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06/20/2008

Fallout1 - 魔法にかかってしまった残念な子

振り上げた拳を天空に掲げながら、今日も救世主伝説プレイ。今宵は序盤の難所でもある、バンディットのキャンプから人質を救出する任務を遂行する。今回の主人公はガチンコの武闘派タイプに設定した為、必然的に喧嘩せざるを得ない。話術で平和的解決を行う気は毛頭ないのだ。

 

それでも、いきなりブン殴るのは公平ではないので、入り口に突っ立っている輩に挨拶しておこうとしたら、出会い頭に武器を振り回してきた。知性も何もあったもんじゃない。これならそこらへんを放浪している、みゅータンの方がよっぽど話が分かるってもんだ。

戦闘が開始したのを聞きつけたのか、バンディットの仲間がうようよ集まり、リンチされて終了。バンディットは小銃を持っている者も居る為、近接攻撃オンリーの私では分が悪い。バカみたいな特攻ではやはり無理みたいだ。なにか策を練る必要がある。ちなみにヤツらは沸点が高いのか、まともに会話もままならない残念な子ばかり。

どのくらい残念かを例に挙げると…

デコビッチ:かわいい子がさりげないダジャレを言うと萌えます。高度なダジャレほどよいですね。というわけで、みんなでダジャレを言いましょう。
みのりん:をぉぉぉ。ダジャレー。
デコビッチ:あ、綾の時代はマイケルジョーダンのネタが流行った。
みのりん:どんなのー。
デコビッチ:マイケルジョーダンが冗談を言う。まぁイケてる冗談!っていうのが流行った。
みのりん:をぉぉぉー。
ゴトゥーザ様:あー、スゴイ、スゴイ。
みのりん:ねー。まぁいけてるじょうだん?まいけるじょうだん?
デコビッチ:みのりん、分かってないの?
みのりん:わ、わかってるよ!
ゴトゥーザ様:り、リスナーに説明してくれたんだよね!?


(中略)


みのりん:校長先生絶好調!

デコビッチ:あー、聞いたことある。
ゴトゥーザ様:あるような気がする。
みのりん:校長先生絶好調!あっ、絶好調の校長が好調なんだ!
デコビッチ:いま、気付いたのっ!みのっりーん!
ゴトゥーザ様:えー、みのりーん。
みのりん:うん、いま気付いた。言った後、気付いた!
ゴトゥーザ様:あぁー
デコビッチ:気付かないもんだよねー(棒読み)


このくらい残念である。仕方がないので各個撃破作戦を講じてみることにした。つまり、一人ずつ誘き出しながらチマチマやっていく戦法だ。もし、敵がワラワラ集まってきたら外へと一旦逃げる。そして、またマップに入りなおし、一対一の関係へと戻す。これを基本的な戦術とする。相手が一人ならば必ず勝てる自信がある。かなーりマンチキンっぽい卑怯極まりない戦法に見えるかもしれないが、ゲーム上で通用する方法である限り、それは有効な手段ということにしておく。というか、そうでもしないと近接攻撃オンリーでは厳しい。

チート使ったり、数値を弄ったりするような行為は明らかにズル。クリアした達成感もカタルシスも何も得られない、プレイする価値のない最低の行為であるが、ゲーム中で可能な手段であればズルだとは思わない。一時退却やヒット&アウェイは戦闘において重要な戦術の一つだ。



各個撃破作戦を用い、バンディットの大量殺戮に成功する。バンディットのボスは仕掛けたダイナマイトのトラップにハメて、大ダメージを与えた後にブン殴りで対処。人質も無事救出することが出来た。戦い方さえ考えれば、素手だけでもクリア出来そうな予感。(※ちなみにダイナマイトや爆弾はアリとしている)


中文翻訳MODを使うと、日本語表示も出来るみたいだ。試しにやってみたら綺麗に表示されて、思わずテンションが上がった。Falloutは交渉や会話が楽しいゲームだけに、日本語で遊べると助かるのだが…問題は文章量だ。あれだけの文章を訳すとなると相当骨を折る作業。いちいち訳すくらいなら、英文流し読みした方が早いと思ってしまう。