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01/29/2009
Puzzle Quest - あと一パズルの誘惑
前の時は戦士でプレイしたので今度は騎士を選択した。魔法使い系は補助や回復を用いたチマチマ作戦が基本戦術ゆえにエンドオブ眼中。体力と火力でゴリ押しするのが私のプレイスタイルだ。テクニカル(繊細)よりもクルード(粗雑)。ローテクと呼ばれても構わない。
基本的なゲームの流れはクエストを請け負い、敵を退治したり、荷物を届けて報酬を獲得し、そのお金で装備品を買い、また新たなクエストに挑戦していくことになる。
ボードゲーム風RPGのシステムを採用しているが、Puzzle
Questの変わっているところは戦闘や障害の解決方法がパズルな点だろう。敵との勝負はパズル、アイテムを作成する時もパズル、孫にあげるのはもちろんヴェルタースオリジナル。この世界ではパズルで何もかもが決まるといっても過言ではない。勘のいい諸姉なら名前で察しているかもしれないが、Puzzle
QuestとはRPGとパズルを融合させたゲームなのだ。
Puzzle
Questで採用されているパズルのルールはBejeweledを強襲したものとなっている。三つ以上のジェムを並べると消えて、上から新たなジェムが降ってくるというアレだ。順番は敵と一ターンずつ交互に切り替わっていく。
Puzzle
Questで登場するジェムは赤・青・緑・黄・ドクロ・お金・スター。赤・青・緑・黄はマナになっていて、マナが一定数溜まると便利な呪文が使用できる。ドクロは敵に攻撃、お金は所持金増加、スターは経験値獲得だ。ドクロを最優先で狙い、敵にダメージを与え、マナを溜めて呪文で有利な効果を得ていくのが基本的な戦い方となる。
クエストを完了したり、敵と戦うことで経験値を獲得し、経験値が一定数に達すると主人公はレベルアップする。レベルアップすると呪文を覚え、ステータスの割り振りが行える。ステータスはマナが溜まりやすくなる地火風水、攻撃力が上昇するバトル(攻撃力)、経験値やお金の獲得量が上昇するカニング、体力と防御が上昇するモラルが用意されており、レベルアップ毎に4ポイントを振り分けるのだ。
ただし、職業によって各ステータスを上昇させるために必要なスキルポイントが異なり、たとえば戦士やナイトはバトルを1つ上昇させるには1ポイントだけでいいが、魔術師やドルイドは1つ上昇させるのに3ポイントも掛かってしまう。スキルポイントは次に持ち越すことはできないため、ステータスの割り振りには頭を悩ませることになる。
主人公は頭、体、武器、アクセサリーの各部位毎にアイテムを装備することができる。アイテムはダメージを追加したり、防御力を高めたり、マナを溜めやすくなるなどの効果が得られるので必ず装備しておいた方がいい。組み合わせによって思わぬ効果をもたらすこともあり、装備選択は重要な戦術の一部となっている。
都市を占領することで城をもらえる。城には様々な建築物を建造することが可能。建造物は、捕獲した敵を入れておく牢獄、捕獲した敵の呪文を覚えるマージタワー、アイテムを作成する工場、税金を増加させる貯蔵庫、スキルを上昇させる寺院などがある。ただし、建物を作るにはそれ相応のお金が必要だ。
クエストは選択によって分岐する箇所がある。たとえば、お姫さまを政略結婚相手のところまでエスコートしろというクエストの場合、王様の命令通りにお姫さまをエスコートするか、結婚に反対のお姫さまを逃がすかを選べる。どちらかを選択したかで報酬や展開が異なってくるので慎重に選びたい。場合によっては仲間が増えることがあり、戦闘時に恩恵をもたらしてくれる。
「あと一パズルだけ…」と言いつつ、ついつい時間を忘れてプレイしてしまうPuzzle
Quest。少なからず麻薬的要素を持っているゲームゆえに時間を決めて遊ばないとまずーいことになるのでご注意を。
・パズルクエスト体験版
・Steam:PuzzleQuest:
Challenge of the Warlords
・Puzzle
Quest 日本語化