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10/22/2007

Fallout1 - この世で一番大切なものは

今日もFallout 1をプレイ。
コマンダーから、何の情報もなくミュータント殲滅の命を受けた主人公。仕方なく当てのない放浪の旅を続けます。さらわれた女性を助ける為に盗賊のアジトに乗り込んで乱闘パーティを繰り広げたり、ギャングの商売敵らしい商人とその妻を○したり、と波乱に満ちた展開に巻き込まれながら。

IANさんが天に召されたこともあり(昨日の日記参照)、盗賊との一戦ではかなり苦戦。どうもステータス振りを間違えたらしく、戦闘をするにはAG(素早さ)が不足気味。AGが高いと、ターンの行動に影響するのは分かるのですが、銃の威力にも影響があるらしい。

Falloutでは、攻撃やスキルの成功率及び効果は「スキル値/x%+(ステータス)/x」のような計算で算出されます。スキル値である程度は補えますが、ステータスの効果の方が遥かに大きい。1違うだけでも世界が変わります。スキルはレベルが上がれば上昇できますが、ステータスは初めの一度きり。やり直したい衝動に駆られたのは言うまでもありません。

そこで良質な装備で不足分を何とか補うべく、お金を溜めることにしました。お金を稼ぐには追剥するのが一番手っ取り早いのですが、街中でやってしまうとガードマンに強襲される危険性があります。ここは合法的?なギャンブルすなわちカジノで荒稼ぎするのが一番安全かつリスクも少ない方法です。もちろんギャンブルに失敗し、資金が底を付く可能性もありますが、やり直しの効かない現実と違い、これはゲームですからいつでもリセット出来るのです。


・仕事そっちのけでギャンブルに溺れる主人公

スロットは賭け金が少ないので、ルーレットで勝負。MAXの50capをどんどんベットしていきます。セーブとロードを繰り返(略) したお陰で6000capも稼ぐことが出来ました。これである程度の装備を購入出来るはず。荒稼ぎさせて頂いた御礼にカジノの主に挨拶しておきます。

するとカジノ主から暗殺の依頼が。謝礼金も用意しているということで、とりあえず引き受けました。暗殺する人物の情報を得るべく、聞き込みを始めます。


・いかにもなカジノの主

バーで情報収集していると、女性と口論している輩を発見。「このビッチ」と罵りながら手を上げる始末。これは頂けません。相手は素手ですから、こちらも真拳で喧嘩を売ってやろうと考えた瞬間に、バーのマスターが間髪入れずにショットガンでズドン!「ウチの店で騒ぎを起こすのなら出て行ってくれ!」と仰ってますが、もう彼は出て行くことも出来ません。

然るべき処置だとは思いますが、ヌッ殺されてしまった彼にやや同情しながら、まだ温かみの残る肢体をハイエナの如く漁ります。なんと彼はラッキーなことにコンバットアーマーを持っていました。今まで生身に近いVault13スーツで過ごしてきた主人公。このアーマーならAC値(防御値)も雲泥の差で、戦闘も楽になりそうです。バーでは、暗殺対象の目ぼしい情報が得られなかったので、一度カジノへと戻ります。


・救世主伝説アーマーを入手した嬉しさのあまり走り出す主人公

カジノ主はなにやらお怒りの様子。怒りの原因は先程お亡くなりになった彼の事についてのようです。しかも、「あいつが死んでしまったのはお前に原因があったのだろう?」と主人公に言いがかりをつけてきます。弁解しようにも、カジノ主は聞く耳を持たず、こちらに銃を向けてきました。早速、救世主伝説アーマーが役に立つ時が訪れたようです。



こちとらも銃を構えて応戦します。ステータス振りには失敗しているものの、ウォーターチップの件で鍛えられた主人公には、メタボリックなんて敵ではありませんでした。結局誤解は解けないまま、グタッと机に突っ伏すカジノ主。分かり合えないのは悲しいことです。だって敵だとしても、同じ人間だもの。


・ぐったり倒れるカジノ主。アニメーションが細かい

今日は上記のような様々な出来事があり、Vaultを脅かすミュータント軍団については進展がありませんでした。本当にそんな連中が居るのか疑わしくなってきた始末です。ですが、天下のコマンダーが言っているのだから、実在するのでしょう。ミュータント情報がコマンダーの妄想ではないことを祈るばかりです。