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02/20/2009

The Elder Scrolls III: Morrowind - 赤さんの登場願う

 寝食を削られながらTES3。アユミちゃんアルマちゃんも多少気になるが、現在はTES3で手一杯である。



  散歩をしていると不審人物に出会った。

  ま た ガ チ ム チ か !

  開口一番、その言葉が浮かぶ。ブレードのおじさんに続いて、これで二人目だ。しかも、今度は本格的パンツレスリング姿である。私にはそういった嗜好はないつもりだが、もしかしたらそういう縁に恵まれているのかもしれない。正直、嬉しいとは言い難い。

  あまり関わりあいたくはないが、なぜそんな格好をしているのかは気になる。疑問を晴らすべく聞いてみることにした。ズケズケとデリカシーの欠片もなく問いかけるのは大人のマナーに反するが、気になったものは仕方なかろう。好きなものは好きだからしょうがない!

  パンツレスリング男の話によると「魔女に親切にしてやったら、魔法をかけられて身包みを剥がされたんだ。おいらが大切にしている斧も盗られちまったぜ!あれだけは絶対取り返さないとな」とのこと。

  「斧を奪い返す前に何か身につけるのが先じゃない?」と思ったが、もしかしたら彼はもともとこういう格好だったのかもしれない。そこには敢えて触れないことにした。これが大人のマナーである。この世界では適切に場の空気を読まないと生きていけない。

  困っている人を助けるのが私のポリシー。とことで、彼の斧を取り返すべく女魔法使いを探す。パンツレスリング男は「あの魔女はまだそこらへんに居るだろう」と言っている。



  道に沿って歩いていくと魔女らしき人物を発見した。ローブに身を包んだ姿はいかにも魔女という雰囲気を醸し出している。私は魔女に話しかけた。

  「身包み剥がされた哀れなガチムチ男のことをご存知ないかしら?」と魔女に問いかけると、彼女はすんなりと経緯を話してくれた。「脳味噌筋肉っぽい戦士に護衛を頼んだわ。そしたら変な勘違いをしてきて、腹が立ったからお灸をすえてやったのよ」と答える。

  どっちの意見が正しいのかは分かりかねるが、パンツレスリング男にも非がありそうな感じがしてきた。うーん、どうするべきだろう。とりあえずパンツレスリング男が大切にしている斧だけでも返してくれないかと魔女に掛け合うと「じゃあ三日後にメイジギルドで会いましょう」と答えた。

  そのことをパンツレスリング男に言うと「なんて野朗だ。後で会いましょうなんて信じられねぇ。ぜったいトンズラかける気だぜ!」と怒り出す。おまけに「おいらの話を信じるのか。あの魔女の話を信じるのか。お前さんはどっちなんだ?」と二択を与えてくる。

  ことを穏便に済ませようと「あなたの話を信じているわ」と答えた。するとパンツレスリング男は「なぁ、お前もそう思うだろう。よし、あいつに仕返ししてやるんだ!」と魔女に向って走り出す。問題を穏便に解決しようとした結果がごらんの有様だよ!事態はいつも悪い方向へ進んでいく。



  魔女に殴りかかるパンツレスリング男。それに応戦すべく魔法を詠唱する魔女。しかし、さすがパンツレスリング男というべきか。伊達にパンツレスリング姿をしているだけじゃなかった。魔女を素手で殴りまくり、休む暇もなく相手をノックダウン。魔女はパンツレスリング男に殴り倒されましたとさ。

  魔女から斧を奪い、パンツレスリング男に返してやる。パンツレスリング男は「協力してくれて、ありがとよ。お礼にお前さんを鍛えてやるぜ」と言った。訓練とやらは一瞬で終わり、力が2上昇した。なんの訓練だったのかは想像しないようにしたい。ちなみに言っておくが、私は女の子である。