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03/24/2008

The Elder Scrolls:Arena - 遥か遠くの風景に思いを馳せて

散歩がてらにダンジョンを探し。なかなか見つけづらいため、発見できた時はもの凄いテンションが上がる。ダンジョンには必ずお宝が用意されているので、探索中はうきうきと心が弾む。その反面、凶悪な敵が現れないかとビクビクしながら。

ネズミやゴブリンはもろ雑魚扱いだが、魔法使いや盗賊は一人現れただけでも苦戦必至。旅が常に緊迫感に満ちていて心地良い。気を抜いたら一瞬で血祭り、それがTESの世界だ。だからこそ無事、街へと生還出来た時の安堵感が高まる。集めた金品を売りさばき、Goldが溜まっていくのが今のところのささやかな幸せだ。

だが、こちとら脳筋戦士。せっかく集めたGoldもヒーリングポーション代へと湯水のごとく消えていく。回復手段を持たない戦士には、ヒーリングポーションだけが頼みの綱。しかし、ひとつ50Goldはいくらなんでもボリ過ぎじゃないか。魔法が全く使えないキャラは失敗だったかなぁと後悔し始めている。後続のTESシリーズは魔法戦士で臨機応変にやるのが一番楽なスタイルだった。Arenaもそうじゃないかな。



Arenaはオープンエンドなスタイルだが、一応メインのストーリーもある。

主人公に語りかけてくる変なおばさんに聞いたあらすじを説明しておくと、皇帝が悪者に殺され、悪者が皇帝になりすましてしまった。その事実を知っている変なおばさんこと魔女は、悪者に立ち向ったが返り討ちにあってしまう。そこで変なおばさんは幽閉されている主人公に望みをかけ、偽皇帝を倒すように促す。偽皇帝に対抗するには各国に散らばった魔法の杖が必要。これを集めるのが、第一の目標となる。

TESって毎回、皇帝が襲われてるんですよね。ほんとこの一家は救われない。皇帝の死=転機のごとく、TESの世界では皇帝の位が重要視されているみたいで。日本のRPGでいうところのお姫さまが、TESでは皇帝なのでしょう。日本では皇帝(王様)と言えば存在感の薄いのがパブリックイメージで対照的です。


件の変なおばさん。若干ケバいし、結構ウザい。


・メインメニュー

ゲーム画面でEscを押すとメインメニューが表示されます。ここでセーブやロード、音量設定、描画設定を行える。DETAILは右へバーを動かすほど描画範囲が広がります。描画範囲が広がるとそれに応じて重くなるのでサイクル設定(Ctrl+F11、Ctrl+F12)が必要。


・レトロゲー

Arenaをプレイしていて、レトロゲーが無性にやりたくなってきて候。MSXや98のレトロゲー配信サービスにプロジェクトEGGがあるが、登録してみようかなと思った。

探してみると面白そうなゲームがいくつかある。幻影都市ELMKNIGHT妖撃隊THE SCREAMERはやってみたいなぁ。私はこのようなレトロゲー世代じゃなかっただけに、逆に新鮮に感じられたりする。なぜかこの時代のドット絵って惹かれるものがあるんですよね。正直、最新3Dなんかより、よっぽど魅力的に映る。