« Psi-Opsフリー化 | トップページ | Mass Effect - あてのない旅 »

06/12/2008

Mass Effect - だーれが殺したクックロビン

でた、泣きゲー。Mass Effectはエロゲーかつ泣きゲーでもあった。正統派RPGの体裁をしながら、HentaiゲームをリスペクトしたBiowareの偉業を讃えたい。


ヴァーマイアーのミッションクリア。ここは重大な選択が用意されており、どっちを選んでも悲劇が待っている。今までのようにチャームのスキルで解決は出来ない。争いとは常に非常なもの。この結末はあまりにも悲しすぎる。

なぜ、こんなに悲しくて、苦しいのか。胸が締め付けられる思いを感じるのか。それは司令官であり、チームのリーダーである私が選択した結末だからだ。ハイクオリティオナニームービーを一方的に見せられ、登場人物たちが勝手に寸劇を行うのならば、こんなにも心に訴えなかったはず。花売りの売春婦が長髪のイケ面に日本刀で刺し殺されようと、悪役とヒロインが世界一ピュアなキスをやろうと、私の知ったことではない。

しかし、今回は私に選択が委ねられ、私はある決断をせざるを得なかった。自ら決定したのだから、それ相応の責任は負わなければならないのは当然のこと。だから、たった一つの選択がこんなにも胸に響き、心に訴えかけるのだ。

例えるならビアンカか、フローラか、目先の欲に目を奪われ、フローラを選んでしまった時の苦しみ。もう、戻れないあの頃。傷付くことを躊躇っていた幼い日々。心の奥底に残ったまま消せない痛み。君が望む永遠のような後悔と葛藤。自責の念はいつまでも消えない。このシーンは事態が緊迫していて、指揮官としての苦悩がひしひしと感じられた。これは心で泣かざるを得なかった。私はコマンダーシェパードだ。コマンダーシェパード以外の何者でもない。

Mass Effectは正統なシネマチックRPGだ。大金を費やしたであろうハイクオリティなムービーを自慢するだけのRPGとは天と地ほどの差がある。



気になっていた謎が徐々に明かされてきた。ここの展開は早くて、ついついのめり込んでしまう。そろそろ終盤の雰囲気が漂ってきた。

それにしても、あの一件以来アシュレーとの仲が良い。パーティに一度も加えていなければ、会話も行っていないのに、いきなりフラグが立ってビックリだ。そら、クララもビックリして立ち上がる。個人的にはタリさんか、フェロスにいるシアラさんとくっ付きたいんだが。アシュレーは元からエンドオブ眼中組。