« リトライビリティの追求 | トップページ | ファミ通TV スペースインベーダーエクストリーム2の回 »
03/28/2009
映画バトルランナーを見る
The
Huntの設定でバトルランナーの存在を思い出す。スティーブン・キングのバトルランナーは以前に読んだことがあったが、そう言えば映画版のバトルランナーは見たことがない。とことで、映画版バトルランナーを鑑賞してみた。
内容は良くも悪くもシュワちゃんのアクション映画であり、キングの設定は軽く流用しただけで別物であった。ディックの追憶売りますがトータル・リコールになったのと同じく、映画版のバトルランナーも単純明快な娯楽作に仕上がっている。
ただし、映画中のマスメディアや愚民の姿はまるで昨今の世情を反映しているようで考えさせられる部分もあった。操作(管理)する側に踊らされる民衆。これはいつの時代にも存在する普遍的な問題なのかもしれない。
バトルランナーの鑑賞後「娯楽アクション映画ってのはこういうものだよなぁ」と一人納得。単純に笑えて、夢中になって楽しめる。それって昨今のハリウッド映画から失われているものじゃないかと思ったりして。そして、これは現在のFPSにも通じるものがあるのではないだろうか。
過ぎ去った後のブームは10年目が一番ダサく感じられ、15年から20年が経つと再び評価されるとどこかで聞いた覚えがある。映画、音楽、小説、漫画、ドラマでもなんでもいいが、リバイバルブームの間隔は確かにその傾向があると納得したものだった。
DoomGuyやDuke Nukem兄貴が一世風靡してから約15年の時が経つ。そろそろDoomやDuke
NukemのようなオールドスクールなFPSの復権が起こっても不思議ではない。
…いささか強引過ぎただろうか。自分でも、はっきりそう思う。今回はバトルランナーとFPSを無理矢理絡めてみた例である。