« Gothic 3 - ひとりでできるもん | トップページ | Far Cry 2 - スローライフスローフード »

01/01/2009

Lux - 朱に交われば赤くなる

・Lux Prototype Demo

 未知の力によって宇宙全体の光が消滅していき、光が売り物として扱われるようになった世界が舞台。人々は生活していくために銀河を巡り、光を求め始めた。主人公は光が消滅する理由を探すために旅に出る…というストーリーになっています。

  内容は光源に着目したパズルゲーム。右手に持ったライトガンがパズルを解く鍵になります。このライトガンは光を反射したり、光源を吸収することができて、二つの光源を吸収することによって色を混ぜ合わせることが可能。

  たとえば赤の光を吸収した後に、青の光を吸収すれば紫に。緑の光を吸収した後に、赤の光を吸収すれば黄色の光を射出することができます。RGBの色空間を思い浮かべると分かり易いでしょう。このライトガンの色空間ギミックを使い、壁に備えられた宝石と同じ色を射出して閉ざされた扉を開けていくのが基本的なゲームの流れとなります。



  これまで影をパズルに用いたゲームは数多くありましたが、色を用いたパズルという発想はなかなかユニーク。このゲームのために作られたオリジナルのLuxエンジンが描き出すスチームパンクと宇宙が融合した世界観も個性的な味わいを醸し出していて、完成版に期待したい作品です。