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05/10/2008

Test Drive Unlimited - 実らない想い抱き締めて

190kmに及ぶオアフ島一周のレースTour of the Islandに挑戦する。距離からいって長期戦必至のレースだ。もちろん購入したてのエンゾフェラーリで挑む。

スタート直後の出足で先頭車両と差が広がり、思わず焦ってしまったが速度がのってきてからは徐々に差が縮まっていった。このレースは島の外周を走るため、直線が多くてスピードを維持しやすい。10分程走ってみれば、エンゾの直線番長パワーで後続との差を大きく開けることが出来た。

後はこのままキープするだけだ。レースは一位になれば勝ち。レース中でも勝敗がしっかり把握できるので余裕が持てる。そうして余裕が生まれたお陰か、このレースが楽しく感じられてきた。

集中力が3分で切れる私は勢い余ってクラッシュを数回起こしたが、抜かれることなく一位を維持することができた。所要時間は45分。やはりエンゾのマシンスペックがズバ抜けているお陰だ。良いイメージが良いプレイを生むのではなく、良いマシンが良いプレイを生む。TDUはリアリストなゲームだ。技術を磨くよりも、金の力を使ったほうが物事を簡潔に解決できることを証明している。



Tour of the Islandの賞金でエンゾをチューンアップする。限界までチューンアップした結果、最高速は400キロにまで引きあがった。これでますます怖いものなしだ。

調子に乗っている今がチャンスとばかりに、続いてThe Millionair's Challengeに挑戦する。これはなんと200kmにも及ぶ目標時間60分のタイムアタックチャレンジだ。TDUはレースがヌルめだが、タイムアタック系はそれに比べるとシビアな味付け。私の性分としても、時間との戦い、自分との戦いはあまり好きではない。

挑戦する車両はもちろんエンゾ。チューンアップも加えたのだから、なんとなるだろうと半端な気持ちで挑む。しかし、今回はTour of the Islandとは勝手が違った。自分一人で公道を走るのではなく、なんと一般車両が混じっているのだ。

コースは直線番長向きだが、邪魔な障害物が沢山存在しており、無茶が効かない。しかも、ごっつんこすると逮捕メーターまで上がる始末。こういう時に限って逆走コースまで用意されているのだからニクい。

案の定、走行中にパトカーに追い掛け回される。ある時はメーター3つまで上昇し、一向に下がる気配が見当たらなかったので仕方なく止まって罰金を支払った。パトカーは軽犯罪者に向って平気で突っ込んでくる。無闇に邪魔されるくらいなら、お金を払って解決した方が精神的にも安心だ。

私は360のパッドで操作しており、右スティックにアクセル&ブレーキを割り当てている。だが、これまでベタ足操作しかしてこなかった。このレースで速度の調節が身に付いたようだ。スティックの加減が分かってきた。

このタイムで大丈夫なのかと疑心暗鬼になりながら駆け抜けた結果、52分で終了。3分しか持たない集中力でよく持ち堪えられた。今回も直線番長エンゾパワーのお陰だ。長期レースを二つもこなして、現在疲労困憊。ちかれた。