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11/01/2007
Clive Barker's Jericho - バーカーの映像集
クリア。ラスボス前の展開が衝撃的。驚きのあまり笑ってしまう始末。
エピローグはあっけなさ杉。もう少し余韻に浸らせて欲しい。
デザインはとても素晴らしい。バーカーファンならこれだけでも買う価値あるんじゃないかと思われ。ただし、昨日の日記で書いたプレイ感は最後まで変わらず。肝心のゲームとしての出来は「もっとがんばりましょう」。典型的なアーティスト主体のゲームで、ゲームクリエイターが作ったゲームではない。それはレベルデザインを見ても分かる。アートとしては素晴らしいが、ゲームとしては全く面白みのないデザイン。
部隊行動は失敗していると言っていいでしょう。中途半端なものを堂々と発表する神経を疑う。実現可能か否かを見極めて、時にはバッサリ切り捨てるのも優秀なクリエイターの条件です。この出来では、愚かだと言わざるを得ない。
BFGだと切り捨てたいが、アート部分でなんとか持ちこたえている印象。映像が素晴らしければ、ゲームとしての粗は見過ごせるという悪しき一例なのかもしれない。感想は書くかもしれませんし、書かないかもしれません。書くとしたら、昨日の日記に近い内容になるでしょう。