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10/20/2007

Hellgate:London Demo - 地獄門倫敦体験版

Hellgate: London Demo

お待ちかね地獄門倫敦。ダンジョンは3つで終了と短く、ほんの触りの部分だけ。デモでは戦士タイプのBlademasterとガンナータイプのMarksmanでプレイできます。


・キャラクターバリエーションは多くない

アクション性は、Blademasterなら低く、Marksmanなら高いという印象。Blademasterは近接戦闘が主体となりますが、当たり判定が大きくて攻撃を受けてしまうこと(画面では距離があっても)が多い。間合いが大雑把で、アクションゲーム的な駆け引きは楽しめません。


・当たり判定が微妙すぎる

対してMarksmanは銃撃戦が中心となり、思っていたよりもTPS/FPS的な楽しみ方が出来ます。弾薬やリロードの概念はなく、基本的には撃ちまくりスタイルになりますが、撃ち続けていると照準が開くようになっているため、極度のアサルトプレイは自制されるようになっています。

確かにガチンコのSTGと比べるとヌルイレベルなのは否定出来ません。ただし、HellgateはあくまでRPG。RPGとして見ればこの銃撃戦の駆け引きは良くできている方ではないでしょうか。予想していたよりもSTGな作りで嬉しい限り。


・一人称視点でもプレイできます

シングルではダンジョンは入る度に構造が変化するというわけではなさそう。異なるキャラでプレイすると少し構造が違っていましたので、初めにどんな構造になるかがランダムとなり、後はその構造が固定されるタイプなのでしょうか。これだとシングルは飽きが早そうな懸念が浮かび上がります

一つのダンジョンは小さめ。スピードランすればクリアに数分もかかりません。ハック&スラッシュですので、これぐらいが丁度いい長さでしょう。これならちょこっとやってみるかと気軽にプレイできます。

しかし、マップのバリエーションが気になるところ。デモでは倫敦の町と地下が登場しますが、延々とこれが続くのは勘弁して欲しい。

グラフィックは当方の環境なら、フルオプションでも30fps以上キープで動作。重さの割にはインパクトがなく、安っぽい雰囲気が漂う。公開されていたスクリーンショットと比べても劣化しているような気も…。製品版ではクオリティが向上していることを願います。


・グラフィックの質はイマイチ

10月・11月のラッシュの中で、一番購入意欲が沸いた本作。バランスがいびつな部分がありますが、修正されていけば化けそうな雰囲気。そこがオンラインゲームの強みでもあります。COOPにハックスラッシュに、熱中できそうなRPGですね。

気がかりなのは日本語版を受け持っているバンナムが音沙汰無しになっていること。「全国同時サービス」、「日本語版先行(※カプコン)」等…代理店の大法螺をいつも見ているだけに、もはや慣れてしまっている感がありますが、「また口からデマかせか」と苦言を呈せざるを得ません。別にゲームは英語版でも構いませんが、課金はやはり日本を通して行いたいんですよね。