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04/11/2009
NecroVisioN - Painkillerの再来
チャプター6で主人公が戦わなければならない理由や敵の存在が明らかになってきた。そして、ねんがんのシャドウハンドをゲットしたぞ!
シャドウハンドの攻撃は強力で大抵の敵は二発で倒せる。鋭い爪でジャキジャキと切り刻むのが気持ち良い。チャプター6からはキックや打撃が通用しない(転ばせない)敵が出てくるため、シャドウハンドを主軸にしたコンボを狙うのがベターだろう。ただ、シャドウハンドは打撃と比べて、威力や使い勝手が良すぎるので大味な感じがする。
シャドウハンドは打撃だけでなく、スペシャル攻撃を持っていて、ゲームを進めると増えていく。現在、スペシャル攻撃は火の玉と杭の二つを持っている。これらのスペシャル攻撃の弾数は敵をシャドウハンドで倒すこと(※コンボを発生させるだけで良いみたいだ)でリチャージできる。
たとえば、敵をシャドウハンド(※コンボ)で一回倒すと、火の玉が一発、杭が数十発使えるようになる。スペシャル攻撃の残弾は表示されないため、弾のマネージメントがやりにくいのが難点だ。スペシャル攻撃をしようとしたら弾がなかったなんてこともある。
スペシャル攻撃は1キーを押すことで切り替えが可能。ちなみにチャプター6からはスコップ、剣、ランプ、手榴弾などは出てこない。ここからはシャドウハンド一択となる。また、銃はヴァンパイアの武器(ヴァンパイアサブマシンガン、ヴァンパイアショットガン、ヴァンパイアレーザーなど)しか出てこない。ゲーム性が序盤と若干変わってくるので好き嫌いが分かれるかもしれない。
メカニカルガーディアン(パワードスーツ)という乗り物が出てきた。乗り込むと自由に操作できる。武器はプライマリにロケラン、セカンダリにミニガンを装備しており、強力な火力がウリ。
メカニカルガーディアンが配置されている場所は大量の敵が登場したり、中ボスが何匹も出てくるところが多い。普段とは違った戦いが楽しめるようになっている。ちなみにメカニカルガーディアン搭乗時のみ、視点切り替え(FPS、TPS)が可能。
死体にアドレナリンを分け与えると仲間になる。あまり頼りにならないが、おとりとしてなら役立つかもしれない。
やはり面白い。最近のトレンドに対するアンチテーゼというか、昔懐かしさを感じさせる作品だ。マップ内を駆け抜け、敵の攻撃をかわし、銃撃を叩き込む爽快感。FPSとはなんたるかを改めて再認識させられる。
知名度が低く、ゲーム性もわかりづらいせいか話題になっていないが、PCゲーマーならプレイしておいて損はないと思う。昨今のソフィスティケートされ過ぎた軟弱な大作FPSに不満を感じる人も、本作なら満足できるかもしれない。現在、チャプター7。ゲームフォルダを見ると、どうやらチャプター12で終わりらしい。レベルによってクリア時間は異なるが(20分~1時間)、結構ボリュームがありそう。