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10/17/2007
Painkiller: Overdose Demo
Painkiller:
Overdose Demo
愚作。フルプライスで販売するレベルに達していない。Painkillerの冠を付けることすらおこがましい。デモからはPKの高揚感がほとんど得られず、デモだけに限って言えば駄作である。
武器は新しいものに変わっているが、見た目が奇抜なだけで没個性。使い物にならないものから強力過ぎるものまで、バランスが取れていない。使ってみないとどんな武器なのか判別つかないのも問題であり、デザインも悪趣味なだけで前PKのような格好良さ、銃撃した時の爽快感がない。
マップは、まず視認性の悪さが目に付く。敵が背景に混ざって区別しにくい。敵の配置はおざなりで、適材適所を考えられていない。敵のルーチンに合ったレベルデザインになっていないのだ。マップを作ってから、テキトーに敵を配置しましたと聞いても驚きはしないつくりである。前PKの敵も登場するが、このせいでポテンシャルが埋もれてしまっている。
このデモでは戦闘中にメタルは一切流れない。PK=メタルアルバムと言っても過言ではないほどBGMに力が入っていて、インストゥルメンタルだけでも聞く価値があった。エンドクレジットの安っぽいハードロックを聞く限り、Mindware
Studiosには鋼鉄魂を期待出来そうにない。