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03/03/2009

Tom Clancy's H.A.W.X Demo - 総理に命令されて

・Tom Clancy's H.A.W.X Demo

 ジャンルとしてはコンバットフライトシューティングになるだろうか。トム・クランシーおじさんの冠がついているからと言って、硬派なものを期待してはいけない。

 内容はカジュアルな味付けのシューティングゲームになっており、「航空力学?なにそれおいしいの?」「フライトものには興味あるけど、操作が難しいのはちょっと・・・」という人でも楽しめるであろう。



 操作に必要なキーは少なく、普段FPSしか遊ばない人にも馴染み易い。Wで加速、Sで減速、ADで武器切り替え、QEがヨー、ALTがアシスト、Shiftが機関砲、Fがフレア、Spaceがミサイル。これさえ覚えれば操作に関しては十分だ。

 機体は常に安定した飛行を続けてくれるので、現実的に考えて無茶苦茶な挙動をしても問題ない。墜落するとしたら建物や海に激突した時、または敵ミサイルが直撃した時ぐらいだ。


キャノピーがない件について。この飛行部隊は外の空気を吸いたい人ばかりなんだろうか。

 本作にはERSシステムというアシスト機能が採用されており、回避時や攻撃時にプレイヤーを誘導してくれる。

 敵機にロックオンされた場合はALTキーを押すとERSシステムが発動する。ERSシステムが発動すると赤い輪っかが回避経路を指し示す。この指示通りに輪っかをくぐっていけばミサイルから逃れることが可能だ。フレアは緊急事態に残しておき、普段はERSシステムで回避するのがベターだろう。

 また、こちらが攻撃を行う際にALTキーを押すと、攻撃に最適な場所まで誘導してくれたり、敵の背後を上手く取れるように指示してくれる。ERSシステムは操作の慣れない内は非常に助かる。初心者は立ち回りの勝手を掴むのに役立つだろう。


・ラジコン操作が難しすぎる件について。

 このデモには二つのミッションが収録されている。一つ目のミッションはラジコン操作を練習するミッション。このラジコン操作はコントロールするのが大変難しい。独特な操作方法には戸惑わざるを得ない。見た目は板野サーカスのような視点でカッコいいが、自由自在には動かせそうもない。

 一つ目のミッションはこの操作でクリアしなければならない。ラジコン操作なんてクソくらえだが我慢して進めよう。



 二つ目のミッションは戦闘機や戦車を破壊するミッションだ。ラジコン操作で溜まったストレスをここで晴らそう。

 市街地に潜んでいる戦車は水平方向からのミサイルは命中しないため、垂直方向からミサイルを叩き込むか、機関砲を乱射するといい。機関砲はショットガンのように散弾するが、当たり判定がチートのごとく広い。また、なぜかビルをすり抜けるので結構命中する。

 極めて無難な仕上がりで、特に秀でた内容ではない印象だ。ただし、PCではこのようなコンバットフライトシューティングは珍しいので購入する予定。また、製品版では4人COOPができるのも気になるところ。


・指揮官のおじさんがローゼン麻生っぽい

 いつものごとく動画を撮影し、Zoomeに投稿した。普通にプレイしただけなので面白みにかけるが、どんなゲームなのか雰囲気をつかめれば幸いである。