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06/18/2008

The Witcher - ゲームを愛する人達

ダイアログに付いて行けそうにないので様子見していたThe Witcher。有志の日本語化がかなり進行しているらしく、購入に踏みきる。いやはや、とても有り難いね。

本作の開発を手掛けたのはCD Projektという新参のゲームメーカー(今まではローカライズを専門に行っていたらしい)なのだが、このメーカーのコミュニティが非常にユーザフレンドリーで好感が持てる。詳しくは公式フォーラムを眺めてみてほしいが、メーカーの人間がユーザーに対してきちんと受け答えを行い、ファン活動を応援するなど、積極的にコミュニティの発展に取り組んでいる。

そして、驚くべきは日本語化のプロジェクトにもコンタクトしてきたこと。「もし、俺達に手伝えることがあったら言ってくれよな!」とメーカーの人間自らが、遠い国のコミュニティまでサポートする姿勢を見せてくるのだからカルチャーショックを受けざるを得ない。

発売したら後は放置。バグみたいなものは仕様。サイトにスクリーンショットを乗せたり、同人活動を行うといきなり訴えてくる、ユーザーを初めから犯罪者扱いしているどこかの国のゲームメーカーに爪の垢を煎じて飲ませたいものだ。

海外のPCゲームメーカーは、ユーザー、そしてコミュニティを本当に大切にしている。Web素材の提供、エディターを公開してMOD活動をサポートするのは当たり前のように行われ、ユーザーとメーカーとの距離が良い意味で近い。ここが、ボクがPCをメインのプラットフォームにする理由の一つでもある。

・Japanese version of "The Witcher" available!