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06/22/2008

CRIMES of WAR - お兄ちゃん、かっこよすぎ

クリア。前作同様、古き良き直球のFPS。なんら目新しさはないものの、FPSの基礎はしっかり作られていて戦闘が楽しい。一度に登場する敵が多めに設定されているが、やはりバーサーカーやユーベルスナイパーモードは強力すぎる感が否めない。

ただ、これらの能力は常時発動出来るわけではなく、一応条件が限られているので戦闘のアクセントとして機能しているのは確か。オーバースペックな能力で敵を蹂躙するのが今作の楽しみの一つではないかと思う。能力発動を狙っていかないと厳しい局面もいくつかある。



登場する敵はほとんど前作からの使い回しだが、ロケーションの作りが凝っているお陰で単調さは感じない。ロケーションは前作よりもバリエーションに富んでいて、明るい景色のマップが増えている。中東のタワーや雨の降る街並は個人的にツボ。特にタイムシフトっぽい後者の市街戦の雰囲気は惚れる。ロシア人に退廃的なロケーションを作らせたらピカ一だ。



ストーリーはお約束的な展開だが、王道をしっかり守った起承転結の付いたお話で前作よりも数倍面白い。特に兄ゲーが好きな人にはお薦め。お兄ちゃん大活躍する。ただ、あくまでアニメ的なので硬派なものを期待すると肩透かしを受けるだろう(Ubersoldierがアレだったからハードボイルドを期待する人はいないと思うが)。本作はアメコミ的なノリで楽しむのがベターだ。



感想は後程。The Withcerが届いたので気が向いた時にでも。