« 4gamerからのお届けもの | トップページ | World in Conflict - どうみても良作です、本当にありがとうございました »

02/19/2008

World in Conflict - RTTって楽しいね

時系列がバーラバラ。なにこのなんたらハルヒの憂鬱。というわけで引き続いてWorld in Conflictの時間です。

キャンペーン5まではソ連が侵略を始めた直後のお話が描かれていたが、キャンペーン6はそれよりも前のエピソードとなる。キャンペーン5で「禁則事項です」を起こし、プレイヤーに衝撃を与えながら、次にホッとさせる場面を用意してくる辺り、シナリオライターの巧みさが窺える。前の日記でも書いたが、お話の持っていき方がほんとうまい。

食わず嫌いはいけないとつくづく思う。WiCは私が持っているRTS(RTT)に対する悪しき価値観を叩き壊してくれる。出会えてよかった。



キャンペーン6からはヘリが追加された。ヘリは対空手段を持たない戦車をリンチできる上、目的地へ瞬時に駆けつけられる機動性がウリだ。前線が破れ始めても、ヘリを呼んで時間稼ぎをすれば巻き返しも十分可能となる。今まではちんたら移動するユニットばかりで、こんな戦術は取れなかった。しかし、その分だけ忙しくなったのも否定できない。

また、空爆命令に追加された空挺部隊も優秀なユニットだ。ロール時間が少し長いが、無限に使用できる航空支援は強力。ロールしている間だけ森や家に隠れさせておけば長生きできる。ただ、同じく忙しさに拍車が掛かる。

WiCはどのマップも景観が美しいから困る。ヘリや戦車もいちいちかっこよくて、ついつい見とれてしまい、敵に不意をつかれることもしばしば。しかし、この箱庭戦争感が楽しい。今度はリプレイを取ってじっくり眺めてみたいと思った。



次は墜落したというロシアのステルス爆撃機から情報を奪取する任務。隠密作戦ということで、扱えるのは歩兵ユニットのみらしい。ミッションにバリエーションがあっていいね。

前から不満に思っている、なんとなくクリアできてしまうところは相変わらず。シングルは良く悪くも演出やシチュエーションを重視し過ぎるあまり、戦術性がおざなりな部分がある。パーに対して、グーでゴリ押しできるような感じというか。