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09/07/2008

Mercenaries 2: World in Flames - Coop最高

  オンラインを試してみる。自分で相手を見つけるのは怖かったので、誰かがマッチングしてくれるのを待ちながらプレイ。すると突然、目の前にモヒカン親父が現れた。挙動が明らかにNPCとは違う。間違いなく他のプレイヤーだ。

  サイドミッションの位置を選択すると、相手はそれを理解してくれたようで一緒にヘリで移動することにした。今回、選んだのは偉い人を拘束するサイドミッション。殺さずに生け捕りにすると報酬が倍になる。相手の基地に着くと、ヘリから空中掃射でジェノサイド。相手プレイヤーはなかなかガンナー役が上手い。二人で協力したこともあり、楽に偉い人を拘束することができた。



  ビルを破壊するミッションもやってみる。ヘリのミサイルで殺戮するのが手っ取り早いので、今回もヘリに乗って移動。ビルは耐久力が低いため、ミサイル数発で破壊できる。調子よく破壊できていたが、途中でミサイル切れになった。しょうがないので機銃を掃射するも、ビルにはダメージが与えられない。そうこうしてる間に、歩兵のRPGがクリーンヒットで墜落してしまう。

  そこでC4でビルを倒壊させる作戦へと変更する。敵のバギーを奪い、相手プレイヤーと仲良くドライブだ。手早くC4をビルに設置し、走り去るのがおいら達の趨勢。しかし、途中でRPG兵と榴弾兵にレイプされ、事態は劣勢へと陥っていく。瀕死になりながら、二人で逃走。気分は「兄貴ぃー!」、右手にコンビーフ、住んでるところはペントハウス。



  その後も軽く1時間ほど一緒にプレイする。ヘリのワイヤーで武装車両を吊って、移動しようとしたのだが、車両がヘリの車体にごっつんこを繰り返し、煙が出てから数秒後にヘリが爆発。物理効果自重しろ。

  そうして二人もろとも空中へと放り出される。あまりのシュールな光景に思わず笑ってしまった。その時の転落で相手が死んでしまったらしく、そこでお別れとなった。いやー、楽しかった。どこの誰かは知らないけれど、ありがとう。



  物理効果をふんだんに取り入れているだけに同期の問題を懸念していたが、全く不都合なくプレイ可能なのは驚いた。これだけ広大な舞台のノンリニア系ゲームでCoopを採用し、しっかりゲームとして成立させているのは素晴らしい。

  あまり期待せずに買ったMercenaries 2だが、かなり楽しませてもらっている。サイドミッションの内容は単調さが目立つが、Coopで遊べばそんなことも気にはならない。というより、あまり複雑だと連携の問題が出てくるので、むしろ良い方向に働いていると言えるかもしれない。レッツポジティブシンキング!Mercenaries 2の楽しみはCoopにあり!

  唯一残念なのは、チャットが用意されていないこと。意思疎通が図れないのは残念だ。



  再びオンラインに繋いで、プレイしながら待っていたら今度は海坊主がやってきた。驚いたのは彼がボイスチャットしてくる点だ。Mercenaries 2はXbox360とのマルチプラットフォーム作品であり、ボイスチャットには対応している。

  この前は両者無言だったが、今度は片方だけボイスチャット。他人の恐怖は否応なしに襲ってきた。日本人と接することすら恐怖なのに、ガイジンさんとなら恐怖も倍増である。ATフィールドが侵されそうな事態にガクガクブルブルせざるを得ない。

  彼は「おーい、聞こえてるのか?」と数回問うた後、こちらがボイスチャットをしていないことを理解してくれたらしく、彼が先導して進めることにした。彼は「どこ行く?」、「よし、じゃああっち行ってみようぜ」、「今の爆撃は良かったぜ」と声を頻繁に掛けてくれるナイスガイだ。指示をしてくれるお陰で、前よりも連携して進めることができる。

  ちょっと面白かったのは、彼が資源補給のためにヘリを呼ぼうとしたら操作を誤ったらしく、その場に空爆命令を要請してしまったこと。すぐさまその場にデイジーカッターが降り注がれた。「綺麗な花火ですね、ドドリアさん」なんて言ってる場合じゃない。事件は現場で起こっているんだ。

  「オーマイグッドネス!」と叫ぶ彼に苦笑しつつ、画面が紅色に染まっていく。こういうトラブルもCoopの良さだね。Mercenaries 2のCoopは肩肘張らずに気楽に遊べて楽しい。ちなみにCoopは2人までですよ。


バイクに二人乗りもできるよ。男同士ならアーッだけどね!