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03/15/2008

電源オプション - 省電力か?高パフォーマンスか?

Vista SP1はいつなんだい?にょろーん。

Vistaから追加された機能で電源オプションというものがある。これはパフォーマンスを落とす代わりに、それに応じて電力消費量を抑えられる機能だ。PCが電子レンジ化している昨今では有り難いオプションと言えるだろう。ちなみにコントロールパネルに電源オプションはある。


電源のプランはバランス、省電力、高パフォーマンスとあり、デフォルトではバランス設定になっている。しかし、実際のところこれらのプランがどの程度の効果があるのか分からない。高パフォーマンス設定でパフォーマンスが引き出されるのであれば、ゲーマー的に高パフォーマンスを選ぶべきだろう。



そこでプラン毎にベンチを走らし、違いを計測してみた。申し訳ないが、電力量の計測方法が分からなかったため、消費電力は計測していない。

・Crysis
 

Bin32フォルダの中にあるGPUベンチをDX10 VeryHighで走らせた結果(自動的に4回行うようになっている)。高パフォーマンスとバランスではほとんど差はないが、省電力だけはMinに大きな開きがある。バランス、高パフォーマンスではMaxとMinの差が狭い。

・World in Conflict


ゲーム内のビデオオプションにあるベンチマークを2回走らせた結果。Crysisと同様に省電力だけは目に見えた差が現れている。

- 早計な結論

電源オプションの説明通り、プランに応じてパフォーマンスが節約されているようだ。省電力よりもバランス、バランスよりも高パフォーマンスが良い結果になった。プラン設定することによって、特にMinに効果がある。安定したプレイを望むなら高パフォーマンスが望ましいだろう。バランス設定そのままの人も、高パフォーマンスにすることで僅かだが効果がある。