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10/02/2007

○○の秋(空白に文字を入れてみよう!)

今日もTwo Worlds。オークから盗んだ馬(ドラゴン?)を駆り、ようやくマップの端まで到着。そこには案の定、地獄が広がっていた。奇妙な生物に、主人公の何倍の大きさのあるドラゴン。恐怖に怯えた私はいそいそと引き返す。

あまり時間を取れない故、細々としか進めていないが、Two Worldsはやり直し等を含めると計20時間はプレイしていることになる。最近、飽き性の気が強い私にしてはよく持っている方だ。自分でも驚いている。それだけTwo Worldsとは馬が合っているのかもしれない。

Two Worldsはハック&スラッシュをノンリニアにしたRPGだ。極端なストーリー進行上の縛りは一切無く、プレイヤーは自由に旅をすることが許され、豊富に用意されたクエスト及びサブクエストもいつでも好きな時に進められる。やらされていると感じる制約や障壁は一切ない。

ゲームのシステムはハック&スラッシュの影響が強い。同じタイプの武器を合成するスタックシステムや際限のないエンチャントはやり込み性がある(ただしバランスに問題あり)。また、敵は装備品をドロップし、宝箱なども沢山配置されているお陰で、アイテムを求めて探索する気にさせる。手当たり次第に洞窟を探し、バンディットやオークのキャンプ漁りに夢中になったことは数え切れず。

戦闘システムはアクション性が高く(PSOに近い)、プレイヤースキル次第では多少の差を埋められるのが魅力である。バックステップを駆使してヒット&アウェイ戦を極めれば、強敵相手でも無傷で勝利することも可能なのだ。極端に言うとクリックだけで済むクォータービュー(トップビュー)のハック&スラッシュとは違う、3D空間を活かした戦闘が展開していくのだ。

もちろん粗は目立つし、一癖も二癖もある。どこかB級感が漂っているのは紛れもない事実。しかし、ソフィスケートさが足りない粗暴なところが逆に、唯一無二の雰囲気を醸し出す結果に繋がっている。また、なぜか続けてしまうハック&スラッシュ的な中毒性もしっかり孕んでいて、久々に熱中出来るRPGだと個人的に感じる次第である。

Painkiller:overdoseやJerichoまでは特にやりたいものもなく、Two Worldsの日記はまだまだ続く予定。FPS UnKnownと看板に書いているのに関わらず、ここのところRPGネタばかりで大変申し訳ない。人生には嘘が付き物。生きていく為には付かなくてはならない嘘もある。ぶち開けて言えば、私の人生全てが偽りに過ぎないのだ。



先日、サイバーパンクの話題から「クローム襲撃」、「モナリザ・オーヴァードライブ」、「ニューロマンサー」を読み返し(「カウント・ゼロ」は神隠しに遭っている)、久々にSF熱が再燃してきた。本屋という空間が好きではないが明日寄ってみようと思う。季節柄、読書の秋という事で…。

ハヤカワのHPを見てみると面白そうな新刊が出ている。ハードSFはあまり得意分野ではないので、軽めのスペースオペラが読みたい気分だ。グレッグイーガンのような理論武装考証は眠くなる。