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02/14/2009

The Elder Scrolls IV: Oblivion - 目的達成ではなく、過程を楽しむ

  たまに無性にやりたくなるシリーズ第三弾「TES4」。Kvatch城の地獄ゲートを閉じると満足してしまい、まともにメインクエストを進めることなく中断を繰り返すこと既に三回。それまでの過程は十分楽しんでいるので文句は無いが、やはり中途半端に止めてばかりは情けない。今回はゲームクリアまで到達してやるぞと意気込みを込め、新たな冒険を開始することにした。



  といいつつ、中断してしまいかねないのが私である。これまでの私のクソ日記を拝見下さった諸姉には周知の事実であろう。

・TES1は一つめの欠片を入手したところで中断
・Fallout 2はグールさんを仲間に加えたところで中断
・Gothic 3はサブクエスト回収で中断
・英雄伝説VI 空の軌跡は初めのクエストが一段落付いたところで中断
・Grand Theft Auto IVはリトルジェイコブが仲間になったところで中断(いや、中断ではなく現在進行中である!)
・Saints Row 2はサンズ オブ サムディのミッションを進めている途中で中断(いや、中断ではなく現在進行中である!)…etc。

  いやはや、情けない次第である。傾向的には20、30時間過ぎた辺りから中断癖が発動してしまうようだ。だらだらと遊べてしまう箱庭タイプのものだとか、ノンリニア系と呼ばれるゲームとは相性が悪く、積みゲータワーの糧になることもしばしば。

  TES3をしゃぶり尽くすように夢中になって遊んだマキシマム躁状態の学生時代にはもう戻れない。君が望む永遠のごとく、取り戻せない過去と化した。



  今回はMOD等を何を入れず、バニラな状態で遊ぶことにする。昨夜、「MODを楽しむのは本編をきちんとクリアしてからでいいじゃない!」と明晰夢の中で啓示を受けたからだ。

  種族はTES4随一の癒しキャラ「カジット(猫さんだよ)」に決定。TES1の頃のカジット族は肌が白いだけの人間だったが、TES3から可愛らしい猫さんの風貌に変わっている。私が愛する種族の一つだ。

  TES3の時はトカゲさんのアルゴニアン族も愛していたが、TES4ではリアル化の弊害を受け、ものすごーく怖い風貌に変化してしまったので残念ながらエンドオブ眼中である。アルゴニアンはテクスチャボケボケ、ポリゴンカクカク時代の方が愛嬌があった。

  これまではどうしても脳筋系のクラスを選んでいたので、今回は魔法使い向きなクラスを選択した。近接戦にもつれ込むまでは華麗に魔法で戦うキャラクターにしたい。メジャースキルは魔法系のものを中心に選び、残りに重装備と剣のスキルを選択。

  ただ、武器スキルは剣よりも殴打を選んだ方がよかったかなとすでに後悔したりしている。メイスで撲殺したり、大斧をブンブン振り回す魔法使いの方が面白そうに感じたからだ。しかし、TESシリーズは昔から剣以外の武器に対する迫害が激しかったので踏み切れなかった。



  これはTES以外のゲームにも言いたいが、もっと槍とか斧が活躍できる機会を与えて欲しい。みんながみんな、剣を振り回せたら満足なんて大間違いだ。剣至上主義が斧フリークやらメイスフリークのロールプレイの幅を狭めていることに気付いて欲しい。剣至上主義が貫きたいのなら、わざわざゲーム中に斧なんて出さず、剣だけでよかろう。ネタ武器的な扱いにはもう沢山だ。登場させたからにはきちんと責任を負うべきである。

  とりあえず、今回はメインクエストを中心に進めていくつもりだ。エンディングを拝むまでは頑張って続けていきたいと思う次第である。蛇足だがFallout 3の影響でV.A.T.S.が使いたくて仕方ない。そう思うのは私だけだろうか。どなたかTES4でV.A.T.S.が使えるようになるMODを作って頂けないかしら。