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06/16/2008
Hexen II - 常時迷子症候群
Mass Effectのダウンロードコンテンツは何時リリースされるんだろう。それまでなにをしていようか。ということで、Hexen
IIを引っ張り出して遊んでいた。
このゲームではスタート時にキャラクターの職業を選ぶ。パラディン、クルセイダー、アサシン、ネクロマンサーが用意されており、それぞれ武器が異なるため、戦い方が職業によって変わってくる。どちらかと言えばパラディンは近距離戦向き、クルセイダー、アサシン、ネクロマンサーは遠距離戦向きだ。
前者が二番目の武器でようやく飛び道具を使えるのに対して、後者は一番目に入手する武器から遠距離攻撃(魔法など)が行える。ただし、魔法やクロスボウなどの遠距離攻撃を行える得物はマナを消費するので無駄使いは禁物だ。使いどころを誤ると弱い弱い近接攻撃で乗り切らなければならなくなる。その点、パラディンは序盤で遠距離攻撃が出来ないが、剣による近接攻撃が強い。近距離戦さえ極めれば遠距離職よりも余裕が持てる。ここらへんの差異が面白い。
昔のFPSよろしく、アドベンチャーパズルの難易度は高い。情報もないまま、手探りで何をすべきか探していかなければならない。周りを見ながら答えを推理していくタイプだ。それ故にゴールへと到達出来た時の達成感も人一倍強く、マップを制覇していく快感がある。目を皿のようにしてマップの隅々を回った、昔懐かしいシークレット探しの楽しさがここには存在する。
ただし、マップの構造が複雑でキーアイテムがとんでもない所に隠されていたりする。いささか難解すぎる感は否めない。方向音痴が特技の私は初っ端から鍵探しに苦戦しているのは言わずもがな。根気のあった昔なら、この挑戦的な作りに燃えていたかもしれないが、ぬるゲーに浸りすぎた今となっては厳しい。
一般的なFPSとは一味違うシステムとそれぞれ特徴のある敵との戦いが面白く、ステージ毎に用意されたボス戦が特によく出来ている。今日一日では初めのボスさえ到達出来ず、残念無念。自分のゆとり加減をまざまざと痛感した。中断するにしても初めのボスまでは到達したいな。
Hexen
IIはSteamで販売しており、古いゲームではあるが今でも入手が容易である。ユーザーとしては非常に有り難い。契約や権利やら、ややこしいことは分からないが、出来ることならSteamなどを使って古いタイトルの販売も続けて欲しい限りだ。在庫を抱えたり、プレスする必要性のないダウンロード販売こそ、再販が向いている方法だと思う。10数GBを要する今のゲームと違って、古いゲームならサイズも小さく、回線の細いユーザーにも優しい。
ゲームは使い捨ての家電製品とは違い、芸術的価値を備えている作品だ。最新の製品が絶対に良いわけではない。もちろん、美的価値は人それぞれ異なるし、一概に古いものが良いともいいきれないが、今プレイしても遜色のない名作だって数多く存在する。古いゲームも最新ゲームも同じように流通している…そんな理想的な環境になっていけばいいね、という願望。商業的にはやっぱり旨みがないんですかね。なりふり構っていられないというのは理解出来ますけど。
・Spore
Creature Creator leaked(Hoked on spore)
・Spore
Creature Creator Leaked(RPS)
スポアのクリーチャー生成ツールが早くもリークしている模様。
日本語版もほとんどタイムラグなしで登場するようで楽しみだ。これからの流行は手続き型コンテンツですよ、奥さん。