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01/20/2009

Ghost Recon - 威嚇物制圧

 1月22日はMirror's Edge、1月30日はSaints Row 2。コンスタントに新作がジャンジャン登場するため、積みゲーに取り掛かる踏ん切りがつかない今日この頃。というわけで、それまでGhost Reconをプレイするぞ!ごぅごぅごぅ(棒)!(*1)

  初めてGhost Reconをプレイした時は「一人でやるようなゲームじゃないな(COOPゲー)」という印象が強かったが、プレイし始めると意外に美味しく、いつのまにか夢中になっているから驚きだ。ミッション毎にオブジェクティブは4つほど用意されているが、どのような戦法でどの目標から進めるかを自由に選べるようになっており、自分のペースで進めることができる。大変、私好みのゲームだ。



  しゃがみ移動でじっくりじっくり進みながら、目を皿のようにしてスコープを覗き、慎重に索敵する。敵を発見したら有利なポジションまで部下を引き連れ、一斉射撃で一掃。もしくは、スナイパーライフルで着実に一匹ずつ片付けていくのもいい。敵に見つからずに殲滅できた時は脳から汁という汁が溢れ出してくる。緊張が緩和した時に生じるカタルシスが尋常じゃなく気持ち良い。敵の射撃能力やダメージバランスは本家Rainbow Sixのごとくシビアな設定だが、だからこそ敵を負かせた時の快感もひとしおだ。

  隊員のAIには柔軟さに物足りなさを感じるものの、これまたRainbow Six譲りでプレイヤーがいつでも隊員に乗り移って操作が可能なのでそこまで困らされることはない。キャプテンリロード(*2)を繰り返したり、テロリストと戦うよりも壁とお話するのに夢中なAI(*3)と比べれば雲泥の差である。勝手な行動を取る独断専行タイプよりも、素直に命令を聞く子の方が扱い易く、イライラさせられることも少ない。

  いわゆるリアル志向のゲームはセーブを限定したり、不可になっているものも多い。Ghost Reconはそのような制限がなく、自由にセーブが行え、ストレスフリーな作りになっているので好感が持てる。Rainbow Sixはセーブできないことである種の緊張感がを生み出してはいるが苦い思い出も少なからずあったりする。ヌルゲー体質に変貌してしまった現在、シビアな設定のゲームでワンテイクプレイするのは辛くなってしまった。セーブは5回までと自制しながら遊ぶようにしている。



  技術的に見れば旧世代のゲームに過ぎないが、環境描写はいまプレイしてもフォトリアルな感覚を味わえる。特に森林のステージが素晴らしい。枯れた色合いの針葉樹、囀る鳥の鳴き声、茂る草を掻き分けた際の雑音。説得力に富んだ“そこに居る感”がここにはある。どんなに技術が発達したゲームでも、このような感覚を味わえるものはまことに希少だ。

  兄さまたちとCOOPして以来、ほったらかしにしていたが、再チャレンジしてよかった。空いた時間はGhost Reconで十分埋め合わせできそうだ。

(*1)ごぅごぅごぅ(棒)!  http://www.ubisoft.co.jp/ghostrecon3/(音出ます)を参照のこと。

(*2)キャプテンリロード  某アドバンスドウォーファイターに登場。「キャプテンリロード!」と連呼しながら、延々とリロードを繰り返す。

(*3)テロリストと戦うよりも壁とお話するのに夢中なAI  某アドバンスドウォーファイターに登場。壁の方を向くのが好き。いわゆる現実逃避。