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07/24/2008

Devil May Cry 4 - むしろ変態と呼ばれたい

ダンテ編に突入。トリッシュさんとレディさんが登場し、盛り上がって参りました。長きに渡って、これを待っていたんだ。おっぱい、おっぱい!この世に「いいおっぱい」と「わるいおっぱい」があるとするならばDMCのおっぱいは間違いなく「いいおっぱい」だと断言できる。

一見ハリがありそうに見えて、実は弾力性にも富んでおり、シリコン臭さを払拭しながら天然であることを主張した繊細なおっぱい。リアルタイムムービーでありながら、これだけの深い表現を可能にしたアニメーター&モデラー陣の拘りには敬意を表さざるを得ない。日進月歩で進化していくグラフィックスの世界において、このおっぱいは今後指標となるだろう。どれだけ肌の質感に拘ろうと、おっぱいがダメならリアリティは生まれず、全てが無に帰す。



ダンテは剣・銃・回避・防御の4つのスタイルを扱え、ゲーム中は常にスタイルの切替が可能になっている。これにより4スタイルを交えた複雑なコンボの可能性が増え、よりスタイリッシュで軽快なアクションを発揮できる。ただし、これは当然のごとくプレイヤースキルに依存し、操作がマズければただのトロくさいアクションにしかならない。

ネロは悪魔の手によって、ワンタッチで敵を引き寄せることができ、コンボの繋がりが容易だったがダンテではそれができない。故に間合いの詰め方にもスキルが必要になってくる。剣や銃の火力はダンテの方が上のようだが(あくまで体感)、操作スキルはこちらの方が高く、上級者向けのキャラクターだ。テンポの良い攻撃(特にアキンボ)が可能なので、個人的にはダンテの方が好みだと感じる。操作の上手い、下手は置いておくとして…。4つのスタイルを自由自在に扱えれば、さぞ爽快だろう。



難易度はデビルハンターだが、これで個人的にはちょうど良いバランス。私はこういう類のアクションゲームが苦手なので、ボス戦の初回は結構やられてしまったりして、やや難しい感じで張り合いがあって燃える。一度目は軽くヌッ殺されてもパターンが掴めると、こっちのターンでキリングタイムが可能になってくるのは爽快に尽きる。ちゃんとそれぞれ解答を用意している点は上出来。こういう基本的なことが出来ていないゲームが恥ずかしながらいくつも存在するわけで…。

ボスにやられるとボス戦の前からコンテニューが可能なのだがスコアに影響してくるのが痛い。解せないのは連続してやられると(2回目から?)ボスが手加減してくる点だ。これは頂けない。

初心者救済の策かもしれないが、強制的にこういうことをされると困る。本気の対決だからこそ燃えるのであって、戸愚呂60%を倒しても嬉しいわけがなく、夢想転生を習得していないラオウをハメ殺すのはただのズル。あすか120%ファイナルが望ましい。手加減されたくない場合はコンテニューを止めて、ステージの始めからやり直すしかないのはいかがなものか。そんなのは面倒なだけの作業に過ぎない。トライ&エラー性が高いDMCにおいて、この仕様は致命的。

 

ストーリーはありがちな勧善懲悪。ネロとキリエの絡みはテンプレート通りすぎて、こっ恥ずかしい感が否めない。ダンテの存在もありがちと言えばありがちだが、皮肉や三枚目風の雰囲気によって中二っぽい痛々しい感じが緩和されている印象。暑苦しい熱血漢よりも、口ではウダウダ言いつつもやるときゃやるタイプの方が好みかもしれんね。青臭いのは見てて疲れる。