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02/08/2008

Boiling Point: Road to Hell - 主よ、タネもしかけもないことをお許し下さい

そういうわけでBoiling Pointの時間ですよ。今日はメインストーリーを進めることにする。あくどい市長に約束通り3000ペソを支払い、情報を提供してもらう。市長によると娘のリサの居場所はドン・ペドロが知っているらしい。「もしかしたらあいつが匿っているかもしれないぞ」と市長は言う。山奥にあるという彼の家へと早速向かった。

ハンヴィーで山道を駆け抜け、ペドロ宅へと到着。しかし、邸宅の入り口は門で閉ざされている。インターフォンを押してみると、門番が敵意むき出しで「あっちへ行け」と怒りながら追い払う。仕方なく、どこか進入出来る場所はないか探すことにする。

すると邸宅の裏には川が流れており、そこを泳いでいくと裏口へと行けそうだ。しかも、裏口には誰も居ない。これは好都合だ。ピラニアが住んでいないか調べて安全を確認したのち、川へ飛び込み裏口へ到着する。抜き足、差し足、忍び耳で邸宅への階段を上っていく。

ちょうど階段の途中で敵が見張っていた。こちらとは反対側を向いているので、これ幸いとスニーキングで近付いてナイフで首を掻っ切ってやる。音はたたなかったお陰で他の見張りには気付かれなかったようだ。



階段を上り、一番上へと無事着いた。そこは金持ちの邸宅らしいプールが備え付けられている。おまけにビキニのお姉ちゃんがプールサイドで休憩中。こんな雨が降り、雷が鳴っている天気の悪い日に大したもんだ。お姉ちゃん達はこちらを見ても知らんぷりしていたので、そのまま家の中へと進入しようかと思ったが、運悪く見張りに気付かれてしまった。プールを囲んで銃撃戦が展開する。お姉ちゃん達は相変わらず無視を決め込んでいる。

家の中やらプールサイドに手榴弾を投げまくり、とりあえず現れた敵はすべて殲滅。家へと進入する。手榴弾効果で家の中は死体があちらこちらに散らばっていた。ババァが手榴弾を常用しているコロンビアではよくある風景だ。

ババァと言えば、日本ではコンピューターおばあちゃんが有名だが、コロンビアではグレネードおばあちゃんがそれに当たる。おばあちゃんの知恵袋はコロンビアだとおばあちゃんの手さげカバンの中の手榴弾となる。物事を解決するには頭を使うよりも、手榴弾を投げた方が手っ取り早いというおばあちゃんの長年の経験から出来た言葉だ。今回はそれを実践してみた。色んな意味で手っ取り早く済んだのは確かだ。街を歩いているとおばあちゃんが手さげカバンから手榴弾を取り出し、くれる意味がようやく分かった。あれが老婆心というやつなのだろう。困っていそうな人には手を差し伸べる。コロンビアの優しさに涙が溢れる。

死体溢れる廊下を悠々と闊歩しながらペドロの部屋へと到着。悠然と椅子に座る彼に銃を向け、「リサはどこだ」と問いただす。すると彼は「リサのことは知っているが居場所は分からないね」と答えた。一度会ったことがあるらしいが、ただそれだけの仲らしい。「勘違いして悪かった」と謝ると、ペドロは「いいさ」と明るく言い、進入した無礼も許してくれた。



これで振り出しに戻った。バカ市長にお灸をすえるべく、街へと戻る。市長の元へと行き、拳銃を向けながら「3000ペソも支払ったのにウソの情報をつかませやがったな。言ってる事全部吐きやがれこのやろう」と脅す。市長はたどたどしく口を開いた瞬間に事件が勃発。ネタバレになるので明かさないが犯人を探さなければならなくなった。こちらの邪魔をしようという輩が居ることが明白だ。誰か目撃者は居ないか町中を駆け回る。

するとドーナツ屋のおやじが怪しいやつを見たらしい。とりあえずその内容を警察へと報告するが「それだけでは犯人のことなんて分からんね」という冷たい言葉が返ってきた。この国のお偉い方はまるで頼りにならない連中ばかりだ。また、情報求めて町を歩む。すると、犯人が逃走時に乗っていた車のナンバーを知っている人が居た。聞き出そうとしたが「じゃあ、なにか相応の物をくれないとねぇ」と嫌らしい目で見つめてくる。仕方なく5000ペソを支払うと、ナンバーを教えてくれた。この国は金に汚いやつらばかりだ。

車のナンバーも判明したので警察へと連絡すると、「そのナンバーの持ち主は知っているぞ」という返事が返ってきた。「しかし、ただで教えるのはねぇ…」と渋りやがる。この国はどうしようもねぇ。救いはじいちゃんとばあちゃんだけだ。しょうがないので10000ペソを支払い、犯人の素性や居場所を教えてもらった。リサの情報を探していたらこの散財っぷり。先が思いやられて仕方ない。


Boiling Pointは当初SDKを公開する予定だったが、ATARIとのいざこざがあったらしくリリースされないままサポートが終わってしまった経緯がある。しかし、アンオフィシャルな形でSDK及びツール群が公開されており、それを使えばマップの改良やミッションの追加が出来るようになっている。というわけで試してみた。

newgrp.grpを展開し、全てのゲームデータを展開する(5.7GB必要)。その中にはもちろんサウンド、マップ、シェーダー、テクスチャなどが含まれている。そしてダイアログやメッセージはqcファイルの中にあり、qcエディターを使って編集できるようになっている。

qcエディターを使い、ダイアログを開けてみると英語、ロシア語、ドイツ語、スペイン語、チェコ語等が全て含まれていた。しかも、日本語の項目まで用意されている。ただし、日本語、オランダ語は項目があるだけでダイアログの内容は別物。キャラクターのメッセージの方は真っ白になっている。日本語のダイアログの中身を見る限り、Boiling Pointではなく、Codename:Outbreakの方の名残ではないかと思われる。

とりあえず英語の項目から原文を日本語の項目へとインポートして、それを日本語に変えてみた(英語の項目でそのまま日本語にすると文字化けする。他の言語でも同様でうまく処理されない)。ゲーム上で確認できそうな単語をいくつか変更。Game.INIのLanguageを"7"(日本語のナンバー。Outbreakからの仕様)にしてゲームを起動する。

しかし、ロード中に強制エラーを起こして終了。エラー内容を見ると、7のフォルダにsrcのファイルがないよということらしい。該当フォルダに7フォルダを作り、0のフォルダ(英語バージョン)の中身をコピー。Fontフォルダにもゴシックをリネームして入れておく。そして、再起動しようとするも、今度はdllエラーを起こしたので諦めた(はぇぇ)。もしかしたら日本語化できるかもしれないBoiling Point。解析好きな方は挑戦してみて下さい。別に難しい会話もないし、おいらはこのままでもいいや。そりゃあ日本語でプレイ出来たら素晴らしいんだけどさ。


・コメントする人達

たまにyoutubeに動画をアップしたりするんですが、コメントをもらえると嬉しいよね。

別に求めてアップしたわけではないんだけど、「コメント求めてアップしたわけじゃないんだからねっ!」ですが、やっぱりアクションを返してもらえたりすると「べ、べつにうれしいわけじゃないんだからねっ!」なわけです。

今日はメッセージをもらいました。

要約すると、「Crysisの日本語バージョンを初めて見ました。そして、あなたがShogoを好きなことを知りました。Shogoに似ているゲームでHeavy Gearというのがあります。試してみてはどうですか。それでは色んな動画をアップしてくれてDomo Arigatou Gozaimasu」という内容。

彼は私が日本人であること知っておられるので恥を忍んで拙い英語で返信しておきました。

…変な齟齬を生まないといいんですが。

本当に伝わっているかは不明。
完全なる一方通行かもしれませんが、こうやって日本よりさらに遠い国の人とコミュニケーションを取れることに嬉しく感じました。

たとえそれが思い込みであってたとしても。

向こうのゲームのフォーラムのみならず、アニメのフォーラムもよく見ていたりするんですが(というよりこっちの方が多い)、やっぱり書き込みは出来ないんですよね。

書き込む勇気というか、齟齬を生む恐怖が強くて。

ということでエスペラント語を勉強することにしました(えー)。
・みのりんスゴすぎワロタ

ケータイ鳴って、ケータイ探したのかな。
ほいで、カバンのなかにいっぱい荷物が入ってから、いっぱいカバンの中身を地面に置いて出していったんですよ。
それで(笑)ケータイ見つけて、たぶん話して、物を仕舞って家に帰ったんです。

そしたらお財布がないんですよね。へへ(笑)
なんでお財布がないんだろう?って思ったら、よくよく考えたらきっと道路にいろいろ出した時にお財布だけ入れ忘れて帰っちゃったんですね。

で、やばい!と思って。
だって家から何十分かかるんだ?一時間くらいかかったと思う。
それが夜の出来事で。分かった瞬間に戻ったんですよ、その場所に。

まさかないよなーと思って、でもあったんですよー!
あの人通りが少なかったからなんですけど、みちばたにわたしの財布が落ちてました(笑)


みのりんすげぇや。