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09/30/2008

X3:Reunion - ビームしておくれ、ふるさとへ

  ファウンデーションシリーズを集中的に読み漁っていたら、宇宙をボーッと漂いたくなり、久しぶりにX3を起動する。特に目的はなく、ゲートで適当にジャンプしながら当てのない旅を満喫。やはりX-Universeの空気は心地良い。

  NPCの生活を眺めるのもなかなか楽しいものだ。たまたまNPC同士が争っている場面に出くわし、戦艦が一点集中で中型の海賊船を駆逐していた。色彩鮮やかなレーザーが一直線に飛んでいく光景は圧巻である。できれば敵には回したくない相手だ。私が現在搭乗しているM4級の戦闘機なら、一瞬であの海賊船のように海の藻屑と消えるに違いない。


ごーじゃす  でりしゃす でかるちゃー

  一度くらいは本腰を入れてクリアしたいものだが、冷め易い私の性分上、序盤で必ず挫折してしまう。X3はハードルの高いゲームである。やれることは沢山あるが、それをやるにはどうするかが分からない。X-Universeには様々なルールがあり、ひとつひとつのルールを習熟するのが大変。学ぼうにもゲーム内では説明がほとんどなく、インターネットでチュートリアルを眺めて始めて理解できる点がさらにハードルを上げる要因となっている。

  自分のスタイルを見つけることができれば最高のゲームに成り得る可能性を持っているが、そこに到達するのは一握りだけだ。言語による壁により、日本人にとってはさらにとっつきにくい。ごちゃごちゃしたユーザーインターフェイスからして、プレイアビリティの低さが伺えよう。もう少しソフィスティケートされていれば…と思わずにはいられない。

  しかしながら、そういった粗野なところを含めてがスペースコンバットシムの魅力と言われると返しようがないが。個人的には新作のX3: Terran Conflictに期待している。とっつきやすく洗練されていることを願って。