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09/11/2008

S.T.A.L.K.E.R.: Clear Sky - バーに行きたい

  CordonでSTALKERの依頼をいくつか解決したところ、ジョインストーカーできるようになった。現在、ゾーン内でSTALKERの派閥はFreedomに次ぐ大きな勢力であり、友好関係を築いていた方が何かと便利そうだ。

  長いものに巻かれろ主義の私は否応なしにSTALKERへ加入することに決めた。特定の派閥に加入すると、他の派閥は全て敵対になるのかと言えばそうではなく、たとえばSTALKERならBanditとしか敵対関係にはならない。

  いつの間にかCordonのエリアはSTALKERがほとんどを占拠していたのには驚いた。到着した当初はBanditが半分近くを占めていたが、今では影も形もない。ということは、積極的に攻め込んでいけば、いずれは一色の派閥でゾーンを占めることも可能なのかもしれない。

  派閥機能のお陰で、あまり銃撃戦をしていないことに気付いた。ほっておいたら心強い仲間が敵を倒し、安全地帯が築かれている。つまり、ワインレッド色の血を無駄に流す必要はなくなった。戦わずに進むことができるという選択肢が増えたが、FPS的に考えるとどうなのだろうと思うところもある。



  STALKERに加入した後にトレーダーと話すと、SEVAスーツが買えるようになっていた。このスーツには暗視機能が付いているので夜の生活も楽になりそうだ。金には少しばかり余裕があったので購入。試しにナイトビジョンをつけてみる。緑色のフィルターは前作よりも見やすく改良されているみたいだ。今回の方がナイトビジョンらしくて、それらしい雰囲気も出ている。

  SEVAスーツは放射能に対して、そこそこの耐性を持っているのが助かる。STALKERスーツでは放射能汚染地域に足を踏み込む度にウォッカを煽る日々が続いたが、SEVAスーツならば素通り程度の被爆は許容範囲だ。

  ただ、SEVAスーツは改造できないのが気になった。STALKERスーツでは、重量追加や耐性アップなどの改造を施せたのだが…。もともとSEVAスーツは改造できないのか、それともサイエンティストのマイスターなら改造ができるのだろうか。



  メインミッションを着々と進め、Dark Valleyに到着する。ここはFreedomの領域のようだ。前作でいう基地は、Freedomのものと化している。彼らとは中立関係にあるので、別に問題はない。Freedomの人間に話し、クエストをいくつか解決したところで今日は終了。

  うーん。サブのみならず、メインのミッションも類型的なお使い仕事ばかりで、物足りなさが残る感じだ。前作では、序盤から地下基地やらX18の探索が用意されていて、ゲーム内容の変化に富んでいたが、今回の序盤ミッションの構成は平坦すぎる感が否めない。土台がいいだけに決して面白くないわけではないが、盛り上がりに欠けるのは確か。中盤からの展開に期待するとしよう。



  Emissionと呼ばれる災害(前作でいうところのBlowout)は厄介な現象だ。建物に避難しなければ問答無用でゲームオーバーになる。「あと数十秒後にやってくるぞ」と連絡を受けるものの、マークアップされた安全地帯の建物まで遠かったり、敵の拠点だったりすると、もうお手上げだ。

  Emission発生時に誤ってクイックセーブし、積みそうになったが、オートセーブから何度かやり直したらEmissionが発生せずに事なきを得た。ガリガリとダメージを受けるのはまだ許せるものの、一撃死はさすがに勘弁願いたい。しかも、これの影響を受けるのは主人公だけというのも理不尽。もしかして、ストーリー的に何か意味があるんだろうか。