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06/29/2008

The Witcher - ごーじゃすでりしゃすでかるちゃー

チャプター2に突入し、ヴィジマの街にやってきた。ここの冒頭で持ち物を没収され、せっかく生成しておいたオイルやポーションもパー。装備品にしても、アイテムにしても汎用的などこでも手に入る物だけ、貴重品なんて一つも持っていなかったが、それでも気分的には解せない。たとえ奪われたとしても、後で全て奪還できるのが道義だろう。それとも、もう少し進めば返してもらえるのだろうか。

まぁ、人の家の家具を漁ればアイテムなんてMorrowindやOblivionのごとくドンドン溜まってしまう。わざわざ買い物をする必要性もないのだが…。The Witcherでは売買システムの存在意義が薄い。クエストをクリアすると金が溜まるが、それを有意義に使えるものが存在しないというのはマズイだろう。強い剣や防具を購入する時のような楽しみが欲しい。たとえばDQなら「はがねのけん」を購入するまでの努力とカタルシスのごとく。アイテムに対する拘りが生まれないThe Witcherのアイテム観は好きになれない。

唯一、金が活かせる場所と言ったら売春関係だろうか。ここの街には売春婦がたくさん居るので、贈り物をするとにゃんにゃんにゃんにゃんニーハオにゃんチャンスがある。チャプター1では2度にゃんにゃんにゃんにゃんする機会に恵まれた。ここならばもっとチャンスがあるだろう。しかし、せっかくクエストで溜めた金を売春に注ぎ込むしかないのは人として間違っているような気もする。援助交際をする成金親父を連想させて悲しい。ロリなんて興味ない。合法ロリの方がいいじゃないか。三十五歳児ばんざい。



チャプター2に入るやいなや、クエストをたっぷりともらった。どれからやろうか迷ってしまう。ただ、気になるのはどのクエストがメインなのかということ。先のチャプター1でメインを進めすぎると強引にイベントへと突入し、後戻りできなくなるのを経験しているので慎重にならざるを得ない。怖々と後ろ髪を引かれながら進めている感じで気持ち良いとは言えないゲーム進行だ。メインストーリー重視のRPGの難しいところだね。

ボートに乗って沼地のエリアを探索してみると、植物系のモンスターに瞬殺された。3撃で速攻死亡。ビーストを彷彿とさせる展開である。しかも、今回は雑魚敵なのにも拘わらず、この強敵ぶり。セーブを取っていなかったので、かなり前まで巻き戻されて泣いた。

やっぱりThe Witcherのバランスはおかしいと思う。明らかにテストプレイを行っていないか、開発者のバランス感覚がズレているに違いない。確かに戦闘に緊張感を与える強い敵は存在して然るべきだが、度が過ぎるとただの理不尽にしかならない。普段は余裕で勝利できているのに、いきなり瞬殺されるような雑魚敵も混ぜておくのは論外だろう。それだけの強敵ならば、準備をさせる為の情報を与えるべきだ。成す術もなく殺されるなんて不快以外のなにものでもない。



The Witcherのロケーションはほんと美しい場所ばかりだね。この血生臭くて幻想的な世界観には惚れ惚れとさせられる。ゲラルトさんのキャラもナイスミドルで素敵だ。厨二全開の悪魔払いオヤジとか、「戦争は終わった」だの戯言ばかりを抜かしている精子臭いクソオヤジとは全然違う。