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12/31/2007

Codename:Outbreak - いつか思い出の沖へ

ミッション9、10、11、12クリア。
もーれつア太郎にプレイ中。早いもので残すは2ミッションとなった。



・ミッション9
森林地帯での任務。正に一寸先は闇の如く、Turokのような霧に覆われて周りが見えない。無闇やたらに進んでは敵と鉢合わせするかもしれない緊張感に終始襲われる。頼りになるのは己の視覚、及び聴覚だけ。匍匐で一歩ずつ進みながら、銃に付いている指向性マイクで敵の足音を拾い、的確にスナイプしていく。
途中、敵の支援部隊がこちらに向かって一直線で走ってきた時は思わずヒヤッとなった。反射的に伏せたら、ちょうど草に紛れて発見を逃れたものの、敵がすぐ目の前で立ち止まって警戒行動を取る。心臓バクバクしながら慎重にレーザーでヘッドショット。
霧という障害があったが、敵の数が少ないのでそれ程難しくはないミッションだった。最後の目標地点の基地で、敵がどいつもこいつも壁にめり込んでいるのには失笑。こういうバグは頂けない。

・ミッション10
艦隊に隠れている将校を倒す任務。将校がヘリで脱出するのを阻止しなければならないのだが、ここで2度ミスをした。飛んでいるヘリにロケットランチャーを直撃させるのが難しい。それ以外に難なし。

・ミッション11
ロケットの発射を阻止する任務。海上に立てられた基地での任務。上にも下にも敵が見張っている、高低差のある嫌らしいミッション。まず最上に昇り、見える範囲全ての敵をスナイプ。それからスニーキングで移動。室内ではゴリ押し気味に進んだが、相方の素晴らしい反射神経に何度も救われた。おいら、いらなくね?

・ミッション12
化学プラントに仕掛けられた爆薬を取り除き、エイリアンに寄生されていない科学者3人を救出する任務。ミッション3並に敵が多いが、一人一人レーザーで片付けながら進む。序盤は室内戦が大嫌いだったが、パターンを掴めて来ると面白くなってくる。途中で敵の支援兵が大量に集まって来たが、ダクトに隠れて暗殺の連続。地雷を仕掛けたりして、策士っぷりを楽しむ。



現在のところ犯罪的に面白いCodename:Outbreak。世間的には埋もれているタイトルのようだが、これは個人的に良作、いや名作に値するかもしれない。確かにコリジョンやセーブ時のバグなどはあるが、ツーマンセルでの戦略システムは一つの完成形と言っても過言ではない。特に仲間AIの行動は理想系を実現しているのではないだろうか。

しかし、このゲームから数年経つのにも関わらず、未だお粗末な部隊ゲーが氾濫し、大きな進歩が無いのが嘆かわしい。やれグラフィック、やれ物理エンジンと目先の表現だけに囚われたまま、肝心のゲーム内容をお粗末、おざなりにしているゲームがなんと多いことか。確かにグラフィックは重要かもしれないが、それだけで力尽きては本末転倒。目に見えない部分をもっと磨くべきだ。見た目だけカッコつけた軽薄なスイーツゲーの溢流。そんなのはもう十分。


FPSタイトルは結構網羅したつもりだったが、Codename:Outbreakと言い、まだまだ隠れた良作がありそうだ。古いゲームを漁るのは楽しい。知らない発見が沢山ある。ふるきをたずねて新しきを知る。そんな原始的冒険。

Codename:Outbreakとぐぐる先生に検索をかけてみた。当時プレイした人達の感想やログへと辿り着く。なんだか不思議な気分だ。当時「面白い」と書いた人、「つまらない」と書いた人。いったいその中の何人が、その記録を残したことを覚えているのだろう。多分、その中の大半の人が時点的な記録など忘れていると思う。

だけど、たとえ本人がその事を忘れていたとしても、記録としては今でも残り続けて、その時点的な記録を何年越しに第三者が読んでいる。そう思うとなんだか不思議な感じだ。



発売当時、その記録を残す側に参加出来なかったのは残念だが、それらの記録を見ながらプレイするのもまた味があっていいものだ。しかしながら、もし発売当時にプレイしたとして、私は今のように同じ評価をするだろうか。

いや、きっと私のことだからバグの部分に難癖を付けるかもしれない。その時々によって感じたこと、想ったことは往々だから。細かいことを見過ごせる時もあれば、見過ごせない時もある。同じゲームをプレイしたとしても、今日のクオリアと明日のクオリアは違うかもしれないのだから。
○以降久しぶりに脱線

ゲームの日記を付け始めて2年半くらいになる。2005年春の時期。新PCを購入して、ようやく新作FPSもバリバリやりだすようになった頃だ。それまでは低スペックで騙し騙し遊んでいた苦い記憶がある。あの頃はMidnight Gamerさんやはいふぁっとさんをよく巡回していたな。懐かしい。※いずれも消滅

このサイトは当初Riddickの攻略サイトとして立ち上げた。サイト名はその頃から同じでFPS UnKnown。元々はFPSなんたらにしようと思っていたが、良いネームが思いつかず名称未定のような感じでUnKnownと暫定的に決めた。後で変更するつもりだったんだけど、そのまま。最初はRiddickの攻略が完成したら、そのまま停止するはずの予定だった。

トップページに一・二行の日記を綴っていたら、いつのまにかそっちの方が優先に。それで結局、Riddickの方は見てもらえれば分かりますが、途中で放棄してしまう本末転倒っぷり。以降だらだらどうでもいいPCゲームの日記を綴るサイトになってしまった。
前のアドレスは残してますが、2005年の日記はほとんど残っていません。ごくごく一部の人は知っているかもしれない“10日前の日記は消去する形式”(笑)。今よりもっと低脳の内容です。恥ずかしくて読めやしないよ。

始めて“UnKnown”の名前で書き込みしたPCゲームサイトは確かSabuさんのサイト。それまでROM専門な私が(今もそうですけど)話題に入ってみたくて書き込みしたのが半分で、サイトを知ってもらいたかったのが半分(ごめん)。そんないやらしい性根の私を、兄さん方は暖かく迎えて下さったとさ。

その後も色んなことがあったりなかったりするんですが(ほとんどない)、そして今の状態に至ります。そこら辺の記憶は知っている人だけのマイメロディ、シナモロールですよ。

ただ、FPS脳に火が付いたのは2007年に入ってからになります。2005年、2006年はここまでFPSに執着はなかった(と言っても普通の人よりかは十分ありましたけど)。あの頃は新作をバリバリ消費するような子じゃなくて、一つのゲームを吟味するような子だったんですよ。B級ゲーを進んでプレイするようなゲテモノ食いでもなかったんです。

まぁそんなこんなで続いてます。
Codename:Outbreakを検索してたら、妙に感傷的になってしまって、過去を振り返ってしまった。ごめん。でも、元々こういう自分語りとかどうでもいいような脱線をするサイトなんですよ、ここは。だらだら書いてたら、予想以上に長くなって噴いた。