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05/23/2008

Armed Assault - 儚く散る強さ

今日もバリバリプレイ。一つのミッションが10分程度で終わるため、次へ次へとテンポよく進み、どんどん続けてしまう。ただ、敢えて苦言を呈するならば、一つのミッションが短すぎる感は否めない。一時間近く掛かってどんだけーと思いながらクリアした時の達成感はARMAでは得られ難い感覚だ。あくまでサクッとした達成感に終始している。

昨晩書いたようにシステムを理解すればするほど面白みが比例して上昇していく。問題なのは一目で真意が伝わらないことだ。昨今のあまりにも優しすぎるゲームに比べると、プレイアビリティは相当低いと言わざるを得ない。等身大の兵士を操作し、戦場を行き抜いていくシミュレーションの楽しさを享受するには、それ相応に慣れる必要がある。この感覚を楽しむにはデモのミッションだけでは不十分だ。数ミッションをこなして、ようやく楽しみ方が見つかってくる。



キャンペーンの内容の内容はゲーム性を反映するかの如く、戦場を淡々と描いており、CoDのような劇場型とは対極をなしている。主人公も決まっておらず、プレイヤーはあくまで一介の兵士に過ぎない。過剰な演出はなく、現実的に起こり得そうな戦いの連続。キャラクターは匿名性が高く、決して感情移入させない。これを良しと取るか、悪いと取るか。確かにシナリオ性から言うと、無味乾燥ではあるが、潔い無味乾燥さで悪くはないと思う。

個人的に、ミッション途中で挿入されるナレーターのカットシーンを見ていると、5年前のイラクの聖戦をTVを通してボーっと眺めているような不思議な感覚を味わった。ドキュメンタリー体験ゲームとして捉えるのが正解なのかもしれない。



1.14の正式版パッチがリリースされた。パフォーマンスが改善されているようで、サイト視点時のカクつきが収まったように感じる。これは嬉しい。マルチの新たなモードも追加されているようだ。

それにしてもARMAのWikiは(OFPもそうだが)ガチで力が入っている。その他のFPSの項目を凌駕する充実ぶりに思わず噴いた。