« POWER DoLLS - ファン命 | トップページ | Devil May Cry 4 - 変態で構わない »

07/22/2008

Devil May Cry 4 - あまいあまいあまいあまいこいびと

はい、だヴぉーめいくらい。IFGさんでUS版を注文していたが、なかなか再入荷されない。「アジア版が1000円安いから、そっち送っといたわ」ということでようやくプレイに至る。

海外版はいずれもマルチリンガル仕様、US・UK・ASIA版だろうと日本語でプレイ可能だ。海外版が国内版と違う所は説明書が英語、ボス戦にしょうもないJPOPが流れない点のみ。国内版で流れるJPOPはゲームの雰囲気に全くそぐわず、ボス戦の緊張感を台無しにするだけの無用の長物。むしろ海外版の方がアタリと言わざるを得ない。

こういう世界観をブチ壊しにするタイアップを見る度に虫唾が走る。例えるならばアンパンマンのテーマソングが「アンアンアンとっても大好きどらえもん」の如き愚行。そんなのは誰も望んでいない。

ドクロちゃんは「ぼーくさーつてんしー  バットでドスドス  ドクロちゃーん」だからいいんだ。歌を聞いただけで内容が即座に理解できる。ぴぴるぴるぴるぴぴるぴー。何を言っているのか理解してもらおうとは思っていない。



今日は軽くしかプレイしていないので雑感だけに止(とど)める。

難易度はヒューマンとデビルハンターが用意されており、DMCシリーズの経験が浅い私はヒューマンを選んで始めた。しかし、デモで登場したベリアルがあまりにもヌルすぎると感じたため、デビルハンターに変更して遊んでいる。

ザコは余裕かまして殲滅できるが、ボスはいずれも手強く、気を抜くとゲームオーバーに陥る難易度。回復アイテムも適量しか置いていない。このタイプのアクションゲームが苦手な私には丁度良いバランスだ。現在、カエルさんにヌッ殺されて不貞寝中。



ゲームを進める毎に技を覚えていくのかと思いきや、敵を倒して現れるオーブを使って技を取得していく方法が採られている。何を先に覚えて、どういったタイプで進めるかはプレイヤー次第。

ただ、難しい技はオーブ必要量が高く、選択肢はそれほど多くない。現時点ではあまり技を覚えていないため、複雑なコンボが展開できず、このゲームの本質に触れていない状態だろう。自由自在にコンボを繋げられてくると面白くなりそうだ。

このゲームのファンにとっては当たり前のことかもしれないが、アクションの繋がりがシームレスで動かしていて気持ちが良い。アクションゲームで動かして気持ち良いというのは重要。アクションのレスポンスが悪いゲームは操作していてイライラする。やはり、ここらへんは日本メーカーの土壇場だろうか。伊達に4作を作っていないだけはある。



デモでも感じたが、定点カメラの視点はプレイしづらい。カメラを自分で動かせるところもあるが、TPSのように自由自在とはいかず、制限がある。急にカメラが切り替わって操作に戸惑ったり、見えない死角から敵に攻撃されるとフラストレーションが溜まってしまう。いつまでもバイオなんたらを引きずっていないので、そろそろ脱却する頃じゃないだろうか。これではせっかくの3Dアクションを存分には享受できない。

もっとガッツリ悪魔祓いするのかと思っていたが、パズルの頻度がなかなか高め。難易度は低く、頭を悩ますようなものはない。あくまで戦闘の小休止という形で用意されている。ただ、戦闘はぶつぶつ区切られていて、点々としている感が強く、どうも煮え切らない。もう少し一回当りの戦うスパンが長いと嬉しいのだが…。そういう人にはLegendary Dark Knight Modeなんだろうか(敵が大量に登場するらしい)。