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11/10/2007

Hellgate:London - 倫敦は不変

今日もバグゲートドンドン。
レベルは単調極まりなく、敵は同じ敵ばかりが登場、クエスト内容はMMORPGの如く薄っぺらい。しかし、「ACTが進めば、きっと道は開けるハズだ!」と思い込み、メインストーリーを驀進中。

暗闇のダンジョンに潜って、何かのサンプルを採取するクエストでライト付きゴーグルを入手。ゴーグルのスペックはあまり高くはないが、キャラの外観が変化したことが嬉しい。これまで酸素マスクのような格好悪いヘルメットばかりで、代わり映えしないキャラに飽き飽きとしていたところだ。

私がハンタークラスを選んだ理由の一つに、キャラのデザインが挙げられるが、現状では詐欺に遭ったようなもの。何処に行けばブリアレオスになれるのかと小一時間、ふぃぎゅ@相談室に問い合わせたい衝動に駆られる。これもメインストーリーを驀進させるキッカケの一つである。

 
・理想と現実

RTSの如きミニゲームを強要されたが、こんなものを誰が望んでいるのかと首を傾げてしまう。出せる命令は少なく、ユニットを個別に選択すら出来ず、カメラの移動は不自由。戦略的要素皆無で出来の悪いRTSである。

ゲームに変化を付けるのは大切なことだが、そういうのはメインのRPGの方で頑張るべき。畑違いのジャンルを取り入れたところで中途半端なものにしかならないのは目に見えている。エロゲーにFPS要素など、誰が望もうか。


・アクションRPGにRTSなんて要らないんですよ

NPCと共闘するレベルでは、敵が大量に沸いて歓喜する。このくらいの激しい展開を常時望みたいところだ。もはや点在するMOBを狩る行為が味気なく感じてしまう。

これだけ敵が沸けば、マルチならさぞ盛り上がることだろう。そしてボイスチャットを用いれば、ギャーギャー嬉しい悲鳴を上げながら、さらに楽しめるに違いない。しかし、私がマルチを始めたとしても、実質シングルプレイになることは明白である。なぜなら、一緒にゲームを楽しむような関係も繋がりも一切無いからだ。いわゆる友達なんてものはゼロに等しい。

友達なんてものは幻想である。友人や友達、姉や義姉…全てが幻想なのだ。私はそれらの実物を見たことも無ければ、感じたことさえない。ゆえに想像上の産物に過ぎないと断定してもおかしくはない。そもそもUNK氏が、類稀な協調性や社会性から、豊かな人間関係に囲まれている姿なんて想像も出来ないし、それはもはやUNK氏ではない。たとえ私の姿形をしてようとも、それは私ではない“何か”である。

社会性及び協調性ゼロ、エロゲーが心の在りか、そして無類の姉好き。それこそが私を私たらしめている、唯一にして、実存している確実な証明。もちろんそれらは、一時しのぎのエレメントに過ぎず、常に変動を起こす不安定性を孕んでいる。極端に言えば、明日には右手が口に変わっているかもしれないし、左手が右足に変わっている可能性さえある。ゆえに確定をすることは不可能。私という存在さえ、幻想の一部に過ぎないのだ。


・無双感が心地良い

ACT4に突入したが、いつまでこの無限回廊が続くのであろうか。ロンドンの駅や街、地下、下水道、ゾンビ…全てがもう見飽きた。変化という名の「救済」を一刻も早く望む。このゲームに必要な不変はハック&スラッシュのシステムだけであり、マップ・キャラクターは変化して然るべきである。

そして、クォータービューからTPSスタイルに移したのならば、それに準じた変化を与えなければならない。クォータービューならいざ知らず、TPSになればマップの単調性はさらに目に付くことになり、変化が常に求められる。ゲームを続けていく内に次第に失われていく新鮮さは、小さなランダム生成システムだけでは到底埋められるものではない。ハック&スラッシュというゲームの特性上、PainKillerやNOLFのようなロケーションの変化があっても悪くはない。むしろあるべきである。


・こういうマップを増やしてもいいと思うんだ。少し地獄風味を足せばいいだけ