« Fallout 3 - 念願のGECKを手に入れたぞ! | トップページ | 繋がりは大切に »

12/15/2008

Gothic 3 - 100万回死んだ名無しのおっさん

  はらぺこのオオカミに食い殺され、なんとかフライに刺し殺され、スカベンジャーに突き殺され、ゴブリンに撲殺され、オークに惨殺されて幾星霜。武器や防具、ステータスを改善しても全く状況は変わらず、近年稀に見るゲームオーバー回数を記録中だ。

  以上の経験から、戦闘前や10分毎にクイックセーブする習慣が付いてしまった。チキンと笑われても別に構いやしない。

  ゲームオーバーのオンパレードに他のRPGならクソゲーと叩きつけているところだが、そうならないのがGothic 3の強みだろうか。自分の不注意はともかくとして、ハメ殺しにあっても、「だがそれがいい!」で済ませてしまうから不思議だ。

  人生は理不尽なことばかり。Gothic 3はゲームプレイを通じて、そう教えてくれる。理不尽な出来事に出くわしたら一度潔く退き、再びチャレンジすればいい。初めから全て成功なんてできるわけがないのだ。ちょっとしたことで躓いたとしても諦めないことが肝心。名無しのおっさんには無限の可能性が広がっている。

 オークに支配されているCape Dunに到着。いきなりオークの大群と戦闘になるのかと危惧したが、ここのオークは意外に話の分かるやつで助かった。変な行動を取らなければ自由にしてよいとのこと。

  とりあえず街中の人やオークに話しかけ、クエストを頂く。しかし、この街での評判は低いせいでオークのリーダーであるウルク、捕虜になっている聖騎士との謁見は認められなかった。先にクエストをこなして評判を高めろということなのだろう。

  脱走した奴隷を捕まえるというクエストには二つの選択がある。指示通りに奴隷を捕まえて、再びオークの下で働かせる。もう一つは脱走を手伝い、安全な場所まで連れて行く。少し迷ったが反乱軍(原住人)の肩を持つ私は脱走を手伝うことにした。街での評判は上昇しないが、他のクエストで代用できそうなので大丈夫だろう。

  そんなこんなで他のクエストをこなし、オーク達の信頼を獲得。ウルクと聖騎士との謁見が認められた。ウルクに話しかけると反乱軍のアジトを殲滅するクエストを依頼され、聖騎士に話しかけるとこの街をオークから解放するクエストをもちかけられる。

  オークに加担するか、反乱軍として行動するか。まさに両極端の選択で非常に迷うところだ。これまではオークから世界を救う勧善懲悪ストーリーかと思っていたので、これは良い意味で裏切られた。選択次第でオーク様バンザイの世界を築くこともできるのだろうか。

  初回プレイは故郷を取り戻すべく反乱軍プレイを目指しているので聖騎士の話に乗ることに。しかし、聖騎士と名無しのおっさん二人でオーク及び傭兵達を抹殺すなわちジェノサイドするのは至難の技だ。

  ということで、この街に潜伏している反乱軍のスパイに手伝ってもらおうかと思っている。ちなみに、聖騎士と二人でオークと戦うこともできるが結果は言わずもがな。集団リンチでブッ殺された。