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10/19/2008

Alien vs Predator - 自室でゴキブリを発見した時の恐怖

  プレデター編。ついにエイリアン襲来。逃げ惑う海兵隊にキャノンをブチ込む前半とは異なり、エイリアンが登場する後半はホラーゲームさながらに変化する。エイリアンはプラズマピストルのスプラッシュダメージで簡単に倒せる相手だが、あの凄まじい勢いと数で攻めてこられるとパニック症候群じゃなくてもパニックを起こさざるを得ない。ホラーゲームを謳っているものよりも数倍恐怖を覚えてしまう。現在はプレデターのため有利な立場にあるが、これが海兵隊編になると更なる恐怖へと発展する。

  AvPは一定時間で湧くシステムが採用されており、個人的にはこういうシステムは嫌いだ。敵を殺戮すればマップを悠々と闊歩できる方が好みである。しかし、AvPではこのシステムにより恐怖感が持続されるようになっていて、サバイバルホラーとして上手く機能していると思う。不意打ちを食らう可能性が常に潜んでいるため、ここの敵は倒したなと安心することはできない。

  ただ、エイリアンの沸き頻度がやや高過ぎる感は否めない。部屋を調べていたらドンドン現れて、探索どころではなかった。やつらのカサコソ音は真夏のゴキブリのごとく不安感を煽りたて、休む暇を与えない。

  AvPは古いゲームであるが、エイリアンの造形が忠実に再現されていて感心した。あまりゲームプレイ中にまじまじ見る機会がないのがもったいない。