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01/08/2008

Thief - 今日も今日とてあっちょんぶりけ

はい、お盆休みが終わりました。長い休み明けで精神状態が終わっているUNKさんです。ということでThiefをプレイ開始します。

FPSで味わうスニーキングのドキドキ感は格別である。リーンして向こうを覗き込み、一瞬の隙を見てブラックジャックを決めた時のしてやったり感、目の前を敵が通り過ぎる時の緊張感、通り過ぎた後の安堵。これは主観視点でなければ決して味わえない醍醐味だ。

TPSではキャラクターを操作した時のビジュアルのかっこよさはあるが、プレイヤーとゲーム世界を隔てる空隙が大きく、上記のようなスニーキング時のドキドキは得られ難い。なにより、TPSだとどこか他人事のように感じられてしまう。ゲーム世界を体感するにはFPSが最適なのは言わずもがなだ。

サウンド、アクション、ビジュアル…Thiefではゲーム世界を体感させるためのシミュレート部分が実に良く出来ている。特に、音響と人間臭いAIは特筆すべき点だろう。壁に反響する足音や物音はリアリティを感じさせ、まるで自分がそこに居るかのような錯覚を抱く。また、AIの反応は鈍すぎず鋭すぎず、ドキドキを感じさせるギリギリのラインをうまく弁えており、ゲームとして面白みのある絶妙なバランスを保っている。

最高の泥棒シミュレーター - それがThiefである。


・ガンマ値をいくつに設定すればいいのか、いつも迷う。