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05/19/2008

Half Life - 初っ端から迷子で涙目

 
Hevスーツ入手時のテンションの上がり方は異常。BGMの使い方が巧みだ。普段は環境音のみだからこそ、余計にシーンが引き立つ。

HLは弾やライフが限られている。それが戦術にマネージメント要素を生み出し、サバイバル感をうまく表現しているのだと言えよう。弾数を数えながら、適所適材で武器を使い分け、戦闘を避けるか的確に判断しなければ窮地に陥っていく。序盤から中盤に掛けての配置バランスは絶妙で、追い詰められていく危機感を味わえたと記憶している。だからこそマグナムの弾丸ボックスやメディパックを発見した時の喜びもひとしおだった。残念ながら終盤はDoom 3のごとく余裕が出来てしまうが…。

一昔前まではこういうのが当たり前だったが、最近のFPSは弾にしてもライフにしてもほぼ無限に近い。ネコも杓子もな自動回復方式はその代表格であるし、弾も初めから有り余るくらい用意されている。HL2で言えば無限の弾丸ボックスなどもそうだ。

中には自動回復方式が最適なゲームもあるだろうが(CoD系など)、ありとあらゆるゲームで採用されている現状には不満を覚えざるを得ない。難易度バランスを練りこむのが面倒だから、自動回復方式で楽をして逃げているようにも感じる。

限られた資源の中で困難をどう突破していくか。そのサバイバル感がHLの面白さだ。もちろん、凝りに凝った演出もサバイバル感を高めている重要な要素の一つ。個人的にはHLは好きではないが、なぜ評価が高いのかは理解できる。好きではないが。