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06/17/2009
Vivisector Beast Inside - すべては想像力に委ねられた
クリア。敵が動物なのとゴア表現がグロテスクな以外はオーソドックスな内容だった。CarnivoresのマップにCHASM:The
RiftのB級シューティング感覚を足した感じが近いだろうか。マップが広大なので冒険している感覚はあるが、その広さがあまり戦闘に活かされていないのが残念。CarnivoresのようなA-Lifeが含まれていれば、さらに良かったのだが…。
動物の種類は多く、戦闘は変化に富んでおり、ロケーションも豊富だったので最後まで楽しみながらプレイできた。他のロシア産FPSのようなバランスの悪さやクセはないので、爽快なアクションを楽しみつつ遊べるだろう。ロシア産FPSが持っている陰鬱な雰囲気や世界観が好きな人にはおすすめしたい一品。
ストーリーもオーソドックスな内容で特別優れているわけではない。しかし、最後のエンディングムービーの演出は私の琴線に触れるものがあり、印象的だった。以下、若干ネタバレ。
遺伝子が子供に受け継がれ、主人公が故郷を去っていく姿はBioshockを彷彿とさせる。博士の手の平から蛾が解放され、空へと羽ばたいていくシーンはKurtの成長を表しているように感じた。
次はStonekeepで遊ぶ。Ultima
Underworld風のRPG。実写やプリレンダCGを取り入れた写実的なグラフィックがウリらしい。