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02/05/2009

Saints Row 2 - 正当な粛清

  ついにローニン壊滅。ローニンのシナリオは起承転結がしっかり用意されており、一本のゲームを終えたような満足感が味わえる。他の勢力もこれくらいきちんと作られているんだろうか。楽しみだ。

  ローニンの中で一番日本語の発音が危ういカズオ・アクジとの対戦はあっけない内容だった。これならジュンイチとの一戦の方がまだ手応えがあったのではないだろうか。以前にも言ったが、近接戦や銃撃戦の出来はお世辞にも良いとは言い難く、単調な感は否めない。



  ただし、ミッションに突入するまでに、ムービーを用いて燃えるような展開へとお膳立てしてくれるので、戦闘に対する不満はあまり感じにくいか。シチュエーションさえ凝っていれば、多少の不出来は見逃してしまう。雰囲気ゲー的なところは少なからずあると言えよう。メインミッションの難易度はほどほどに抑えられ、スムーズに先へと進められるテンポの良さもプラスに働いているように思う。

  もし、せっかくストーリー展開に興味を持っても、理不尽な難易度のミッションが続くとフラストレーションが溜まり、楽しめるものも楽しめなくなる。得てしてクライム系ゲームのミッションとはそういうものが多い。他のクライム系ゲームと呼ばれるタイトルを遊ばれる諸姉なら、いくつかの例が思い浮かぶことだろう。



  ローニンを殲滅したことでローニン専用バイクや車両がアンロックされた。こいつは嬉しい。これで気兼ねなくバイクをブンブン乗り回すことができるお!バイクの名前が「TETSUO」や「KENSHIN」になっているが、ネタ元はやっぱりマンガやアニメなんだろうか。

  あと、ギャングスタイルにニンジャが追加された。ギャングスタイルとは仲間NPCの容姿を変更できるシステムのことだ。ギャングスタイルをニンジャにすると、仲間NPCがまさにニンジャになる。こういう作り込みまでちゃんと行っているのは偉い。