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06/27/2008

The Witcher - どうみても鬼畜です

7回目の正直。ようやく倒せた。ここでのポイントはアビゲイルを生かしながら、ビーストとタイマン状態に持っていく点に懸かっている。ゲラルトだけでビーストとガチンコで戦うのは無理だ。アビゲイルのヒーリングがなければビーストの猛攻に耐えることができない。

アビゲイルが一時的に戦闘不能に陥ってしまったら、エリアの隅にある井戸へと移動し、バーゲストに囲まれた状態にして、じっと待つのが最適だ。こうすればビーストの攻撃が届かず(バーゲストの攻撃はほとんど回避できるので放っておいて良い)、ゲラルトの回復とアビゲイルの復活待ちが行える。かなりチマチマした戦いだったが、なんとかこの戦法で倒すことができた。

公式フォーラムを読んでみると、ここはゲーム中で一二を争う難所らしい。全体的にボス戦はこんな感じで理不尽なのではなく、ここだけが突飛しているとのこと。誰しも一度は躓く場所のようで安心した。しかし、なんにしてもここだけは理不尽過ぎる。攻撃力が異様に高い癖に回避不可能なスタン攻撃も行うとか、手口が卑劣極まりない。



ビーストと一戦の後の展開は恐れていたことが起こってしまい、呆然となった。ネタバレになってしまうので詳しくは言えないが、完全に猟奇事件の沙汰。魔女狩りのシーンで人間の汚らわしい一面や血生臭さを感じたが、この一件がさらに拍車を掛けて、きな臭さを助長している。扱う題材がハードなのにも拘わらず、それをオブラートに包まずにまざまざと描くのだから恐れ入ってしまう。恥ずかしながら、このアブナイ雰囲気に魅力を感じたのは事実。身体のどこかがゾクゾクと反応してしまう。

次から次へと出来事が発生し、展開は早い。チャプター2に入ったが、これからの展開には弥が上にもワクワクしてしまう。もっと狂気的で、いやーんな事件が起こることを期待しておこう。そして、プレイヤーの選択で物語を変えていける点にも。お話を見るだけじゃなくて、介入がしたい。