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05/30/2008

Armed Assault - 必殺催涙弾水平撃

化学兵器捜索のミッションはすぐさま突っ込んでいったのが難しくなる原因だった。数分待つと多くの敵はトラックに乗って、出かけていく。手薄になったところを叩けば、すんなり終了。警備していたのはたった四人だけ。ベトコンで習得した手榴弾連投でトラック3台を相手にしたあの時とは難易度が全く違う。

命令はよく聞くこと。ミッションは最低限ナナメ読みすることの重要さを実感した。これは当たり前のことなのかもしれない。しかし、よく考えて欲しい。

目の前に玩具があったら、すぐに触りたくなるのが人間の本望だろう?取り扱い説明書を隅から隅まで読んで、取り扱い手順を守りながら遊ぶなんてことは出来るわけがない。思春期なんだから、火が付いた衝動は抑えようがないのだ。箍はいつだって外れているのが当たり前。誕生日プレゼントはその場で開けるのがジャスティス。そして、喜びのあまり浮かれ過ぎて、壊してしまうのが真実。お母さん、ごめんなさい。

 

ということで命令に少しは耳を傾けてみることにした。今度は武器商人から装備を買うミッション。その次のミッションではフレアとスナイパーライフルが必要になるので、必ず買っておくことと言われた。つまり、次は夜のミッションで長距離戦が有利ということになる。

しかし、ちょっと待って欲しい。スナイパーライフルを装備するとフレアは撃てない。なぜならフレアはグレネードランチャーで発射するからだ。しかし、フレアを撃とうとするとスナイパーライフルは装備できない。この矛盾。

どちらかをの役目を仲間にさせろということなのだろうが、やはり自分でやりたいのが人間の性じゃないだろうか。カッコイイシーンを自分で自ら行えるのがゲームの魅力じゃないだろうか。カッコイイシーンは全てカットシーンで行われる、映画にもなれない、ゲームにもなれないエセな存在は大嫌いだ。臭いカットシーンを長時間も平気で垂れ流しにするなんたら監督(笑)劇場とか、恥ずかし過ぎる。

ArmAには指揮官として部隊をマネージメントする一面があることを忘れていた。悩ましい問題だったが、仲間にスナイパー役を任せて、自分は指揮及びフレア発射を担うことにする。

近頃、「悩ましい」という言葉が上記のように使われる場面を度々見かけるが、見る度に背中が痒くなって仕方ないので止めて欲しい。本来「悩ましい」とはエロスを表現する時に使用すべきであって、弥勒菩薩半跏思惟像のごとく「悩む」際に使用するのは相応しくない。

例えばめがねを掛けている女性を形容する際は「悩ましい」が相応しい表現だが、めがねを掛けた女性が悩んでいる様子を表現する際は「悩ましい」と表現するのは間違いかと思いきや、いやこれも相応しい。間違いなのは「多くの問題を抱えた○○議員にとっては悩ましい一週間となりそうです」のような表現。昨今はニュースキャスターも平気で使うから驚く。

しかし、ちょっと考えてみて欲しい。言葉とは常に変化していく不定形なものであり、今までもそうやって言葉は変わり続けてきたのだ。だから、最終的に意味が伝われば別に問題はない。使用方法が間違っていようと、想いが正しく伝わればそれでいいのだ。一番の問題は、そのような間違いを恐れて躊躇してしまうこと。一歩を踏み出せなくなってしまうことこそが恐ろしい。間違いは訂正すればいい。重要なのは勇気すなわちブレイブだよ。