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12/23/2008

そろそろ2008年を振り返ってみようか

2008年も残すところ後数日となった。例年通り、一年を振り返ってみたい。

・GameSpy - PC Awards Recap
・G4 - X-Play - Gphoria 2008
・Eurogamer Readers' Top 50 Games of 2008 Article
・GameSpot's Best Games of 2008: Year in Review
・The Edge Awards 2008 | Edge Online
・IGN PC: Best of 2008

  今年はとにかくRPGが強い年だった。それに比べてFPSはいまひとつという印象が強い。Crysis:WarheadやS.T.A.L.K.E.R.: Clear Skyは確かに良くできていたものの、前作のリソースあってこその内容でインパクトにやや乏しい感は否めない。

  というわけで、個人的に気に入った作品を以下に挙げてみよう。なお、今年リリース及び発売されたものに限る。

Fallout 3

 Bethesda Softworksらしい安定感のある仕事振りが発揮された一作。多少、旧作のネタを食い散らかした粗さはあるが、RPGとしての内容は期待値通り。ターン性ストラテジーだったシステムをよくリアルタイム性のアクションゲームに落とし込んだものだと感心する。アイロニズムに富んだ演出と一貫したテーマもお見事。The Elder Scrolls IV:OBLIVIONで不満を抱いた冗長なコピー&ペースト的マップを改善した点は高く評価したい。今年を代表する一作として異論の余地はないだろう。

Mass Effect

  これまた老舗BioWareの力を見せ付けられた一作。どの選択しても破綻せずに話が続いていくスムーズなダイアログシステムと写実的なキャラクター表現は“映画的なゲーム”を定義をしなおしたと言っても過言ではない。謎が徐々に解き明かされ、終盤に向けて一気に畳み掛けるストーリー展開には思わず引き込まれた。三部作ながら起承転結をしっかり用意し、気持ちの良い区切り方をしていて一つのゲームとして完成している点はポイントが高い。続編もこの調子で期待したいシリーズだ。

Mount & Blade

  コツコツとここまでバージョンアップを継続しているトルコ人の情熱に思わず惚れた。見た目は大金を投じた大作と比べると見劣りする部分は否めないが、国盗ストラテジーと剣戟アクションRPGの融合という新感覚なゲーム内容を評価したい。活発なコミュニティと今後の発展への期待を込めて注目したい作品だ。

8bit killer

  古き良きオーセンティックなFPSスタイルを強襲し、様々な作品へのオマージュを盛り込みながらもしっかり方向性はまとまっていて非常に洗練されている。その完成度の高さは市販ソフトを上回る出来映え。カッティングエッジなインディーズの底力を感じた一作。

やり残したことと来年に向けて

 今年中に遊びたかったが時間的制約により遊べなかったタイトル。来年は絶対に遊んでやるぞということで挙げておく。

・Gothic 3: Forsaken Gods
・Hinterland
・King's Bounty: The Legend
・Sins of a Solar Empire
・X3: Terran Conflict

  来年は期待しているタイトル群がリリースされるか楽しみ。今年はこれぞというFPSに欠けていたので来年こそは期待したいところだ。なお、このサイトは今まで通りにテキトーに日記を書きながら継続していく予定です。諸兄、諸姉共に来年もよろしく。