« Boiling Point: Road to Hell - 旅をするのが楽しくて | トップページ | Boiling Point: Road to Hell - 主よ、タネもしかけもないことをお許し下さい »

02/06/2008

Boiling Point: Road to Hell - ビバ・リボルテ、ビバ・リボルーゾン

はーい、ネタが豊富すぎてなにを書こうか迷っちゃうほどネタの宝庫Boiling Pointを今日もプレイ。とりあえず政府軍から頂いた報酬でAUGのMOD L4シリーズを全て購入し、改造に取り掛かる。しかし、MODを購入したからと言って、改造に100%成功はしないのがBoiling Pointのルールだ。改造スキルによって成功率が変わってくるが、低い内は失敗ばかりが続く。

幸いなことにAK47の改造でスキル値は上昇していたので37%と割合成功率は高くなっている。何度か失敗しながらAUGを全てMAXまで改造しておいた。といっても、合計7,000ペソで散財に変わりはない。

セーブ&ロードを繰り返せば効率が良いのは知っている。しかし、それでは 癪に触る。ただのズル。裏表のないコインを振るのと同じだ。緊張感も、雅もまるで足りていない。軽薄でいて愚考極まりない行為だ。そんなのは安っぽいプライドが許しはしない。だからワンテイクに賭けた。故に後悔はない。ズルをしてコインを振る方がよっぽど後悔に苛まれる。これは雌雄を決する闘いなんだ。

鍛え上げたAUGの威力を確かめるべく、本日も政府軍に任務をもらいにいく。司令がくれたのはゲリラのアジトに居る武器商人を抹殺する任務だった。室内戦になるので今回はAUGには残念だがお休みだ。

件のアジトの位置はスタートポイントの正反対の街Faloにある。未だ訪れたことのない街の情景を思い浮かべ、期待に胸を膨らませる。Faloはどんな街なのだろうと…。しかし、Faloはここから数十kmも離れている。愛車のハンヴィーを駆ったとしても、相当な時間を要するだろう。

そこでタクシーで向かうことに決めた。運転手に聞くとFaloまでの料金は400ペソだと言う。アワーレートを考えれば安いもんだ。タクシーの有り難味を実感しながら暗転してFaloの街。タクシーから降りると街の中心部に居た。期待していた景観は予想を裏切られ寂しい。民家が寄り添い合っている田舎風情が漂い、Sombraのような都会っぽさや避暑地のようなゴージャスさはない。ガックリ肩を落としながら、ゲリラのアジトを探す。

街を歩いているとゲリラとバッタリ出くわして驚いた。しかも、ヤツらいきなり発砲しやがるときたもんだ。とりあえず近くの路地へ身を潜めて巻いておいた。この街はどうやらゲリラが仕切っているらしい。政府軍の姿が見えなかった理由はそういう意味だったのか。政府軍と敵対する時があれば、この街に身を沈めるのも良さそうだ。

市民に道を聞きつつ、目的のアジトへと到着。表は見張りが居るので、裏から静かに潜入を試みる。スニーキングしながら進もうとしたが、途端に敵に見つかってしまった。やむなく強行手段へとプランを変更し、アサルトプレイで突き進む。銃弾がガシガシ被弾するが、ヘヴィーアーマー装備でガッチリ固めたボディにはダメージなど微々たる物だ。力技で薙ぎ倒していく。



武器商人は階段下のスペースで武器に囲まれ、うずくまっていた。可哀想だがこれも仕事だ。一撃で脳天を飛ばし、これにて任務完了。来た道を戻り、タクシーを拾って政府軍基地までワープトラベル。

今回の報酬も2400ペソだった。矢継ぎ早に任務をもらう。次はゲリラの基地から武器を根こそぎ奪う任務だ。場所は近い。今回はハンヴィーでドライブできる距離だ。一応ガソリンスタンドでオイルを満タンにしてから、目的地へと向かうことにする。

アジトの周囲は人工的な山で囲まれ、出入り口には厳重な警備が敷かれている。AUGの長距離狙撃を以ってすれば正面から突破も十分可能だが、過信しすぎは破滅を生む。そもそも方法がスマートじゃあない。そこで、どこか侵入できる場所はないかと外周を巡ってみた。

すると傾斜がなだらかなところがあり、そこからなら侵入できそうだ。周りを伺いなら山を登る。アジトの中には敵さんがうようよと居る。スニーキングを心がけて山の上を移動し、目的の武器庫の屋根へと伝う。静かに玄関前へと着地し、中へ進入。



するといきなり目の前に敵が。見張りが居たとは迂闊だった。やむなく発砲し、片付けたが、それが引き金となってゲリラが集まってくる。武器庫には他にも敵が居るかと思えば、中には医者と武器庫の管理者だけ。彼らは武器を持っていないので安全とみなし、地下の保管場所へと降りていく。そこにはAK47が詰まった箱がドッサリ。任務通りに武器を奪う。

後は脱出だが、困ったことに武器庫の周りは既に敵に囲まれている。窓からAUGで一人ずつ倒し、数が減ったところでもうダッシュ。ハンヴィーのところまでうまく逃走できたものの、肝心のハンヴィーが行方不明ときた。次から次へとトラブルが起きやがる。あれのトランクには武器が詰まっていたのだが、無くなってしまったものは仕方ない。形あるものはいつかなくなってしまうんだ。

徒歩でとぼとぼと政府軍基地へと戻る。途中でまた抗争が起きていた。今回は野党とゲリラの争いだ。いつもの如く傍観を決め込んでいると、道路を走る車に流れ弾が次々と当たり、大渋滞を巻き起こした。それからも傍観をしているとどうやら野党の勝ちで終わったようだ。

惨状はいつにも増して凄まじく、ドライバーの居なくなった車が4台も道路に放り出されている。先ほど失ったハンヴィー神隠し事件のお陰か、ツキが回ってきたようだ。スポーツカー、ハンヴィー、軍用トラック、トラック、バン、とあらゆる車が勢揃い。まさに車の博覧会やー!宝の山に思わずガッツポーズせざるを得ない(こらー)。

とりあえず一つずつ安全な場所まで動かし、カーディーラーまで持っていくことにする。まずトラックを売却すると400ペソだった。次にバンを売却すると350ペソ。今度は軍用トラックを売ろうとしたが民間用しか買わないよということなので断念。そしてスポーツカーを売ろうとしたが売却額は30ペソにしかならない。カーディーラーによると盗難車はもう高値で買わないよということらしい。そんなわけでスポーツカーはスペアに置いておいて、ハンヴィーをまた愛車にする。スポーツカーのトルク音やスピードは素晴らしいが、ジャングルを旅するならハンヴィーの方がうってつけただ。機動性はこっちの方がいい。

とりあえずお金がまた出来たので、次はサイレントピストルでも購入してみようか。いやいや、新入荷のスナイパーライフルも捨て難い。今日この頃。武器に揺れ動く乙女心は今日も今日とて止まらない。

コロンビア最高すぎる。




昼夜のサイクルが行われるBoiling Point。太陽に照らされたジャングルの風景が素晴らしいが、月夜も大変美しい。幻想的でトロピカルな雰囲気とマッチしている。月夜に照らされながらジャングルを散策するのもおつなものだ。ドライブで疾走するのも気持ち良い。しかも、この月は日毎にちゃんと満ち欠けしていて、風情もある。どうしてこんなに月って魅力的なのだろう。月を見るだけで涙が不意に浮かぶ。

月を見るとヴェドゴニアを思い出さずにはいられない。多分、このせいなんだ。きんもーと言われても仕方ないが、悲しいかなボクはエロゲーで泣いたりする。むしろエロゲーでしか泣けないといった方が正しいかもしれない。CoD4で冗談めかして泣きゲーと言ったりもしてるが、本当の意味で泣けるのはエロゲーだけだ。

ヴェドゴニアは3つのendがあるが、一番はやはりリアノーン(めがね)endだろう。月夜の下、○いたクラ○メートに別れを告げに来るシーン。「たった80年だぜ」の呟きに、「最初の100年は辛かった」と慰めるリアノーン。年月の重みがズッシリと伝わってきて、感情を揺さぶられるんだよね。しかも、小野さんの歌がリアノーンendにマッチしてるから困る。「漂う月のー」の出だしでじわーっと胸が濡れるんだ。