛かる踏ん切りがつかない今日この頃。というわけで、それまでGhost Reconをプレイするぞ!ごぅごぅごぅ(棒)!(*1)

  初めてGhost Reconをプレイした時は「一人でやるようなゲームじゃないな(COOPゲー)」という印象が強かったが、プレイし始めると意外に美味しく、いつのまにか夢中になっているから驚きだ。ミッション毎にオブジェクティブは4つほど用意されているが、どのような戦法でどの目標から進めるかを自由に選べるようになっており、自分のペースで進めることができる。大変、私好みのゲームだ。



  しゃがみ移動でじっくりじっくり進みながら、目を皿のようにしてスコープを覗き、慎重に索敵する。敵を発見したら有利なポジションまで部下を引き連れ、一斉射撃で一掃。もしくは、スナイパーライフルで着実に一匹ずつ片付けていくのもいい。敵に見つからずに殲滅できた時は脳から汁という汁が溢れ出してくる。緊張が緩和した時に生じるカタルシスが尋常じゃなく気持ち良い。敵の射撃能力やダメージバランスは本家Rainbow Sixのごとくシビアな設定だが、だからこそ敵を負かせた時の快感もひとしおだ。

  隊員のAIには柔軟さに物足りなさを感じるものの、これまたRainbow Six譲りでプレイヤーがいつでも隊員に乗り移って操作が可能なのでそこまで困らされることはない。キャプテンリロード(*2)を繰り返したり、テロリストと戦うよりも壁とお話するのに夢中なAI(*3)と比べれば雲泥の差である。勝手な行動を取る独断専行タイプよりも、素直に命令を聞く子の方が扱い易く、イライラさせられることも少ない。

  いわゆるリアル志向のゲームはセーブを限定したり、不可になっているものも多い。Ghost Reconはそのような制限がなく、自由にセーブが行え、ストレスフリーな作りになっているので好感が持てる。Rainbow Sixはセーブできないことである種の緊張感がを生み出してはいるが苦い思い出も少なからずあったりする。ヌルゲー体質に変貌してしまった現在、シビアな設定のゲームでワンテイクプレイするのは辛くなってしまった。セーブは5回までと自制しながら遊ぶようにしている。



  技術的に見れば旧世代のゲームに過ぎないが、環境描写はいまプレイしてもフォトリアルな感覚を味わえる。特に森林のステージが素晴らしい。枯れた色合いの針葉樹、囀る鳥の鳴き声、茂る草を掻き分けた際の雑音。説得力に富んだ“そこに居る感”がここにはある。どんなに技術が発達したゲームでも、このような感覚を味わえるものはまことに希少だ。

  兄さまたちとCOOPして以来、ほったらかしにしていたが、再チャレンジしてよかった。空いた時間はGhost Reconで十分埋め合わせできそうだ。

(*1)ごぅごぅごぅ(棒)!  http://www.ubisoft.co.jp/ghostrecon3/(音出ます)を参照のこと。

(*2)キャプテンリロード  某アドバンスドウォーファイターに登場。「キャプテンリロード!」と連呼しながら、延々とリロードを繰り返す。

(*3)テロリストと戦うよりも壁とお話するのに夢中なAI  某アドバンスドウォーファイターに登場。壁の方を向くのが好き。いわゆる現実逃避。

01/18/2009

Divine Divinity - デススコーピオン色に染めてやる

 ということでJPY(*1)。Far Cry 2に心的ストレス障害に近い外傷を負わされ、ハードなゲームからはやや遠ざかっていた。るいは智を呼ぶをプレイしながら傷を癒す昨今である。るい智は処女はお姉さまに恋してるに続く、女装っ子ゲー(*2)の大本命だ。序盤と後半で随分と文体が異なり、地の文の回りくどい言い回しは好き嫌いが分かれそうだが、個人的には序盤の方が味があって好きだったりする。後半は普通にエロゲナイズされてしまい、どうもスッキリし過ぎる感が否めない。

  Far Cry 2をクリアしたらBoiling Pointに取り掛かるつもりでしたが、一旦休憩。Divine Divinityを引っ張り出して、遊んでいます。以前、プレイした時は脳筋タイプで進めていたので、今回はウィザードを選びました。

  とはいえ、このゲームはマルチクラスに育てられるようになっていますし、ある程度は肉弾戦をこなせるようにしておいた方が楽に進めるのも事実。多少は戦士系のスキルにも割り振ろうかと考えています。理想としては魔法戦士タイプでしょうか。ウィザード一筋では、とあるイベントでデス様(*3)頼りになりそうな可能性も否定できませんし。

  改めて感じますが、Divine Divinityの翻訳は大変良質です。原文テキストの味を残しつつ、日本語として自然な言い回しで淀みがありません。The Temple of Elemental Evilの有り得ない珍訳、Ice Wind Daleのぎこちない直訳とは雲泥の差と言わざるを得ない。GAME VILLAGEの中の人は良い仕事されたと思います。

  Divine Divinityはダイアログの面白さはもちろんのこと、そこらへんに落ちている文書や日記も興味深いものが多く、グイグイと世界観に引き込まれていきます。個人的には美味しい蜂蜜の作り方、キレ者ドワーフのエッセイがお気に入り。

  あとは、情けない用心棒の告白録が心に残りました。これはある女性の用心棒をしていた男が、盗賊に襲われた際に女性を置いて一目散で逃走し、見殺しにしてしまい、呪いを掛けられるというお話です。呪いをかけられた男は女性の墓の付近を警備しなければならなくなり、死んだ後もグールとして墓を守り続けています。呪いから解放されるには命を掛けて誰かを守らなければなりません。「勇気を振り絞って主人公殿を守るんだ。今度は失敗するんじゃないよ」と語りかける女性の霊と「うう・・・かいほう・・・されたい」と呻くグールの男の姿が印象的で心に残りました。別に大したことのないミニイベントなのですけど。

  後半からゴリ押しプレイを余儀なくされ、戦闘が味気ないものになっていくのがこのゲームの問題点でしょうね。前半こそ程良いバランス加減であれど、後半はバランスが大味になり過ぎるきらいがあります。戦略性を問わず、力押しをよしとして、Lionheart Sagaと類似した末路を歩むことに。特に脳筋系ではその傾向が強くなるでしょう。

 

JPY(*1) ジューシーポーリーでチェケラッチョな合言葉。

女装っ子ゲー(*2) 主人公が女装をしているゲームのこと。ショタ属性を少なからずくすぐるゲームのこと。準にゃんかわいいよ準にゃんなゲームのこと。

デス様(*3) 別の名をデススコーピオン。チートのごとく強力な技。this Summerではない。

01/14/2009

Far Cry 2 感想

・Far Cry 2 感想

 今回はいつもよりも冗長気味。短めにサクッと書く予定でしたが、Far Cry 2に対する誤解を弁解するためには詳しく説明する必要がありました。これでようやく肩の荷が下りた気がします。

01/13/2009

MHF×ファミ通TV スペシャルプログラム・第三回



朋先生(´;ω;`) かわいそうです。

徒然なるままにPCゲーム

Ruiさんにお誘い頂き、Left 4 Deadを一戦。
またよろしくお願いしますです。



L4DMapsに新マップがリリースされたりしていますし、まだまだLeft 4 Deadは盛り上がりそうな感じですね。
・City_naniwa
・alttp01_dungeon



・Fallout 3 MOD : Greenerworld
・Fallout 3 MOD : Dirt mud and moss



世界緑地化計画を進行させるMOD。
劇的ビフォーアフターを体験できます。



CrysisのMOD : City Assault v1.2がリリース。
今回のアップデートでカットシーン追加、トレーニングルーム追加、時間帯の変更が行えるようになっています。

01/12/2009

Far Cry 2 - 血も涙もない不条理

  クリアしました。ラスト手前で急に展開が急ぎ足になり、流されるままにエンド。最後に選択が2つ用意されていますが、どちらを選んでもすっきりしない締め方になっています。ここは好き嫌いの分かれるところでしょう。

  物語は今風の題材を扱っていますね。世の体制を維持する為にはテロリストや必要悪が求められてしまうという皮肉なお話。日本人の私から見て、イラク戦争当時のアメリカの姿が重なります。

  しかし、プレイヤー側から見て、ジャッカルの救済する対象が漠然としている感は否めません。舞台のアフリカの生活観が皆無ゆえに、ジャッカルの思惑がピンと伝わってこない。難民ってどこに居たのよと突っ込まざるを得ません。この辺はコロンビアを舞台にしたBoiling Pointの方が上手で、見事に体感治安(*1)の恐怖も演出していたと思います。



  あと、腑に落ちないのは評判の要素。評判が上がるとセーフハウスが微妙に充実するだけで、派閥やバディとの関係に変化はなく、あまり意味がありません。ガードポスト解除にせよ、評判にせよ、ほとんど意味がないのだから削ってよかったんじゃないでしょうか。

  こういう贅肉のような存在があらぬ期待を抱かせ、ゲームの方向性をミスリードし、プレイヤーを困惑へと落とし込み、ゲームの評価を下げる要因として働いているように思います。仲間の評判、派閥と聞いて、私はBoiling PointやS.T.A.L.K.E.R.:Clear Skyと同じようなこと、いやそれ以上のことができるとUBIのビッグマウスっぷりから期待していました。

  実際のところFar Cry 2ではそれらの要素は噛み合わずに相反していて、機能しているとは言い難い作りになっています。「こういうのを期待してたけど、想像と全然違ってガッカリ(´・ω・`)」という人、多いでしょ?この際、不要な贅肉はバッサリと切り捨て、シンプルに提供した方が獲物を狩るゲームとして上手く表現できたのではないでしょうか。

  誇大広告を信じて購入した人は余計に反感を抱き、ネガティブキャンペーンを広げることになるでしょうし、そろそろ真摯な宣伝方法をUBIには考えて頂きたいものです。Far Cry 2にしろ、暗殺できない暗殺者ゲーにしろ、軽くミリオンを突破しているので、ある意味マーケティング的には成功なのかもしれませんが、ユーザー側としてはこのような手法はまったくもって歓迎できません。



  私にとってFar Cry 2はソートプロヴォーキング(*2)なタイトルでした。必要悪を描いたストーリーは示唆に富み、本質の見えにくい内容にはゲームの遊び方について考えさせられ、私自身のゲームリテラシー(*3)の低さ、ゲームに対する思慮の浅はかさを実感しました。

  ですが、いずれにせよFar Cry 2は万人には勧めがたいタイトルなのは間違いありません。個人的には楽しめた方ですが、とてもじゃないが人には勧められない。感想はあとでまとめます。日記中で言いたい事は言ってしまった感はありますが…。

(*1)体感治安  主観的な治安の感じ方。どんなに凶悪事件が発生しても、それを知らなければ体感治安は変わらない。逆に、小さな事件でも連日ニュースで流れると体感治安は悪化していく。昨今の日本がまさにその状況。事件を面白おかしく脚色するマスメディアとインターネットによる情報伝達の発達の影響が大きい。ちなみにBoiling Pointでは普通の老婆でさえ一介のソルジャーと化しており、一般人が突如恐ろしい敵に変わってしまうという体感治安の恐怖を如実に表している。

(*2)ソートプロヴォーキング  thought-provoking  直訳で、示唆に富む、考えさせられる。本来は前者の意味合いで使われることが主流だが、ここでは両方の意味で使用している。

(*3)ゲームリテラシー  作品の本質を理解し、適切に評価する力、としてここでは使用している。国民総批評家時代といわれる昨今、周りに流されずに物事を正しく咀嚼し、自分なりの答えを導き出す能力が問われている。ただ、漠然と「神ゲー、クソゲー」のような中身のない評価を下したり、企業レビューサイトの言葉をそのまま鵜呑みにするのではなく、自分で遊んで「どこが面白いのか、なぜつまらないのか」をしっかり理由付けて考えること、またその力を養っていくことが遊ぶ側にも必要。ユーザーのリテラシーが向上しない限り、メーカーが複雑な内容の物を作るのに及び腰にならざるを得ず、低レベルな作品の粗製乱造は止まらなくなる。

01/11/2009

弟は姉に恋しているか

・さて、いよいよ始まりました、ラジオ“クロスデイズ”。

全世界の弟が歓喜。
またスーパー弟タイムを味わえる!
嬉しくて感動で涙が溢れざるを得ない。


FPS UnKnownは、スーパー弟タイム柚木かなめさんを心から応援しています。

Far Cry 2 - 歯列矯正

 そろそろ終わりそうな雰囲気。とあるイベントで武器を取り上げられ、マチェット一本でサバイバルしなければならなくなりました。敵をスニーキングで倒し、使い古された武器を奪いながらの脱出は意外に楽しい。こういうプレイスタイルも悪くないかもしれません。

  ただ、普段は武器倉庫から新品の銃が手に入るので、わざわざ敵のお古を拾う必要性なんてありませんが…。どうもこのゲームはシステム同士がうまく嚙み合わず、ちぐはぐになっているところがいくつか見られますね。


01/10/2009

Geforce Forceware 185.20

・GeForce ForceWare 185.20 XP 32-bit
・GeForce ForceWare 185.20 Vista 32-bit

このバージョンからForcewareの設定でAmbient Occlusionの使用が可能になっています。



  Far Cry 2で試してみました。High設定はフレームレートの落ち込みが激しく常用に耐えませんが、Lowならばそこそこ動く印象。

  ただ、Ambient Occlusionは開発者の意図していない部分まで影を描画することになり、デフォルトよりもコントラストの激しい絵になりがちです。

  また、このバージョンでは影の描画がプレイ中におかしくなり、チカチカと点滅するようになりました。しばらくはAmbient Occlusionの使用は様子見した方が無難でしょう。nVidiaの今後の努力に期待しておきます。

  ※以下に比較用の画像を用意しました。

Ambient Occlusion OFF
Ambient Occlusion ON High

Far Cry 2 - エクスプローシブで楽しき哉地獄

  MP5、リモコン爆弾、ダートライフルで攻めるのが最近のマイブーム。まず、遠方からダートライフルで狙い撃ち、騒ぎ始めた敵を手堅くMP5で仕留めていく。慌てふためく敵の姿はとても愉快。

  この装備では瞬間的な制圧力に欠けるため、どこまで感付かれずに数を減らせるかが鍵となります。草むらに身を隠していればカモスーツとの相乗効果のお陰か、スニーク状態で全滅させることも可能だったりします。敵を殲滅した後は死体が群がる目標地を悠々と闊歩し、リモコン式爆弾で盛大に花火を上げるとなお爽快でしょう。Far Cry 2は爆発効果やオブジェクト破壊が優れているので暴れ甲斐、壊し甲斐があります。戦闘に重点を置いたゲーム内容ですから、ここに力を入れたのは正解ですね。



  Act 2でも、ようやくGold AKを発見しました。この黄金に輝くAKは壊れにくい(使い過ぎると壊れる)特徴があります。武器の劣化が激しいこのゲームでは有用そうな感じがありますが、正直言って使えません。なぜなら、武器倉庫に行けばすぐに新品が手に入りますから、逐次マネージメントしていれば劣化に困るということはありません。

  また、このゲームではなぜかAK(というよりアサルトライフル全般)の性能が悪く、弾数、威力、命中率がサブマシンガンと変わりがないという不遇な扱いを受けています。アサルトライフルをここまで貶めているFPSは珍しいのではないでしょうか。

  セカンダリにサブマシンガンをセットしておけばミドルレンジの火力は十分確保できるので、アサルトライフルはもはやマゾ用の武器と化しています。縛りプレイするならアサルトライフルを選ぶのがいいかもしれません。すなわち私向きの武器ということですね。



  サブミッション、ガードポスト解除は終わったのでそろそろメインを進めることにします。

01/08/2009

快盗天使ツインエンジェル 幻の少女 - 今日もキュンキュン

・快盗天使ツインエンジェル  幻の少女 ビジュアルノベルゲーム無料ダウンロード

  パチスロからアニメ、コミックと異色のメディアミックスを図る快盗天使ツインエンジェルのビジュアルノベルが無料配布。もちろん、キャストは原作と同じで、しかも豪華にフルボイス仕様だ。ゆかりん、のとさん、檜山さんのファンにとっては最高のお年玉プレゼントと言えるだろう。

  サミーがフリーゲーム業界に殴り込みをかけたことが驚きであると同時に、最近のパチンコ業界の景気の良さそうな話には目を見張るものがある。実際のところどうなのだろうか。



  ストーリーはビジュアルノベル用に書き下ろされたオリジナルシナリオ。お約束をしっかりと守った起承転結、清々しさに満ちたストーリー展開が2時間にまとめられ、満足度が高い内容になっている。

  OVAでは尺の兼ね合いのせいか、学園生活があまり描かれていなかったが、このビジュアルノベルではしっかりとスクールデイズしているのでツインエンジェラーはプレイしておくべきだろう。もちろん、ブルマやスク水も登場するよ!



  今回のビジュアルノベルに苦言を呈するとしたら、躍動感に欠けるきらいがあるところだろうか。ビジュアルノベルという制約上、仕方のないことではあるが、先にOVAのキャラクターアニメーションを見てしまうと物足りなさが残るのは事実だ。戦闘シーンではエフェクトを掛けるなどの努力が見られるものの、やはりそれだけでは寂しい。



  ただ、それを補うべく戦闘シーンにスロットゲームを用いた点には感心させられた。このスロットゲームは出た絵柄で攻撃ダメージが決まるようになっており、ヒロイン3つで並べると大ダメージが与えられるというルール。目押しがきちんと利くので、なかなか白熱する。

  ゲームとして面白いだけでなく、パチスロのプロモーションを兼ねた作りになっているのは宣伝としてお見事と賞さざるを得ない。



  また、ノベルを読み終えた後に、次なるプロジェクトのムービーを流して興味を惹かせるのもうまい。私はギャンブルの類は一切しないので、OVA第二弾を希望したい所存だ。ゆかりんとのとさんのコンビなら間違いなく買わせて頂く。

 


FPS UnKnownは、大きなお友達に大人気、小さなお友達にもウケる要素のある快盗天使ツインエンジェルを心から応援しています。

01/07/2009

Gravity Bone - センスオブワンダー

・Gravity Bone

  2009年始まって早々こんなゲームが登場するとは…。昨年の8bit killerに続く驚きといっても過言ではありません。

  簡単にゲーム内容を説明するとNOLFのようなスパイアクション風味のFPS(FPA)なんですが、そこいらのFPSと比べて良い意味で異質な内容になっています。

  ゲーム中に登場する箱人間の独特なビジュアル、後半のスラップスティックアクションから前衛的な回想で締める展開には頭を鈍器で殴られたような衝撃を覚えました。ラストに用意されている転調も予想外過ぎて呆然とならざるを得ません。

  映画の印象的なシーンだけを切り取ったような物語展開は色々と深読みや妄想を広げる余地があり、ゲームが終わった後もしばらく余韻が残ることでしょう。走馬灯のごとく矢継ぎ早に流れていくエピソードに作者は何を込めたのか。考え出すときりがありません。

  ゲームのサイズは20MBと小さく、20分程度でクリアできます。具体的に何がスゴイのかと問われると返答に困ってしまう、このゲームだけの希有な体験を味わって見て欲しい。








  プレイしていて気付きませんでしたが、ゲーム中に未来世紀ブラジル(ザビア・クガート)の音楽が使われていたみたいですね。

01/06/2009

Gothic 3 - 選択と決断

 オークの評判を着々と稼ぎ、司令官と謁見。司令官が願うは反乱軍の消滅。反乱軍のリーダーを討ち取れと直々に依頼されました。一方、反乱軍からは街の解放を依頼されていますが、固い決心をした名無しのおっさんの心はもう揺るぐことはありません。オーク帝国の長になるべく、反乱軍のリーダーを抹殺に出向きます。

  「Sildenの司令官アンブラクはあんたに死んで欲しいそうだ」と反乱軍のリーダーに告げた後、正々堂々と斬りかかります。すると啖呵をきったようにして周りの兵士が集まり、多勢に無勢の様相と相成りました。

 しかしながら、どんなに数が多かろうと所詮は反乱軍。動物との乱戦で鍛え上げられた名無しのおっさんの敵ではありません。HP700に物を言わせ、ゴリ押しパワープレイで薙ぎ倒します。



  余りにも手緩いのでバスタードソードを封印し、炎の剣を召還。気分はムスペルヘイムのスルト(フレイムヘイズでも可)のごとく敵を焼き斬る。やはり、炎の剣を振るう姿は格好が良い。別に中二と言われても構いません。

 ただ、前にも述べたように炎の剣は物理攻撃力が低いのが難点。実際、バスタードソードの半分程度しかダメージを与えられません。ここが致命的と言わざるを得ない。

  バスタードソードに炎の付属効果を追加できたりしたら喜ばしいですが、恐らく気の利かないこのゲームでは無理でしょう。他者のデッドスポットに粒子を落とし込み、贄殿遮那のビジョンエラーをリアルブートしたい今日この頃。中二。

01/04/2009

Far Cry 2 - 狩りという名の遠足

 昨日のエントリーで言いたい事は書き散らかしましたが、このゲームが抱える欠点を冷静に見つめ、自分なりの遊び方を見つけたことで楽しく味わえています。面白さの曲線としてはある意味S.T.A.L.K.E.R.的と言えるかもしれません。全体像を把握した所でようやく面白みが出てくるような作り。そこに至るまでがいささか長すぎる感は否めません。閑話休題。



  PC版はどこでもセーブが可能になっていますが、この仕様はFar Cry 2の面白みの一部を奪っているように感じます。恐らく家庭用ゲーム機版でのセーブはセーフハウスで休んだ時、バスで移動した時、フロッピーディスクのボックスがある場所でしか行えず(PC版でもその名残は残ったまま)、セーブが限定的な仕様のようです。故に家庭用ゲーム機版ではミッション中や移動時は終始、緊張感を孕んだサバイバルゲームと化し、セーブポイントに帰還するまでハラハラドキドキとした体験が持続する。帰るまでが遠足のごとく、バギーの奇襲に戦々恐々とさせられることでしょう。

  一方、PC版ではどこでもセーブ&ロードが可能でリトライが容易にできてしまい、そのようなサバイバル感は薄れます。逐次セーブしておけば失敗がすぐにやり直せるため、ミッションの帰り道に巡回している敵と遭遇しても恐ろしいとは感じられません。その“敵を脅威と感じられなくなること”が作業感に繋がってしまう可能性もあるでしょう。

  また、容易にやり直せてしまう点がバディの救出システムやセーフハウスの存在意義さえも希薄にしています。死にそうになればクイックロードしてしまえばいいのですから、バディにわざわざ救出してもらう必要なんてありません。セーブポイントが限られている家庭用ゲーム機ではその点がしっかり機能しているのだと思われます。

  もちろん、どこでもセーブができないとPC業界では不満が挙がる可能性があるため(Far Cryがそうでした) 、このような仕様に変更されているのでしょうし、全面的に否定する気はありません。ただ、Far Cry2はFar Cryのようなシビアなバランスではありませんし、家庭用ゲーム機では限定的なセーブ仕様で成立しているのですから、その仕様のままでPC版も通してよかったのではと個人的には思う次第です。

  このセーブの問題について、カプコンかどこかのメーカーの言葉を思い出しました。「なぜ、御社のゲームはセーブポイントが過剰に制限されているのか?」という問いに対して、「我々はセーブの活用もゲームプレイの一部と考えている」と返答したことを。その言葉を聞いてなるほどと納得したものです。レジデントイービルやサイレントヒル、フェイタルフレームなどのサバイバルを全面に押し出したゲームは確かにセーブの使用が攻略の一部になっています。制限を逆転の発想で利用しているところに感心させられました。

GameTapでフリーゲーム

 北米向けのゲーム配信サイトGameTap。たまに会員向けに無料配信が行われていますが、日本からのアクセスは弾かれて利用できませんでした。

  久しぶりにDownload Playerを起動して試してみたところ、レーティングM未満のタイトルがゲストアカウントで利用できるようになっていました。

  私が確認した中ではRouge Trooper、Tomb Raider: Legend、Second Sight、Psychonauts、Sacred Goldがゲストアカウントで利用できます。FCやSFCの頃の懐かしいゲームから最近のゲームまで色々と揃っていますので試してみてはいかがでしょうか。

手順

1.GameTap Download Playerをインストール


2.Download Playerを起動し、Play as a Guestでログインする


3.Free Gameメニューから遊びたいゲームを探す


4.ゲームの画像をダブルクリック


5.Downloadする


6.Start Playでゲーム開始


ダウンロードしたゲームは右下のDownload Managerで確認できます。

01/02/2009

Far Cry 2 - スローライフスローフード

 RPG漬けだった昨今。久しぶりにFar Cry 2を引っ張り出し、軽く遊んだりしていました。達成率が70%に達するところでようやくこのゲームの輪郭が浮かび上がってきた気がします。Act 1まではほんのチュートリアルに過ぎません。

  欠点はこれまでに挙げた通りで間違いありません。しかし、どうも私は根本的に求めるところを誤解していたようです。オープンエンド、派閥、ランダムクエストというキーワードを聞いて、Boiling PointやS.T.A.L.K.E.R.タイプだと想像、そして期待していましたが、ベクトルはそっちの方向に向いているゲームではありませんでした。というより、暗殺できない暗殺者ゲーの例からいって、UBIは私達が求めるオープンエンドゲームを作る能力に欠けていると言った方が適切かもしれません。

  とにかく彼らは意図的なのか、無意識的なのか、はたまたプロデューサーが無能なのか、もしくはテストプレイヤーが奇人変人揃いなのか分かりませんが、ことごとくゲーマーの嗜好&期待の逆を行います。その外しっぷりは尋常ではなく、鉄板と思われるところを全てスカす勢い。吉本新喜劇なら即舞台から下ろされてしまうレベルでしょう。

  しかも、ゲーム中で説明下手なのがそれに拍車を掛けます。他のゲームに比べて、どういう内容でどういう風に遊んで欲しいのかを伝える努力に乏しい。遊び方は自分で探せという近年稀に見る放任主義。故に本来意図しているスタイルが見えず、つかみどころのない印象に繋がってしまう。または、私のようにあらぬ誤解をしてしまうことになる。ここがFar Cry 2の評価を下げてしまう結果に至っているのではないかと考えます。



  Far Cry 2はBoiling PointやS.T.A.L.K.E.R.よりも、どちらかといえばCrytekのFar Cryに近いゲームと表現するのが正しいでしょうか。Far Cryをクリアしたプレイヤーの中で「もっと広いマップで自由に戦っていたい」という意見がありましたが、Far Cry 2はその要望に応えたゲームだと感じます。

  Far Cry 2にはメインミッションが用意されているものの、マップ内の移動や進行を縛らずにプレイヤーの好きなように進めることができます。武器はピストル、ロケラン、ライフル、火炎放射器と様々な種類が用意されていて、自分の使いたいものを使うことが可能。銃器は心地良いサウンドで銃撃感が優れている。敵のAIはアサルトプレイ、ステルスプレイ、どちらにも対応していて、ステルス一辺倒だったFar Cryのバランスよりも幅広いゲームプレイが行えるように調整されています。そして、天候や気候はリアルタイムに切り替わり、時間によってシチュエーションも様変わりする。

  つまり、Far Cry 2が意図しているのは「箱庭で自分の好きなように思う存分に狩りを楽しむ」ことではないかと考えます。このゲームでの敵は一般的なFPSでいうところの“障害”ではなく、狩りでいう“獲物”。Deer Hunterならば鹿に相当します。

  狩ることにメリットがないのが残念なところではありますが、自分でどうやって獲物を狩るかを試行錯誤できる自由がバラエティに富んだ作りになっているのは確かです。創作次第で色々な料理の仕方ができることでしょう。たとえばトラックを破壊する場合は巡回経路にドラム缶を用意しておいてドカンとか、待ち伏せてロケランで一気に爆破するとか、スナイパーライフルで運転手を殺害してから悠々とトラックを破壊するなど。マップを見ながら舌なめずりして計画を立てる時間がとても楽しく、計画通りに成功すれば快感を覚えます。

  ご褒美がダイアモンドだけではなく、他にもいくつか用意されていればもっと分かり易くコンセプトを訴えかけられ、多くのユーザーが楽しむことができたでしょう。マップを散策する楽しみもあれば、移動が作業感染みたことにならなったはず。

  ゲームの核を狩り一本に絞り、Boiling PointやS.T.A.L.K.E.R.のようなRPG的要素を排除し、システムを単純化しすぎたことがユーザー受けを悪くする方に働いたように思えます。Boiling PointやS.T.A.L.K.E.R.にはアイテムやお金という概念があったことで、敵を狩るメリットをユーザーが明確に見出しやすかった。敵を狩った先にご褒美が用意されていないと、人はやりがいを感じづらいものです。

  また、Far Cry 2はすべての銃を扱えるようになるのがAct 2に入ってからになり、いささかスロースターターすぎるきらいがあります。しかも、銃をアンロックするには武器商人のミッションをこなさなければ購入することができません。

  私がAct 2(達成率50%)に入った直後で11時間ですから、すべての銃を購入するにはそれ以上掛かるということです。他のFPSなら普通にクリアできる時間に値します。特に最近のFPSならば下手したら2本分に相当する時間かもしれません。チュートリアルが10時間オーバーというのはいくらなんでも長すぎます。それまでに投げ出してしまうユーザーも居ることでしょう。



  私は武器が出揃い、どういうゲームなのかを把握したことでようやく遊び方を理解してきた印象です。ゲームは一日一時間のごとく、狩りは一日一時間程度で遊ぶのがFar Cry 2を一番美味しく頂くコツではないでしょうか。ミッションはメインにしろ、サブにしろ似たり寄ったりで単調で作業的で不満ばかりが溜まっていく。とてもじゃないですが一気に何時間も熱中する気にはなりません。他のゲームの合間に遊ぶくらいでちょうど良い。

  気が向いたときにフラーッと狩りに出かけるようなまったり(じっくり)とした遊び方…それがFar Cry 2には合っているのではと思います。Deer HunterやHunting Unlimitedの獲物が人間に変わったバージョンと考えた方がいいのかもしれません。とにかくお話を先に進めて、次の展開を急ぐようなユーザーには向いていません。そういう意味でも人を選ぶゲームだと思います。

  Far Cry 2のスタイルは短期消費化が激しいと叫ばれる昨今には不向きな作りでしょう。1分で楽しめる笑い、5時間でクリアできるFPS、2時間ドカーンバカーンのハリウッド映画。ゲームにしろ、アニメにしろ、映画にしろ、お笑いにしろ、パッと遊べてパッと楽しめる分かり易いものが市場には溢れ、人々はそういうものに慣れてしまっている。何百時間も掛けてじっくり反芻しながら楽しむような余裕はどの分野からも失われつつあると個人的には感じます。その前に痺れを切らして諦めてしまう。

  もちろん、Far Cry 2の内容が薄く、引き伸ばされた感があるのは事実です。クリアするまでに50時間なんて実しやかに囁かれていますが、その50時間は他のFPSでいうところの5時間程度の内容に値する。同じことの繰り返しと作業で水増しされ、まるで50倍に薄めたカルピスのよう。

  しかし、一旦、Far Cry 2がどういうゲームでどういう遊び方ができるのかを分かるようになれば分量は多ければ多いほうが良いと感じられるようになります。今は気が向いたときに飲む、50倍に薄めたカルピスが美味しくて仕方ありません。

  Far Cry 2をプレイしている人でつまらない、面白くないと感じた人は一度放置することを勧めます。そして、他のゲームで遊んで下さい。忘れた頃にFar Cry 2の存在を思い出した方はもう一度再開してみて下さい。楽しみ方が分かってきたら儲け物です。それでも楽しみ方が理解できなかった方、放置したまま思い出すことすらなかった方は根本的に向いていなかったということでしょう。万人に受け入れられるような内容ではありませんし、仕方のないことだと思います。


現在の個人的雑感。クリックすると大きくなるよ

01/01/2009

Lux - 朱に交われば赤くなる

・Lux Prototype Demo

 未知の力によって宇宙全体の光が消滅していき、光が売り物として扱われるようになった世界が舞台。人々は生活していくために銀河を巡り、光を求め始めた。主人公は光が消滅する理由を探すために旅に出る…というストーリーになっています。

  内容は光源に着目したパズルゲーム。右手に持ったライトガンがパズルを解く鍵になります。このライトガンは光を反射したり、光源を吸収することができて、二つの光源を吸収することによって色を混ぜ合わせることが可能。

  たとえば赤の光を吸収した後に、青の光を吸収すれば紫に。緑の光を吸収した後に、赤の光を吸収すれば黄色の光を射出することができます。RGBの色空間を思い浮かべると分かり易いでしょう。このライトガンの色空間ギミックを使い、壁に備えられた宝石と同じ色を射出して閉ざされた扉を開けていくのが基本的なゲームの流れとなります。



  これまで影をパズルに用いたゲームは数多くありましたが、色を用いたパズルという発想はなかなかユニーク。このゲームのために作られたオリジナルのLuxエンジンが描き出すスチームパンクと宇宙が融合した世界観も個性的な味わいを醸し出していて、完成版に期待したい作品です。