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05/19/2008

Test Drive Unlimited - まったりやろうよ、いっちょかみ

どのレースも10分近く要するようになってしまい、なかなか軽い気持ちでプレイできなくなってきた。チャレンジすれば大概は一発でクリアするものの、数十分間も拘束されると思うと及び腰にならざるを得ない。欲しい車を手に入れ、所持金が飽和している現在、レースに挑戦する意義も失われてきたようにも感じる。レースに挑戦するプロセスも作業感が沸々と湧き上がってきた。

私は箱庭系のゲームを好きなはずなのだが、根本的に向いていないのだろう。見るもの全てが目新しい初めは目を輝かせてプレイするものの、ゲームの底が見え始めてくると途端に興味が失われていく。新鮮さを感じなくなり、効率的なプレイを重視してしまうと、どうしてもマンネリ感は拭えなくなってくる。

流れの中にギャップや起伏が用意されていることで、それが続けていく意欲、そして新鮮さに変わる。きゅるるんKissでジャンボやさくらんぼキッスで電波を飛ばしながら、時にはlaze and meditationをやるようなギャップって大切でしょ?つまり、そういうこと。コスって、コスって。

だが、行動をプレイヤーに委ねる箱庭ゲームで起伏を用意するのは難しい。なぜなら二つは相容れないトレードオフな要素だからだ。起伏というのはある一瞬を束縛することで生まれるもの。そうするとせっかくの自由度は失われる。どちらかを必ず犠牲にしなければならない。



ムルシエラゴを購入。喧しいだけのエンゾとは異なり、ムルシのサウンドは情緒があって心地良い。特に、低速から加速していく時の低い唸りはこちらの身体に伝わってくるかのよう。ただ、マシンスペック的にはエンゾに軍配が上がり、それが辛いところだ。改造すればエンゾとタメを張れるだろうか。